みなさんこんばんは。
ナカニシは,2016年の全社・地域決勝のあたりから,ジンクス?願掛け?をやってました。
もう,なんにでもすがりたい気持ちで,勝利を祈ってました。
不思議と,神仏に祈ったことはないのですが(神の子がいたから),なんかおかしなジンクスはたくさんできました。
勝利の時と同じパンツをはく。
頭の毛を全部そる。
黒蜜わらび餅を食べる。
パニーニ(ハムとチーズ)を食べる。
ヒゲをそらない。
前日にトンカツを食べる。
魚肉ソーセージを食べる。
人知れず良いことをする。
とんこつラーメンを食べる。
徹夜で試合に挑む。
ピンチの時は全身にパワーを込めれば,ちょっとだけ念力か出る。
などなど・・・いろいろ試してみました。
が!
前節の大阪戦で,やっと分かりました
ジンクスや願掛けは(ほとんど)効かない!
念力も(ちょっとしか)出ない!
ということで,ラインメール青森との一戦。
ナカニシは,「願掛けしないという願掛け」をしていました。
さあ,今日の試合はどうだったでしょう。
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試合の日は目覚ましよりも早く起きる。
寝てただけなのに,なぜか体が痛い。
眠りが浅い感じがする。
中3日の連戦。
試合が終わったらすぐ次の試合。
毎試合,全てを絞り出すように戦っている選手達のコンディションは大丈夫か?
今日の対戦相手は,ラインメール青森(以下,青森と書きます)。
前期の対戦では,大雨のアウェイで2対0の勝利を得ている。
しかしその後,みるみる調子を上げていて,上位に進出してきた。
ナカニシのイメージでは,JFL屈指のパスの精度を持つチーム。
サッカーの基礎がべらぼうに上手いという印象だった。
試合会場に入り,黙々と準備をする。
集中がピーンと体に漲る。
ボランティアスタッフの仲間たちと会場を設営。
この試合のマッチスポンサーは,第一不動産販売さん。
なんと!この試合のために特別なタオルマフラーを作ってくれた。
感謝の極み。ありがとうございます。
刻一刻と試合時間が近づく。
スタンドに座ってその時を待つ。
すると,
スタンド下から「*****!」声にならない裂帛の気合が湧き上がる。
ビリビリした気迫がスタンドに届く。
よっしゃーーー!
腹をくくれ!
やるだけだ!
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7リンタロウ・21山内健史
DF 19田村翔太・26今井那生・20中村俊貴・15菊島卓
GK 23岩脇力哉
試合開始
鈴鹿は中盤がひし形の4-4-2。
青森は,4-4-2。だと思う。
鈴鹿は,フォワードの2人を絡めながら,サイドから攻撃を組み立てている。
青森は,ショートパスで中盤を丁寧に組み立てて,走り出しに合わせてスルーパスを狙う。
かなりタイプの違う両チーム。
がっぷり4つには噛み合わない感じがする。
フォワードの,「ER7」エフライン・リンタロウ(7)
リンタロウが前線にいるだけで,さすがの存在感。
縦のクサビのパスや,サイドからのクロスに対して,高さと強さがある。
リンタロウの周囲をシャドーのように動く山内(21)も,青森から見たら嫌だろう。
そして,抜群のキープ力で周りを活かすリンタロウ。
サポーターの誰かが言った。「リンタロウが帰ってきた」。
リンタロウ。ストライカーなら点を取ってこそだぞ!
狙え!点取れ!
それこそがリンタロウだ!
前半6分
右サイドバックの菊島(15)から対角線上にロングパス。
そのパスをピタリと受けるのは,山内健史(21)。
もう,鈴鹿の前線に山内は欠かせない!
山内に青森ディフェンスが寄せて来る。
やはり,山内のマークは厳しい。
マークを引き付けて山内が橋本晃司(4)にパス。
山内にマークがついていたため,橋本はフリーにーなっていた。
名人橋本に,これだけの「間」があれば十分!
橋本のピンポイントクロスが中へ。
ジャンプして頭で合わせたのはリンタロウ(7)!
