VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第5節 対 岐阜SECOND

平成26年6月8日(日)東海社会人リーグ第5節
対戦相手 岐阜SECOND(以下,岐阜と書きます)
場所   岐阜フットボールセンター

みなさんこんばんは。
今シーズンで最もご機嫌のナカニシです。
なんて良い気分だ!!!



さて,今朝もブラックパール号を飛ばし岐阜の地へ。

岐阜フットボールセンターは笠松競馬場のそばにあるらしい。
同乗者のNカメラマンが笠松競馬場近くの,おしゃれカフェに案内してくれる。
笠松町内で一回迷子になったけど)。
試合前のご飯の件は,また次のブログで。

会場到着。

昨年の岐阜とここで対戦した時は,1-3で敗れている。
さあ,倍返しだ!

とても暑いが少し風がある。
でも,人工芝のグラウンドには陽炎が立つ。

試合前にサポーターズミーティング。

暑くて厳しい試合になるだろうけど,選手が辛い時こそ全力で応援しよう。
鈴鹿の選手の足は止まらない。
FC鈴鹿は真夏に強い!!!

いくぜ!!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 10北野純也・11青島誉
MF 28徳地俊彦・30鈴木雄太・8久保拓也・4原祥太郎
DF 18大村亮平・5榊親平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 1蜂巣良哉

試合開始。

試合の入りは悪くない。
しかし,少し岐阜のペース。

カニシの印象では,今年の岐阜は個と言うよりも組織が強いように感じる。
しかし,前線は足が速くて体が強い選手がいるので,要注意。
個にも組織にも気を取られてはいけない。
自分たちのサッカーができるように,イニシアティブを取ろう。

前線でボールを回す岐阜に対して,鈴鹿ボランチで止めている。
おのずと岐阜の方が起点が高いので,押されているように感じる。

前半8分。
選手同士競り合った際に,鈴鹿にファウル。
岐阜にフリーキック
嫌な位置。嫌な角度。嫌な時間帯。

背番号1番。蜂巣良哉(1)。
大きな声で壁を指示する。
そして大きな体をバネを縮めるように低くかがめる。
カニシの位置から,蜂巣の黒い瞳がくっきり見える。
集中している。良い目をしている。よし!!
岐阜のFKはゴールバーに当たり鈴鹿は危機を脱する。
今日も蜂巣は良い顔をしている。
バーに当たったのは蜂巣の気合いのおかげだ。
頼むぞ。蜂巣!!!

このFKを境に,鈴鹿が試合を押し戻す。

ボランチに位置する徳地俊彦(28)
中盤での存在感を試合ごとに増してきている。
足元の上手い選手だけに,ボールを奪う時もフィジカルであまり当たらずに奪うのだけど,今日の徳地はいつも以上に貪欲に球際で粘っている。
セカンドボールや前線への飛びだしなど,いろんなところで徳地が試合に絡む。
周りとのフィット感も上がってきており,徳地のキープで周りも良く動いている。
カニシはこの試合の徳地はキーマンだったと思う。

サイドハーフに入っている久保拓也(8)。
才能あふれる選手なのに,どうしても出し切れていないように感じる。
もったいない。久保はもっとできる選手なのに。
この試合,球際の久保のアタリが激しい。
さらに,パスを強く要求し,前へ前への動きも多い。
おっ,なんか久保のプレイにパワーがみなぎってきた。
クボタク。
サッカー人生で下向いてる暇は無いぞ。ドンドン行け!

前半15分(たぶん)
コーナーキックの跳ね返り。
右サイドの久保(8)が左にポジションチェンジ。
落ち着いてキープ。
そしてショートパス。
走り込んでくるのは・・・徳地俊彦(28)!!
徳地のコントロールショットが岐阜のゴールネットーをゆらす。

ゴーーーーーーール!!!1-0。

イメージ 1


ナイスシュート徳地。
久保も良く周りを見ていた。

1点取って鈴鹿サポーターも歓喜するが,一番危ない時をみんな良く知っている。
ここを締めろ。
ここを集中。

ディフェンスの鬼。大久保龍太(15)。
対人の競合いや,フィジカルでの奪い合いには滅法強い。
サイドよりも中央突破の多い岐阜攻撃陣を見事に止めている。
しかし,止めた後の岐阜FWのヨセも速く,ヒヤッとする場面も。
セーフティーに,簡単に,無理せず。
岐阜の攻撃陣をよく見て,ディフェンスの対応を徐々に修正していく大久保。
やっぱり鈴鹿の最終ラインは硬い。

前半33分。
鈴鹿の波状攻撃。
選手が良く動き,流れるようにボールを奪い攻撃に転じている。
なんか良い感じ・・・と思っていたら・・・
北野がペナルティエリア少し外からシュート!!
カニシの場所からは良く見えないけど,青島が触った?相手にアタッた?
北野の放ったシュートは,軌道を変えゴールに吸い込まれる。

ゴーーーーーーール!!!2-0。


やっぱりシュートは打たなきゃ入らない。
ナイスシュート!北野!!
公式記録は分からないけど,ナカニシの中では北野のゴールだぜ!

