VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第19節 対 ヴェルスパ大分

みなさんこんばんは。

 

夏の期間に何試合も練習試合を見ました。

応援をしていないので,監督の指示や,選手の言葉も良く聞こえました。

細かな内容は覚えていません。

でも,ナカニシが感じたのは,中断期間直前のブリオベッカ浦安戦のような敗戦を再現しないようにしている・・・ということでした。

 

今シーズンの鈴鹿は上手い選手が増えました。

才能があり,若くて元気で,そしてめちゃくちゃ上手い選手たちです。

凄いパスをバンバンつなぐこともできます。

とても見ていて楽しいですし,ワクワクします。でもゴールが遠いです。

支配率は鈴鹿優勢でも,点が入りません。

 

相手から見たら怖くない。

それが前半戦の鈴鹿のイメージでした。

 

選手たちの能力はある。

でも何かが足りない。

何かを変えなきゃいけない。

選手,監督,スタッフはみんな考えたことでしょう。

 

試合後,ナカニシはいつもの通り?帰宅してからぶっ倒れていました。

今,22時です。

 

先に言っておきます。

 

選手たちは立派に戦えていました。

大丈夫。

次は勝つ。

みんなよく頑張った。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

後半戦の開始。

金曜の仕事が終わってから,ずっと試合の事を考えている。

土曜日の午前中に練習を見に行き,それから試合の準備をする。

 

昂る心を何とか抑えて,心を整える。

試合が待ち遠しい反面,試合が始まるのが怖い。

 

土曜の夜は,浅い眠りで何度も目が覚める。

 

7時15分に会場入り。

(ナカニシはクレイジーなのでマネしてはいけません)

何もすることが無く,ボーっとメインスタンドを見ている。

 

今日の対戦相手はヴェルスパ大分(以下,大分と書きます)。

バリバリの強豪。

優勝候補と言ってもいいくらいの強さ。

そして,元鈴鹿の佐藤隼選手,日根野達海選手,松木駿之介選手らが頑張っている。

 

試合会場の準備を進める。

少し動くだけで汗が噴き出す。

 

今日の試合のマッチスポンサーであるJADA三重さんの急ブレーキ体験車に乗る。

カニシは,毎年,この体験車に乗って危険意識を上書きすることにしている。

さらに,500円の金券もプレゼントしてくれる。

JADA三重さんありがとうございます。

 

横断幕を張る。

そして会場入り。

この試合では三交鈴鹿メインが一部工事中のため,応援エリアはゴール裏となっている。

なので,サポーターはそちらへ集まる。

 

試合時間が迫る。

怖くて仕方がない。

負ける恐怖。数時間後に自分が落胆する悪いイメージ。

ダメだ。ダメだ。

 

選手たちだって怖いだろう。

負けることも,自分のミスも,みんなのガッカリした姿も。

 

その為にサポーターの応援があるんじゃないか。

選手たちが勇気をもって,自分を信じてプレイできるようにするために,サポーターの応援がある。・・・と思う。

 

さあ,胸を張って戦おうぜ!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 17八木橋俊介・7三宅海斗・28三好辰典

MF 14鈴木翔太・6小野寺亮太・10中村健人・25藤山恭輔

DF 24山下宇一・5平出涼・26縄靖也

GK 1阿波加俊太

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

試合開始。

 

大分も鈴鹿もフォーメーションは3-4-3。

ただ,少し役割が違う。

ワイドに展開して,中の大型フォワードで決めに来る大分。

対する鈴鹿は,ワイドに展開するものの,クロスというより中に切れ込んでゴールを狙う。

 

試合開始から大分ペースで展開。

 

大分の選手たちはフィジカルが強く,球際での競り合いが強い。

さらに,大分の方が良く走っている。

 

鈴鹿はワイドなウイングバックが下がり,5バックの形の時間が長い。

それはつまり,攻撃の手数が少ないことを意味している。

 

鈴鹿フォワード,「ネコ好きのファンタジスタ」,三宅海斗(7)

シーズン前半戦と海斗のプレイが見事に変わった。

ボランチで出たこともあるが,今は純粋に攻撃特化。

攻撃に専念した海斗は,相手にとって最も怖い選手になった。

押されている展開。

しかし,海斗は前線に残ってカウンターを狙っている。

海斗のドリブルなら,1対1は確実に抜いてくる。

なので,大分は2人から3人が海斗のマークで残っている。

それだけで,他の場所での鈴鹿の数的優位が作れる。

しかし,海斗のカウンターは何度もファウルで止められる。

削られてもんどりうって倒れる海斗。

海斗!大丈夫か!

