VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第1節 対 名古屋クラブ

平成26年5月11日(日)東海社会人リーグ第1節
対戦相手 名古屋クラブ
場所   スポーツガーデンメイングラウンド

みなさんこんばんは。

今日は東海社会人リーグ開幕戦。
対戦相手は名古屋クラブ(以下,名古屋と書きます)
朝早くから起きだし準備をチェック。
ツイッターを見ると,仲間たちは続々とガーデンに入っている様子。

試合開始,6時間前。
10時にガーデン到着。

久しぶりにフル装備の応援の道具を運ぶ。
不安。
焦り。
ノドの奥が詰まる。

FC鈴鹿の新ユニフォームに選手たちからサインをもらう。
共に闘おうぜ!

ホンダFC対MIOびわこ滋賀の試合を見る。
落ち着いて座っていられない。

道具を準備しながら,そわそわする。

14時45分。
FC鈴鹿の応援の準備が始まる。

もうすぐだ。もうすぐ始まるぞ。

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 10北野純也
MF 11青島誉・30鈴木雄太・18大村亮平・4原祥太郎・22伊藤竜二
DF 24谷山健・5榊親平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 21水谷允俊

試合開始。

さあ,胸を張って闘おうぜ!!

開始直後,やはり硬さを感じる。

FC鈴鹿の開幕戦は毎年苦戦している。
環境の変化や,プレッシャー,勝利への責任。
どうしても選手たちの動きが硬い。

サポーターから声を出していこう。
同じ声をグランドに届けよう。
君たちは1人じゃない。
共に闘おうぜ!

名古屋クラブセンターフォワードの体の強い選手を中心に,周りの選手が走って絡みながら攻めてくる。
サイドをきわどく攻める感じは無い。
流れながら中で勝負してくる感じ。

「男の中の男」キャプテン原祥太郎(4)。
昨年と異なりボランチで試合の舵をとる。
特に今年は前線に積極的に飛び出してくるので,祥太郎から目が離せない。
祥太郎がボランチに君臨して,鈴鹿の攻撃が多彩になってきたように思う。
長短。中外。ミドル。なんでもOK。
よっしゃどんどん攻めろ!

トップ下の位置(FWに近い?)にいるのは,鈴木雄太(30)。
なんと言っても,前線からのプレスが早いので,相手の攻撃が簡単にカウンターにならない。
高い位置にしつこく食い下がる鈴木がいるので,後ろが安定してコースを切ることができる。
2列目の鈴木(30)。ボランチの祥太郎(4)。

試合の主導権はもらったぜ!

サイドバックの谷山健(24)。
練習試合,三重県選手権と見ているけど,本当に成長著しい。
攻撃面や運動量はもともと申し分なかったが,どうしても守備面で一歩下がってしまうところがあった。
しかーし,この試合,谷山はさらに成長を見せる。

前半15分。
名古屋クラブのカウンター。
鈴鹿センターバックを避け,センターバックと右サイドバックの間に抜けてきた相手選手に対し,長駆して的確にカバーに入る谷山。
谷山!伸びてるぞ!
成長?いや進化してるぞ!

左MFの青島誉(11)
三重県選手権決勝時のゴールが印象深い。
この試合も左サイドでプレイするが,どうも味方選手とコンビネーションが合わない。
流れが止まってしまう感じがする。
得意のドリブルで突っかけるものの,上手く抜け出すことができない。

どちらかと言うと,名古屋は中から。
どちらかと言うと,鈴鹿はサイドから。

鈴鹿のディフェンスラインは高く,中盤の支配力は鈴鹿優位。
名古屋は裏に走ろうとするものの,それは榊(5)が許さない。
鈴鹿は細かいパス回しで名古屋ゴールに迫るが,決定的な場面までは至らず。

少し膠着したまま,前半も半ばに。

前半24分。
左サイドからコーナーキック
蹴るのは村田雅則(3)
村田特有のなめらかな放物線を描いたボールは,ゴール前で混戦になっている選手たちのもとへ。
一瞬。
飛び出してくる大久保。

きた!!!!
イメージ 1


ゴーーーーーーーール!!!!1-0


そして胸のエンブレムを拳で叩き,サポーターにアピール。

大久保!

割れるばかりの大声援。
なんやら良く分からないが,みんなで叫ぼう!

しかし!!!

