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アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第2節 対 矢崎バレンテ

平成26年5月17日(土)東海社会人リーグ第2節
対戦相手 矢崎バレンテ(以下,矢崎と書きます)
場所   焼津市総合グラウンド

みなさんこんばんは。

焼津から帰宅後,またもや寝落ちしていたナカニシです。
最近,年のせいか知らぬ間に落ちてしまいます。

そして,今日は最悪の夢を見ました。



本日は,東海リーグ初アウェイ。
いざ焼津の地へ。

ツイッターを見ると仲間たちは順調にグルメを堪能しているらしい。
カニシのツアーコーディネーターNカメラマンは,朝から自分のプランに自信満々の様子。
そして・・・(旅行記は明日以降に書きます)

いろいろあって・・・。

試合開始1時間半前に会場入り。
横断幕を張り,フラッグをたなびかせ,選手を迎える。
さあ,開幕戦の勢いをここでも見せようぜ。

試合前の練習をジッと見るナカニシ。
ん?なんか元気が無い???

さあ,集中していこう!

いくぜ!!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 10北野純也
MF 9近藤和哉・22伊藤竜二・11青島誉・18大村亮平・4原祥太郎
DF 26杉本翼・5榊親平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 21水谷允俊

試合開始。

開始から違和感を感じる。
選手の体が重い。
疲れている感じではなく,(ナカニシのイメージとしては)満腹で重い感じ。
こんな変な感じは珍しい。

対する矢崎は良い動きをしている。
スタンドから見ると明らかに動きの質が違う。

矢崎の選手に対して,鈴鹿の選手のスピードが遅く感じる。

スピードは鈴鹿の得意のひとつ。
ここで負けていると危ない。

今シーズン初スタメンの左サイドバック杉本翼(26)。
動きの悪い選手たちの中でも,特に動きが悪い。

動きながら素早くパスコースをカットしてくる矢崎。
中盤でのパス回しのコースも読まれている。

そしてパスカットの後のカウンターも早い。

前半8分。
中盤からビルドアップしようとした何気ないパス。
それをカットされる。
そしてショートカウンター
矢崎よりも鈴鹿の選手の方が遅い。
なんてことだ!

中央突破され失点。無念。0-1。

まだまだ試合は始まったばかり。
取り返せ!
立て直せ!

鈴鹿の中盤に陣取る「男の中の男」原祥太郎(4)。
フィジカルに勝る矢崎の攻撃を何度も何度も止めている。
しかし,祥太郎の頑張りも孤軍奮闘な気がしてならない。

鈴鹿は,ボランチの底でボールが動いている。
矢崎は,トップ下の2列目でボールを奪いにきている。

押し込まれている鈴鹿

試合展開は,鈴鹿が1.2.3・・・とひとつづつ積み重ねるのに対して,矢崎は5くらい一気にバーンと押し寄せる感じ。



サポーターもコールリーダーの指揮のもと必死で声を出す。
何とかペースを変えねば。
立て直してくれ!

後ろから後ろから湧き出るように出てきてパスカットをする矢崎。
良く動けている。

鈴鹿の選手は足を止めてパスを回している。
それが何か重く感じる理由なのか?

選手が止まった状態でパスを回しているので,コースを読まれて狙われている。
緊張のためか視野も狭い?
ビルドアップの普通の横パスをカットされて危ない場面が。

上げていこうとするとパスカットされて,ショートカウンターなのでなかなか上げていけない。

今日も良く動いている大村亮平(18)。
パスコースが限られているので,展開しづらそう。
開幕戦の怪我でこの試合出られない鈴木がいれば,もうひとつコースができるのだが・・・。

矢崎は3バックかな?
このディフェンスが新入団?

矢崎ディフェンスは硬く,鈴鹿のFWもなかなか抜け出せない。
そして,流れの中で前を向いてボールをもらえないため,どうしてもスピードに乗ったプレイができない。。

スタメンで前線に張る近藤和哉(9)。
ポールの受け際,玉際の競り合いでどうしてもプレッシャーにつぶされてしまい,自分の良さが出せない。
流れてもらおうとするが,中盤からのパスの供給がカットされるので,良い形でもらえない。

矢崎の攻撃は鋭くコンパクト。
ディフェンスラインも高い。
鈴鹿は裏に出したいが,パスの出しどころで直接もみ合っているので,前を向いて展開ができない。

うーん。

「神の子」榊親平(5)
カウンターからの波状攻撃を仕掛ける矢崎に対して,引いて守るとスペースを作ってしまい数的不利になってしまう。
ディフェンスラインを高く保ち,そのうえで裏へのボールに注意する榊。
危険察知能力が高いので,カバーリングは相変わらず早い。
そして,機を見て思いっきりオーバーラップを仕掛けている。

「ライトサイドキング」村田雅則(3)
村田はいつも攻守ともに安定している。
先制され守備時に浮足立つ選手が多い中,良い感じで落ち着いている。
しかし,追いかける展開となったため,どうしても攻撃に重点を置き,高い位置をキープせざるを得ず,裏を狙われることもしばしば。

先手先手を取られる展開。
どの位置でボールを失っても一気にカウンターが押し寄せる。

前半32分。
ここでもカウンター。
鈴鹿のDFと矢崎FWの1対1。
鈴鹿ディフェンダーが先にボールに追いつくが,矢崎の選手の足が速い。
ボールを奪われそのままシュートされてしまう。

くそっ!!!0-2。

ちくはぐなプレイ。
前線にボールを送れずバックパス。
なんか体が重い選手。
カットされてしまう無残なパスの山。


サポーター。
まだ諦めるな!
絶対に追いつく!
絶対に俺達の時間帯が来る!

