みなさん、おはようございます。
一日遅れのブログになってしまいました。
もしも、こんなブログでも楽しみにしていただいている方が見えましたら、すみません。
理由は、昨夜帰宅してからぐっすり寝てしまったためです。
良い夢を見ました。
なぜか分からないのですが、選手たちとバスでUNOをする夢でした(本当)。
そして現在の順位は、優勝には程遠い位置です。
それはなぜか分かりますか?
選手たちが、全身全霊全力でプレイをすることに変わりはないからです。
そして、それを応援したいというサポーターの想いにも変わりはありません。
選手と共に全力で戦い、そして勝利した。
それだけで、ナカニシは1週間ニコニコになれます。
みんな素晴らしい戦いでした。
今から、ブログを書いていくのが楽しみです。
(その割には、昨夜寝ちゃったけどね)
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土曜の試合。
仕事が終わったら試合モードに入る。
前節、悔しい敗戦となった。
共に戦う仲間として、笑顔も涙も選手と共にしたいといつも思っている。
今日こそは笑顔を共にしたい。
勝率では鈴鹿が勝ちこしていると思うが、その激しい攻撃力は脅威。
なかなか無失点では勝たせてくれない相手。
何としても勝ちたい。
そして上位進出を狙っていきたい。
枚方までの道中、何か食べておいたほうが良いと思うが、相変わらずナカニシには全く食欲が無い。
何か食べておかないと・・・。
コンビニで「冷凍白ブドウ」を買って食べる。
試合会場到着。
たくさんの鈴鹿サポーターが集まっている。
ありがたい。感謝。
横断幕を掲出。
心を整えて、試合開始を待つ・・・。
選手たちが出て来た。
アップも終わった。
さあ、サポーターは度胸だ!
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 7三宅海斗・28三好辰典
MF 14鈴木翔太・6小野寺亮太・10中村健人・16有馬和希・不在
DF 24山下宇一・5平出涼・2中村俊貴・25藤山恭輔
GK 1阿波加俊太
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試合開始。
枚方は4-4-2のフォーメーション。
鈴鹿のフォーメーションは状況に応じて可変している・・・と思う。
見ていて一番分かりやすいのは、右のサイドハーフがいない3ボランチの4-4-2。
では、右のサイドハーフは誰がやるかというと、右は前も後ろも藤山恭輔(25)が全部やる。そんな感じ。
鈴鹿のフォーメーションは流動的。
左右対称ではない様子。
枚方は風が強い。
鈴鹿の前半は、風に向かって攻めることとなる。
試合開始直後から、有馬和希(16)から、鈴木翔太(14)へのレインボーパスが炸裂する。見事!
攻撃陣の動きは良く、スピード勝負ならば十分にゴールを狙える。
しかし・・・鈴鹿のディフェンスが不安定。
枚方は、前線から鈴鹿にプレッシャーをかけ、ミスを狙ってくる。
実際に、鈴鹿はパスミスをカットされて、何本もショートカウンターを喰らった。
前半2分。
左サイドの山下宇一(24)のパスミスをカットされる。
枚方のパスに対して、足でブロックに行った山下。
しかし、山下の足に当たったボールは、そのままフワリと上がって鈴鹿のゴールに。
オウンゴールで失点。0-1。
偶然のアクシデントだ!
気にするな!
左サイドバックの、「山下一番」、山下宇一(24)
枚方は前から前から圧力をかけてくる。
それにまんまとハマって、バタつく鈴鹿の守備陣。
パスの上手い山下のパスが安定しない。
枚方の鈴鹿守備陣にかけられるプレッシャーをかわすため、サイドの鈴木翔太(14)に展開しようとするが、それは枚方に読まれている。
山下の足にボールが落ち着かず、なんか恐々とプレイしている。
山下!自分を信じろ!
信じられなかったら、サポーターの声を聞け!
ナカニシの声を聞け!
大丈夫!大丈夫!
