みなさん、こんばんは。
鈴鹿にチームができてから16年目です。
チーム名は3度も変わりました。
アトレチコ鈴鹿クラブという名前にチーム名が変わり、まだ3カ月です。
たくさんのトラブルがありました。
たくさんの問題がありました。
何度も終わったと言われました。
何度も・・・
いろんな人に・・・
今日、最後の最後まで「アトレチコ」と叫びました。
たくさんの人が一緒に応援してくれました。
世界が滲みました。
忘れて良いことを忘れました。
言葉が遅れて聞えてきました。
そのチーム名は、言葉ではない何かの祈りのように聞こえました。
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金曜日は病院に行くため休暇をとった。
(たいしたことないので大丈夫です)
大きな病院の待合で、のべ3時間待ち。
病院の長い待ち時間が全く苦にならない。
大分戦を思い出し、滋賀戦に想いを馳せる。
サポーターは自分のチームの選手を最高だと思っているかもしれない。
だけど世界中に言わせてもらおう。
うちの選手が最高だ!
ホントに!
土曜の練習を見に行く。
とても良い雰囲気。
とても良い緊張感。
とても良いリラックス。
こんな雰囲気の良い前日練習を見れたことがサポーターとして嬉しい。
今日の対戦相手は、レイラック滋賀(以下、滋賀と書きます)。
昨年3位。
J昇格の最有力チーム。
今シーズンもJリーガーをバリバリ補強したらしい。
もちろん優勝候補。
第1節も3得点で完勝しており、勢いも十分にある。
眠れぬ夜を過ごし、日曜の早朝を迎える。
7時には現地に行き横断幕の積み下ろしを始める。
じっとしていられない。
頭の中が試合の事で一杯になる。
ホーム開幕戦。
出せるだけの横断幕を全部出す。
「疾風勁草(堀河モデル)」は、布の劣化のため、新しいのを作成した。
「ニュー疾風に勁草を知る」(しっぷうにけいそうをしる)
意味は「困難が訪れたときにはじめてその人の真価が問われる」。
「勁草(けいそう)」は風雪にも耐える強い草のこと。
そこらへんに生えている草は、普段はどの草が強いかは分からない。
強い風(困難)が吹いたとき、はじめて強い草はどれか分かるという。
困難の多さは、決して誇りにできるもんじゃない。
だけど、困難を乗り越えてきたことは誇りに思う。
小雨のパラつく中で観客もたくさん来てくれた。
三重テレビさんもありがとうございます。
時間が迫る。
ピリピリした感覚。
耳に聞こえる音が、水の中で聞いているような感じになる。
集中。
大丈夫だ。
いくぜ!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 19人見拓哉・10中村健人
MF 14鈴木翔太・8有馬和希・25藤山恭輔・21濱名真央
GK 30平吹楽
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試合開始。
鈴鹿は、4-2-3-1。縦に早く。
滋賀は、3-4-3。横に広く。
互いのやろうとしている狙いは全く逆。
どちらが強い部分を先に出せるか?
鈴鹿は、ただ縦に早いだけではなく、中村健人(10)を経由することで、精度が上がる。
中村健人は得点に絡むぞ。
ナカニシは試合前から思っていた(本当)。
まだ試合が開始し、落ち着かない時間。
鈴鹿にフワッとした感じは全く無い。
滋賀はワイドに。大きなロングボール主体。
しかしゴール前ではショートスルーパスで細かく裏に走る。
元Jリーガーが多いだけあって、確かに足元が上手い。
鈴鹿は縦にシンプルに攻める。
今年の鈴鹿は手数が少なく前に早い。
鈴鹿の右サイドから滋賀の攻撃。
外にクリアしても、ロングスローが飛んでくる。
鈴鹿の左サイドには、以前鈴鹿に所属し年間VictoryCross大賞を受賞したこともある菊島卓選手がいるので、滋賀は左右からロングスローの可能性がある。
簡単にタッチラインにクリアすると、セットプレイ並みのピンチになる。
センターバックの、「鬼俊貴」、中村俊貴(2)
サイドから攻めて、中に折り返す滋賀の攻撃。
俊貴の鬼の目が赤く光る(ナカニシ視点)。
フィジカルと高さに勝る滋賀に対して、俊貴が徹底的な迎撃を繰り返す。
迎撃の形であれば、俊貴のディフェンスを破ることなんてできない。
ピリピリした良い緊張感がディフェンスラインにいきわたっている。
アップダウン、左右のスライド、鈴鹿のディフェンスに乱れは無い。
よしよし。
良いぞ。良いぞ。
さすが俊貴だ。
怖い怖い俊貴が鈴鹿のゴール前に陣取っている。
前節の大分戦では、再三攻め込んだもののゴールを挙げられなかった。
翔太はゴールだ。翔太はドリブルだ。翔太は勝負だ!