ここが危ないぞ。
今が危ないぞ。
締めろ。
集中。

グラウンドの選手たちは,1点入って少し落ち着いてきた。

祥太郎(4),鈴木(30),大村(18)の中の選手から,何本もパスが出ている。

ラストパスのひとつ前のパスは良い。
ただ,勝負のラストパスが上手くつながらない。

右サイドの「ドリブルキング」伊藤竜二(22)。
少し前にかかっているため,スペースが窮屈でなかなかスピードに乗れない。
つんのめるようなプレイが目立つ。
しかし,ナカニシは知ってるぜ。
一瞬あれば竜二は4人抜くことだってできる。
決定的な時を待ち,竜二は我慢のプレイ。

前半も終盤に入る。

今年新入団の大村亮平(18)
原祥太郎(4)と中盤のボランチに入っている。
要所には必ず,(本当に必ず)大村がプレイに絡んでいる。
守備,攻撃ともにとんでもなく頑張っている。
前半序盤はどちらかというと守備重視。
中盤を過ぎる頃には,前線に動いて数的優位を作り始めている。

そして前半44分。

鈴木雄太(30)からパスが始まる。
右サイド伊藤竜二(22)に見事な展開。
伊藤竜二(22)からオーバーラップしてきた村田(3)へ。
村田から中で待つ青島(11)。

シュートコースが無いため,青島は後ろから上げてきた大村(18)へ。
名古屋ディフェンスは大村をカバーできない。

迷わずミドルを打つ大村。
うひゃーーーーー。

ゴーーーーーーーール!!!!2-0


大村見事。
鈴木からのパス回しも流れるようだった。

しかーーし!!

2-0は危険な点差。
ここを締めていこうぜ!

と,サポーターが気合を入れていた矢先。

前半ロスタイム

どんな試合でも90分間集中し続けるのは難しい。
一瞬,名古屋ディフェンスに空白が生まれる。
右サイドを破った北野(10)が中へ折り返し。
全てが止まった時,そこで動いているのは・・・伊藤竜二(22)!!!

ゴーーーーーーーール!!!!3-0


竜二の一撃!

ここで前半終了。

サポーターの仲間たちにたくさんお土産をいただく。
カニシもバナナを差し入れ。
みんなで食べよう。
そして勝とう。

3-0での前半折り返し。
カニシはまだまだ全然安心できない。
まだまだ試合は決まっていない。

後半も行こうぜ!

後半開始
(OUT)30鈴木雄太 ⇔ (IN)8久保拓也

ハイプレッシャーの中でボールをキープし前線へつないでいた鈴木(30)が交代。
少し痛めたか?

変わりに入るのは,クボタクこと久保拓也。
鈴木とはタイプの違う選手なので,新たな試合展開になるか?

前半は,ほとんど崩されていなかった。

しかし後半,なぜかディフェンスがバタつきだす。
変なスペースが空いていたり,なぜかボールウォッチャーになったり。

カニシが思わず叫ぶ。

気合入れろ!
3点差なんてあっという間だぞ!
大久保。榊。何とかしろ!

ディフェンスのカバーが遅れて,名古屋クラブにフリーで打たれる場面も。

なんてことだ!

しかし,鈴鹿のゴール前には水谷がいる。
「鋼のゴールキーパー」水谷允俊(21)。
的確なコースの読みと,超反応がキンキンに冴える。
「あっ」と思った場面も,そこには水谷が。
水谷。頼むぞ!

後半10分。
名古屋のコーナーキックを弾き返すものの波状攻撃。
鈴鹿ゴール前にたくさん選手が残っている。
ブラインドになって,水谷からシュートする選手が見えないか?
何とか弾くものの,詰められて失点。

3-1

サポーター。
失点した時こそ,心を合わせて応援しよう。
チームが押されている時こそ,俺達の声を届けよう。
まだまだここで終わっちゃいない。
下向いてる場合じゃないぞ!

「ライトサイドキング」村田雅則(3)。
前半から村田は飛ばしている。
そして,村田の足はいつまでも止まらない。
今シーズンはCK,FKともに村田が蹴ることが多い。
カニシの感じでは,今年の村田のキックの精度はかなり高いぞ!!

後半12分。
嫌な失点の後,すぐ!

名古屋ゴール前で鈴鹿フリーキック
直接狙うには,ちょっと近すぎるか?

蹴るのは村田雅則。
息を止める瞬間。

村田の蹴ったボールは,ワンバウンドして丁寧なパスのようにゴールに吸い込まれる。
圧巻だ!

ゴーーーーーーーール!!!!4-1


手を交差し,サポーターに向けてアピールする村田。
ありがとう村田。

4得点。
しかし,ナカニシはまだまだ安心して無いぞ!
名古屋クラブの攻撃はまだまだ鋭い。
3点差で安心できるほど,東海リーグは甘くない。

後半16分。
名古屋クラブ陣内に青島(11)が単騎突入。
あと少しのところでGKに弾かれるが・・・。
そして竜二はそこにいる!!!

押し込め竜二!

ゴーーーーーーーール!!!!5-1


後半17分。
(OUT)11青島誉 ⇔ (IN)9近藤和哉

両チームに疲れが見え始めた。
ここでフレッシュな近藤にかき回してもらいたい。

近藤。走って走って走りまくれ!

