VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第12節 対 FC刈谷

平成25年8月3日(土)東海リーグ第12節
対戦相手 FC刈谷
場所   ウェーブスタジアム刈谷

みなさんこんばんは。
今日の試合を最初から思い返しています。
何度も何度も頭の中で考えます。

やはり敗戦は悔しいです。



18時キックオフなので,ゆっくりの出発。
同乗者2名を乗せて,愛車ブラックパール号で刈谷までひとっ飛び。

会場に着いてスタッフの人に聞くと,開場は17時からとのこと。
ありゃ,これは準備がキツキツだな。

サポーター仲間もいろいろあって(本当にいろいろあったらしい),17時にほぼ全員集合。
グラウンドをぐるっと回って応援場所にスタンバイ。

さあ集中しよう。

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 16蔭山拓也・23北川慶・9嶋田大二
MF 17工藤豪・8矢野純平・7北森陽介
DF 22小場石朗・5榊親平・4原祥太郎・3村田雅則
GK 30松上大毅

試合開始。

開始直後から,鈴鹿の動きが重い。
おや???
重いというよりなんか鈍い感じ。
どうした???

対する刈谷は調子が良さそう。
サイドバックの手前からアーリークロス気味のボールを放り込んでくる。
決定力のある刈谷FWが中で競り合うが,センターバックの榊親平(5)と原祥太郎(4)が何とか防ぐ。
しかし,前半序盤,鈴鹿は4:6で攻められていて,セットプレイを与えてしまう場面も多い。

鈴鹿の守護神」松上大毅(30)
前の試合ではセットプレイから3失点している。
本人も悔しかっただろう。
今日の試合,何本も危ないセットプレイがあった。しかし,その全てに勇敢に飛び出す松上が!
飛び出したら敵も味方も無い。
必ず自分でボールを叩き出す!!!
松上。俺たちのゴールを頼むぜ!

刈谷のパス回しは早い。
鈴鹿のプレッシャーが来る前に,ボールも人も動いている。

中盤の工藤豪(17)
ボールを奪いに行くのだけど,なかなか奪うことができない。
前線から中盤にかけてのプレスが上手く効いておらず,守備時に連動していない感じがする。
パスコースを絞ることができない。

センターバックの原祥太郎(4)。
ラインを高く保ち中盤を支えていく。
フィジカルが強く,足元でのさばきに迷いのない原祥太郎。
原の押し上げで,徐々に刈谷を押し戻す。

前半も半ばになり,五分五分の展開。
サイドから攻める刈谷
細かいパス回しからスキを狙う鈴鹿

「ゲームメーカー」北森陽介(7)
献身的な守備も良いが,やはり攻撃時に前を向いた時が良い。
あやふやなパスミスが無いので,ショートカウンターを恐れず攻め上がることができる。
パスをまわし,刈谷ディフェンスのスキを伺う。
鈴鹿のパス回しはうまくつながっている・・・が?

なんかおかしい・・・。

パスは回るのだけど,回させられている感じ。
パスは回せても,シュートは打てていない。

鈴鹿はディフェンスラインを高く保っているため,刈谷は裏を狙ったプレイも。
しかーし,鈴鹿の最終ラインには「神の子」がいるぜ!
変わらぬカバーリングの凄さで,裏への飛び出しを100%止める榊親平(5)
点は取られず,鈴鹿ディフェンスは崩されてもいない。
しかし,試合は徐々に刈谷ペースに。
嫌なリズム。

前半26分。
北森(7)が中盤のゲームメーカーならば,最前線で攻撃を指揮するのは嶋田大二(9)の仕事。
パス,ドリブルともに精度が高く,何かやってくれるプレーヤー。
鈴鹿は波に乗れていない。
なかなか良いボールが前線までたどり着かない。
・・・ならば・・・。
相手ディフェンスのパスミスを狙っていた嶋田。
パスカットから独走。
そして・・・

ゴーーーーーーール!!!1-0


見事な先制ゴール。
爆発する歓喜
振りまくられるフラッグ。
ナイスシュート嶋田。

ここでペースを取り返したいところ。

「右サイドの帝王」村田雅則(3)
右サイドは守備も攻撃も全てが村田の手中に。
刈谷はどちらかと言うと左から攻めてくる。
榊が釣り出されることも多く,そのため村田は中へのフォローと,2列目から飛び出してくる相手を押さえるためフレキシブルに動いている。
オーバーラップも試みるが,どうも単発の感が。

この試合,両サイドバックが守備時も攻撃時も孤立することが多い。
フォローが遅く,波状攻撃ができていない。
なんか人手が少なく感じる。

ここで前半終了。

カニシの印象としては・・・。
刈谷は前半から飛ばしている。
後半,運動量が落ちれば鈴鹿のペースになる。

鈴鹿の選手は頑張っている。
しかし,刈谷の勢いに押されてリズムが狂っている。
鈴鹿はシュートらしいシュートを打っていない。

ここを踏んばるのもサポーターの役目だ。

さあ,共に後半行こうぜ!