サポーターの応援の声がさらに大きくなる。
2-0。魔の数字。
この点差は危ない。

失点だけはダメだ。
早く追加点を。
このまま前半終われ。

選手たちも良く分かっている。
2点差はあっという間にひっくり返される点差。
攻めるのか守るのか,悩みどころも2点差。
各選手の思惑でチームのバランスが崩れてしまう。

鈴鹿は3点目を取るために攻める。
祥太郎(4)。徳地(28)のボランチは見事に中盤を制圧している。

だが・・・。

2点差で勝っているにもかかわらず,なぜか鈴鹿の選手に焦りが。
前半も終盤。パスミスが増える。リズムが崩れる。
しかし,点を取るためにディフォンスは活発にオーバーラップしている。

カニシの私見だけど,岐阜の攻撃は早くて強いFWを活かしたカウンター主体。
手数は少なく,ゴールまで最短を通って狙ってくる。

鈴鹿の攻勢。
ディフェンスのオーバーラップ。
パスミス

これは危ない。

後半38分。
岐阜のFKの跳ね返り。
鈴鹿ディフェンスのマークがズレている。
ぽっかり空いた穴。
そこに飛び込んだ岐阜のセンシュガダイレクトでボレー。
無念の失点。2-1。

しまった。
この時間。この状況の失点は痛い。

しかーーし!
こんな時こそサポーターは激しく応援するぞ!
切り替えろ。
まだまだゴールを狙って行け!

「ライトサイドキング」村田雅則(3)
今日の鈴鹿の攻撃は,7:3で右サイドが多い。
久保がキープを頑張るので,村田の駆け上がりで一気に鈴鹿が攻勢になる。
そして今日の村田は,特にボランチのフォローに良く行っている。
そんなことができるのは,なんと言っても超絶なまでの運動量のなせる技。
祥太郎(4)。徳地(28)。そしてフォローに入る村田(3)。
村田はボランチもできる選手。
これは強い中盤だ!!

前半42分。
(OUT)8久保拓也 ⇔ (IN)16井上皓紀

ここで前半終了。

ペットボトルの飲み物を飲むため,しゃがむとフラフラしてしまう。
暑い。そしてハード。

試合に向かう選手の気持ちは,よくよく伝わってくる。
球際は激しく,そして良く動いてボールも回っている。
だけど,前へ前への気持ちが強すぎて,岐阜のカウンターが怖い。
ディフェンスのオーバーラップも頻繁なため,息が合わないとピンチを招いてしまう。

勝っているけど,まだ分からない。
バランスを整えて,落ち着いて自分たちのサッカーを。

後半開始。

後半開始早々,攻勢に出る鈴鹿
選手が流れている。
足は止まっていない。

トップ下気味のFWに入る青島誉(11)。
独特のリズムとキレのあるドリブルが特徴の選手。
三重県選手権の時には個人技+個人技で単騎突入が多かったが,このところの試合では見事なパスや,仲間を活かす動きも見せている。
なんかプレイの感じが変わった?
プレイの幅が広がった?
青島!ガンバレ!

後半2分。
中盤を制圧した鈴鹿の前線には良いボールが供給されている。
右サイドの青島誉がボールを保持。
狙いすまして中へクロス。
ピンポイント中のピンポイントクロスが,これもドンピシャで飛び込んだ北野の頭に。
なんと美しい・・・。

ゴーーーーーーール!!!3-1。


大事な大事な1点が鈴鹿のもとに。
よし!!

ワントップ気味に位置するけど,割とあっちこっちに動きマークを外す北野純也(10)。
カニシの印象では,中京大戦からプレイが少し変わった。
どこがどう変わったかは,なんとも言えないけど,北野のゴールが増え始めたのは,そのためだと思う。
足元があり,懐が深い選手なので,ゴリゴリ突破するのはおてのもの。
この試合でも前線の起点となり,岐阜カウンター時には真っ先にプレスに行っている。

3点目が入ったすぐ後。
後半7分。
岐阜ディフェンスに対して,北野(10)が鋭くプレスをかける。
ボールを奪い取り,真っ直ぐに走り出す北野。
北野とゴールの間には,ゴールキーパーただ1人。
決めろ!北野!!

ゴーーーーーーール!!!4-1。


ナイスプレスからのナイスゴール!!
決定的な4点目。

いやいやいや。
ここで安心しちゃいけない。
ここで満足しちゃいけない。

まだまだ行くぞ!
まだまだ出し切るぞ!

センターバックの「神の子」榊親平(5)
前半のディフェンスの不具合をよく修正している。
サイドの上がりに気を配り,岐阜の早いフォワードをキッチリ止めている。
大久保が前。榊が後ろ。ボランチに祥太郎。
鈴鹿の誇るこのディフェンスラインがしっかりしていれば,そう簡単に失点することは無い。

サイドバックの大村亮平(18)。
鋭く駆け上がるタイプではないが,本当に試合をよく見ている。
左から押し上げているが,今日は特に中へのフォローが早い。
最終ラインに侵入する岐阜の選手を,走って戻りながらしっかり防いでいる。
あっ!危ない!
って場面で飛び込んでくる大村。

後半16分。
左サイドから走る井上。
バッチリのタイミングで中盤からのロングパス(たぶん祥太郎から)。
足元にピタリ!
コントロールも完璧。
トラップ見事!
岐阜ディフェンスが追いすがるが,井上の方が早い!!
キーパーと1対1!シュート!!