そのリンタロウが流したボールを,さらに頭でゴールまで導いたのは・・・
ゴーーーーーーール!!!1-0
なんと前半6分で得点。
驚いた!こんな早く点とるの初めてかもしれない。
空中戦に勝っているリンタロウ(7)も,ゴールした松木(40)もナイスナイス!
そして,橋本のクロスの精度もエグかった。
幸先よく先制した鈴鹿。
しかし,試合は始まったばかり。
青森は細かくパスをつないでくる。
これが上手い。なかなか鈴鹿は奪うことができない。
そして,青森はパスだけでなく,人も動く。
ゴールキーパーの,「男岩」,岩脇力哉(23)
前半の序盤,青森の中盤からフワッとしたボールが鈴鹿ディフェンスとキーパーの間に落とされる。
岩脇と,青森の選手が1対1!ヤバイ!
しかし,1対1になった瞬間,既に岩脇は飛び出していて,シュートコースを全て体で塞いでいる。何とか体で止めてクリア。
鈴鹿はいつも通りディフェンスラインが高い。その分センターバックがボランチの位置まで出て中盤の支配力を増すが,その分,ディフェンスラインの後ろのスペースが大きくなる。
青森は,細かいパスからのスルーパスで,何度も鈴鹿のゴール前にボールを送り込んだが,岩脇が果敢に前に出てクリアしている。
岩脇はセービングだけじゃない。
前に出る速さ。思い切りの良さ。その強い心。
全てがファイヤーだ!
力哉!ゴールを守れ!頼むぞ!
青森の支配率が高い。
鈴鹿との対比では4対6で青森が支配。
なるほど。アウェイ青森戦では大雨だったので,ここまでパスが回せていなかった。
これが本来の青森の強さか。
先制点を挙げた右サイドハーフの,「キャノンボール」,松木駿之介(40)
鈴鹿に途中加入以来,たぶん全試合フル出場していると思う。
この試合は,なかなか難しい試合になった。
支配率は青森が優位なので,松木も中盤の中に絞ってスペースを埋めている。
そのため,どうしても攻撃に出るのが遅くなってしまう。
青森は,大きなサイドチェンジをするわけではないが,ショートバスで左右のサイドを攻略してくる。
そのため,右サイドのディフェンスラインまで下がり,パスコースを切る松木。
前半の松木は,特にディフェンス中心だった。
前に走り出したくても,なかなか走れないが,前半の序盤にゴールキーパーからのスローを受けて,約50メートルを独走してシュートを放つ!
前に前に。松木は前に!
松木,今は我慢だ。粘り強く。その時を待て。
青森は本当にパスが上手い。そしてボールだけでなく人も良く動く。
なかなか奪うことができず,サイドに展開され,クロスボールを入れられる。
しかーし!
鈴鹿のゴール前にいるのはレベル爆上げの今井那生(26)だ!
センターバックの,「我武者羅100%」,今井那生(26)
今年,一番伸びた選手は?と聞かれたら,ナカニシは迷わず那生と言うだろう。
試合ごとに,さらに上のレベルの良いディフェンスを見せてくれる。
この試合,サイドからのクロスボールが嵐のように降り注いだ。
空中戦で那生に勝てる人間はそうはいない。
抜群の高さで迎撃する,我らがヒーロー那生。
さらに,速いスピードで裏を狙うボールに対しても反応良くカットする。
空中戦,地上戦共に,那生のキレは増すばかり。
万全!
どっからでも来い!
那生が止める!
青森は主導権を握り,パスで鈴鹿を崩してくる。
鈴鹿はどちらかというとカウンター一発。
鈴鹿はサイドからほとんど攻撃ができておらず,青森のペースで試合が進む。
青森に押されている展開。
そんな中で,橋本が狙っているのは,中盤のパスカットからのカウンター一閃。
橋本は,ゴリゴリと削り合うようなディフェンスをするのではないが,相手のトラップ際にススッと寄せてボール奪取を狙う。
橋本のスルーパスも居合切りのように鋭く美しい。
さらにこの試合では,コーナーキック時に,リンタロウ(7),ニウド(42),那生(26),など,青森との競り合いの際に高さで優位に立てる選手がいるので,橋本のコーナーキックがいきなり得点チャンスとなっている。
山内(21),松木(40)ともに,ゴールライン際ではボールを見送ってコーナーキック獲得を選択している。
ディフェンス時も良く走っている。
選手を引っ張って戦っている。
ナイス!橋本!