前半35分。
(OUT)26杉本翼 ⇔ (IN)8久保拓也

大村が左サイドにまわった様子。
久保がボランチか?

やっぱり鈴鹿は人が動いていない。
そのため,パスコースも少なく,少ないパスコースを読まれてしまう。
ダイレクトでリズムを作ることも無く,最初から同じようにパスをミスしている。

おかしい。
鈴鹿は良く動いてスピードのあるチームなのに。

前半ワントップ気味に前線に張る北野純也(10)。
北野までなかなかボールが渡らないので,下がって受けに来ている。
下がったところですらプレッシャーが強く,相手を背負う状態が多い。

竜二。北野。青島。近藤。

鈴鹿の攻撃陣が,なかなか前を向いてプレイができない。

後半45分。
左サイドに入った大村(18)が,鋭く駆け上がる。
中への低く鋭いクロス。
ファーサイドで待つ北野純也(10)がシュート。
惜しくもバーに弾かれて得点にはならないものの,前半終了間際に初めて攻撃らしい攻撃ができた。

後半もドンドン続けていこうぜ!

ここで前半終了。

帰ってくる選手たちの足は重い。
選手同士,話をしている感じも少ない?
なんか元気ないぞ?

鈴鹿の状況は良くない。
こんな元気の無い状態見たことが無い。
どうしたんだ?

後半開始。

矢崎の運動量は落ちない。
そして,後ろからドンドン追い越していくプレイは続く。
厄介だ。

後半1分。
村田の上がった裏を狙われる。
榊がカバーに出る。ボランチからカバーに入る。
矢崎の選手は1人。いやもう1人。もう1人。
どんどん後ろからフォローが来る。

右サイドを突破されシュートを許す。
水谷(21)が一度は弾いたものの,押し込まれて失点。
無念。
0-3。

後半,立て直そうとした矢先の失点。
タイミングは悪い。

しかし,まだまだ45分あるぞ。
鈴鹿の攻撃陣の爆発を信じて,サポーターは全力で応援しよう。

後半6分
(OUT)9近藤和哉 ⇔ (IN)28徳地俊彦

ゴールを守る「鋼の守護神」水谷允俊(21)。
矢崎の前線からのプレスにバックパスが多くなっているが,きちんと処理している。
そして,今日の反応も鋭い。
至近距離からのシュートも弾きだしている。

水谷が守る。
その間にまず1点取ってくれ!!

テクニシャン青島誉(11)。
ボールを良い形で受けにくい試合ながら,果敢に攻めている。
ドリブルで活路を見いだそうとするものの・・・。
フォローが少なく,波状攻撃にならない。
ラストパスの出しどころが無く,単騎の突入は矢崎に潰されてしまう。

「ミラクルドラゴン」伊藤竜二(22)。
試合途中からトップの位置で一撃を狙う。
2011年。雨の矢崎戦。
竜二が4人抜きしたのをナカニシは覚えている。
竜二。頼む。
イメージ 1


徳地が入って少し流れが変わった。
中盤の底なので少しロングパス気味になるが,徳地が良いボールを供給し始めている。

途中から入った久保拓也(8)も,徐々に前線に影響を出しつつある。
早め早めの展開で,矢崎に準備する時間を与えない。

中盤から原祥太郎がミドルシュートを打つ。。

徐々に鈴鹿が押し上げてくる
矢崎が守りにはいったか?

試合は進む。
矢崎の守りは硬く,そして足は止まらない。
ショートカウンターは少なくなったものの,鋭いカウンターの恐怖は続いている。

センターバックの大久保龍太(15)。
良く体を張っているが,前線からのプレスで押し込まれる場面も。
足元でもたつく間に寄せられてしまう時もある。
大久保!
しっかりしろ!
負けるな!

徳地の投入で一時は流れをつかんだが,鈴鹿陣内の苦境は続く。

みんな一生懸命やっているのは良く分かる。
だけど,狂った歯車を直すことができない。

時間は進む。

1点だけでも返せないか・・・。

ここで試合終了。



うなだれた選手たちが挨拶に来る。

選手が元気の無い時こそ,サポーターは声を発しよう。

まだ2試合終わっただけだ!
残り全部勝つぞ!
やられて終わるな,やり返せ!
俺は全然あきらめてないぞ!

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,焼津の地までお越しいただいたサポーターのみなさん。
お疲れ様でした。ありがとうございました。

試合前に藤枝MYFCサポーターの方から,藤枝MYFC飴をいただきました。
ありがとうございます。ブルーベリー味がおいしかったです。
同じサッカーを愛するものとして,ともに頑張っていきましょう。
また対戦する時を楽しみにしています。



この試合は負けました。
0-3のスコアは完敗と言われても仕方がありません。
矢崎バレンテは強かった。
鈴鹿のパスはことごとくカットされました。

今日は負けたかもしれない。

だけど次は負けない。

負けた試合の時こそ,選手がうなだれた時こそ,サポーターが応援していきたいと思います。

「笑顔も涙も我らとともに。」

そして必ず次は笑顔になります。



カニシは選手たちを信じています。
この試合の敗戦で,彼らは「必ず」もっと強くなる!!!



たった1試合負けただけで,サポーターの元気が無くなると思ったら大間違いだ!

負けた悔しさを来週の練習にぶつけろ。

駄目だったところを徹底的に修正しろ。

選手同士話し合い,ぶつかり,納得してさらに連携を強化しろ。



絶対にできる。

ガンバレ!

ではまた。