それでも果敢にアタックする海斗。

自分が決めるという強い強い意志を感じる。

海斗!

心から祈る。ガンバレ!

 

大分は,サイドのウイングバック鈴鹿のサイドの奥を狙ってくる。

鈴鹿ウイングバックがサイドを守備しているが,大分が2人3人と詰めて来た場合の周りのフォローが遅い。

 

右のウイングバック,「モンテネグロの大将」,藤山恭輔(25)

恭輔が走る。走る。走る。

攻守に渡って右サイドで奮闘。

腰を落として大分のサイドプレイヤーのフェイントに対応する。

早い動きに対してもロングダッシュで付いていく。

灼熱のグラウンドで,恭輔のプレイがたくさん見られる。

大分はサイドからの攻撃が得意。

フリーでクロスを入れられたら,フィジカルや高さに勝る大分に決められてしまう。

最後の最後まで相手について,ブロックし続けねばならない。

大分に深く攻め込まれるが,恭輔はクロスを上げさせず後ろへ押し戻す。

粘りのある良いプレイだ。

恭輔!負けんなよ!

 

前半10分。

大分のボランチでスタメン出場していた,日根野達海選手が交代。

競り合った際の落下時に,肩か肘を脱臼した様子。

日根野選手の元気なプレイを見たかっただけに残念。

 

今日の試合は,審判が笛を吹くのが多く,ちょっとした転倒もすぐファウルになる。

特に鈴鹿は大分にボールを持たれているため,それを奪う際にファウルを取られている。

フィジカルに勝る大分のセットプレイにも注意が必要。

 

センターバックの,「ディフェンスマイスター」,平出涼(5)

やっぱり鈴鹿のディフェンスの要は平出に違いない。

前半,大分の数々のセットプレイに対しても,それほど身長が高くない平出が一番早く触り,確実にクリアしていた。

また,サイドを攻略された際にも,斜めに飛び込んでくる大分の攻撃陣に対して,自分のポジションを捨てて最後のカバーに入るプレイが際だっていた。

平出が目立つのは,鈴鹿が押されている証拠なので良くは無いのだが,それでも平出のプレイは何度も鈴鹿のゴールを救った。

上手い。平出,上手い。

そして,大分に前半散々裏を狙われても,平出はラインを下げなかった。

戦うディフェンダー

中盤に影響力を出すディフェンス。

ナイス!平出頼むぞ!

 

しかし・・・

 

前半18分。

平出に対して三浦監督から厳しい指示が出ている。

ディフェンス全体に関することだったので,ディフェンスが一瞬ボールに対する集中が切れる。

左の山下宇一(24)がフワッとした感じになり,大分にボールを奪われ,それを奪い返そうとしてファウル。

絶好の位置での大分のフリーキック

これを中で決められ失点。

0-1。

 

監督の指示から,一瞬フワッとした。

それを決められてしまった。

 

いやいやいやいや。

まだ試合始まったばかり。

この1失点で抑えて,鈴鹿が点を取れば良い。

 

センターバックの右,「ミドルシューター」,縄靖也(26)

カニシの見た夏の赤丸急上昇選手,縄が満を持して出場。

ボランチが本職の縄は,センターバックからでもゲームメイクができるほどの視野とパスセンスがある。

さらに,中村健人(10)がボランチの場合,健人が前線に上がっても,縄が前に出る事で中盤のスペースを埋めることかできる。

さらにさらに,縄にはレーザービームのようなドッカンミドルシュートがある。

その,ナカニシ注目の縄だが,ディフェンスラインは高いものの,中盤が低い位置のため,前に押し上げがなかなかできない。

鈴鹿は,中盤とディフェンスが前後にコンパクトだが,その分,攻撃陣と離れてしまい,良いボールが前線に出せていない。

その持ち前の攻撃力を発揮できず,まずは守備からしっかりとプレイ。

縄,縄,慌てなくていい。

チャンスが来たら,迷わずぶちかませ!

 

給水タイム。

鈴鹿は押されている。

押されているが決定的場面は作らせていない。

大丈夫。

やれているぞ。

 

ボランチの,「キャプテン」中村健人(10)

この試合の前半は,大分にサイドの裏にボールを放り込まれて,防戦一方の鈴鹿だった。

鈴鹿がボールを奪う基点は低く,おのずと健人もポジションを下げていた。

健人の持ち味である,攻撃のタクトを振るう指揮者のようなプレイができない。

セカンドボールの競り合いと,パスコースを切るディフェンシブなボランチの動きをする健人。

健人の良い所が出せない時間が続くが,それでもボールを持てば鈴鹿の攻撃にスイッチが入る。

健人のボランチ。これも夏の練習試合でやっていた。

カニシはとても良いと思う。

鈴鹿で一番上手い選手がチームの舵取りをするのは心強い。

ただ,この前半はディフェンシブなプレイが求められて,健人の良い所が出せなかった。

惜しい。もったいない。

健人!がんばれ!

