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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

天皇杯2回戦 対 ジュビロ磐田

平成24年9月9日(日)天皇杯2回戦
対戦相手 ジュビロ磐田(以下ジュビロ
場所   ヤマハスタジアム

みなさんこんばんは。
少し心の整理をしてブログを書き始めます。

待ち遠しかった天皇杯2回戦。
朝早くから鈴鹿を出発し,ヤマハスタジアムヘ。
お決まりの「少し迷子」になり,少し遅れて会場入り。
そこにはいつものサポーター仲間たちが。
心強い。
みんなで闘おうぜ!

もちろんナカニシは初めてのヤマハスタジアム
サッカー専用と言うとスポーツガーデンのイメージなのだが,初めて入ったヤマハスタジアムは思っていたよりも狭い印象。
いや,狭いというより凝縮されている感じ。
フィールドとスタントが凄く近い。
選手の熱さが伝わってくる。

サポーターみんなで横断幕を張り,フラッグを準備して戦闘準備OK。
共に闘ってくれるゴール裏の人は,約100人。

イメージ 1


遊びに来たわけじゃない。
良い思い出作りのためにここに来たんじゃない。
勝つためだ!
選手が勝利のために闘うならば,サポーターも共に闘うのみ。

さあ,いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 19ブルーノ・23北川慶・8矢野純平
MF 3村田雅則・15大久保龍太・11伊藤駿祐
DF 17安真也・5榊親平・4原祥太郎・28中川宏太郎
GK 1本多隆悟

浜松大学戦とまったく同じスタメン。

試合開始。

開始早々攻め込まれる鈴鹿
少し硬い。
少し丁寧にいき過ぎている。

大丈夫だ。
俺たちがいるところがホームだ。
落ち着け落ち着け。
いつもと同じサポーターがいるぞ!

いきなりのジュビロの猛攻。
あわやの場面でスライディングでシュートを止めたのは,センターバックの原祥太郎(4)
熱いプレイで味方に気合を入れる!!

ジュビロ磐田。(あくまでナカニシの主観)
なにが上手いかと言うと,ボールをキチンと止めるトラップが上手い。
そして,そこにピッタリと出すパスが上手い。

基本のことだけど,パスとトラップを高いレベルでやってくる。
ルックアップし常に周りが見えているので,パスミスが少なく周囲との連動性が高い。

ジュビロのパス回しに振りまわされる鈴鹿
序盤からCBの榊(5),祥太郎(4)がつきっきりでゴールを死守する。

ジュビロのパスは早く正確。
中盤を切り割くパスを止めるのは,ボランチに入る村田雅則(3)
走って走って。コースを切って。プレスをかけて。
一生懸命やっているのだが,なかなかボールを捕まえることができない。

ボランチの大久保龍太(15)
高さやフィジカルで勝負する前に,ボールを捕まえ切れていない。
タックル,スライディングを狙った時にはボールが出ている。
走りはするものの,なかなか効果的にボールを奪えない中盤。

サイド攻撃を綺麗に展開するジュビロ
サイドを狙われると,鈴鹿は数的優位を作るため選手がそっち側へスライドする。
その時に綺麗に逆サイドへ。
大きく大きくピッチを使われる。

走っている。
頑張っている。
選手は勝つために一生懸命だ。

前半17分。
思い切りよく打たれたシュートが,鈴鹿の選手に当たり不運なオウンゴール。0-1。

偶然の失点だ。気にするな。
大丈夫。大丈夫。

左の安真也(17)と右の中川宏太郎(28)
サイドバックは守備中心。
ジュビロが大きく使ってくるため,ペースを持っていかれてしまっている。
そして,くさびからのショートスルーパスで裏を狙われる。
自分たちの動きが封じられていく。

やっぱりジュビロはパスが上手い。そしてパススピードが速い。
飛び込むことができず,ジリジリとコースを切り,なんとかシュートを防ぐ鈴鹿

昨年グランパス戦では,体格の差で当たり負けしたような気がした。
(あくまでナカニシの主観)
ジュビロは,確かに体格は大きく球際は強いのだけど,なんか選手に絡むことができない。
体半分ずらされているというか,いなされてしまい直接ガチーンと当たって無いように感じる。

前線からのショートカウンターを狙い,前線を走り回る矢野純平(8)
この試合にかける想いが伝わってくる。

そして,トップ下の伊藤駿祐(11)
勝つという想いがプレイを通して伝わってくる。

矢野と駿祐が前線でプレスをかけるが・・・捕まえられない。

後半39分。
中央少し右からジュビロの選手のミドルシュートが。
カニシの目の前だったので良く分かったのだけど,とんでもなく変化して落ちるボールをキャッチすることができず無念の失点。0-2。

倒れこむGK本多隆悟(1)に,榊親平(4)が「立て!!」と促す。
そうだ,まだまだこれからだ。

サポーターの声が高まる。
コールが波のように聞こえてくる。

ジリジリ攻め込まれる場面が続くが何とかしのいで前半終了。

暑くなってきた。
ボールを追って選手たちはかなり走っている。
後半どう立て直してくるのか?

