VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第11節 対 矢崎バレンテ

平成24年10月6日(土)東海リーグ11節
対戦相手 矢崎バレンテ(以下矢崎)
場所   石垣池公園グラウンド
観客   約696人(ナカニシの娘の適当な計測)

みなさんこんばんは。

秋晴れの下,快勝をご覧いただいたみなさん,こんばんは。
東海リーグも残り2戦。
2戦2勝するには,この試合をまず勝たねばなりません。



寝苦しい夜を越えて起床。
鈴鹿名物F1祭りで市内はざわついている。
愛車ブラックパール号で石垣池に向かう。

優勝争い・・・このプレッシャーで選手が力を出し切れないのが怖い。
いつも通り。気負い過ぎないように。
漠然とした不安と,焦げ付くような緊張が,腹の底にわだかまる。

仲間のサポーターが集まってきた。
一緒に闘おう。
勝利を我らの手に!!!

いくぜ!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 19ブルーノ。23北川慶・22伊藤竜二
MF 6木下謙一・4原祥太郎・11伊藤駿祐
DF 3村田雅則・5榊親平・15大久保龍太・28中川宏太郎
GK 30松上大毅

優勝争い。
そんなことは気にするな。
目の前のワンプレイに全力を。

立ち上がり少し硬いものの,鈴鹿の動きは悪くない。
フィジカルで押してくる矢崎をガッチリ止めている。

ボランチの「ハードコア(中心核)」原祥太郎(4)
フィジカルの強さと足元のテクニックは見事。徐々に支配を増し矢崎の自由を奪う。
この試合,祥太郎がセカンドボールを奪うシーンが多かったように思う。
良く走っていたし,良く指示が出ていた。
まさに中心核!!

祥太郎が中盤でストッパーとなるため,そう易々と打たれることはない。
怖いのはセットプレイ。
前半序盤。セットプレイでヒヤリの場面も。

この試合久しぶりにゴールを守る松上大毅(30)
どうも松上の動きが硬い。中途半端なプレイでピンチとなる場面も。
どうした松上!
練習してきた自分を信じろ!
動きの硬い松上のところにすぐに行き,話しかける大久保(15)
よしよし。修正修正。

原祥太郎(4)とともにボランチの位置に入る「左番長」木下謙一(6)
スピードと運動量は息をのむほど素晴らしい。
フィールドのルーズボールを風のようにかっさらう。
木下がいる限り中盤で勝手なことはできない。

支配率は6:4で鈴鹿
攻撃陣にもボールが入っている。
最終ラインまで攻め込んでいるのだけど,なかなか打ちきれない。

サイドバックの「走れ走れコータロー」中川宏太郎(28)。
思ったより矢崎はサイド攻撃を仕掛けてこない。
守備時には祥太郎(4)がフォローに入るため,落ち着いて守っている。
中川の前にいるのは,竜二(22)
竜二がタメて中川が走る。
中川が走ると周りが止まって見える。
中川。イケイケで行こうぜ!
全てをぶち抜け!!

前半35分。
最終ラインでパスが回る。
カニシはおっと思った(だからパス回しを全部覚えてる)。
最終ラインで回している時,周りの選手の動きが良い。
的を絞れない矢崎が一瞬止まって見える?
榊(5)から大久保(15)へ。
大久保(15)から右に張る竜二(22)へ。
竜二がタメていったん中の祥太郎(4)に。
走る中川(28)祥太郎からパス。
ドリブルで突破した中川がもう一度竜二(22)に戻す。
ワンフェイク入れて竜二が渡したのは・・・。

ヒットマン」北川慶(23)

ゴール前で受けて,反転しながらシュートする北川!!!!

ゴーーーーーーーール!!!1-0


すべの連動が見事。
息をのむほど素晴らしかった。
そして北川の頭をなでる大久保。
イメージ 1

よしっ!!!!

久しぶりにスタメンでセンターフォワードに入っている北川慶(23)
頭から飛び込んだり。体を張って味方を生かしたり。
献身的なプレイで周りの選手が生きている。
そして自らドリブルで持ち込む場面も。
躍動する北川。
いいぞいいぞ!

前半序盤にセットプレイでバタついたものの,鈴鹿のディフェンスにほころびは見られない。
強い大久保が今日も強い!
守備範囲の広さとフィジカルの強さ。
そして何より闘志があふれる!
大久保龍太(15)抜けるもんなら抜いてみろよ!

矢崎ディフェンスは鈴鹿のスピードについてこれない様子。
しかし,高さとアタリの強さでなかなか良い体勢でシュートが打てない。

押し気味ながらも点を奪うことができ無いまま,前半終了。

ハーフタイム。
控え選手の練習を見る。
明後日の岐阜セカンド戦を戦うには,バックアップの選手が大切。
今年の鈴鹿は控えが控えじゃない。
みんな調子いいように見える。
よし!

後半開始。

一息入れて矢崎の足がパタッと止まる?

後半1分。
北川(23)からブルーノ(19)
わずかにゴールを捕らえることができず。

後半5分。
北川の単独突破。
竜二のドリブル。
駿祐の2列目からの飛び出し。

矢継ぎ早に攻め立てる鈴鹿

後半から村田(3)と木下(6)がポジションチェンジをした様子。
村田がボランチに,木下が左サイドバックに。

ボランチに入る村田雅則(3)
やっぱり村田は良い。
足元のテクニックが高く,ボールを止めて次につなぐ技術が高い。
上手い!