 

大分はフィジカルだけでなく,パスなどの足元も上手く,鈴鹿はボールを奪えない時間が続く。

なるほど。大分強い。

 

球際も強いのだが,球際が強いというより,体の使い方が上手く,単に競り合うだけで,鈴鹿のファウルになってしまう場面が多い。

審判の特徴だと思うが,体の使い方次第で,鈴鹿側のファウルになることが多い。

 

試合は4対6で大分優勢。

ただ,鈴鹿はカウンター,大分はサイドの攻略で一気に点が動く感じもする。

 

鈴鹿ボランチ,「プレイメーカー」,小野寺亮太(6)

天才小野寺が細かくつなぐ,機を見て自分でドリブルで駆け上がる。

上手い。鈴鹿のサッカーを見るならまず小野寺を見て欲しい。

ボランチの健人と同様に,小野寺も前半はディフェンスで走り回る状態。

サイドのケアにもボランチが動くため,相当な距離を走らされている。

大分は鈴鹿のディフェンスラインまで攻め込むため,中盤で奪ってショートカウンターという場面は無い。

小野寺,健人の中盤でも,なかなかボールを奪いきれない。

前半はガマンの時間。

小野寺,大分はサイドがかなり飛ばしている。

後半絶対にチャンスが来る。

その時だ!小野寺頼むぞ。

 

大分のサイド攻撃は続いている。

特に鈴鹿の右サイドからの攻撃が鋭い。

ずっと走っている藤山恭輔(25)。

恭輔のファインプレイで何とか止まっている。

 

さらに,鈴鹿の左からは推進力のある松木駿之介選手が突っ込んでくる。

鈴木翔太(14),山下宇一(24)が止めに行くが,コーナーキックを何本も与えてしまっている。

 

鈴鹿ゴールキーパー,「パーフェクトGK」,阿波加俊太(1)

大分のセットプレイが多い。

しかし,パーフェクトゴールキーパーの阿波加の守備範囲は広く,高さも十分。

パンチングでボールを弾き返す。

また,至近距離でのシュートに対しても,コースを読み切ってキッチリと止める。

上手い。

簡単にしているように見えるけど上手い。

前半の鈴鹿は防戦一方。

その中で,阿波加のプレイは選手たちを励まし続けた。

まだ1失点しかしていない。

選手たちのプレイにも気合が入る。

 

鈴鹿のディフェンスラインの裏を狙い続ける大分。

裏を狙いたいけど,パスの基点が遠すぎるので精度が上がらない鈴鹿

 

3トップの左,八木橋俊介(17)

怪我から復帰し,そのラガーマンのような肉体で攻撃の切り札に期待されている八木橋

しかし,大分のディフェンスに押し負ける事が多い。

負けるな八木橋。ノーファウルで競り勝てば1点ものだ!

八木橋の得意は,大きな「斜め走り」だと思うのだが,今日の八木橋はプレイが小さい。

動くスペースも,前後のダッシュも小さい。

結果的に,ポストプレイのような形でゴールに背を向けてプレイする場面が多い。

八木橋!自分の強い所をもっと出そう。

走り出したら止まらない八木橋を見せてやろう。

八木橋のやりたいプレイができない。

八木橋。もっと自由に。もっとサッカーを楽しもう。

 

前半終了間際。

 

藤山恭輔の大分ディフェンスの意表を突いたスローインが,三宅海斗(7)のもとへ。

海斗が振り向きざまに狙っているが,大分ディフェンスに引き倒される。

しかし,ノーファウル。

 

この試合,ファウルを取る?取らない?が不安定で,特に三宅海斗(7)はジヤッジに翻弄されていた。

 

ここで前半終了

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

ハーフタイム。

 

鈴鹿は後半戦初戦のため,丁寧に試合に入った。

しかし,大分は最初から決めに来る勢いで一気に来た。

鈴鹿は後手に回り,大分は先手を取った。

 

そして,同じ3-4-3のフォーメーションだが,大分の方がそのフォーメーションを使いこなしている感じがする。

マッチアップしても,選手は同数のはずが,鈴鹿は各所で数的不利を作られている。

 

日影で休みながら,コールリーダーがポツリと言った。

「4-4-2に変化出来ないですかね?」

 

サッカーに絶対に正解のフォーメーションや戦術などは無い。

相手に合わせて変化するか?