いつも以上にビュンビュン飛ばしている翔太。
狙っている。誰が見ても狙っている。
よっしゃ!ゴールを狙え!
前半9分
濱名真央(21)が右でボールを受ける。
滋賀のマーク一瞬ズレる。
真央の高精度クロスボール!
滋賀でディフェンスの死角から、一歩前に飛び込んでくるのは・・・
スズーキ!ショーーーターーー!
頭でドンピシャに合わせる!
ゴーーーーーーール!!!1-0
なんと前半9分で先制。
翔太(14)のマークの死角から飛び込む動き。
真央(21)の超々高精度クロスボール。
見事!
素晴らしい!
会場アナウンスは濱名真央とアナウンスされたが、すぐに鈴木翔太に訂正。
ナイスゴール!
鈴鹿ゴールのすぐ後。
滋賀の思い切ったミドルシュート。
ゴールキーパー平吹楽(30)が足で抑えるが、すぐにキャッチしない。
落ち着け、落ち着けと、周りに手で合図している。
慌てなくていい。落ち着け。
平吹!良い指示だ!
昨年はシーズンのほとんどをベンチから阿波加選手のプレイを見ていた。
その時。その悔しい時。平吹は急成長したに違いない。
レベルアップした平吹は、周りに安心感を与えられるキーパーとなった。
その平吹がゴールを守ってるんだ!
自分の後ろにサポーターがいることを平吹は良く分かってる。
サポーターの声が平吹に届く。
だから平吹はゴールを決して許さない!
そしてこの試合、平吹からのロングキックで再三のカウンターのチャンスを生んだ。
時折の強風でロングキックの精度を欠く場面もあったが、1発決まれば1点物の平吹のキックは滋賀の脅威となったに違いない。
ドンドン狙っていこう。
平吹頼むぞ!
サイドから攻める滋賀を止めに行く鈴鹿。
滋賀はファウルをもらうのも上手いので、どうしてもファウルが出てしまう。
滋賀のセットプレイは怖い。
フィジカルと高さが鈴鹿より勝っている。
開幕戦はセットプレイで滋賀は得点している。怖い怖い。
ボランチの、「剣闘士」、藤山恭輔(25)
髪の色を変えて精悍な感じになった藤山恭輔。
手足も長いので、外国人のように見える。モンテネグロ人?
いやいや、恭輔はもうすっかり鈴鹿人だ!
フィジカルの強い滋賀に対して、鈴鹿は小柄な選手が多い。
縦横無尽に走りつつ、高さと当たりで奮闘する恭輔。
中盤には必ず恭輔が出てくる。勇敢なプレイは周りを巻き込んでいく。
今シーズンは有馬(8)と恭輔(25)がボランチを組む。
互いに弱いところを補い、互いに良いところを出している。
「マッシュアップ」
混ぜることで化学反応を起こし、よりレベルの高いプレイに到達している。
恭輔と有馬の2人が生き物のように連動する。
有馬の展開力。恭輔の対人の強さ。
絡み合う鈴鹿の中盤に穴はない。
恭輔!戦え!がんばれ!