さあ,全力だ!

後半開始。

鈴鹿の攻撃は手詰まり感がある。
前半同様では良い場面を作ることができない。

何とかならないか。
何とか。
何とか。

前線で起点となるため必死でボールに食らいつく北川慶(23)
周りと連携したいのだが,守備に忙殺されている中盤の押し上げが無く,孤立無援に。

後半2分。
真ん中をショートパスでつながれて失点。0-3。

後半8分。
右サイドからズドンとサイドネットに突き刺さり。0-4。

ディフェンスがついていけなくなっている。
ボランチがパスの出しどころを潰せなくなってきている。
攻められっぱなし。

踏みとどまれ。
落ち着け。

サポーーター。
辛い時こそ俺たちの想いを選手に届けよう。
まだまだ諦めてないぞ。
まだまだ試合は終わっていないぞ。

後半12分。
(OUT)15大久保龍太 ⇔ (IN)6木下謙一

自由に使われている中盤のスペースを埋めるため木下が入る。
木下。頼む。

鈴鹿陣内で試合が進むため,こっちからは細かいところが分からない。
でも,必死に体を張って止めている選手の姿が見える。

カニシのノド!
ヒーヒー言ってる場合じゃないぞ!
今だ!
今ガンバレ!

後半16分。
ペナルティエリアでPK。
本多!!!!
無念の失点。0-5。

後半19分。
(OUT)23北川慶 ⇔ (IN)7久保田翔

久保田を入れて前線でタメを作りたい。
しかし!

後半20分。
またもペナルティエリアでPK。0-6。

鈴鹿ディフェンスがファウルでないと,ジュビロ攻撃陣を止められなくなってきている?

ガンバレ!
ガンバレ!

後半も終盤に差し掛かり,少しジュビロもペースダウンしたか?
鈴鹿の良いところが出始める。

ブルーノにボールが渡りあわやの場面も。
安が上がってくる。
中川が上がってくる。
村田が上がってくる。
榊がミドルシュートを放つ。
コーナーキックの回数が増える。

久保田(7)がアクセントになり,少しボールがおさまるようになった。

後半33分
(OUT)8矢野純平 ⇔ (IN)18西村亮介

走り続けた矢野が交代。
西村!ゴールネットを揺らせ!

久保田(7),西村(18),駿祐(11)が1枚後ろでボールに触るようになってきた。
中川宏太郎(28)が前線に上がる。
少しずつ得点の匂いが・・・

ブルーノのクロスから中川の惜しいヘディングシュート!!

西村が必殺の一撃を狙っている!!!

一矢報いたい。
1点ほしい。

後半46分。
試合終了間際に失点。0-7。

ここで試合終了。

選手がサポーターに挨拶に来る。
うなだれている選手。悔しそうな選手。疲れている選手。
結果は大敗だったけど,一生懸命頑張った選手を称えたい。お疲れ様でした。

一生懸命頑張ってた事は紛れもない事実だけど,思いっきり負けたことも事実。
思いっきり負けてこの試合を思い出にしてしまうのか。それとも次につながるステップアップにするかは,今後の選手しだいだと思います。

やっぱり負けると悔しい。
だけど,この負けでFC鈴鹿がもっと強くなれば・・・。
来週の東海リーグを楽しみにしています。


ジュビロ磐田のみなさん,FC鈴鹿コールをしていただいたジュビロサポーターのみなさん。
ありがとうございました。お疲れ様でした。
快適に設備を使わせていただいたスタジアムスタッフのみなさん,ありがとうございました。
たくさん応援に来ていただいた観客のみなさん,ありがとうございました。
サポーターの仲間たち,お疲れ様でした。さあ次に向かいましょう。

三重県選手権から天皇杯までの一連の試合はココで終わりです。
来週からは東海リーグが再開します。

Jリーグのチームと試合をして,その力を感じたことは素晴らしい経験になると思います。
選手たちは,自分に足りないところ,チームに足りないところ,もっと強くなる方法,いろいろ考えて次の試合に挑むと思います。

来週の鈴鹿は,今日の鈴鹿よりもっと強いことを,ナカニシは信じています。

次戦は9月16日(日)15:00から(14時から変更されています。注意!)
石垣池公園グラウンドで,「藤枝市役所」と対戦します。

是非ともみなさんで観戦をお願いします。

実を言うと・・・ちょっと疲れました。

そろそろ寝ます。
ではまた。