自分たちのサッカーを貫くか?

 

どちらにしても,鈴鹿は1点を追いかけている。

こちらが動かないと,ズルズルいかれてしまう。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

後半開始

(OUT)10中村健人 ⇔ (IN)16有馬和希

 

思い切って健人を変えて来た。

そして,鈴鹿は4-4-2のフォーメーションで後半に入る。

 

ボランチに入った,「大先生」,有馬和希(16)

有馬のプレイは,とにかく動く。

パスを出して動く,パスを受けるために動く。

少しだけでも,1歩でも半歩でも動く。

その少し動くことで,少しのスペースが生まれ,少しのプレイの幅が広がる。

この試合の後半,まさに有馬が動くことで鈴鹿にリズムが出て来た。

さらに,4-4-2にしたことで,サイドはサイドに任せられるようになったので,中盤でゲームメイクができるようになってきた。

有馬が少し前に動く。

リズムができる。

そこには三宅海斗へのパスコースが生まれている。

有馬。良いぞ!

さすが大先生。

見事な動きだ!

 

後半,三宅海斗(7)にボールが入るようになってきた。

しかし,マークは厳しく,容赦なく削って来る。

 

しかし,海斗にはパスもある。

三宅海斗(7)から,三好辰典(28)へのスーパーパス。

惜しい!!!

 

3トップの右,「ハヤブサの辰」,三好辰典(28)

夏の赤丸急上昇の選手のひとり。

三好がパワーアップしたのは,ゴール前での存在感。

フォワードらしく,ゴールに直結するプレイにキレが増した。

夏の練習試合でも,最もゴールに近かった選手だと思う。

後半,三宅海斗(7)が相手を引き付け,三好が走る展開があった。

フィジカルの強い大分でも,三好のスビートには手を焼いている。

そうそう。相手の嫌がることをするのがサッカー。

三好を走らせるのは,大分にとって嫌ならば,どんどんやっていこう。

三好走れ!

ゴールが見えたらシュートだ!

 

後半序盤から鈴鹿の攻勢。

互いのファウルも相変わらず多い。

 

サイドバックの,「山下一番」,山下宇一(24)

後半からは左サイドバックでプレイする山下。

センターバックが本職なので,ディフェンス重視のサイドバックかと思いきや,スルスルと前に飛び出し,三宅海斗(7)からのパスに対して,見事なミドルシュートを放ったりしている。

山下のプレイは,とにかく堅実。

派手なことはしないが,変なミスも少ない。

前方には攻撃したくてたまらない鈴木翔太(14)が張っている。

山下は鈴木翔太がプレイしやすいように,後ろから支えている。

山下。良いよ良いよ。

大分がパスミス狙っているから気をつけて。

 

後半19分

(OUT)26縄靖也 ⇔ (IN)2中村俊貴

(OUT)17八木橋俊介 ⇔ (IN)19藤山雄生

 

攻勢の続く鈴鹿

フィジカルで抑えられないように,中村俊貴(2)と藤山雄生(19)が入る。

 

サイドハーフの,「リトルマジシャン」,鈴木翔太(14)

サイドハーフとなり,1枚上に上がったことで,動きに自由ができた翔太。

翔太ドリブルで大分陣内に切り込む。

しかし大分のディフェンスに体で潰される場面がある。

大分のフィジカルと体の使い方はさすがに上手い。

サイドバックの山下宇一(24)から,サイドハーフ鈴木翔太(14)へズバリのパス。

鈴木翔太のパスの受け方が上手い。

大分のディフェンスが寄せて来るが,当たらなければどうということはない!

鈴木翔太から,逆サイドの三好辰典(28)にアーリークロス

三好から中で待つ三宅海斗(7)へ。

足元に入り過ぎたため,シュートをダイレクトで打てず,ブロックされる。

惜しい!惜しい!三好打って良い!

後半は鈴木翔太(14)からの攻撃も良い形ができていた。

 

途中から入った中村俊貴(2)の指示の声が聞こえる。

有馬和希(16)が,年長者にも遠慮なく指示を出し叱咤する。

選手の間に遠慮は無い。

夏の間に特に選手間の関係が良くなったと思うのはナカニシだけでは無いと思う。

 

鈴鹿の攻勢。

鈴鹿フリーキックで素早いリスタート。

それに反応して走っているのは,小野寺亮太(6)

前半,ガマンのプレイをしてきた小野寺が,大分ディフェンスを切り裂き,中へ早いクロスボール。

しかし,大分ゴールキーパーの佐藤隼選手のファインセーブでゴールならず。惜しい!