失点した時、山下はヒザから崩れるようにガッカリしていた。
山下。山下!!!
開始2分で失点して、ガッカリしてるヒマないぞ!
走れ!
戦え!
ガンバレ山下!
枚方の前からの圧力を交わすため、鈴鹿はサイドバックにボールを展開。
しかし、それを徹底的に枚方に狙われている。
プレッシャーを掛けられ、鈴鹿ディフェンスがバタついている。
鈴鹿はロングボールを蹴りたいが、強い向かい風でコントロールがしにくい。
伸び伸びとダイナミックなプレイが持ち味の恭輔。
しかし、今日の試合の前半は、かなり密集して閉塞したエリアでのプレイが続いた。
鈴鹿ディフェンスに対する枚方の圧力に対して、サイドの恭輔にボールが渡るが、恭輔から先が続かない。
恭輔の周りに2人3人と押し出してきて、ボールを奪われる場面が目立つ。
どうもうまくいかない前半の序盤。
枚方の生んだサッカー選手、藤山恭輔はもっともっと良いプレイができるのに!
枚方のプレッシャーに対して、恭輔が置きに行く無難なプレイを選択している。
叫ぶナカニシ。
恭輔!怖がるな!もっと行って良い!
それが恭輔の100%か!いやいやまだ出せる。
まだ、恭輔の50%しか出せてない。
もっとやれる、もっとできる。
サポーターの声が届いているか?
みんな恭輔を応援している。もっといけ!仲間はたくさんいるぞ!
支配率は五分の展開。
おそらく枚方の戦術だと思うが、鈴鹿のパスサッカーの中でサイドバックに繋ぐところを集中して狙われている。
しかし、最近の試合で見事なカウンターを決めている鈴鹿。
サイドだけじゃない!
中盤の中村健人(10)から、三宅海斗(7)へ。
三宅海斗の180度スーパークイックターンで、左サイドを駆け上がる鈴木翔太(14)へドンピシャのパス。
鈴木翔太から、中に突っ込んでくる三好辰典(28)へ!
鈴鹿の攻撃は、三好辰典(28)と三宅海斗(7)のスピードを生かしたカウンター攻撃。
それを狙って、3人のボランチが支配率を増す。
だけど、鈴鹿は支配率を増し過ぎない。
パスをつなぎ過ぎない。
パス回しが目的じゃない。
相手を揺さぶってから、勝負するパスをしっかり出している。
大きなサイドチェンジや、クサビのパスが決まっている。
枚方の前からのプレッシャーに立ちふさがるのは鈴鹿山脈!中村俊貴。
センターバックの、「鬼俊貴」、中村俊貴(2)
そこに敢然と立ち塞がる俊貴。
枚方のギリギリのプレッシャーをモノともせずに弾き返す!
さすが強い!さすが俊貴!
特に前半、センターバックの俊貴(2)と平出(5)で、何とか失点を防いでいた。
「さすが俊貴!」と、ナカニシは前半に何度言ったことか・・・
必ず試合は動く。
その時のために、これ以上、点はやれない。
俊貴!頼むぞ!
鈴鹿はディフェンスから、中盤へのパスコースが切られている。
そのためサイドに展開して、行き止まりでハメられている。
枚方の追い込み方も上手い。
サイドがダメなら、中央突破を狙う。
ボランチの、「プレイメーカー」、小野寺亮太(6)
枚方の前線からのプレッシャーは、見方を変えれば、それを越えたらチャンスになる。
サイドが行き止まりになっているのは、小野寺の目にはちゃんと映っている。
小野寺は、展開を変えるため、少し無理をしてでも中盤から直接前に繋ぐプレイを選択する。
枚方のハイプレッシャーを掻い潜り、ボールを前に繋ぐのは小野寺亮太。
ディフェンスからのボールを受けると、パスもドリブルも自由自在の小野寺がさばく。
小野寺の1つ1つのプレイの素晴らしさが、グラウンドでキラキラしている。
良くサポーター間で話をするのだが、小野寺の周りには独特のフィールド(約1m=Oフィールド)があり、その円内のボールはほぼ失うことはない。
また、そのOフィールドの中で小野寺はものすごく落ち着いてプレイをする。
中村健人(10)とのボールの受け渡しも良く、互いが受け手と出し手として、リズミカルにパスをつないでいる。
前半押されている鈴鹿。
しかし、小野寺が鈴鹿の選手の次のプレイをデザインするかのように、試合を作り始める。
徐々に雰囲気が変わっていく。
小野寺。なんとしても勝とうぜ!
