VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第4節 対 Chukyo univ FC

平成26年6月1日(日)東海社会人リーグ第4節
対戦相手 Chukyo univ FC(以下,CUFCと書きます)
場所   中京大学グラウンド

みなさんこんばんは。

勝利の黒ゴマ味噌ラーメンを食べて帰宅したナカニシです。
そしてやっぱり寝落ちしていました。ぐーーー。

北斗の拳という漫画にラオウって凄いヤツが出てくるの知ってますか?
ラオウは闘いの中でもヒザを地につかないそうです。

カニシも試合中にヒザを地につくことはありません。
しかし今日はヤバかった。
実はフラフラでした。



本日は東海リーグ4戦目。
試合前,鈴鹿は2勝1敗。
優勝するためには,ここで負けるわけにはいきません。

昨夜・・・夢を見ました。
北野選手がハットトリックして,ナカニシが喜びのあまり首にさげていたストップウォッチをあげる(?)という内容の夢です(本当)。
夢なので無茶苦茶ですが,北野選手がなんかやりそうだと道中話しながら会場入り。

鳴り物禁止なので,コールリーダーの手拍子に合わせてチャント。
鳴り物禁止?
関係無いね!
思いっきり声を出せばいい。
思いっきり手を叩けばいい。
声を出さない人は,みんなで念を送ればいい。
どんな形であっても,必ずサポーターの想いは選手に届く。

いくぜ!!!
本日のスタメン(以後敬称略)
FW 10北野純也
MF 28徳地俊彦・30鈴木雄太・8久保拓也・4原祥太郎・22伊藤竜二
DF 18大村亮平・5榊親平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 1蜂巣良哉

試合開始。

落ち着いた中にも良い緊張感のあるスタート。
浮足立つ感じは無い。
良く声が出ている。

球ぎわで厳しく行っている鈴鹿
中盤の徳地俊彦(28)。
開始から積極的にボールを奪いに動いている。
体と体を激しくぶつけるようなプレイではなく,足を伸ばし,先に体を滑り込ませ,そしてスルッとボールを奪っている。
以前と比べてポジショニングに迷いが無い。
要所を的確に判断し,良い場所に動いている。
徳地から鈴鹿の攻撃がスタートする。

徳地から司令塔の「魔術師」鈴木雄太(30)へ。
チームの核の1人となった鈴木雄太
鈴木から前線の選手に展開する。
ここでも,そこでも,あそこでも,どこにでも鈴木が存在感を出してくる。
良いね。

鈴木と徳地。
攻撃のリズム。
セカンドボールの奪い合い。
鈴鹿に新加入した2人が,徐々にリズムを作りだし,CUFCのゴールを脅かし始める。

前半10分。
前線で待つ北野純也(10)にボールが渡る。
思い切りよくシュートを打つ北野。
わずかにゴールとならなかったが,北野のシュートまでのリズムが良い。
持ってから打つまでが早く・・・なんか今日の北野は違うぞ!!

そして前半15分。

ペナルティエリア少し外。少し右。
カニシの見ている応援席から,「ナカニシ」-「北野」-「相手GK」-「相手ゴール」と一直線に並ぶ。
ワンフェイクから北野のシュート。
真後ろから見ていたナカニシは・・・なんだこのボールは???
ウネウネとブレたシュートは,キーパー真正面の少し上を豪快に突き破る。
イメージ 1

ゴーーーーーーーーール!!!1-0


なんという凄いシュートだ!
息をのむナカニシ。

押せ押せムードの鈴鹿

サイドハーフの久保拓也(8)。
試合前などの練習を見ていると,見事なパスを出し,見事なシュートを決めている。
しかし,本番の試合のプレッシャーの中で,まだまだ自分らしいプレイができていない。
前回の試合から,徐々にプレイに気持ちが乗ってくるようになってきた。
この試合でも,再三プレスからボールを奪い攻撃につなげている。
久保,人生イケイケドンドンだぜ!