鈴鹿は自陣で青森をディフェンスする展開。
青森は細かいパス回しをしてると思いきや,ゴールキーパーが思いっきりロングで蹴ってサイドの裏に落としてくる。
この長短が結構きつい。
右サイトバックの,「菊島ロケット」,菊島卓(15)
足の速さでは負けない菊島だが,青森ゴールキーパーのロングキックを下がりながらクリアするのに苦労している。
少しずつラインを下げられてしまい,青森にサイドを押し込まれている。
菊島の前にいるサイドハーフの松木(40)も戻り,センターバックの中村俊貴(20)もカバーに入って,なんとかかんとか押さえている状況。
ただ,そんな状況でも菊島に焦りはない。慌てることもない。淡々と。コツコツと。
菊島!ハート強いやん!
前半は,ほぼディフェンスの時間だった菊島。
菊島の必殺技ロングスロー,「ロング菊島スロー」は,改名して「菊島ロケット」になった。
仲間のサポーター曰く,「あれはスローインのレベルではない」とのこと。
菊島!今は我慢だ。
菊島ロケットの準備はしておこう。
時が来たらぶっ飛ばそうぜ。
鈴鹿はカウンターで,山内(21)とリンタロウ(7)が良い動きをしている。
確かに青森に攻められているが,足を止めてのクロスボールならば俊貴(20)も那生(26)も十分に迎撃できる。
青森にタックルを受けて,「ファウル」と思ってアピールしても,ファウルを取られないという場面が何度かある。
最期までやり切れずに,中途半端な感じになってしまう。
そんな時,那生(26)の声が響く。
「ダメだ!このままじゃやられるぞ!」
良い声だ。
天からの声だ。
那生!叫べ!吠えろ!
青森はやっぱりパスが上手い。
ペースは青森。
ただ,それほど身長は高くないので,ゴール前での高さは対応できている。
問題は,青森の中盤からの丁寧な展開。
青森のボランチに対して厳しくプレッシャーがかかっていない。
久しぶりのスタメンにナカニシも嬉しい。
そして,海口はトップ下が良く似合う。
海口!やったれ!
しかし・・・
前半は青森のパスが海口に引っかからず,相手のパスを見てしまう展開。
ボランチのニウド(42)と海口の「ハメどころ」がずれている感じ。
そのズレに気が付いた海口が,ニウドに合わせて少し引いてプレイしているように見える。
ナカニシの主観ではあるが,前半は海口の良いところが出ていなかった。
海口はもっと荒々しく動くプレイが良い。
前線で鋭く寄せてボールを奪い,そこからショートカウンターを狙って欲しい。
海口。トップ下は攻撃の選手だ。
海口がパスを出すのはサイドバックへじゃない。
海口。フォワードのリンタロウ(7)や山内(21)は,海口からのパスを待ってるぞ!
GOだ,海口!
青森の攻撃に対して,鈴鹿はしっかり対応。
シュートを打たれてはいるものの,崩されてはおらずブロックできている。
鈴鹿は決していいリズムではない。
このままリードで前半を終えたい。
前半アディショナルタイム。
センターバックの中村俊貴(20)が,ヘディングでゴールキーパーにバックパス。
しかし,その飛距離が足らず,青森のフォワードに奪われる。
危ない!ゴールキーパーと1対1。
しかし,もうすでにそこには岩脇(23)が飛び出してシュートコースを防いでいる。
岩脇の手がボールを弾き返す!凄い!
その跳ね返りを再びシュートされるが,それも岩脇の手が止める。
なんという集中力。
なんという勇敢なプレイ。
神プレイ2連発!