少しずつ雨が降りはじめた。
芝が重くなっていく。
ポールの転がるスピードが変わる。
鈴鹿の選手が見送ったボールが、滋賀に取られることが出てくる。
プレッシャーを感じながらの試合。
集中が切れれば、一気にやられる。
サポーターのチャントで雰囲気を作ろう。空気を作ろう。
キツイ時こそサポーターの力の見せ所だ!
ボランチの、「大先生」、有馬和希(8)
前後左右に激しく動いているが、同じボランチの藤山恭輔(25)と連動して、中盤に
全く穴ができない。
この、有馬と恭輔のナイスな連動は、滋賀に押し込まれる展開の中でとても助かった。
これで中盤にスペースができていたら、やられていたかもしれない。
滋賀はサイドに展開した後、マイナス方向への折り返しや、裏にショートパスを出してくる。
滋賀がパスで揺さぶるが、有馬が展開を完璧に読んでいる。
危ない所にいてくれる有馬。
その位置にズバッと入ってカバーしてくれる。
助かった。危なかった。
有馬ナイス!
雨の影響で芝が重く、球足が鈍くなる。
ロングボールが止まって、追いつかれてしまう。
最後までやり切らないと危ない。
ナカニシは迷わず「健人が前にいること」と答えた。
今年の鈴鹿は、左の鈴木翔太(14)、右の濱名真央(21)、前の人見拓哉(19)。そして、三好辰典(22)、熊谷誠也(24)らの一騎当千のフォワードが、多方面から相手ゴールに迫る。
昨年はどうしても三宅海斗頼みになりがちで、相手は対応しやすく海斗自身も削られまくった。
攻撃の手の多い中で、健人が落ち着いて、相手に選択を迫る。
右が左か?正面か?そして健人自身もゴールを狙う。
今年の鈴鹿は?も!前線の健人にボールが渡った時に注目だ!
前半27分
右から攻める鈴鹿。
鈴鹿は右の濱名真央(21)、萩原大河(13)が攻めて、左で決める展開が多い。
右からの攻撃を滋賀ディフェンスがカット。
そして、中盤にパスを出す・・・が、しかし!健人はコースを読んでいる!
滋賀のディフェンスのボールをカットし、落ち着いて、落ち着いて、落ち着いて、人見拓哉(19)へパス。
ドフリー!
人見も落ち着いて、落ち着いて、落ち着いて、シュート!
ゴーーーーーーール!!!2-0
大チャンスを得た時に、人間ってあんなに落ち着くことができるんだろうか。
ナイスゴール人見!
ナイスプレイ健人!やっぱり点に絡んだね。
ワントップの、「人見ボンバー」、人見拓哉(19)
第1節続き、2節連続でゴールを決めた人見。
ゴール前での落ち着きは、大賢者のようだ。
点取り屋のフォワードだが、前線で体を張るだけでなく、濱名真央(21)と頻繁にポジションを変え、互いのマークを外す。
時にはボランチの位置まで下がり、体を張ってチームを守る。
人見は、ナカニシが見た中でもトップクラスのチームのために走ることのできる選手だ。
第1節では、ワントップを変えることなく最後までやりきった。
攻撃面だけでなく、ディフェンス面も含めて人見を変えた時の影響が大きい。
人見。キツイ時間帯が続くけど、頼む。がんばれ!
2点差になってから、より一層滋賀の圧力が上がった。
猛烈なフィジカルでセカンドボールの奪取していく。
ボールのキープ力も高く、支配率も圧倒的に滋賀。
鈴鹿は引いて守ったら必ずやられる。
ここで踏ん張らないと。
滋賀は3-4-3のフォーメーションでサイドに人をかけて攻略してくる。
滋賀の高さ、速さ、そしてパス回し。
足の速い堀江が、最後の最後まで粘って、滋賀の攻撃の精度を上げさせない。
中村俊貴(2)、藤武剛(15)、萩原大河(13)との4人のディフェンスラインの中で、しっかりと役割を果たす堀江。
鈴鹿のディフェンスラインは、最後の最後まで乱れなかった。
そして、堀江は無理に上がらない。
攻めダルマのサイドハーフ鈴木翔太(14)が前線に飛び出すので、後ろから支えて、リスク管理をしている。
滋賀の怖いセットプレイにも存分に体を張る。
堀江負けてない!