前半、鈴鹿は決して良い試合ができているわけではなかった。
枚方の前線からのハイプレッシャーと、ディフェンスからのパスを狙う動きに、鈴鹿は試合を作れなかった。
枚方は鈴鹿のボールを高い位置で奪い、手数少なくショートカウンターを狙ってきていた。後手、後手にまわる鈴鹿。
しかし、そんなうまくいかない中で、頼りになるのはやっぱりキャプテン。
チームが波に乗れない時、リズムが作れない時、相手に合わせてしまっている時、頼りになるのはやっぱりキャプテン健人。
健人のボールさばきと、驚異の展開力が徐々に枚方のスペースを広げ、鈴鹿のペースを作り出していく。
周りへの視野もダントツの抜群で、フィールド全体が健人には見えている。
小野寺とのコンビネーション。有馬とのパスコースを切る連携。健人の周りには頼もしい若手が動き出している。
前半、セカンドボールに果敢にアタックし、中盤を枚方の好きにはさせなかった。
鈴鹿の中盤を自由にさせなかったことが、前半の枚方の猛攻を防いだ一つの要因だったと思う。
バスケットボールで言うと、ポイントガードの位置。
中盤から、三好(28)、翔太(14)、海斗(7)への必殺のパス。
良い!ケンティ良い!
前半の終盤になると、枚方の前線からのプレッシャーに幾分慣れてきた。
また、中盤の3人が柔軟に動き、試合の流れを修正していく。
どんな状況でも、センターバックの平出涼(5)は、きっちりオフサイドを取っていく。
鈴鹿のディフェンスラインは高く、前後間隔もコンパクトにまとめている。
鈴鹿の中盤が動き始めた。
有馬和希(16)から中村健人(10)。中村健人(10)から小野寺亮太(6)。
パスが生きているようにつながる。
前半の終盤。
センターバックの平出涼(5)がスルスルとパス交換しながらオーバーラップ。
足元の上手い平出は、健人(10)、小野寺(6)とのリズムよくパスを回す。
最後は枚方ディフェンスに止められたが、前半序盤の鈴鹿ディフェンスへの圧力が少し外れてきたことを感じる。
前半の終盤。
鈴鹿は、枚方にミドルシュートを打たれるが、バーにあたりゴールならず。
その時、ゴールキーパーの阿波加(1)はしっかり反応し、しっかり飛んでいた。
もし、枚方のシュートがバー直撃ではなく、ゴールに入るようなコースならば、阿波加の手は触っていた!絶対!
だから、あればラッキーじゃない。阿波加の力だ!
前半終了間際。
ロングボールに対して三宅海斗(7)が単騎で抜け出す!
枚方のゴールキーパーが飛び出して、プロレスで言うと越中詩郎のヒップアタックみたいに当たって来る!危ない!
シーンとするサポーター。
大丈夫か!
相当ひどかったぞ!
海斗(7)はかなり痛そうだが、なんとか立ち上がり、プレイ続行!
海斗がんばれ!
サポーターは何もしてあげられないけど、海斗ともに戦う。
海斗!ガンバレ!
