VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海1部リーグ 対 マルヤス工業

平成22年10月3日(日)東海リーグ
対戦相手 マルヤス工業
場所   中京大学グラウンド

ブログをごらんのみっなさ~ん,こんばんは。晴れ男のナカニシです。
ブログのアップが遅れてすみません。書くことが多すぎて困ってました。

土曜日に東海リーグの優勝がshizuoka藤枝MYFCに決まったと情報が入りました。
鈴鹿自力優勝は消えていたとはいえ,改めてニュースを聞くと悔しいものです。
しかーし,Jまでの道は険しくて当然!
目の前の試合を全力で勝ちに行くのみ!!!

対戦相手は,前期リーグで2-3の敗戦を喫したマルヤス工業。現在,東海リーグ3位。
5位の鈴鹿としては,ひとつでも上の順位を目指すため,そして前期の借りを返すためにも絶対に勝ちたい相手。

鈴鹿からもサポーターが終結
試合前の選手にコール。(手を振ってもらうと,ちょっと嬉しい)
みんな頑張れ。力の限り応援するぞ。

いくぜ!

今日のスタメン(以後敬称略)
FW 9中村豪・30矢野純平
MF 8山本遼・27曽根祐一・5榊親平・10内田寛人
DF 2木下謙一・24原祥太郎・4森本一樹・3村田雅則
GK 13北井太陽

試合開始。

曽根新体制で大きく変わったのは,選手同士のコミュニケーション。
この試合も入り方が良い。よく声が出ている。意思の疎通を確認しあっている。いいぞ。

マルヤス工業は前期の試合で,鈴鹿から3点取っている。確かに攻撃陣に迫力がある。
しかーし,ナカニシはあえて言わせてもらおう。
マルヤス工業。うちの森本を抜けるもんなら抜いてみろ!!!
鈴鹿の壁」森本一樹(4)の動きが良い。
カバーリングが早く,危ないところでもクレバーにピタッと止める。
対人がめちゃくちゃ強い。そしてノーファール。
進化する森本。いいぞ!!!

森本とコンビを組む原祥太郎(24)。
これも良い!!
GKの北井からの指示が良く聞こえている。
足元が強い。フィードが良い。そしてガッツあふれるプレイ。

センターバックの2人。良~~い!!!

鈴鹿の守備は万全。
最後の最後まで崩されることは無かった。

そしてゲームをコントロールするのは「フィールドの監督」曽根祐一(27)
いつも思うのだが,ゲームを俯瞰で見るということは,なるほどそういうことかと感じさせる。
欲しいところにいる。
声が良く出ている。まわりも曽根の指示をよく聞いている。
フィールドの選手が全て曽根の手の内にあるように感じる。
すごい!!

前期のマルヤス戦と大きく異なるのは,サイドバック2人。
木下,村田ともに前期はサイドバックで出場していなかった。
(木下は怪我,村田はセンターバックで出場)

うっぷんを晴らすかのような「雷神」木下謙一(2)の闘志!!
前線の山本のタメからオーバーラップで勝負を仕掛けまくる。
そして,良いタイミングで良い声が出ている。
落ち着くべきところ,勝負すべきところ,試合がよく見えている。

右サイドの「業師」村田雅則(3)も気合充実。
クールで冷静なタイプなのだけど,プレイは猛烈に熱い。
本当にアップダウンが激しい。
骨惜しみせずフリーランを繰り返し,高精度のクロスを送り込む。

サイドの攻防は完全に鈴鹿が支配。
いいんじゃないですかこれは!!!

前半半ば(時間不明)
祥太郎(24)から高精度のロングパス。
ずばり走りこんだ右サイドバック村田(3)。
ナイスパス,ナイスラン。
村田のクロスは中に走り込む矢野純平(30)に!

惜しくもネットを揺らすことはできなかったが,鈴鹿のサイドからの攻撃で良い場面が何度かおとずれる。

しかし,マルヤス工業センターバックは硬い。
さすが強豪。鈴鹿のクロスに対して,最後の最後できちんと抑えてくる。

良い形ができるものの攻めあぐねる鈴鹿

センターバックが硬いため,なかなかFWに良いボールが入らない。
2列目からの飛び出しを狙う「マエストロ」山本遼(8)
木下とのコンビネーションでサイドから攻撃したかと思えば,2列目から飛び出してゴールを狙う。
攻撃的な位置でタメが作れるので,山本にボールが入ると何かが起こる!!

前半ロスタイム。
相手ゴール左45度。
距離約30メートル。
キッカーは木下謙一(2)
そのときの連続写真がコレ(1人だけ凄い反応しているのが分かります)
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

木下のピンポイントフリーキックを,キャッチの体勢に入るキーパーの前で合わせたのは・・・
GO!!!!!

ゴーーーーーーール!!1-0。

待ってたぞGOGOAL!!!

シーズン途中に怪我で一時戦線を離脱していたが,完全復活した「ストライカー」中村豪(9)。
不純物の一切無い生粋のストライカー。
ゴールの嗅覚というか,センスというか抜群だと思う。
さすがGO!
最高だぜ!!
イメージ 6

ここで前半終了。

前半は素晴らしく良い形だった。
攻撃陣はチャンスを何度も作り出し,守備陣は完璧だった。
しかし,試合はまだ半分。
マルヤスの流れになる時間帯があるはず。
サポーターも頑張れ。
厳しい時こそ,俺たちの声よ届け!