 

前線で体を張る藤山雄生(19)。

その硬さは,コンクリートブロックを相手にしているようだ。

鈴鹿のセットプレイからのトリックプレイ。

キッカーの位置にいた有馬和希(16)から,鈴木翔太(14)へショートパス。

鈴木翔太は走っている三宅海斗(7)にダイレクトで浮き球のパス。

海斗が中へ。

海斗のボールを藤山雄生(19)がシュートを打つが,またもや大分のゴールキーパーのファインセーブでゴールならず。惜しい!

 

後半,4-4-2になり,大分のマークが藤山雄生(19)と分散した三宅海斗(7)。

1対1のマークは,海斗にとってはマークじゃない。

海斗が全力で前線にプレスをかける。

チャンスも生まれている。

もう少しだ。

 

鈴鹿のディフェンスは,中村俊貴(2)が入ったことで,高く固くなった。

もう簡単には通れない。

互いにファウルが増えている。

ジャッジは相変わらずブレているが,そんなことを言ってる暇はない。

前半飛ばした大分は,裏を狙う攻撃が激減している。

ずっと鈴鹿の攻勢。

やり続けろ!やり続けろ!

 

後半41分

(OUT)24山下宇一 ⇔ (IN)21桑原海人

(OUT)6小野寺亮太 ⇔ (IN)8前田柊

 

残り時間が少ない。

 

後方からのロングボールをうまく受けた!三好辰典(28)。

三好から全速力の三宅海斗(7)へ。

2人の大分ディフェンスを引き屑りながら,三宅海斗(7)がシュート。

しかし,ゴールならず。惜しい!

 

鈴木翔太(14)から,ドンピシャのクロスボールが中で待つ三宅海斗(7)へ。

空中でトラップして,フライングボレーシュート

このシュートはバーに当たりゴールならず。

 

アディショナルタイム

 

前半から走りに走って,ヘトヘトのはずの藤山恭輔(25)が,それでも走ってドリブルで持ち込む。

 

大分らディフェンス間のパスを鈴木翔太が奪い,三好に繋ぐ。

 

最後のコーナーキックのチャンス。

ゴールキーパーの阿波加(1)が上がって来る。

何としても勝ちたい。

 

しかし,ゴールが遠い。

 

試合終了

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

たくさんの方が,暑い中,試合を見に来てくれました。

ありがとうございます。

ご期待に沿えず申し訳ないです。

 

マッチスポンサーをしていただいた,JADA三重様,ありがとうございました。

勝利をお届けできずすみませんでした。

 

ボールボーイをしてくれた鈴鹿高校のみなさん,ありがとうございました。

 

試合後には,佐藤隼選手,日根野達海選手,松木駿之介選手がサポーターのところへ来てくれました。

お疲れさまでした。ありがとうございました。みなさんのご活躍を祈ります。

 

Kiikカフのお祝いもたくさんお預かりしました。

金額を確実に確認するため,お祝いのお金は,ナカニシが触る前に,2名の方に金額を確認していただきました。

みなさんから預かったお金は,確実にkiikカフェに届けます。

 

試合後に,うなだれながら,疲れ切った選手がサポーターに挨拶に来ました。

カニシは選手たちに言いました。

大丈夫。大丈夫。

みんな立派に戦えている。

全力のプレイができている。

よく頑張った。

俺たちももっと頑張る。

次だ次だ!

次,勝とうぜ!

(よく覚えてないけど,こんなことを言ったような気がする)

 

負けました。

悔しいです。

なのでナカニシは笑えません。

 

ですが,心から言えることがあります。

選手のみなさん,お疲れさまでした。

ナイスプレイでした。

負けたけどね・・・。

 

さあ,もうこの試合に勝つことはできません。

だけど,次の試合に勝つための準備をすることはできます。

 

大戸屋さんでご飯食べて,

お風呂入って,

歯磨いて,

ゆっくり寝てください。

 

また来週。

 

ではまた。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

(今後の試合)

JFL第20節 9月9日 18:00 対 Honda FC@都田グラウンド

JFL第21節 9月16日13:00 対 クリアソン新宿@三交スポーツの杜

JFL第22節 9月23日 14:30 対 ティアモ枚方たまゆら陸上競技

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。