途中出場の久保拓也(8)。
テクニックはあるのだが,どうも上手く自分の力を出し切れない。
もっとできる選手なのに,もっと上手い選手なのに,ナカニシは残念。
プレイが硬くなるあまり,足元を見過ぎてしまい,ルックアップできていないように思う。
もっと余裕を持って,サッカー楽しもうぜ!

前線の北野純也(10)。
三重県選手権,練習試合を見る限り,今シーズンの鈴鹿のエースと言っても過言ではない。
華麗なテクニックを披露するわけではない。
ゴールだけを一直線に見ているような選手。
自分の目標に向けて,誰が前にいようが,こじ開けて前に進む感じ。
武骨なまでにゴールを狙う姿勢。
ゴリゴリした抜け出し。
いいぞ!北野!
東海リーグ,得点王狙っていけ!
イメージ 2


後半32分。
鈴鹿左サイドの谷山(24)。
この試合,本当に良いプレイを見せていた。
名古屋の激しいタックル,で転倒した後も素早く立ち上がり,失ったボールを奪いに行った。
それが少し激しかったか?(そんなこと無いと思うけど)
この試合2枚目のイエローカードで退場。

谷山。気にするな。悪意のあるプレイじゃない。

鈴鹿は残り時間を10人でしのぐことになる。

点差は4点。
安全圏と言えなくもない。
しかし,次の試合に続けるためにも,ここで失点したくない。

「神の子」榊親平(5)。
カニシの場所から良く見えている。
危ない!と,思った時にはディフェンスの選手の後ろから,榊が突然現れる。
祥太郎の動きを知り尽くしている。
大久保の動きを知り尽くしている。
そして,最後に榊が待っている。

後半38分。
(OUT)18大村亮平 ⇔ (IN)26杉本翼

この試合の殊勲。大村が交代。
谷山の退場を埋めるため杉本がディフェンスに入る。

残り時間はわずか。

サポーターの声も出なくなってきた。
選手たちも疲れているだろう。

いやいや,こんな時こそ応援しようぜ!

後半44分。
右サイドを突破
(ごめんなさい,アシストは誰だか分りませんでした)
中への折り返し。
ひとつ飛ばして,次で待っているのは,クボタク。

ゴーーーーーーーール!!!!6-1


久保(8),ナイスゴール!

ここで試合終了。

快勝の時のサポーターソング「ふるさと」を歌う。

よっしゃ!
勝ったぞ!

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,たくさんの観客のみなさん。
お疲れ様でした。ありがとうございました。

最後まで一緒に応援してくださったコパンドールのみなさん,一緒に「恋するフォーチュンクッキー」を踊った白子吹奏楽のみなさん。
ありがとうございました。また,機会があればぜひお願いします。

ランポーレ弁当美味しかったです。
たくさんの出店,なんかウキウキしました。
ボディペイントしている子どもをたくさん見ました。
みなさん,ありがとうございました。

たくさんの懐かしい顔に会いました。
みんな,鈴鹿の試合を見に来てくれて,ありがとうございます。
カニシはずっとこの場所にいます。
いつでも会いに来てください。いつでも待ってます。

三代目コールリーダーに祝辞をたくさんいただきました。
ありがとうございます。

サポーターの仲間たち。
本当にありがとう。
なんか今日は(も),地に足がつかないような,バタバタしたナカニシでしたけど,一緒に応援してくれて感謝です。
不甲斐ない代表ですが,今シーズンもなにとぞよろしくお願いします。

手の皮が裂けながらも太鼓を叩き続けた三代目コールリーダー。
お疲れ様でした。
サポーターみんなで共に成長していきましょう。
次戦もよろしくお願いします。

さて,東海リーグ開幕戦のvictorycross賞ですが・・・。
悩み中・・・・・・よしっ!

この試合のvictorycross賞は,大村亮平選手にあげたいと思います。
2点目のミドルシュートはビューティフルゴールと言うしかありません。
そして,この試合の主導権を奪い,FC鈴鹿の攻守を繋いだプレイは素晴らしかった。
大村選手。ナイスプレイでした。次も頼みます。
イメージ 3


帰宅して(少し寝て),この試合を振り返ると・・・。

ハッキリ言いまして,点差ほどの差はありませんでした。
次,名古屋クラブと当たる時に,この点差になるとは現時点で思えません。
連携のミス。
視野の狭さ。
集中が途切れる時間帯。

まだまだです。
まだまだFC鈴鹿は強いチームではありません。

でも,この試合で選手たちはたくさんの課題を見つけたと思います。

必ず次はもっと強くなる。

必ず選手たちは試練を乗り越えられる。

カニシは,これからどんどん強くなっていくFC鈴鹿が楽しみです。

もう,日付が変わりました。
次の試合は始まっています。

次戦,アウェイで矢崎バレンテと対戦です。

矢崎バレンテは強いです。

1週間しかありません。

良い準備をしてください。

ではまた。