VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第16節 対 ティアモ枚方

みなさんこんばんは。

 

試合が終わった時,泣けて泣けて仕方がありませんでした。

 

いや?

終わった時だけじゃないかもしれません。

菊島の1点目から泣けてたような気もします。

那生が出た時にも涙が出た気がします。

3点目の時も,月成がキャッチした時も。

 

今日は勝ちました。

 

本当に嬉しいです。

 

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試合の朝が来る。

日曜日は7時半からナカニシの住む地区の公園掃除がある。

朝から1時間。草取りをして汗を流す。

9時ごろに公園掃除終了。

 

もう居ても立ってもいられない。

超絶早く会場入り。

でも,まだ試合の準備が始まっていないので,小澤司暫定監督の応援横断幕(紙製)をペイントして時間を過ごす。

「GO!小澤!」

 

こんな状態のチームを率いるのは大変だろう。

怪我人も多く,モチベーションも上がっていない。

そして,ミラ監督の存在は今の選手たちの中で相当に大きい。

 

でも,小澤なら何とかしてくれる。

皇帝と呼ばれ,2016年も2018年も共に戦った小澤司ならば。

 

そして,ナカニシは鈴鹿の選手たちがこんなもんじゃないことを良く知っている。

まだできるって。大丈夫やって。

落ち着いて。リラックスして。余裕をもって。

 

今日の対戦相手は,ティアモ枚方(以下,枚方と書きます)

現在リーグ3位。強い。相当に強い。

枚方とは福井全社で対戦していて,その時は勝利した。

しかし,その時の印象より,練習試合でコテンパンにやられた印象が強い。

元Jリーガーを中心に,個の能力が大変高いチームという印象。

 

ボランティアスタッフの準備が始まる。

こんな暑くて蒸し暑い中で協力してくれて,みなさんには感謝しかない。

 

試合前にサポーターの仲間と話す。

前節の奈良クラブ戦について。

そして,今,一番しんどいはずの選手たちを応援することについて。

サポーターがモメている場合じゃない。

試合に集中しよう。

みんなで!全力で!応援しよう!

そして笑おうよ。

 

時間が近づく。

期待と希望。少しの緊張。

 

勝つぞ!!!

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 19田村翔太・11遠藤純輝・15菊島卓

MF 4橋本晃司・6西村仁志・8海口彦太

DF 13蓮沼翔太・35上田駿斗・39阪田章裕・20中村俊貴

GK 1月成大輝

 

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試合開始。

 

鈴鹿のフォーメーションは4-3-3だけど,橋本がトップ下の4-2-3-1に近い。

サイドハーフは十分に枚方の攻撃に備えている。

 

枚方は4-4-2。

フォワードの2人が高く強く早い。

良いのが出れば一気にやられる感じがする。

 

鈴鹿奈良クラブ戦で試合開始から飛ばしまくった。

焦りと,イラだちを感じる試合開始だった。

でも,この試合,鈴鹿はとてもスムーズに試合に入る。

  

センターバックの,「さかちゃん」,阪田章裕(39)

落ち着いている大きな要素は,ディフェンスラインがバタついていないことだと思う。

阪田から良く声が出ていて,ラインコントロールも万全。

阪田を中心に,ボール回しにも引っかかりが無く,上田(35),俊貴(20),蓮沼(13)に余裕が出ている。

阪田のプレイは「味」があるプレイな気がする。

ひとつのプレイに意味があり,ひとつのパスにメッセージがこもる。

良い感じだ。

ディフェンスライン万全だ。

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サイドバックの,「鬼俊貴」,中村俊貴(20)

俊貴の右サイドバックは,(たぶん)2018年の昇格の時以来だと思う。

練習でもあまりサイドバックをやっている感じはなかったが,小澤司暫定監督がズバリと起用してきた。

その俊貴の動きが良い。

もともと1対1に無類の強さを誇り,足も速く高さもある俊貴が,サイドバック枚方を食い止める。

そして,サイドからするするっとオーバーラップしてのクロスも秀逸。

前半の序盤で見せた,菊島(15)⇒遠藤(11)とつながった攻撃は素晴らしかった。

俊貴がポジションを上げる。

押し上げられた菊島(15)が裏を狙う。

良いぞ良いぞ。俊貴。完璧(韻を踏んでいる)