そして,そこからカウンターでリンタロウ(7)がゴールを狙う。
飛び込んできた松木(40)につなぐが,青森ゴールキーパーのファインセーブ。
ここで前半終了
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ハーフタイムイベントに,よさこいダンスチームが何チームも出てくれている。
コロナ禍で「鈴鹿フェスティバル」も開催できていない。
そんな時に,スタジアムを使ってくれたら本当に嬉しい。
ナカニシは,割とハーフタイムにボーっとしているのだが,今回はできる限り拍手させていただいた。
よさこいのダンスありがとうございました。
鈴鹿のハーフタイムのアップは,最近特有の少しやって引き上げるタイプ。
ハーフタイムの指示をベンチメンバーも確認している様子。
よしよし。
大丈夫。
1対0。
青森の攻撃がハマれば,一瞬でひっくり返される点差だと思う。
支配率を持っていかれているので,鈴鹿は自分の主導で試合ができていない。
どうやってこっちに流れを持ってくるか?
青森も鈴鹿も連戦。
必ず疲れが出てくる。
その時にどう動くかが勝負。
1対0のまま終わる試合とは思えない。
さあ,勝負だ!
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後半開始。
後半開始から,より一層青森が主導権を握る。
やっぱり,何しろパスが上手い。
鈴鹿はボールを奪うことができず,自陣深くまで攻め込まれる。
鈴鹿の誇るトライアングル。
中村俊貴(20),今井那生(26),岩脇力哉(23)は,バッチリディフェンス。
そして,中盤が少し動き始めた。
ボランチの,「アトミックセンター」,ニウド(42)。
足が長く(手も長い),懐が深く,足元のプレイがしっかりしているニウド。
簡単に言うと,めちゃくちゃ良い。めちゃくちゃ存在感ある。
たぶん,鈴鹿の試合を始めた見た人が一番印象に残るのがニウドだろう。
そのニウドが,少しだけ前へ前へのプレイを始めた。
特に,ニウドが狙っているのは,山内(21)へのスルーパス。
中盤でボールを奪うと,山内を走らせるパス。
走り出した山内を止めるのは至難の業。
鈴鹿のストロングポイントを良く知っていて,そこを使おうとしている。
後半のニウドは,特に攻撃へのつなぎが良かった。
徐々に鈴鹿が押し戻す。
ニウドが前に動き出す。
ニウド!鈴鹿に家買っちゃいなよ。
第一不動産販売さんの紹介で。
後半10分。
ニウド(42)からのスルーパスに素早く反応した山内(21)。
山内が走り出したら止められない。
そのため,青森ディフェンスは手で引っ張ってイエローカード。
そこからのフリーキック。
キッカーはもちろん,橋本晃司(4)。
一歩。二歩。
橋本が助走を取る(ナカニシは橋本のフリーキックのマネができます)。
軽く振り抜いたボールは,一直線にリンタロウ(7)の頭へ。
ドンピシャ!
ゴーーーーーール!!!2-0
リンタロウが復活の雄たけび!
よっしゃ!それでこそリンタロウ。
橋本が両手を上げる。
ナイス!
厳しい時間帯に良く決めた。
すぐに青森が攻め込んでくる。
裏へ,裏へ出されて,抜けだされる。
岩脇が出るが,シュートが早い!
ヤバイ!
しかし,今井那生(26)がゴールの中で必死のクリア。
ナイス!那生!
青森は選手交代を行う。
それほど背の高い選手ではなさそうなので,早い選手の可能性が高い。
鈴鹿は高さには十分対応できているが,早い裏への対応が少し遅くなっている。
やはり,疲れが出てきたか?
センターバックの,「鬼俊貴」,中村俊貴(20)。
今日,試合前にグラウンドに入る俊貴を見た。
顔が厳しい。眉間にしわ。オーラが怖い。人間の形をした鬼のような雰囲気。
ナカニシは,見てないふりをして,何にも声をかけなかった。
俊貴の集中を崩したくない。
この試合は,今シーズンでも一番なほど,守備の時間の長い試合だった。
終始青森にボールを持たれていて,ほぼ鈴鹿陣内で時間が過ぎた。
ディフェンスリーダーである俊貴の負担も大きかったに違いない。
ボランチはニウド(42)の1枚のみ。そのため中盤へ飛び出してのクリアも求められる。
ナカニシは,ディフェンスの選手(DFとGK)には「俺が絶対に守る!」というオーラみたいなものが大事なんじゃないかと思う。
世界の有名なディフェンダーは,ゴールを守り切るというオーラがあった気がする。
そして,うちの中村俊貴。オーラがバリバリ。
俊貴。今日も頼むぜ!