がんばれ堀江!
滋賀は元Jリーガー多く、やはり体が大きい。
さらに、体の使い方も上手く、全てにおいて強いチーム。
試合は滋賀が推している。
ただ、鈴鹿は全く崩れていない。
何度も何度も滋賀のセットプレイが続くが、鈴鹿の選手たちに穴はない。
先に触り、先に動き、大きくクリアしていく。
なんとか踏ん張れ!
前半の終盤。
2-0で前半を終えるのと、2-1で終えるのは全く違う。
なんとか持ち堪えろ!耐えろ!
いや、いや、選手たちは耐えるなんて考えてない。
取るんだ!
点を取るんだ!
ここまで滋賀にサイドを攻められていても、萩原は引いていない。
ずっと狙っている。前に飛び出すタイミングを狙っている。
運動量が豊富で、攻撃と守備と2人分動いている大河。
昨シーズンほとんど試合に出られなかった。
ベンチにも入ったことは稀だった。
今シーズン、ナカニシは大河が躍動するのを見るのが本当に嬉しい。
頑張って、頑張って、結果が出なくても折れない心を持った選手が、チャンスをつかんで活躍するのを見るのは嬉しい。
鈴鹿が押されている展開。
その萩原が狙っている。
守って満足する選手じゃない。
前半AT
濱名真央(21)、人見拓哉(19)とつなぐ。
ハーフライン付近で、人見のちょこんと触るパスを萩原大河がかっさらう!
独走。
60m近くをドリブルで独走。
滋賀のディフェンスが寄せて来るが、構わずシュートを放つ!
逆サイド側のサポーターにも良く見えるような、どえらいシュート!
これがタイガーショット!
レインボーの糸を引くようなシュート!がゴールネットを揺らす!
ゴーーーーーーール!!!3-0
凄い!凄い!凄いのが入った!
なんと言う凄いゴールだ!
そして大きな大きな3点目だ!
喜びに沸く鈴鹿ベンチ。
そこに飛び込む萩原大河!
前半終了。
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ハーフタイム。
3点リードで前半を折り返すって記憶にない。
トイレに行きたいわけではないが、落ち着くためにトイレまで歩く。
落ち着け。
落ち着け。
まだ勝ってない。
油断するな。
喜ぶな。
勝ったと思うな。
自分自身の油断を排除する。
不安の芽が顔を出す。
心配。
大丈夫か?
0対0と思って戦おう。
さあ、サポーターの応援もがんばろうぜ!
雨が強くなってきた。
風も強く吹く。
グラウンドコンディションの悪化で、選手たちに悪い影響が出ないと良いが・・・。
(ナカニシはめちゃくちゃ心配しますが、だいたいそんなことにはなりません)
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後半開始。
滋賀はハーフタイムで2人交代。
3点を負うために、守備そっちのけの思い切った攻撃をしてくる。
後半開始から人見拓哉(19)が滋賀ディフェンスに圧力をかける。
少しでも滋賀陣内で時間を使いたい。
鈴木翔太(14)も走って走って前から押し込んでいく。
それでも鈴鹿はボールを奪えない。
滋賀の支配率が増していく。
ナカニシの感覚だと、後半のボール支配率は2対8で鈴鹿が不利だったと思う。
後半9分
滋賀に右鈴鹿の右サイドを突破される。
一度は跳ね返すが、セカンドボールを確保されてペナルティエリア内からシュートを打たれて失点。
3-1
まだまだ大丈夫!
全然、大丈夫!
慌てるな。
慌てるな。
サポーター!ホームの空気を作れ!
鈴鹿はここから崩れずに、またしっかりと地に足の着いたプレイを続ける。
前に出るのも、後ろに引くのもしっかりできる。
そして、ディフェンスラインの穴を塞ぐ動きが上手い。
後半、滋賀に徹底的に攻めたてられた。それでも鈴鹿は1失点で持ちこたえている。
中村俊貴(2)と藤武剛(15)のセンターバックにヒビは入らない。
万全のディフェンス。
百戦錬磨の2人。
1失点じゃビクともしない。
鈴木翔太(14)が思い切ったロングシュートを放つ!