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前半の序盤は,鈴鹿が支配率で枚方を圧倒している。

特にサイドでの基点が上手く連動していて,右のサイドバック俊貴(20)と,左のサイドバック蓮沼(13)が高い位置を取っている。

 

しかし,枚方鈴鹿を研究している。

サイドバックの裏はねらい目の一つ。

 

前半14分。

枚方フォワードが斜めに俊貴(20)の裏に走る。

そこにドンピシャのパスが通される。

走り出しもパスも上手い。

中に折り返されて,ポストプレイからシュートを打たれる。

失点。

0-1

 

試合は始まったばかり。

まだまだ!

これからこれから!

 

鈴鹿の勢いは良い。

このタイミングで点が欲しい。

 

サイドハーフの,「スピードスター」,田村翔太(19)

縦にも横にも,縦横無尽のタムショー。

そして,特にこの試合ではクサビのパスの受け方が良かった。

一発でターンして,相手を置きざりにするプレイ。

良い!タムショーキレている。体も良く動いている。

そして,ディフェンス時には小さく足を伸ばして,チョンと触る。

パスワークを乱せば,後ろから餓えたボランチの海口(8)が突っ込んでくる。

攻守ともに周りとよく合っているタムショー。

カニシの思うに,なかなか勝てない期間もタムショーのプレイはずっと良かった。

ハイレベルで安定しているタムショー。

良いぜ!頼むぜ!

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試合は五分と五分。

両チーム共にフォワードが良く走るので,攻撃が深くまで食い込んでいる。

そのため,攻撃のターンと,守備のターンがはっきりした試合になっている。

 

鈴鹿は落ち着いて試合に入ったと思っていたけど,試合が進んでいくと,どうもなんか元気がないように思える。

声が出ているか?ベンチも大人しくないか?

 

鈴鹿の前への推進力。フォワードの,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

橋本(4)と初めてトップを組む純輝。

後ろからのボールを橋本(4)がきちんと収めるので,そのタイミングで走り出せている。

前線が流れるようでとてもファンタジック。

クサビのパス⇒橋本のターン⇒純輝(11),田村(19),菊島(15)の3トップの攻撃が強い。

その中でも真ん中の純輝は,斜めに走りマークをずらしながら,ペナルティエリア内に仕掛けている。

一瞬で決められそうな,ピンピンの緊張感のある仕掛け。

枚方に一瞬の隙があれば決められる。

仕掛け続ける純輝。

しかし,枚方ディフェンスも固い。

純輝,続けようぜ。

行けるぞ!!! 

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時間が過ぎる。

早く追いついておきたい。

気温は下がってきたが,湿度が高く消耗も激しい。

鈴鹿は前半の序盤飛ばしているので,このまま後半だとキツイ。

 

鈴鹿のパス回しは,今までになくスムーズになっている。

そして,クサビのパスがズバリと入っている。

しかし,攻撃にスピードが出ず,枚方にじっくり守られている。

その為,足を止めて攻撃している感じがする。

 

サイドハーフの,「馬王」,菊島卓(15)

今日の3トップの純輝(11),田村(19),菊島(15)には,橋本を経由して良いボールが入っている。

なかなか枚方のディフェンスは崩せないが,チャンスは作れている。

菊島(15)もボールを受けて中に折り返すが,クロスがなかなか合わせられない。

今日のフォワードはスピードとテクニックはあるが,それほど高くはない。

枚方の高くて強いディフェンスに跳ね返される。

菊島には思い切ってシュートを打ってほしい。

クロスを上げるより,シュートを打つほうが菊島らしい。

キク!迷わず打て!入るから!

 

前半36分

蓮沼が(13)が左サイドを運んで,中に流れる橋本(4)へ。

橋本からのパスを,倒れながら田村(19)がギリギリでつなぐ

田村から鋭いグラウンダーのパスが逆サイドへ。

早いボールに,枚方ディフェンスが触れない。

右サイドから中に詰めて来ていた菊島のもとへ!

菊島!打て!