前半19分。
そのクボタクが右サイドでキープ。
一瞬,シュートを打つそぶりを見せたので,相手DFが引きつけられる。
ナイス!
右の北野にパス。

今日の北野は,受けてから打つまでが早い!
トンから,ズドン!

ゴーーーーーーーーール!!!2-0


よしっ!
いいぞ,いいぞ。

暑さでコンディションは厳しい。2点差じゃだめだ。早く3点差に。

前線を自由に動く「ドリブルキング」伊藤竜二(22)
中盤から良いパスが出ているのと,球ぎわで激しく寄せているため,ボールが良く渡っている。
何度も良いチャンスを作りだすが,どうしても得点にならない。
しかし,さすが竜二。狙いは良い。プレイも良い。
続けろ!続けろ!

前半半ばまで。
カニシが今シーズン見た中では,最も良い内容だった。
ラグビーのように,後ろから後ろから後続の選手が波状攻撃を仕掛ける。
選手が良く動いてパスコースができ,人とともにボールも良く動く。
球ぎわも激しく,ルーズボールに貪欲に。

竜二,鈴木,久保,2列目の3人が前線からしつこくプレスをかける。

とても良い。
このままなら前半であと何点か入るぞ!

前半22分。
目が覚めるような強烈なミドルシュートを放つ鈴木(30)。

相変わらず,トップと2列目の活性は高い。

そして・・・さらに・・・。
サイドからは村田(3),大村(18)が着実に押し上げてきている。

しかし・・・

前半35分。
CUFCのFWがスルスルと抜け出す。
ディフェンスは?
プレッシャーは?
あれ?
なぜだ?
なんかあっけないほどあっさり失点してしまう。
2-1。

失点とともに,前半から飛ばしていた,前線が少し疲れてきているのを感じる。
スタミナのある大学生が良く動くようになってきた。

少しずつ押し戻される。

いーや,許さない。

鈴鹿の選手はまだ走るぞ!

サポーターも全力で応援しよう。
流れがあっちに行ったなら,力づくで取り返せ。
俺たちは勝つ!!

前半の最終盤は一進一退から徐々に傾き始める。
悔しいけど,若干CUFCの攻勢。

しかし,崩されているわけではない。
決定的な場面があるわけでもない。
足の速い相手FWに対して,鈴鹿ディフェンスも丁寧に,セーフティに対応する。
よしよし。

榊。大久保。ここが踏ん張りどころだ,何とかしてくれ!

ここで前半終了。

気温は32度を超えているらしい。
人工芝と黒いゴムチップのグラウンドは,それよりさらに熱いだろう。

前半選手たちは良く動いていた。
ポールの無いところでも,マークを外す動きを常にしていた。
後半,どうしても疲れてくる時があるだろう。

そんな時こそ,サポーターの想いが選手の背中を押すはず。
さあ共に行こうぜ!

後半開始。

少し休んだためか?,疲れのためか?,体の動きが鈍い選手がいる。
後半開始わずかで,もう水を取る選手もいる。

今日は6月1日。
急に暑くなった。
厳しい試合になりそうだ。

鈴鹿の中心」原祥太郎(4)。
祥太郎の目は厳しく試合を睨んでいる。
仁王,弁慶,毘沙門天,いや祥太郎の方がもっと怖い。
味方を鼓舞し,体をぶつけ,強引に流れを鈴鹿に戻す。
スピードのある相手FWが,後半は沈黙することが多い。
同じような抜け出しは許さない。
なぜならパスの出所を祥太郎が潰している。

「魔術師」鈴木雄太(30)も良く動いている。
前を向くターンが早く,相手を背負うことなく前を向いてプレイしている。
やっぱり鈴木は良い。

伊藤竜二(22)もまだまだキレている。
キレが良すぎて相手がボールを見失ってしまい,思わず引っ掛けられる場面も。

この試合,鈴鹿コーナーキックが多い。
それほど良く攻めている。
そしてシュートで終わっている。

ガンバレ!
現在。2-1。
次の1点がどちらに入るかで決まるぞ!