後半開始。
OUT 27曽根祐一  ⇒  IN 15大久保龍太

曽根が交代して監督に専念する様子。
大久保(15)はセンターバックに入り,祥太郎(24)がボランチへ。

後半開始早々・・・
なんかリズムが悪い。

ゲームメイカーだった曽根が抜けて・・・どうする?って感じがする。
選手ひとりひとりが自分のロール(役割)に戸惑っている感じ。
特に祥太郎(24)はセンターバックからの切り替えができず,プレイに迷いがある。
柱が抜けた後の対応が遅い。チーム全体でバランスをとらなきゃ。

しかし,ここで踏ん張れるのが,今の鈴鹿のいいところ。
ディフェンスから良い指示が出ている。
森本も大久保も集中が途切れることは無い。
声でチームがまとまっていく。
全員が仲間の声を良く聞いている。

この試合,最も激戦区だったのはもちろん中盤。
マルヤスはフィジカルに優れていてアタリも強い。
後半開始早々我慢の時間が続く。
ここを我慢しきれたのは,中盤で良い仕事をしている「神の子」榊親平(5)の力が大きい。
守備のフォローが早い。そしてセカンドボールに体を張っている。
派手なプレイを見せる選手ではないが,榊のプレイはナカニシ的に大好き。
こらえる時間帯,頼むぜ榊。

前半から「火の玉ボーイ」矢野純平(30)は小さい体を張ってプレイを続けている。
矢野のスピードにマルヤスは付いて来れないが,うまくプレッシャーをかけて自由にさせてくれない。
前線で体を張る矢野。ガンバレ!!

後半から入った「薩摩隼人」大久保龍太(15)が落ち着いてプレイしている。
フィードが正確で無駄がない。
矢野へロングフィード
そしてサイドを駆け上がる村田の足元へズバリ。
最終ラインからゲームを組み立てる。

前線で縦横無尽(!)。
テクニックは天衣無縫。
鈴鹿の「マジシャン」ウッチーこと内田寛人(10)!!
テクニシャンでありながら,物凄い運動量で前線をかき回す。
サイドのフォローをしたかと思えば,2列目から飛び出し,そして中盤でディフェンスに加わる。
動きがいいぞ。ウッチー!

後半半ば(時間不明)
OUT 30矢野純平  ⇒  IN 28伊藤駿祐

赤丸急上昇中の駿祐が投入。
駿祐!ぶち抜いてしまえ!

後半終盤。
OUT 2木下謙一  ⇒  IN 26石川龍

木下が交代?
足がつったように見えたのだけど,どうした?大丈夫かな?

駿祐,石川ともに超絶のスピード。
このタイミングでスピードのある選手の投入は,曽根監督もなかなか良い交代を見せてくれる!
両者とも出場時間は少ないものの,それぞれの持ち味を発揮した良いプレイを見せる。
控えの選手までモチベーションが高いことを感じさせる。

試合最終盤。
鈴鹿は安全にキープして守るべきか,勝負をかけてもう1点を取りに行くべきか,選手に迷いが・・・途端にプレイが中途半端になる。
そこをつかれた!!
マルヤス工業の猛攻。

この試合を守れば,刈谷,芙蓉,マルヤスと公式戦3戦連続無失点のGK「ライジングサン」北井太陽(13)。
ディフェンスに良い指示が出ている。
北井が相手シュートを正面で受けているのは,相手のミスではない。
コースをふさぎ,予測して,反応良く,細かなステップで正面で受けている。
派手なセービングよりも確実にゴールを守る北井のテクニックは素晴らしい。

最後の猛攻をチーム一丸で防ぎきり・・・

試合終了。

やったーーーーーーー!!!!
良い気分のナカニシ。
選手のみんなナイスプレイ!
気合の充実と,「勝つ」という強い意欲が感じられました。
応援していて楽しかったです。

今シーズン残り2試合。
カニシは大変気分が良いので,今夜だけ言っても良いでしょうか?
「負ける気がしない!」

明日は言いません。
慢心は負けの始まりです。
明日から気を引き締めて10月10日の試合に挑みましょう。

さて,一部地域で評判のこの試合のvictory cross賞です。
進化する「鈴鹿の壁」森本選手(4)は良いプレイだった。
中盤で汗かき役に徹し,献身的なプレイを見せた榊選手(5)は素晴らしかった。
クールな熱いプレイ,村田選手(3)も最高だった。
みんなみんな良かった。
帰路ずっと考えていました(N君は寝てたけど)。

この試合のvictory cross賞は「ストライカー」中村豪(9)選手に贈りたいと思います。
復活のGOGOALおめでとう!!

アウェイで天候が悪い中,そして優勝が決まった東海リーグにもかかわらず,たくさんの人が応援に来てくれました。
みなさんに感謝です。
そして,素晴らしいプレイを見せてくれた選手たち,ありがとうございました。
みなさんのような選手を応援できることはサポーターとして幸せに思います。

マルヤス工業の選手のみなさん,スタッフ,審判,バスの運転手さん,観客,サポーター・・・中京大学に集った全てのみなさん,お疲れ様でした。ありがとうございました。

さて,東海リーグ残り2試合。
次の試合は・・・
10月10日(日)14:00~
石垣池グラウンドで中京大学と対戦です。
なお,当日はF1グランプリと重なりますので,交通渋滞などが予想されます。
ご来場の際は気をつけてください。

次も勝つ!!!!

ではまた。