菊島がタイレクトで右足を振り抜く。

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ドッカーーーン

ゴーーーーーーール!!!1-1

 

ゴール前には純輝も詰めていたし,セカンドボールを奪うため海口(8)も西村(6)も準備していた。

何人か連動した良いゴールだ。最高のゴールだ。

菊島ナイスゴール!

 

試合は振出しに戻った。

いや,1対1と0対0は全く違う。

追いついた鈴鹿

この1点は大きい。欲しかった欲しかった1点。

選手達が更に生き生きと動き出す。

 

トップ下の,橋本晃司(4)「ニックネーム未定」

前半の鈴鹿の攻撃を支えていたのは橋本だと思う。

ディフェンスや中盤からのパスコースを上手く見つけて,ボールを求める。

クサビのパスからのターンがめちゃくちゃうまく,足元にピタッと収まる。

橋本にボールが渡れば,鈴鹿の強力な3トップが一斉に動き出す。

攻撃のスイッチを持っている橋本。

橋本が持って前を向く,ワクワクする。

この感じは,皇帝小澤に近い。

やはり止める蹴るが上手い。抜群に上手い。

「自分に出せ」とアピールする橋本。削られながらも前に進む橋本。

なんか鈴鹿に来た時のイメージと全く違う。

橋本。頼むぞ。

もう1点。何とかして奪ってくれ。 

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前半の終盤。

ドリブルから単騎で持ち込む田村翔太(19)が,カットインからのシュートを放つ。

中盤も海口(8)と西村(6)がセカンドボールに良く寄せれている。

ディフェンスも阪田(39),上田(35)を中心に崩されていない。

よしよし。

良いぞ良いぞ。

 

ここで前半終了。

 

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試合は1対1の同点だが,枚方の攻撃はいつでも点が取れそうなくらい迫力がある。

特に,フォワードの2人はヘディングも足元もどっちも上手い。

 

上田(35),阪田(39)のセンターバックは,これまで見たことが無い。

ピンチになった時に,連携の乱れが出ないか気になる。

 

鈴鹿の控えメンバーも,全員気持ちが入っている。

良い気合の乗りが感じられる。

ただ,何だろう?

奈良クラブ戦と異なり,なんか?ホンの少し?選手たちに余裕があるように感じる。

(ナカニシの気のせいかもしれない)

 

試合はディフェンスの阪田(39)。攻撃の橋本(4)が,良くゲームをまとめていると思う。

チームに乱れは感じられず,良くまとまっている。

良い感じがする。

 

期待と希望が満タンになる。

 

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後半開始。

 

落ち着いたペースでの立ち上がり。

一気にペースを変える前兆のように見える。

 

サイドバックの,「ハスのダンディズム」,蓮沼翔太(13)

前半から積極的に押し上げて,前方の田村翔太(19)のフォローをしていた。

後半は,全体的に少し中に絞って始まった。

蓮沼が走りたいスペースを空けて待っている。

右サイドの攻防を制する海口(8)。

海口からパス。受けたのはポジションを下げて来た橋本晃司(4)

橋本が左足でロングパス!

左の蓮沼の前の大きなスペースへ。ナイスパス!

左でボールを受ける蓮沼。

枚方ゴールキーパーと,ディフェンスの間の一番クリアしにくい所へ,キリのように鋭いクロスを入れる。

ゴールキーパーは出られない。

ディフェンスは先に触らなければ鈴鹿フォワードが詰めてしまうので,触らざるを得ない。

一番いやなところへ。一番いやなボール。

枚方が思わず触ったボールがゴールの中へ。

オウンゴール

ゴーーーーーーール!!!2-1

蓮沼の見事なクロスボールが呼びこんだオウンコール。

もう,ほぼ蓮沼のゴールと言って良い。

ナイスボール!蓮沼見事!

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蓮沼のフレイは,「熱い」というより,少し余裕があって「クール」。

自分で仕掛けるというより,相手の嫌なところを突く感じがする。

その蓮沼が絶好調。

相手がボールに寄せてきたところを,「足の周りをボールでクルッてやるやつ」で交わす。

そうそう。蓮沼。サッカーを楽しむ感じで良い。

それが蓮沼らしい。

 

そして!