相手を後ろに押し戻すために、少しでも前へ。
鈴鹿陣内に押し込んでくるため、滋賀のセットプレイが続く。
右から左からコーナーキックが飛び交う。
サポーターの場所から見ていても、明らかに滋賀の選手の方が体が大きい。さらに太い!
しかし、今年の鈴鹿はセットプレイのディフェンスがとてもうまい。
前節の大分戦でもそう思った。
鈴鹿のセットプレイ・・・良くなりましたよね?ホントに。
後半19分
(OUT)16堀江貴大 ⇔ (IN)18石川竣祐
石川が左サイドバックに入る。
前からの圧力に対して強い石川が入る。
さらに、石川は攻撃の際には自分でボールをキープできる。
さらにさらに、石川はボールをなかなか失わない懐の広さがある。
滋賀の圧力が続く。
ボランチの有馬(8)、恭輔(25)フル回転でセカンドボールに寄せる。
滋賀の圧力に、ゴールキーパー平吹がパスをミスする。
しかし、一瞬早く有馬(8)がカバーに入る。
今の鈴鹿は仲間のミスを周りでカバーできる連携の良さがある。
自分のプレイと同じように、仲間のプレイにも集中している。
良いよ良いよ!
そして、滋賀のコーナーキックからヘディングで合わせられるが、ゴールキーパー平吹楽(30)が片手1本でボールをはじき出す!超スーパーセーブ!
ナイス、ナイス、ナイス!
滋賀に勢いがある。
ディフェンスを突破する勢い。
なんとかゴールキーパーの平吹(30)が止めている。
しかし、滋賀が押せば押すほど、カウンターの申し子、濱名真央(21)が狙う。
右サイドハーフ、「天才」、濱名真央(21)
カウンターの申し子、濱名真央ならば1人で3人のディフェンスでも勝負できる。
ゴールキーパーの平吹楽(30)が真央を見ている。
濱名にボールが入れば、一撃で決める!
そして、ついに濱名真央(21)が中盤でボールを受ける。
ダンスを踊るようなドリブルで、1人、2人、3人と交わす。
真央(21)から健人(10)へ。健人(10)から真央(21)へ。
ほんのわずかに合わないが、真央のカウンターの狙うプレイにより、滋賀が総攻撃に入れなくする。
真央!
前節同様、キツイ試合になったけど、頼むぞ!
がんばれ!
後半30分
(OUT)8有馬和希 ⇔ (IN)6小野寺亮太
攻守のリズムを作った有馬が交代。
代わりに入る小野寺は、昨年度VictoryCross大賞受賞者。
小野寺の試合をコントロールする力はチームナンバーワンだと思う。
小野寺の投入で、鈴鹿の支配率を増すことにより試合を安定させる狙い。
攻め急がなくていい。
小野寺も入ったことだし、落ち着いてボールをまわして、鈴鹿のリズムを作ろう。
それでも支配率は滋賀が優位。
鈴鹿はシュートまで持っていけない。
ずっと我慢のターン。
滋賀ボールのコーナーキックも何本目だ?
30本くらいコーナーキックをやられているように感じる。
鈴鹿の攻撃チャンスが少ない。
滋賀に1点を取られて3-2になったら、やられる。
ここで踏ん張るしかない。
小野寺亮太(6)が入プレッシャーの中で少しずつボールを動かす。
中村健人(10)は焦らない。
石川竣祐(18)も体勢十分。
藤武剛(15)の魂のスライディングが決まる。
滋賀のフォワードと、鈴鹿のゴールキーパー平吹楽(30)が1対1になるが、平吹の一歩目が早く、ゴールを許さない。
やられっぱなしの鈴鹿。
コーナーキックが連続する。
押されている。
いつ失点してもおかしくない。
そんな時・・・。
控え選手がアップしているところから、控えのゴールキーパーの出口貴也(1)が、サポーターに「最後まで戦おう」と気合を入れる!
