小嶺監督と言えば十数回の全国制覇を果たした,高校サッカー界だけでなく日本サッカー界の偉い人です。
どんな話をするのか楽しみにしていたのですが・・・
講演内容素晴らしい!
ナカニシは仕事柄,たくさんの講演会を聞いたり,逆に企画したりするのですが,小嶺監督の話は数ある講演の中でも,大変見事でした。
約1時間半お話しされ,質疑が30分。びっしりと内容の濃い講演でした。
おっ,と思ったのは・・・
選手の個性を伸ばすというところで,
「選手が上手くなってくると,自分の個性を大事にするのではなく,テクニックに走りたがる・・・」
「みんながみんなパスサッカーや,ビルドアップ・・・」
「選手が上手くなってくると,自分の個性を大事にするのではなく,テクニックに走りたがる・・・」
「みんながみんなパスサッカーや,ビルドアップ・・・」
小嶺監督の話の中では,みんな同じ画一的なサッカーよりも,自分自身にあったサッカーを大切にすべきということが,多く語られたように思います。
伸ばすべきところは,自分しかできない自分の個性であると話されていました。
伸ばすべきところは,自分しかできない自分の個性であると話されていました。
驚いたことに,指導方法は「ほぼ放任」で,選手が自分で考え自分で上手くなるのを見ているそうです。
小嶺監督自身サッカーが下手だから,教えないほうが上手くなると言っていました(笑)
小嶺監督自身サッカーが下手だから,教えないほうが上手くなると言っていました(笑)
昨今世界を席巻している,バルセロナ型のパスサッカーは,ファンタジックで華麗ですが,みんながみんなそれを目指す必要はありません。
さて,この素晴らしい講演会ですが,参加者が大変少なく残念に思いました。
しかし,このような講演会が鈴鹿で行われるのは,嬉しいことです。
明日は内容を変えて行われるそうですが,お時間のある方はぜひお越しください。
明日の勝利を信じて・・・
ではまた。
選手たち!ホントに信じてるぞ!