 

後半7分。

中盤で枚方がパスを回すのを狙っている海口彦太(8)。

海口のプレッシャーから,ボールを奪った西村仁志(6)。

鈴鹿の動き出しが早い。

西村から左の遠藤純輝(11)へ。

遠藤は(たぶんフェイントを入れている),チョコンと後ろに戻す。

その場所は,菊島がいちばんシュートを打ちやすい場所!

迷うことはない。

ゴールしか見えない。

打てーーーーー!

ゴーーーーーーール!!!3-1

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1点目同様,大人数が連動して動き続けて生まれた見事なゴール。

そして,菊島!良く押さえて良いシュートを打った!

 

2点先行したものの,残り時間は約40分。

長い長い40分が始まった。

それでも鈴鹿は防戦一方とならない。

中盤が良く支えている。

 

ボランチの,「ネクスバンディエラ」,海口彦太(8)

早いチェックで,枚方の中盤を自由にしない。

海口のトラのような動きが良く目立っている。

穏やかな動きから・・・バクッと食らいつくようなスピードアップが効いている。

前に橋本(4),後ろに西村(6)がいて,パスコースも十分にある。

枚方は選手交代をして,サイドから長いクロスを放り込んできている。

それでセカンドボールが取れなければ,とてもヤバイこととなる。

海口の砦が落ちれば,一気にひっくり返されてもおかしくない。

海口,我慢のしどころだ。

ガンバレ!!!

 

同じくボランチの,「セクシーフットボール」,西村仁志(6)

枚方が前がかりになる中で,中盤の底をしっかり支えている。

海口(8)との距離感が良く,中盤にクサビのパスは通していない。

また,セカンドボーネにも相当激しく寄せていて,枚方の攻撃の芽を摘んでいる。

そして,前線の橋本に上手く預ければ,大きなチャンスになる。

この試合,攻守の役割分担と,狙いがはっきりしていた。

そのためか,選手に迷いがなく,シンプルに攻撃に移ることができている。

西村がボールを裁く。

リズムはとても良い。

西村。頼むぜ!

 

枚方は,サイドからアーリークロス気味に,中に放り込んでくる。

中で競り合い,鈴鹿に大きなクリアをさせず,セカンドボールを狙う。

背が高く,フィジカルの強いチームのストロングポイントを存分に使う。

 

後半20分

(OUT)11遠藤純輝 ⇔ (IN)24川森有真

 

センターバックの,「両利きハイジャンパー」,上田駿斗(35)

クロスを入れてくる枚方に対して,上田のジャンプも相当高い。

細身ながらも芯がしっかりしていて,競り合いにも負けず十分に迎撃している。

そして,上田の良い所は,ボールを持った時の足元の安定具合。

パス回しも超安定していて不安は無い。

そして,ボールを持てば,少しドリブルして相手を引っ張り,スペースを作るなんてニクイことまでやる。

ホントに大卒ルーキーか?ってくらい落ち着いている上田。

さあ,上田。

飛んでくるものは全部叩き落せ!

勝つぞ!ハヤト!

 

途中交代の川森(24)も上手さを見せる。

ボールを奪い,前線の橋本(4)へ!ナイスカウンター!

蓮沼が地響きを上げて爆走してくる。

橋本は中へ折り返すが,足が滑ってしまいゴールならず。

しかし,鈴鹿の攻撃はまだまだ生きている。

 

後半25分

(OUT)4橋本晃司 ⇔ (IN)33平墳迅

 

攻撃の起点となっていた橋本を下げ,速さと爆発力のある平墳を入れる。

川森(24)も平墳(33)も攻撃力が高く足が速い。

鈴鹿は少し引いてカウンターを狙うのか?

 

給水タイムを終えて,残りは1/4。

ここから鈴鹿は少し引く。

前半から飛ばした分,スタミナが切れつつあり,選手の動きも重くなってきている。

守り切れるか?