ここで前半終了
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ハーフタイム。
1週間前の試合と全く違い、今日はとても涼しい。
風が強く吹いているため、ハイボールの処理で手間取ることがあるが、それでも後半は鈴鹿の追い風となる。
鈴鹿サポーター側にたくさん人が集まってくれている。
選手の職場の人や、親御さん、知人、親戚の方たちも来ている様子。
ありがたい。
みんなを笑顔で帰路につかせたい。
この試合が、このまま終わるとは到底思えない。
さあ、サポーターが目に見えない何かを手繰り寄せよう。
雰囲気や流れを作る良い応援をしよう。
サポーターの力を信じろ。
やるぞ!!!
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後半開始。
開始から感じる。
前半ほど、鈴鹿ディフェンスに圧力が掛からなくなった。
あんな激しいプレッシャーは、枚方にも負担だったのだろう。
後半序盤の枚方の攻撃は、ボールを奪ってロングボールで縦1本の攻撃へ。
単発の裏への攻撃ならば、平出涼(5)と中村俊貴(2)の2人のセンターバックはビクともしない。
少しずつ、鈴鹿のターンが近づいてくる。
ボランチの、「大先生」、有馬和希(16)
後半開始から、有馬が積極的に動き出す。
鈴鹿の中盤の、小野寺亮太(6)、中村健人(10)、有馬和希(16)は、それぞれにプレイに特徴がある。その中で、最も動きが早くて鋭いのは有馬和希だと思う。
そして、一番、攻撃的なボランチも有馬和希。
防戦の続いた前半は、セカンドボールの奪い合いと、相手の攻撃時のパスコースを切ることで我慢のサッカーをしていた。
しかし後半は左に流れて、鈴木翔太(14)との連携で、シュートを放つところまで押し上げている。
健人(10)や小野寺(6)からのパスも上手く受けている。
ボールの受け方や、ターンが上手く、有馬の所で一気にギアが入る。
有馬がかきまわし始めた。
リズムが生まれる。
有馬!この試合絶対勝とうぜ!
前半、窮屈なプレイを余儀なくされていた、右サイドの藤山恭輔(25)が、ビシバシにオーバーラップしてくる。
中村健人(10)が、矢を引き絞って狙っている。
小野寺亮太(6)が、クサビを打ち込むのを狙っている。
有馬和希(16)は、2列目からの飛び出しを狙っている。
鈴鹿はどこから突破口を開く?
後半14分
右サイドでパスを細かく回してタメを作る。
枚方の目が右サイドにくぎ付けとなった途端、中村健人(10)が、左サイドへサイドチェンジ(この健人のキックは素晴らしかった)。
見事にボールがコントロールされている。
どうする?
どうする?
鈴木翔太は一瞬のフェイントで枚方ディフェンスを交わし、迷いなく左足を振り抜く!
なんと!うわっ!入ったの!
ゴーーーーーーール!!!1-1
大騒ぎのサポーターにびっくりして、小さい子供が泣く事態に。
「ごめん。ごめん。翔太が凄すぎるのが悪いんやに。」
左サイドの、「リトルマジシャン」、鈴木翔太(14)。
前半は5バック気味の左のディフェンスをしていた。
しかし、低い位置だと翔太の良さが出ない。
鈴木翔太は相手ゴールに突進してこその翔太。
そして後半に入り、リズムを作り出した鈴鹿の3ボランチから、パスが供給され始める。
狙っていた翔太。
自分が決める!
自分が打つ!
そして、決めた同点ゴール!
ナイス!
試合は鈴鹿ペース。
支配率も鈴鹿優位。
ポゼッション重視だが、パスのリズムは早く、フィニッシュに向けての手段としてのパスが見事につながる。
選手みんなが逆転するためのプレイを選択している。
良い感じだ!良い感じだからこそ、勝たせてあげたい。
しかし・・・鈴鹿の攻撃のキーマンが激しく削られている・・・。
鈴鹿の攻撃の中心は三宅海斗。
そして、相手からすれば、一番先に潰したい選手だと思う。
この試合でも、無茶苦茶激しく削られている海斗。
さらに、空中戦でもヒザを背中に突き当てられ、悶絶する海斗。
海斗、ホントに大丈夫か?