「ライトサイドキング」村田雅則(3)
暑くても,辛くても,村田の足は止まらない。
口下手な選手。あまり多くを語らない選手。
コツコツと自分のプレイを研ぎ澄ます選手。
だけど,村田にサポーターの声は十分に届いている。
絶対に村田は止まらない!

右の村田(3)と左の大村(18)が,中盤の祥太郎や徳地を介して,綺麗にサイドチェンジしている。
村田の支配力が右サイドで効いてきている。
そして,サイドチェンジがより効果的になる。

大きなパスで相手を動かし,小さなパスで竜二(22)と北野(10)が切れ込む。
どちらにも顔を出すのは鈴木雄太(30)。

両チームとも少し体は重いものの,若干鈴鹿ペースで試合は流れる。

後半?分
(OUT)8久保拓也 ⇔ (IN)16井上皓紀

少し疲れたか?
変わりに入る井上。
井上,ゴール決めてくれ!

鈴鹿フォーメーションは4-4-2か?

トップ下が移動したたのか?鈴鹿の攻撃はさらにサイド中心に。

サイドバックの大村亮平(18)。
足元が上手く,懐が深いため,変な形で相手に奪われることが無い。
パスもクリアも確実。
そして,相手のサイドの選手のマークを一瞬外し,中のフォローに走るタイミングも絶妙。
良く試合を見ている。
大村は安心。安心して見ていられる。

若干の膠着状態。
両チームとも目に見えて運動量が落ちてきた。

CUFCの攻撃がゴールに迫る。
真正面からの攻撃は大久保がいて通れないので,割と遠目から打ってきている。もしくはサイドの深い位置。
しかし,遠目で打ったシュートは蜂巣良哉(1)が確実に押さえる。
蜂巣はこの試合でスタメン2試合目。
キャッチングもとても安定しており,ディフェンスとのバックパスの連携も良い。
そして良い声が出ている。

「神の子」榊親平(5)。
前半の1失点を良く理解している。
最後尾から試合を見ており,抜け出してくる相手の処理に余念がない。
カニシの自慢。
「榊が裏のフォローに集中したら,絶対に裏に抜け出すことはできない」
そして,膠着状態を見て取ると,積極的にオーバーラップも仕掛けている。
榊の攻撃参加で,一時的な数的優位で相手が混乱するところを,竜二(22)や北野(10)が狙っている。

CUFCの前半終盤の勢いは,後半半ばを過ぎて鈴鹿が盛り返している。

攻めている。
鈴鹿フリーキックコーナーキックは数多い。
しかし,なかなか決まらない。

相手陣内でプレイしている。
しかし,欲しい欲しい追加点が入らない。

後半20分
(OUT)28徳地俊彦 ⇔ (IN)11青島誉

このタイミングで青島!
これはCUFCにはきついだろう。

青島は,控えで待っている間,ずっと試合を見て手を叩いたり,味方を励ましたりしていた。
出陣の際には,全員と握手し,心をひとつにしていた。
ベンチの選手も共に闘っている。

青島。
頼むぞ!
切り割け!

青島が前線に入ったため,鈴木(30)がボランチになった様子。
膠着状態の中で窮屈なプレイをしていた鈴木が,ボランチでしっかりとボールをさばき始める。

サイドの展開が鋭い。
サイド1本やりではなく,サイド-中-サイド-中とパスの展開が良い。

後半も半ばを過ぎ,選手たちが疲れてきた。

鈴鹿は攻めている。
前線に上がっている。
しかし,それは相手のカウンターのチャンスとなる。
どうしても戻りに走る足が遅れる。

鈴鹿のディフェンスの真ん中。
そこに大久保龍太(15)が立っている。
1対1で大久保を抜くことはできない。
どんなカウンターであっても,何人で攻めようとも,大久保が立ちふさがる以上,どうしても時間がかかってしまう。
その間に,守備の体制が整う鈴鹿
大久保。
頼むぞ。

試合は消耗戦になってきた。

攻守の切り替えが遅くなり,前線とディフェンスが間延びする。
中盤にスペースができ始めた。

必死で応援するサポーター。

頼む。頼む。

後半39分。
相手のパスをカットしたのは(たぶん)鈴木雄太(30)。

鈴木から北野(10)へ。
北野のドリブルも鋭い。
これは!!!