後半開始。

左のFWの位置には蔭山拓也(16)
怪我から復帰して前の試合は大活躍した。
この試合では思うようにプレイ出来ていない。
ボールは相手をかわしても,体を抜くことができない。
小柄な体が,大きな壁に阻まれるような感じのプレイ。
そして前線からの守備ができていない。

左が崩され始める。

サイドバックの小場石朗(22)
派手なプレイヤーと言うより,堅実に確実に。
その小場石のところが攻撃にさらされる。
セーフティーにクリアすることもあるが,刈谷は必ず2人でしつこく寄せてくる。
工藤がフォローに行くが間にあわない。

左から中へ折り返され失点。1-1。

後半11分。
(OUT)9嶋田大二 ⇔ (IN)11川崎谷輝

試合は刈谷ペース。
鈴鹿のボールは前線まで届かない。
前線でボールを収める嶋田が代わったため,縦に蹴って走るサッカーに。

支配時間が少なくなり,刈谷の波状攻撃。

後半16分
刈谷コーナーキックのセカンドボール。
刈谷は中へ折り返すが鈴鹿が弾き返す。
しかし,大きくクリアできず,さらに刈谷が押し込む。
ごちゃごちゃのなか(逆サイドで良く分からなかった)で無念の失点。1-2。

刈谷の運動量は落ちない。

8月3日。暑いはずのグラウンドは,秋風すら感じるほど涼しい。
逆に元気が無くなってきたのは鈴鹿

鈴鹿に火をつけることができる男。
「ファイアーボール」矢野純平(8)
サポータ-の祈りが。
純平頼む。持ちこたえてくれ。

スーパーなスピードを持つ矢野。
攻撃時に飛び出していきたいが,中盤のバランスを保つため,深く攻め入ることはしない。

工藤,矢野,北森。
中盤が何とか均衡を保つが・・・攻守に決め手となるプレイができない。

後半25分。
(OUT)17工藤豪 ⇔ (IN)19善家大貴

工藤が代わり,鈴鹿はさらに縦へのサッカーへ。
しかし,刈谷のディフェンスラインは低くなかなか裏を取らせてくれない。
そして間延びして薄くなった鈴鹿の中盤は,セカンドボールを奪えなくなっていく。

サポーターも必死で声をあげる。
カニシのノドも潰れてきた。

何とか踏ん張れ・・・。
終盤にチャンスが・・・。

鈴鹿の最前線
ヒットマン」北川慶(23)が動いている。
縦に,ポストプレイに,サイドに流れて。
北川なら常にゴールを狙っている。
北川ならゴールしてくれるはず!
誰か北川に良いボールを入れてくれ!!!!

後半37分。
またもや鈴鹿の左サイドを破られる。
ディフェンスが整っていない。
中へ折り返されフリーの相手のシュート。1-3。

まだまだまだまだ。

まずは1点取るぞ。
まずはシュートを打つぞ。

鈴鹿の選手は必死に闘う・・・。
しかし,流れはついに鈴鹿に来なかった・・・。

試合終了。

無念。
まさに無念の敗戦。
正直なところ,3失点で敗れるとは・・・。

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れ様でした。
観客のみなさん,サポーターの仲間たち,お疲れ様でした。

レイジェンド滋賀FCのサポーターをはじめ,多くのサポーターの方たちが,この試合に駆けつけてくれました。
そして,各チームのサポーターの方々が,ナカニシの活動復帰を喜んでくれました。
ありがとうございます。
試合前,試合中,試合後にも「刈谷大物産展」などいろいろ楽しいイベントをしていただきました。
サッカーを楽しむということは素晴らしい事だと思います。
各チームのサポーターのみなさん,本当にありがとうございました。

さて,試合の方は,なんか最後まで大きな火がつきませんでした。
選手は一生懸命でした。それは間違いありません。
しかし,刈谷のペースから抜け出すことができず,バランスを崩したままズルズルいってしまった感じがします。


今日は負けました。

でも,ナカニシは知っています。
負けた次の試合のFC鈴鹿は,とんでもなく強い。

選手たちは悔しいでしょう。

その悔しさをぬぐうには,勝つしかありません。

次の試合まで1ヶ月以上あります。
修正するには十分です。

笑顔も涙も我らとともに。


次はともに笑おうぜ!!!

ではまた。