海斗が怯んでプレイが鈍れば、枚方の狙い通り。
どれだけ痛めても、どれだけきつくても、海斗は勇敢にゴールへ突進する。
そして、後半、鈴鹿の攻撃が活性化し始めた。
つまり、海斗にボールが入り始めた。
海斗。無理しないで欲しいけど、ゴールも欲しい。
海斗。痛いのにごめん。
何とかみんなを勝たせてくれ!
後半半ば。
山下宇一(24)からのロングスローが、斜めに左に走って来た三好辰典(28)へ。
三好から海斗へクロスボール!
海斗のダイレクトシュートは、枚方ゴールキーパーのファインセーブで防がれる。
惜しい!
さらに鈴木翔太(14)の左からのクロスを、海斗(7)は頭で合わせる。
惜しい!
得点が近いぞ!
海斗!ガンバレ!ガンバレ!
後半に入り、アップエリアから藤山雄生(19)が呼ばれている。
呼ばれているものの、試合の展開を見て何度も戻されている。
いつ三宅海斗(7)と交代してもおかしくない。
それほど海斗は無理をしているのか?
後半の半ばを過ぎた。
選手交代を頻繁に行う枚方。
選手交代をしない鈴鹿。
これが試合にどう影響するか?
試合展開は鈴鹿ペース。
支配率は鈴鹿が優位。
だからこそ、枚方のカウンターが脅威。
現在同点。
しかし、このまま両チーム無失点は考えられない。
どちらかが均衡を破る。
・・・そんなことをナカニシが考えてる間に、有馬和希(16)がビックリするようなミドルシュートを放つ。
枚方のゴールキーパーのファインセーブで防がれるが、この有馬のミドルに対して、三好辰典(28)が詰めに来ていたのを見た。
フォワードの、「超音速」、三好辰典(28)
三好はスピードだけの選手じゃない。
三好は、点を取るための「その位置」にいる事が多い。
フォワードにとって何より大事な得点の嗅覚を持つ選手。
どれだけ良いパスが来ても、「その位置」にいなかったらゴールは奪えない。
「その位置」にいるのは偶然じゃない。
三好は、「その位置」にいるために、1000本の無駄走りを積み重ねてきた。
もしも、もしも、ここにボールが来たら・・・。
もしも、もしも、相手がミスをしたら・・・。
誰もが疲れてくる後半の半ば過ぎ。それでも三好は無駄走りを止めない。
無駄な走りは、走りを止めた時に無駄になる。
そして、点を取るために1000本の無駄走りを全力で続けた三好の前に、1001本目がやって来る。
後半27分。
藤山恭輔(25)が右サイドから大きなサイドチェンジ。
ボールは風に流れてオーバーしたと思った・・・。
枚方のディフェンスもゴールキーパーも、ゴールラインを割ると思ったボール。
そのボールに、敢然とダッシュして追いついたのは、俺たちの三宅海斗(7)。
なんと!あれ追いつくか!
海斗がボールを拾い、寄せて来た枚方ディフェンスを一呼吸で抜き去る。
中にシュートのような鋭いパス。そこに飛び込んできたのは・・・
オレ!ミヨシタツノリ!
「その位置!」は三好の勝ち取ったモノだ!
ゴーーーーーーール!!!2-1
三好の値千金の逆転弾!
良く走りこんできた。良く走った。良く狙っていた。
見事なゴールだ!
それは三好のファインプレイだ!
三好!ナイスゴール!
残り時間は約15分。
逆転された枚方の攻撃が強まる。
またもや、空中でヒザを突き刺され、カイトが悶絶する。
ほんとに海斗ヘの当たりが激しすぎる。危ない。何度かしてくれよ審判。
海斗の治療中に、逆点で盛り上がっていた雰囲気が一気に引き締まった。
選手間で声を掛け合う。
さあ、最後までやり通すぞ!