ゴーーーーーーール!!!5-1。


井上,良くやった。
結果出したぞ!
良かった。

2列目の「魔術師」鈴木雄太(30)。
鈴木のポジションは2列目としか言いようがない。
あっちこっちで競合い,あっちこっちから飛び出してくる。
それだけ走ってボールを追っている。
前を向いた時のパスはワクワクするほど良いのだけど,中盤の横パスの精度が少し悪い。
ここが締め時!
不用意なパスカットは気をつけろ!
イメージ 2


後半18分。
岐阜陣内でFK。
素早いリスタート(たぶん祥太郎から)
ボールは左に回り込んだ青島(11)へ。

青島がここでキープ・・・。
と思ったら,ダイレクトでループシュート!!
なんと!!!
そして入っちゃう!!!

ゴーーーーーーール!!!6-1。


大量6得点。

しかし!!

最後まで締めろ!!
(と言いつつも少しニヤけてしまう)

いやいや,最後まできちんとやりきろう!

後半19分
(OUT)11青島誉 ⇔ (IN)9近藤和哉

最近,選手のコール名を少し変えている。

鈴木は「ゆうた」
近藤は「かずや」
(よくある名字の時は,変えていこうかなと思っています)

かずや!
チャンスがあるならば全力でつかめ!
1シーズンはあっという間だぞ!
何かを変えたければ,自分で悔いのないように全力を尽くせ!

暑さの中で,岐阜の足が止まってきた。
鈴鹿の足も重い。
攻守の切り替えが遅くなってきた。

試合も終盤だ。
最後の最後まで頑張ろう!

鈴鹿の中心で吼える原祥太郎(4)。
中盤での存在感は言うに及ばず,前線へのフィードが恐ろしく正確。
祥太郎がプレイに絡んだ得点も何点かあると思う。
そしてこの試合の祥太郎は,体をぶつけてボールを奪うのではなく,コースを読んでパスカットする場面が目立つ。
前線からプレスに行っていて,コースか切れているのか?
そしてそれを見切って,ポジショニングを取っているのか。
祥太郎のパスカット。
素晴らしい。
イメージ 3


足が止まった中でも鈴鹿の右は活発に動いている。
だってそこには村田(3)がいるから。
全試合を通しても,右サイドと左サイドの攻撃の比率は7:3。
右の押し上げが効いている。

ディフェンスは?
榊(5),大久保(15),大村(18)が残っている。
岐阜のカウンターは蜂巣(1)まで届かない。

試合も最終盤。

選手たちもきつそうだ。

カニシのノドも潰れてしまった。
暑い。そして疲れてきた。

後半38分。
(OUT)30鈴木雄太 ⇔ (IN)24谷山健

このタイミングで谷山投入。

元気印,谷山健(24)がガンガン走る。

ゴールキーパーへのバックパスを追い。
岐阜ディフェンスに執拗なプレスをかける。

これは・・・岐阜もきつかろう。

井上。
北野。
近藤。
・・・それぞれに惜しい場面があるが,決めきれず。

ここで試合終了。

暑い中,最後まで闘った両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れ様でした。ありがとうございました。

岐阜の地に集まったサポーターのみなさん。
お疲れ様でした。
みんなニコニコで帰路につけますね。

バンザイの後,得点者(徳地,北野,青島,井上)にコールを送りました。
コールに応えて,みんな手を挙げてくれました。

新入団の選手のみなさんは,まだ分からないかもしれません。
選手が手を振ると,サポーターはめちゃめちゃ嬉しいんです(笑)。

最後に,元鈴鹿の選手で,現在岐阜セカンドに所属している海野了選手にコールを送りました。
海野選手。頑張ってくださいね。

さて,おなじみになりつつあります,ナカニシが勝手に選ぶ,victorycross賞ですが・・・。
2点目の公式記録はどうであれ,見事にハットトリックを決めた北野純也選手(10)に送りたいと思います。
イメージ 4


北野選手,次戦は古巣FC刈谷です。
この調子でキッチリとゴールを奪ってください。
そして,得点王もゲットしましょう!

5試合が終わって,鈴鹿は4勝1敗の2位にいます。
すぐ下の3位には,同じ勝ち点(得失点差で鈴鹿が2位)のFC刈谷がいます。

次戦,6月15日(日)は,FC刈谷と2位3位対決です。
首位,矢崎バレンテに追いつくためにも,必ず必ず勝たねばならない試合です。

春と比べて鈴鹿は強くなりました。

思う存分,力を発揮しましょう。
思う存分,サッカーを楽しみましょう。

この大勝で油断せず。

久しぶりのホームゲームで緊張せず。

味方を信じ,サポーターの声を聞いてください。

必ず勝てます。

カニシは次の試合が楽しみです。

ガンバレ!

ではまた。