ペナルティエリアに侵入し,シュートを放つ北野。
シュートはディフェンスに弾かれるが・・・!

雄太!!!!

ゴール前に詰めてきていた鈴木のシュート一閃!

ゴーーーーーーーーール!!!3-1


ナイスシュート鈴木。
北野も見事。
待望の追加点。

値千金のゴールに喜ぶ鈴木(30)と祥太郎(4)
イメージ 2


よしっ!

残り時間はわずか。
しかし,選手の体力も限界が近い。

後半41分
(OUT)22伊藤竜二 ⇔ (IN)24谷山健

試合開始から積極的に前線でプレスをかけた竜二(22)が交代。
流石に消耗が激しい。

代わって入るのは谷山健(24)。
開幕戦の退場以来,久しぶりの出場。

みんな疲れてきている。味方も相手も。

谷山!走れ!運動量で圧倒しろ!

サポーターが言うまでも無く,ガンガン走る谷山。
しつこくボールを追い回し,食らいついて話さない。
いいぞ谷山!

左サイドで谷山がしつこく追い回している時,右サイドでは青島が存在感を出している。

いつも通り良いドリブルで仕掛けているが,いつもよりもねちっこくボールを渡さない。
ごちゃごちゃしたところから,青島だけが抜け出してくることも。

鈴鹿の集中はキレない。

大丈夫だ。

そして試合終了。

恥ずかしながら,終了と同時に座り込んでしまうナカニシ。
(もちろん,試合中はヒザをつかなかった)
こりゃ疲れた。
フラフラするぞ。

水分を取って立ち上がろう。
両チームの選手を称えよう。
そしてちょっとだけ勝利の舞を踊ろう。

中京大学にバンザイの声がこだまする。
鈴鹿まで届け!

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,中京大学の地に集った全てのみなさん。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
暑かったですね。

めでたしめでたし。

さて,ナカニシが(総帥の唯一の権限で)勝手に選ぶこの試合の,victorycross賞ですが・・・。
2ゴールを決め,1ゴールを演出し,この試合の全得点に絡んだ北野純也選手(10)に送りたいと思います。
なかなか点が取れなくて,焦りもあったと思いますが,この試合のゴールは本当に素晴らしかったです。
サポーターの仲間たちも言ってました,今日の北野選手のゴールは「ゴラッソ」です。

北野選手,これからもたくさん点を取ってください。
カニシは大きな期待をしています。
イメージ 3

それと,ブログ初めに書きましたナカニシの夢は,(ほぼ)正夢でしたので,もしも欲しい場合はストップウォッチ差し上げます。



2節の矢崎戦での敗戦の後,試合の内容がまとまってきたように思います。
役割とフォローがはっきりし,パスやマークの受け渡しがスムーズに行っているように思いました。

確実に三重県選手権の時より強くなっています。

そしてFC鈴鹿はまだまだ強くなります。

まだまだ出し切れているとは言い切れません。

選手のみなさん,暑くなってきましたので体調管理に気をつけて,元気に練習してください。

カニシは次の試合が楽しみです。

ラオウの名言です。
「俺に後退はない!! あるのは前進勝利のみ!!」

ガンバレ!

ではまた。



(追伸)
さて,ナカニシの今―ズンの目標である,「試合の時もちゃんとご飯を食べる作戦」ですが,今回もNカメラマンの案内のもと,とあるお店に行ってきました。
その件は,また後日。