枚方は、前半から怖かった長身外国人のフォワードが交代し、スビードのある選手を入れて来た。
枚方の攻撃も変化がある。
鈴鹿の守備陣が頑張って対応する。
枚方の攻勢を防ぐ平出。
時には、中村俊貴(2)と平出が前後になり、ストッパーとスイーパーの位置取りをしている。
また、枚方の2列目から抜け出してくる選手に対して予知したいたかのように、ケアが早い。
職人のように、1手1手を丁寧にディフェンスで押さえていく。
周りの選手へも指示し、平出が鈴鹿ゴール前に砦を築く。
平出。残りわずかだ。
頼むぞ。ガンバレ!
鈴鹿のゴールキーパー、「パーフェクトGK」、阿波加俊太(1)
鈴鹿を攻めあぐねる枚方は、ロングボールを鈴鹿ゴール前に放り込んでくる。
枚方のヘディングシュートに対して、中指の第一関節だけ触れて止めた阿波加。
また、直撃級のシュートを、良く見てしっかり体で止める。
前半同様、ゴールボスト直撃のボールも、阿波加はしっかり反応している。
ゴールに入る弾道ならば、阿波加は必ず手に当てていた。
ゴールを守る鬼気迫る阿波加。
阿波加の気迫がサポーターにまでビンビン届いてくる。
後半終了間際には、ゴール前で切り返されて万事休すのシュートまで防ぐ!
阿波加!
何と言う凄いGKなんだ!
試合は最終盤。
ナカニシはもう声が出ない。
祈るばかり!
頼む!
頼む!
がんばれ!
がんばれ!
後半45分
(OUT)10中村健人 ⇔ (IN)26縄靖也
(OUT)14鈴木翔太 ⇔ (IN)21桑原海人
このタイミングで、この試合初の交代。
コールリーダーが叫ぶ。
あと少し力を!
選手へ届けてやってください!
ATは6分。
長い長い6分が始まる。
またもや海斗が空中戦で激突してひどく痛めてしまう。
頭とわき腹をを打ったようで、しばらく立ち上がれない。
海斗・・・。本当に大丈夫か?
AT7分。
(OUT)7三宅海斗 ⇔ (IN)19藤山雄生
残りわずか。鈴鹿一丸だ!
kiikカフェで試合を見ているサポーターも念を送ってくれ!
ナカニシは祈るばかり。勝ちたい。勝ちたい。
そして・・・タイムアップの笛の音
よし!!!
試合終了
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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。
アウェイにも関わらず、たくさんの方が,鈴鹿の応援をしてくれました。
ありがとうございました。
藤山恭輔選手、前田柊選手、平出涼選手の勤め先の方も、たくさん応援に来てくれました。
関西出身の選手のご家族や関係者の方々も応援に来てくれていたようです。
みなさんの応援は、選手たちの背中を押してくれたと思います。
本当にありがとうございました。
さて、今日の試合のナカニシ的MVP、VictoryCross賞は・・・。
危ない場面が何度もあった試合でしたが、鈴鹿の最後の砦は落ちませんでした。
阿波加。ナイス!
素晴らしいプレイでした。
みんなのゴールを守ってくれて、ありがとう。
試合後、バスを見送りました。
選手たちも笑顔でした。
サポーターもみんな笑顔でした。
帰路、エネルギー切れで空腹のナカニシは、背油とんこつ濃厚醤油ラーメンを食べました。
美味しかったです。
次節からは、試合前に「冷凍白ブドウ」を食べることにします。
この土曜・日曜は、鈴鹿市内がF1で賑わっています。
どこに行っても渋滞になるので、選手のみなさんは運転に気をつけてください。
ナカニシは、今日は一日、試合動画を見直します。
ではまた。
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(今後の試合)
◇JFL第23節 10月1日13:00 対 マルヤス岡崎@AGFグラウンド
◇JFL第24節 10月8日13:00 対 ミネベアミツミFC@宮崎市民グラウンド
◇JFL第25節 10月22日 13:00 対 レイラック滋賀@四日市中央緑地競技場
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