そして左サイドバックに入った「左番長」木下謙一(6)
木下は左サイドが良く似合う。
サポーターからも声が・・・「やっぱり左サイドバックは木下!」

後半9分。
左を支配している木下(6)がドリブルで持ち込む。
木下を大回りしながら村田が猛烈なダッシュ!!!
カニシも唸る。
村田!!すげぇ!!
オフサイドラインギリギリをトップスピードで駆け抜ける。誰も付いて来れない。
中を見て落ち着いてショートパス。
マイナス方向で待っているのは・・・ブルーーーーーーノ!!!

ゴーーーーーーーール!!!2-0


村田の駆け上がりは凄かった。
ブルーノも落ち着いてよく決めた!
ナイス!

矢崎はサイドにスペースができてきた。
村田に続き中川も前線に飛び出す。

前線でフォローするのは「ミラクルドラゴン」伊藤竜二(22)
得意のドリブルは矢崎ディフェンスのフィジカルで潰され,あまり見られない。
その分タメを作ってサイドバックの上がるスペースを作る。
前線でタメることができるので,鈴鹿の攻撃にバリエーションが増える。

後半11分。
竜二が粘って得たCK。
蹴るのは村田(3)。
ふわりと高く上がったボールに大久保が競る。
なんと矢崎ディフェンダーが手で触ってしまいハンド(イエローカード出てた)。

PKを蹴るのは「アトム」ブルーノ。
落ち着いて決めて!

ゴーーーーーーーール!!!3-0


ナイスシュート!ブルーノ!
神?に祈るブルーノ。こっそり真似するナカニシ。
イメージ 2


この試合も元気にプレイしている「アトム」ブルーノ(19)。
カードや怪我など,なかなか安定しない選手だが,なんか凄いことをしでかす期待感がある。
矢崎のプレッシャーがあまりきつくないため,逆に持ちすぎて攻撃のリズムを崩してしまう場面もあるが,自ら持ち込んだ時の決定力は素晴らしい。
3点を先制して,岐阜セカンド戦に温存か?

後半14分
(OUT)19ブルーノ ⇔ (IN)8矢野純平

おそらく岐阜戦に温存されていた矢野純平(8)が出る。
めいっぱい走る矢野は,やはり中1日でフル出場はきついためだと思う。
矢野,ブルーノ,岐阜戦も頼むよ!

押せ押せムードの鈴鹿

矢崎が持ったところに素早くプレスをかけている。
鈴鹿のプレスは駿祐から。
ワイルドアットハート」伊藤駿祐(11)
鈴鹿の持ち味である前線からのブレッシングをコツコツこなす選手。
後半はプレッシャーが緩くなったため,2列目からドンドン飛び出している。
前線を縦横に動く駿祐(11)を捕まえ切れない矢崎。

後半20分
(OUT)6木下謙一 ⇔ (IN)25関大輔

木下が交代。
カードを1枚もらっている木下。
ひょっとしたら岐阜戦を見越した上での交代か?

後半27分
(OUT)4原祥太郎 ⇔ (IN)9中村豪

祥太郎が交代。
そして入ってくるのは「ストライカー」中村豪

攻撃の時間が増えて,前がかりになる鈴鹿
祥太郎も下がったため,村田のワンボランチのような感じ。

矢崎の攻撃はカウンター。
長いボールで前線が走る。

しかーーーし!!

「神の子」榊親平(5)には全てが見えている。
サイドバックの上がった後ろ。
ボランチの抜けたスペース。
ディフェンスの間。
全てのフォローに走る榊。
決して派手なプレイをしているわけじゃない。だけど榊は凄いプレイをしている。
榊の後ろにボールは抜けない。
イメージ 3

後半40分。
竜二(22)が左サイドを流れる。
ドリブルで持ち込み・・・マイナス方向の駿祐(11)へ。良く見てた!
駿祐がシュートフェイントを入れて,北川(23)へパス。
北川のシュートはバーにアタリ跳ね返る・・・・。

そこに・・・来たぞ来たぞ!矢野が来たぞ!!

跳ね返るボールにいち早く反応したのは,途中出場の矢野純平(8)!!
矢野が押し込み・・・

ゴーーーーーーーール!!!4-0


竜二の突破。
駿祐のポジショニング。
北川。そして矢野!
見事!

試合はロスタイム。
無失点で終わってほしい。

左サイドの関大輔(25)が右サイドにフォローに来ている。
ボールがタッチラインを割り,ラインズマンは矢崎ボールのスローインをしめす。
左サイドに戻ろうとする関。
ここでイエローカード???遅延行為らしい???
えっ・・・???
そしてボールは鈴鹿スローインに???

納得のいかない判定に,選手,監督,サポーター,観客みんなが騒然とする。
判定は覆らず,関は無念の退場。

ここで試合終了。

最後の最後に後味の悪い試合になってしまい,ナカニシもモヤモヤ。
だけど,この勝利によって10月8日,岐阜セカンドと優勝をかけた最終戦に挑むことになりました。

ホーム最終戦にお集まりいただいた全てのみなさん,ありがとうございました。そしてマーチングバンドで応援してくれた白子ひかり幼稚園のみなさん,ありがとうございました。
両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れ様でした。
サポーターの仲間たち!次が勝負だ!決戦に向かおうぜ!

この試合のvictorycross賞ですが・・・
豊富な運動量。見事なアシスト。
次戦の岐阜セカンド戦ではキープレーヤーになると思われます。
「ハードワーカー」村田雅則選手(3)に送りたいと思います。
あの駆け上がりの時,ナカニシは叫び続けてました。
村田!次も頼む!!!!
イメージ 4


この一戦の勝利を本当に喜ぶには,明後日の首位決定戦に勝利せねばなりません。

首位岐阜セカンドの首を取り・・・。
東海最強のチームとなるのは・・・。
「FC鈴鹿ランポーレ
俺たちだ!!!!!!!

ではまた。