サポーター!
もっとくれ!
もっとパワーをくれ!
手を大きく回して、サポーターにアピールする出口!
出口ーーー!!!
上等だ!
出口の激で、火が付くようにチャントに力の入るサポーター!
ノドも何もかも全部潰して応援しようぜ!
出口!
鈴鹿サポーターの応援を見とけ!
後半43分
(OUT)10中村健人 ⇔ (IN)22三好辰典
(OUT)19人見拓哉 ⇔ (IN)24熊谷誠也
(OUT)14鈴木翔太 ⇔ (IN)7桑原海人
この終盤で、これは鬼手だ。
(鬼手とは=相手の意表を衝いて、肺腑をえぐる鋭い手のこと)
ディフェンスへの圧力が高い熊谷(24)。
ディフェンスの裏を狙いまくる危険なフォワード三好(22)。
前線でも抜群のボール奪取を見せる桑原(7)。
この3人は強い。
滋賀陣内で少しでも時間を使いたい鈴鹿としては、特に強力な3人。
後半はATへ。
ここまで良く粘った。
前線から圧力をかける三好(22)。
熊谷はコースを切り、パスカットを狙っている。
桑原はどの位置でもディフェンスが上手い。
大丈夫だ!
万全だ!
よっしゃ!
試合終了
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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。
ホーム開幕戦に向けて、スタッフのみなさんも大変だったと思います。
まだまだ、十分でない部分もあろうかと思いますが、とにかく無事に開幕戦を戦えたことに感謝いたします。
また、三重テレビ放送さんにも、とてもお世話になりました。
帰宅してからYouTubeを見たのですが、解説がもの凄く良かったです。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
寒い雨の中で、たくさんの人が、鈴鹿の応援をしてくれました。
ありがとうございました。
みなさん、風邪ひかないようにしてください。
試合終了後、今は滋賀に所属する以前鈴鹿で戦った選手たちが挨拶に来てくれました。
菊島卓選手、海口彦太選手、池末智史選手、坂本広大選手、です。
斎藤翔太選手は見かけなかったので帯同していなかったのかもしれません。
みなさん、頑張ってください。
また次は滋賀で対戦しましょう。
試合が終わって、笑顔の選手がサポーターの前に来ました。
COOLな感じの人見選手が勝利の舞を見せてくれました。
サポーターに檄を飛ばした出口選手も?とにかく元気でした。
タイガーショットの萩原選手もトラメガで話して勝利の踊りを見せてくれました。
みんなみんな笑顔でした。
楽しいしかない!
嬉しいしかない!
今日の試合のVictoryCross賞(MVP)は、萩原大河選手(13)です。
あの3点目は大きな追加点でした。
そして、タイガーショットの素晴らしさには感服しました。
ナイス!
大河!
次も頼みます。
帰宅してから横断幕を洗って、少し脱水して、コインランドリーで乾燥機にかけました。
今日の3ゴールを全部じっくり見ました。
それぞれ、20回ずつくらい見ました。
みなさんありがとうございます。
年度末のハードな時期ですが、ナカニシは来週も元気にお仕事出来ます。
明日はオフです。
明後日からは次の試合の準備が始まります。
開幕2連勝で浮かれている場合じゃありません。
次の試合に集中しましょう。
目の前の1試合に全力を尽くしましょう。
1試合、1ゴール、1プレイを、しっかりと戦っていきましょう。
でも、今日はもう一回YouTube見てから寝ます。
良い夢が見られそうです。
ではまた。
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(今後の試合)
◇JFL第3節 3月24日13:00 対 ティアモ枚方@たまゆら陸上競技場
◇JFL第4節 3月31日13:00 対 ミネベアミツミFC@AGF陸上競技場
◇JFL第5節 4月7日 13:00 対 高知ユナイテッド@春野陸上競技場
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このブログに使用している写真は,アトレチコ鈴鹿クラブの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。