VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

天皇杯 対 名古屋グランパス

平成23年10月12日(水)天皇杯2回戦
対戦相手 名古屋グランパス
場所   瑞穂陸上競技場
観客   約2500人


更新が遅くなりました。
帰宅した後,何も手に付かずボーっとしていました。

今日の試合をなんと表現したらいいのか?
どんな試合だったのか?
今,ナカニシはどんな気持ちなのか?
表現しにくいです。

・・・・・

3時ごろに瑞穂に到着。
hosuさんのご協力により,一番でゲートをくぐらせてもらう。
カニシにとって初めての瑞穂。
なるほど~。
こんな感じなのか~。

準備をしていると,徐々にサポーターが集まってきてくれる。
バスも到着したらしい。
過去最高のサポーターが集まってくれた。

ホーム側にはグランパスの赤い壁。

選手に力を。
緊張しないように。
硬くならないように。
自分たちのプレイができるように。

俺たちはここにいるぞ!
安心しろ!
ちゃんと見てるぞ!

いくぜ!

(今日のスタメン,以後敬称略)
FW 11伊藤駿祐・8矢野純平・28中川宏太郎
MF 15大久保龍太・10曽根祐一・4原祥太郎
DF 13木下謙一・5榊親平・19ファン・3村田雅則
GK 21水谷允俊

試合開始。

動きが硬い鈴鹿

グランパスに自由にボールを回されている。
プレッシャーかけているのだけど,ヨリきっていない。
グランパスにとっては,プレッシャーになっていない。

ボランチに入った大久保(15)も,下がり目に位置している。
サイドが突破され,榊がつり出されるため,センターバックの位置にいる。
そのため,スライド式に中盤が薄くなる。

曽根(10),祥太郎(4)も守備重視。
前線との距離があり,バランスが悪い。

必要以上に慎重になっている感じがする。

前半14分。
ブルザノピッチにシュートを決められ失点。0-1。

前半19分。
橋本晃司に決められ失点。0-2。

ペナルティエリアのすぐ外で,自由にボールを回されている。
鈴鹿の選手もボールに食らいつくが,それでもグランパスのパスが回る。
タマ際がやたらと強い。
足もとのプレイが正確。

グランパス強い。

100人中100人がグランパスを予想しているだろう。
前半の速い時間帯に2失点。
誰がどう見ても勝ち目はない。

だけど,選手たちは力の限り闘っている。
サポーターのできることをやろう。
選手に力を。
強い敵に立ち向かえる強い心を。

鈴鹿の攻撃は中川宏太郎(28)中心。
縦に走れば中川のもの。
このスピードを上手く使いたいのだが・・・。
矢野純平(8),伊藤駿祐(11)のも前線でプレスをかけるが,体格差で数段上を行くグランパスになかなか通用しない。

前線にパスを供給したい曽根祐一(10)
前を向けばチャンスができるはずだが,パスが通らない。
守備で忙殺され,攻撃に手が回らない曽根。

原祥太郎(4)と大久保(15)のボランチグランパスに蹂躙されている。
パススピード,精度ともに対応しきれていない。
しかし,体を張ってシュートコースをふさぐ。

支配率は完全にグランパス
鈴鹿は3本のパスすら連続で通らない。

しかし!
選手の心は折れていない!
サポーターが折れさせない!

1点取ろう。
何かを瑞穂に残していこう。

前半35分。
ブロザノビッチに追加点。3-0。

前半36分。
ここでなんと,2枚目のイエローカード(?)で矢野純平が退場。
なんと!
遠くてよく分からなかったけど,そんなにひどいファールだったか?

前半42分。
新井辰也に決められ,4-0。

鈴鹿の選手たち。
何度でも立ち上がれ!

前半終了。

試合の入り方でドタバタしたが,徐々に落ち着いてきているように思える。
1人少ない10人での後半になるけど,やることは同じ。
相手の土俵じゃなく,自分たちの得意な,自分たちのサッカーをしよう。

10点取られても,20点取られても,ナカニシの心は折れないぞ!
1点取ろうよ。
何かを瑞穂でつかもうよ。

サポーターー。ここからが勝負だ。

さあ後半行くぜ!