鈴鹿のゴール守ってくれ!
三浦監督が,「粘れ粘れ」と声をかけている。
青森は早く点が欲しいため,少し雑になってきているか?
支配率は青森だが,鈴鹿の攻撃も出てきた。
もうスタメンで出る事に何の不思議もない。
そして,みんなが期待することに何の不思議もない。
鈴鹿が攻撃をするということは,山内が走るということ。
前半から,山内はワンタッチでコースを変えて,リンタロウを走らせようとしていた。
ただ,山内は自分がパスを出すより,自分が受けるプレイのほうが良い。
後半は,ニウドからのクサビのパスが山内にズバズバ入っている。
山内はターンが早く,ボールの受け方が柔らかいので,相手ゴールに向かってプレイできている。
良い。山内今日も良い。全盛期のオーウェン(イギリスの凄いサッカー選手)くらい早い。
後半の半ばに,ニウドからのボールを受けた山内は直線一気。
止まらない止まらない。
さらに相手陣内のゴールライン沿いに切れ込んで中にパス。
飛び込んできたリンタロウ(7)!
なんとスルー!
後ろから入ってきたのは橋本晃司(4)!
橋本のシュートは,ゴールキーパーに止められるが,山内が走れば何かが起きる。
山内。今日もがんばれ!
後半23分。
リンタロウ(7)が前線でボールをポストプレイ。
後ろから海口がフォローして,見事なスルーパスがディフェンスの裏へ。
走り込むのは,海口と同級生の松木駿之介(40)。
松木が中へ折り返す。
走り込むのは,「名人」橋本晃司(4)
橋本にはマークがついている。シュートコースを潰されている。
橋本は右足でボールを受けつつクルッと回転,ルーレットでシュートコースを空けてからの左足でシュート(ナカニシはマネできます)。
なんそれ!神業やん!
ゴーーーーーーール!!!3-0
橋本のカッコいいゴール。ナイス!
アシストの松木(40)。アシストのアシストの海口(8)。ナイスプレイ。
後半になって,前半あまり目立たなかった海口が前線に出てくるようになった。
ニウドとの連携,橋本(4),松木(40)との距離感も良い感じになった。
海口。もっとエゴイスティックでも良いぞ!
自分をアピールして良いぞ!
ナカニシはそれが見たい!
試合は3対0。
給水タイムも終わり残り1/4。
だけど,1点取られたらバタつくだろう。
それほど,青森は上手い。
青森はかなり前かがりになっている。
鈴鹿同様。Jに行くためには決して負けられない青森。
左サイドバックの,「スピードスター」,田村翔太(19)
田村のスーッと氷を滑るように寄せるプレイがナカニシは大好き。
もちろんフォワードの選手だが,右の菊島同様,三浦監督は鈴鹿の両サイドバックにフォワードの選手を置いている。
ただ,田村にディフェンス面の不安は全くない。
落ち着き。フィジカル。スピード。サッカーセンスすべてが素晴らしい。
後半の半ばには,リンタロウのポストプレイから,長躯した田村がミドルシュート!
おしい!タムショー!惜しい!
シュートは枠をとらえられなかったが,前に出てきた青森に対して,より一層カウンターが効くようになってきた。
タムショー。狙っていくぞ!
後半28分
(OUT)4橋本晃司 ⇔ (IN)35上田駿斗
橋本が交代して上田駿斗(35)が左サイドバック。
田村翔太(19)が左サイドハーフに上がる。
MFの交代でDFが入ったからと言って,鈴鹿が守りに入ったわけではない。
逆に,カウンターで田村のスピードを使うのは,より攻撃的と言える。
山内(21),松木(40),田村(19),タイプは違うが全員が早い。
三浦監督は最後の最後まで,点を取りに行く監督だ。
後半31分
(OUT)7リンタロウ ⇔ (IN)14北野純也
さらにここでリンタロウと北野純也が交代。
なんと!
北野純也が2016年以来の鈴鹿のキャプテンマークを巻いている。
なんも言えないナカニシ。
その北野純也。
交代して入った直後に,山内(21)からのクロスが北野へ!
うわっ!