 

鈴鹿は両サイドバックを中に絞っている。

一番怖いセンターバックサイドバックの間は塞いでいる。

しかし,枚方がサイドチェンジをするたびに,逆サイドの大きなスペースを使われる。

様々な形で入れられるクロスボール。

阪田(39),上田(35)が中心となり弾き返す。

 

ゴールキーパーの,「月輝く守護神」,月成大輝(1)

防戦一方の鈴鹿

ゴールパー直撃が2度あったが,1度目は月成が触って防いでいる。だから月成のファインセーブ。

この状況で,月成に焦りはない。

月光のように落ち着いて,間違いのないプレイを続けている。

日は沈み,スタジアムの周りは暗闇となった。

8戦勝ち無しのチーム状況も暗闇のようだ。

たけど,暗闇の中だからこそ輝くのが月。

夜空には月成が良く似合う。

止めるさ。

月成なら何とかしてくれるさ。

今まで何度もピンチを救ってくれた。

頼む。月成。頼む。

 

後半38分

(OUT)13蓮沼翔太 ⇔ (IN)26今井那生

(OUT)15菊島卓 ⇔ (IN)36日根野達海

 

イエローカードを貰っている蓮沼を変えて,空中戦にも強い那生が入る。

前節に自分のミスから失点した。

那生。取り返すぞ!

そして,2ゴールの菊島を下げて,赤丸急上昇の日根野が入る。

 

那生はそのまま左サイドバックに。

日根野ボランチに入り,3ボランチとなる。 

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小澤暫定監督の指示は,このまま守り切れ,で間違いない。

しかし,それがなかなか難しい。

鈴鹿はバランスを崩し,ラインが下がりすぎている。

バイタルエリアまで侵入される状況。

 

それでも選手たちは喰らいついてボールを止める。

 

頼む。勝たせてくれ。

なんとかこの試合の勝利を。

 

枚方の攻撃が続く。

鈴鹿はゾーンで守るというより,スペースを潰して,リアクションでクリアしている感じ。

攻撃にはつながらないため,ずっと枚方の波状攻撃が続く。

 

後半43分。

ペナルティエリアにドリブルで進入され,中への折り返しを詰められて失点。

3-2

 

鈴鹿にはもう攻撃に出る力はない。

ここで止めるしかない。

しかーし!

 

平墳迅(33)が単騎で爆走し,コーナーキックを獲得。

平墳も熱いプレイで仲間を鼓舞する。

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何本もシュートを打たれる。

ピンチが多すぎて何本目かもわからない。

 

月成(1)がボールを大事に懐に抱え込む。

大丈夫。

こんなピンチこそ,月成が救ってくれる。

 

時間が過ぎる。

 

1分が長い。

 

まだか。

 

枚方にシュートを打たれる。

 

枠の外に。

 

ここで試合終了の笛。

 

倒れ込むのは鈴鹿の選手達ばかり。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

ボランティアスタッフとしてお手伝いをしてくれたみなさん,ありがとうございました。

今日は蒸し暑かったですが,おかげで設営はとてもスムーズでした。

 

マッチスポンサーをしていただいたのは,JADA三重さんです。

JADA三重さんというのは,日本自動車販売協会さんの事のようです。

シートベルト体験車や,選手ノボリありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

 

そして,佐藤和馬選手のJFL200試合出場のセレモニーが行われました。

佐藤和馬選手,おめでとうございます。

まだまだできますよ。もっと出場試合数伸ばしていきましょう。

 

さて,今日のナカニシ的なMVPですが・・・。

菊島シュート打てーーー!!!と(心の中で)叫んでいました。

そして,打ったら見事な2ゴール。ナイスゴール!

2得点の菊島卓選手(15)に送りたいと思います。

菊島選手,どんどん点とっちゃってください。

次戦もよろしくお願いします。

 

カニシはこの試合を帰宅してから,ネットで最初っからちゃんと見ました。

試合を全部見てからブログを書いていたので,大変遅くなってしまいました。

 

もう深夜2時ですが,とても良い気分です。

やっぱり勝つって最高です。

選手たちも良い気分だと思います。

 

今日はみんなで最高の気分で寝ましょう。

そして,明日からは次の試合に備えましょう。

 

ああいい気分だ。

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第17節 7月18日(日)15:00 対 ヴィアティン三重@朝日ガスエナジー東員

JFL第18節 7月25日(日)18:00 対 FC刈谷@三交スポーツの杜鈴鹿

JFL第19節 8月21日(土)15:00 対 ホンダロック宮崎市生目の杜運動公園

 

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