後半開始

後半開始からグッと安定している。

守備中心だった,鈴鹿の誇る両サイドバック村田雅則(3)と木下謙一(13)
村田の怒涛のオーバーラップ。
木下の切れ味鋭いオーバーラップ。
後半は何度か攻撃参加が見られる。
しかし・・・,サイドにボールが出てこない。
ムダ走りを続けるサイドバック

センターバックの榊親平(5)
カニシはこの試合,最高のプレイをしたのは榊だと思う。
本来のカバーリングから,駆け上がって攻撃参加まで。
縦横無尽にピッチを駆け回る榊。

フィジカルで唯一グランパスと競り合うことができる,ファン・ウスン(19)
力いっぱい競り合っているのだが,玉際のテクニックでかわされてしまう。
焦るあまりファウルを取られる場面も。

何本もシュートを打たれる。
セットプレイで競り合う。
失点はしたものの,鈴鹿の守護神,水谷允俊(21)は今日もゴールに立ちふさがる。

1名少ないにもかかわらず,鈴鹿の動きが良くなってきた。
グランパスが少し落としたのかもしれないけど・・・)

後半8分。
(OUT)19ファンウスン ⇔ (IN)17西田健

今日,カードを1枚もらっているファンを変える。
すでに1名すくない状態では,これ以上の退場者はまずい。

西田!
さあ走れ!

徐々にボール回るようになる。
曽根(10)が前を向く時間が増えてきた。

後半18分。
(OUT)13木下謙一 ⇔ (IN)25関大輔

こんな時に木下が交代。
ありゃ,どうした?怪我したかな?

ベンチはここで,さらに1点を取るため選手交代。
後半32分。
(OUT)10曽根祐一 ⇔ (IN)24天野裕太

最近,絶好調の天野が入場。
しかし,曽根のパスワークが無くなるのは痛いか・・・

後半33分
田中輝希にシュートを決められ失点。0-5。

さあ,前を向いて一矢報いようぜ。
試合は続いている。
点取ってこい!

中川の前線への突破が決まる。
スピードでは絶対に負けない中川。
単独突破するものの,ゴール側のコースがふさがれている。
中川が出した先には・・・天野裕太(24)
ネットを揺らしたかに見えたシュートは,わずかにオフサイド
残念ながらノーゴール。

だけど,今夜で一番スタンドが沸いた瞬間。

中川,天野,ドンドン続けよう。
いよいいよ~。

祥太郎(4)のポジショニングが前目に。
相手の攻撃を高い位置で止めてカウンター。

駿祐(11)前線でゴリゴリプレッシャーをかける。
中川のクロスに頭から飛び込む場面も。

鈴鹿の選手の足は止まっていない。
走る走る。

しかし,グランパスの守備により,スピードを消されてしまい,ゴチャゴチャっと寄せられる。
折角のカウンターのチャンスも,コースが塞がれて時間をかけさせられて,潰されるというパターンが。

後半43分。0-6。
田口泰士にシュートを決められる。

時間は少ないけど,まだまだ行こうぜ!
瑞穂の観客のドギモを抜くようなプレイを見せてやれ!

サポーターは諦めないぞ!

しかし,ここで試合終了。


0-6のスコアは残念。
だけど,みんな良く頑張ったと選手を称えたい。
最後まで気持ちが折れずに,ゴールを目指し続けた選手達を誇りに思う。

選手のみなさんお疲れ様でした。
観客のみなさんお疲れ様でした。
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カニシの周りに集まってくれた,たくさんの方々。
みなさんの声がナカニシの背中から良く聞こえてきました。
本当にうれしかったです。
東海リーグの他チームの仲間も駆けつけてくれました。
みなさん,本当にありがとうございました。

試合か終わってからいろんなことを考えました。

この敗戦で,さらにチームが強くなるチャンスを得ました。
選手たちにとって,サポーターにとって,本当にいい経験ができました。

得るものは多かったと思います。
だけど得たのは,さらに上に行くための「きっかけ」です。

この「きっかけ」を無駄にしないよう。
次の試合を戦いたいと思います。

いろいろ考えているのですが,頭の中がまとまらなくなってきました。

とりあえず,今夜は寝ます。

書き込みいろいろいただいていますが,明日お返事いたします。すみません。

ではまた。