シュートは打ちきれずに,ゴールを奪えなかったが,北野はやっぱりゴール前が良く似合う。
北野は,めちゃくちゃ走って前線からボールを追いかけた。
その勢いで,青森ディフェンスにグイグイプレッシャーをかける北野。
ナカニシと北野との間にたくさんの言葉はいらない。
ガンバレ!
青森の守備の人数が少ない。
松木(40)もドリブルで持ち込みシュートを放つ。
山内(21)がドリブルでペナルティエリア内に侵入する。
海口(8)も上がってきてミドルシュートを放つ。
後半39分
(OUT)42ニウド ⇔ (IN)13蓮沼翔太
(OUT)21山内健史 ⇔ (IN)25出岡大輝
海口(8)と蓮沼(13)がダブルボランチとなり,出岡(25)がトップ下の様子。
北野(14)ワントップで4-2-3-1。
残り時間は5分程度。
青森ボールのコーナーキックでゴールキーパーまで上がってくる。
そして青森ゴールキーパーがシュートしたボールを,岩脇がパンチング。
青森も執念を見せている。
残り時間わずか。
鈴鹿は守りに入らない。
カウンターで北野(14)が走る。
ボールを持ちさえすれば,北野はボールを奪われない。
田村翔太(19)が全力で走る。
そこへ北野のパス!
青森ディフェンスが,何とか止める・・・が!
そのこぼれ球に反応していたのが出岡大輝(25)。
出岡のシュートは,青森ゴールキーパーがファインセーブで防ぐ。
惜しい!!!出岡惜しい!!!
鈴鹿の集中は切れない。
大丈夫だ。
よし!
ここで試合終了。
試合終了と同時に,松木駿之介(40)が倒れ込む。
疲れ果てた。
全部出した。
そんな感じだった。
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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。
この試合のマッチスポンサーをしていただいた,第一不動産販売さん,ありがとうございました。タオルもいただいちゃいました。とても感謝です。
チーム名を全部覚えられませんでしたが,よさこいのダンスチームのみなさん,ありがとうございました。
みなさんのおかげで勝利できました。
サポーターもたくさん来てくれました。
みんな手拍子をしてくれました。
みなさん,ありがとうございました。
試合終了後に,選手のご家族の方に「ブログ読んでます」と言っていただきました。
こんなクレイジーなブログを読んでくれてありがとうございます。
いやー!良かった!勝った!
みんな笑顔だった。
さあ,今日のMVPは・・・
片づけの際にサポーターと話をしていても,みんなバラバラでした。
ニウド(42),松木(40),山内(21),リンタロウ(7),那生(26)・・・
みんなよく頑張りました。
そんな中で,ナカニシが選ぶMVPは・・・
ファイヤーーー!!!
岩脇力哉選手(23)です。
前半の神セーブ。そして,劣勢の中で良くゴールを守ってくれました。
力哉!ナイス!
そこで,ひとつ私事のお知らせなのですが,
今シーズンのナカニシの選ぶMVPの選手には,ナカニシの持っているポイ活のポイントを寄付していました。
ところが,そのポイントは前回の試合までで全部使っちゃったので,ポイ活ポイントは現在,すっからかんです。
ということで,岩脇選手にはポイ活ポイントの寄付ができないので,また改めて何かプレゼントします。ごめん。岩脇選手。
またコツコツとポイ活ポイントを貯めて,選手に寄付しますね。
そういう意味では,ナカニシはポイ活を結構楽しくやっています。
今日は何も「願掛け」をせずに勝ちました。
「願掛けをしないという願掛け」は,効果がありそうです。
なにはともあれ,勝利しました。
他チームの結果も気になりますが,鈴鹿は勝つしかありません。
ただただ,勝利を目指し,その結果がどうなるのかは「運命」です。
選手のみなさん,ゆっくり休んでください。
気合の入ったナイスプレイでした。
ナカニシはこれから良い夢を見ます。
ではまた。
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(今後の試合)
◇JFL第30節 11月7日(日)13:00 対 東京武蔵野ユナイテッド@武蔵野陸上
◇JFL第31節 11月13日(土)18:00 対 ヴィアティン三重@三交スポーツの杜鈴鹿
◇JFL第32節 11月21日(日)13:00 対 FCティアモ枚方@枚方市立陸上競技場
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