みなさんこんばんは。
本日,ミラグロス・マルティネス・ドミンゲス監督(ミラ監督)と,小澤哲也通訳兼コーチ(テツさん)の退任が発表されました。
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ミラ監督が鈴鹿に来たのは,2019年の年明けでした。
JFL昇格初年度,そして辛島監督退任の後,なかなか監督が決まらなくて,やきもきしていました。
そして,待ちに待った発表が,スペイン人の女性監督でした。
あまりの予想外に,嬉しいとか,驚くとかではなく,ただただ,心配だったことを覚えています。
ミラ監督を招聘したものの,鈴鹿にはスペイン人監督を迎える準備が十分ではなく,通訳もコーチも決まっていませんでした。
いや,通訳だけでなくJFL初年度の大騒ぎで,とにかく何もかも遅れていました。
ナカニシはやっぱり心配でした。
大丈夫かこれは?
ちゃんとJFLの運営ができるのか?
監督も十分なフォローができていなかったと思います。
はるばるスペインから来てくれたのに,申し訳ない気持ちでした。
そんな中で,ミラ監督を支えてくれたのが,小澤哲也通訳兼コーチです。
そして,初年度は岡山一成コーチ(現VONS市原監督)もスタッフに参加してくれました。
テツさんを始めて見た時は,「小室哲哉に似た人だな」と思いました。
男前で,良くサッカーを知っていて,なんか良い感じの雰囲気の人でした。
練習では,誰よりも大きな声でミラ監督の言葉を通訳し,練習の準備など細々としたこともしてくれました。
そして,選手たちの相談に乗ったり,ミラ監督の伝えきれないことを話したり,とにかくテツさんとミラ監督は二人三脚でした。
テツさんは,いつもサポーターに感謝の言葉を言ってくれていました。
テツさんは,負けた試合の後「すみません」といつも謝っていました。
初年度は,何をしても勝てない日々が続き,降格が怖くて怖くて仕方ありませんでした。
でも,そんな時でも,ミラ監督の笑顔は,選手達だけでなく,サポーターにも十分に届いていました。
そんなミラ監督の横には,いつもテツさんがいてくれました。
2019年が終わり,2020年からはずっとコロナウイルスが猛威を振るいました。
ミラ監督のスペインへの帰国も,自由にできなくなりました。
練習もできず,試合も開催されず,みんな辛い思いをしていたと思います。
ミラ監督とテツさんの在籍していた2年半の半分以上は,コロナウイルスの期間です。
サポーターの歌やチャントも,1年しか聞かせられませんでした。
「鈴鹿を愛する者がここに集う」
「さあ行こうぜ明日めざし」
「どんな時も我らはここに」
ミラ監督やテツさんに聞かせたい歌がいっぱいあります。
だけど,今,サポーターは歌えません。ごめんなさい。
ミラ監督,ありがとうございました。
テツさん,ありがとうございました。
ナカニシ,心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
ミラ監督とテツさんの前途に幸多きことを祈ります。
そして,サッカーが人と人とをつないでくれるはずです。
また会いましょう。
元気で!コロナに気を付けて!
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そして,8戦勝利無し。2か月間勝利無しの鈴鹿ポイントゲッターズの指揮を執るのは,
小澤司暫定監督です。
なんか発表を見た時に,2017年の,小澤宏一監督退任後の藏川監督代行のことを思い出しました。
あの時,
「こんなタイミングで監督を引き受けてくれた藏さんを男にしなきゃ!」
と,サポーター一同で,さらに応援を頑張ったことを覚えています。
小澤司監督を男にするために,全力を尽くして応援します。
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そして,ナカニシの話です。
先日の,奈良クラブ戦の終了後,悔しさのあまりスタンドを去る際に,
「なんじゃこりゃ,こんなもんじゃないだろ」
とグラウンドに向かって言っています。
試合中に声をずっと飲み込んでいたのと,久しぶりに大きな声を出そうとしたので,呂律が回ってなくて,何言ってるのか分からなかったと思います。
スタンドで声を発したことは,ルール違反です。
申し訳ありませんでした。以後は気を付けます。
その後の横断幕撤収時にも,悔しくて悔しくて,悔しくて悔しくて,この時は本当に声が出なくて,サポーターの仲間に何も話せませんでした。
とにかく,早く帰って,荒れる自分を落ち着けたくて,仕方がありませんでした。
そして,今,ミラ監督と小澤哲也コーチが退任しました。
選手たちも不安なことと思います。
選手たちはサポーターの何倍も敗戦で悔しいでしょうし,何十倍も勝利に餓えているはずです。
そんな時に,サポーターがバラバラではダメです。
サポーターは応援するために,スタンドに集うはずです。
奈良クラブ戦でのナカニシへの批判や苦情は,ひとまず置いておいてください。
今こそ,サポーターがひとつになって,選手たちを応援し,小澤暫定監督を支え,そしてチームを盛り上げていかねばならないんじゃないでしょうか。
このブログをご覧のみなさん。
次戦,三交スポーツの杜鈴鹿のスタンドに集い,選手たちを応援してください。
選手たちの背中を押してあげてください。
応援する気持ちを,全て選手に向けてください。
なにとぞ,なにとぞ,よろしくお願いします。
今のこの辛い時だからこそ,選手達への熱い応援よろしくお願いします。
そして,最後に一言いわせてください。
「鈴鹿の選手たちは,こんなもんじゃない」
ではまた。
(今後の試合)
◇JFL第16節 7月11日(日)18:00 対 ディアモ枚方@三交スポーツの杜鈴鹿