VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

東海リーグ第6節 対 FC刈谷

平成26年6月15日(日)東海社会人リーグ第6節
対戦相手 FC刈谷(以下,刈谷と書きます)
場所   石垣池公園グラウンド

みなさんこんばんは。

たぎる心が抑えきれないナカニシです。

勝ったぞーーーーーー!!!



結果から言っちゃいましたが,本日の試合。

9時ごろに会場入りすると,すでに仲間たちが集まっている。
この日はワールドカップ日本対コートジボワール
FC鈴鹿の前座試合?として,日本代表をみんなで応援。

Nさんがテレビやバッテリーを用意してくれて,ミニパブリックビューイングの準備は万端。
(Nさんありがとうございます。)

日本代表とともに国歌斉唱する鈴鹿サポーター。
ガンバレ日本!
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刈谷サポーター,ディアブロッサ奈良サポーター,みんなで仲良く観戦。
結果は1-2で日本は敗戦。残念。

さあ切り替えよう。
俺たちの闘いはこれからだ!

いくぜ!

本日のスタメン(以後敬称略)
FW 10北野純也・22伊藤竜二
MF 28徳地俊彦・30鈴木雄太・11青島誉・4原祥太郎
DF 18大村亮平・5榊親平・15大久保龍太・3村田雅則
GK 1蜂巣良哉

まずは・・・。
試合開始前のスタンドへの挨拶がしどろもどろだったナカニシ。激反省。
いかん!
集中しろ!
気合を入れろ!
目の前にあるサッカーを愛せ!



試合開始。

やはり刈谷は強い。
ファーストインパクトで感じる。
パス回しにミスが少なく,縦横に綺麗に展開している。

対する鈴鹿も悪くない。
鈴鹿の中心核,原祥太郎(4)を中心に,よくまとまっている。

支配率はやや刈谷
しかし,どちらもフィニッシュまでの絵は描けていない。

3列目で試合を作る鈴鹿
2列目で主導権を握りたい刈谷

刈谷の攻撃力は凄まじい。
守りに入りすぎると一気に行かれる。

刈谷の圧力をグイッ通し戻す「魔術師」鈴木雄太(30)。
祥太郎や徳地からのパスを上手くサバいて前線へ供給している。
鈴木が前を向くとワッと観客が湧く。
それは鈴鹿の攻撃にスイッチが入ったサイン。
良く体を張っている。
良く走っている。
ポールを動かし,体も動かし,鈴鹿のリズムは鈴木が奏でる!
よっしゃー!鈴木!
やり倒せ!
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刈谷の攻撃ターンが続くが,鈴鹿もしっかりと押し戻している。
前に後ろに一進一退。
鈴鹿の攻守の切り替えは早い。
前線からの守備も悪くない。

左サイドの青島誉(11)。
キレのあるドリブルが持ち味なのだが,なかなか突破は許してくれない。
しかし,懐の深さと,キープ力があるため,サイドの駆け上がりを待ち,ゲームメイクすることもできる。
ディフェンス時の刈谷は,確かに上手い。
ボールに足を伸ばすと言うより,選手の体ごとボールを捕まえる感じ。
アタリの強さや,ヨセの早さ。
青島のドリブルがなかなか炸裂しない。

ボランチの徳地俊彦(28)。
カニシ的に,最近の徳地のプレイは,最初見た時の印象と違っている。
(あくまでナカニシの主観)テクニックがあるため,逆にプレイが綺麗すぎた徳地が,全力で,がむしゃらに,献身的に,プレイするようになっているように思う。
いやいや,ボランチは泥にまみれる姿こそが美しい。
攻守ともにキーマンとして良いところにいる徳地。
ディフェンスのフォロー,セカンドボールへの対応,競り合いでの体の張り具合。
徳地,良いじゃないか。
前半のミドルシュートは,グラウンドにイレギュラーしてミートしなかったが,良いチャンスを作りだしている。
イメージ 3


鈴鹿には昨年度まで刈谷に在籍していた選手がいる。
ライオンハート」北野純也(10)。
徳地もそうだけど,北野もプレイスタイルが少し変わったように思う。
気持ちの強いプレイはそのままに,チームプレイもパスもドリブルも幅が広がった。
徐々に鈴鹿のチームにフィットして来て,良い感じにボールを受けるようになってきた。
鈴木(30),青島(11),竜二(22)。
前線の選手か北野(10)を見ている。
強引にドリブルで突っ込むのではなく,シュートを打つのが早くなってきた。
フォワードは悩まず打て!
北野,進化した北野を刈谷に見せつけてやれ!

前半18分
祥太郎(4)からのフィードを受けて前線に走る北野。
最後まであきらめずボールを追う。
刈谷ペナルティエリア内,角度の無いところ。
GKが飛び出してきた。
しかし,ここから鈴鹿の北野は打つ!
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ボールは逆サイドのバーに当たりゴールの中へ。

ゴーーーーーーーール!!1-0


(なぜか覆面していた?)DJゴラッソも叫ぶ!
北野!
よっしゃ!
これぞゴラッソや!

鈴鹿は春と比べると,各選手に粘りが出てきた。
淡泊にサラッとしたサッカーではなく,どぎつく熱いサッカーをしている。

ボールへの執念。
勝ちたいという欲。
観客や応援してくれる人からの激励。
サポーターのプレッシャー。
自分のプレイへの責任感。
そして上を目指す強い心。

サッカー少年をサッカー選手に変えていくのはサポーターの役目だ。

サポーター!
刈谷の応援に負けるな!
刈谷の応援は確かに迫力がある
だけど,自分たちの気持ちをグラウンドに送ろう。
心から気持ちを込めて応援しよう!
必ず選手たちに想いは届く。
鈴鹿の選手たちにサポーターの気持ちは届く!

鈴鹿の最終ラインに君臨する,「闘将」大久保龍太(15)。
全国の壁の厚さを知っている選手だけに,勝利しても厳しい表情を崩さない。
最終ラインからチームの全体をよく見ている。
ボランチまで進出する時も,サイドにフォローに走る時も良く見えている。
ディフェンスのほころびがあると,試合が切れた時に選手に寄っていって声をかけている。
試合の流れを見て,良い声を出している。
闘将と言っても,大久保は選手を激しく怒っているわけではない。
逆に,冷静に,クレバーに,全体を見ながら。
なのになぜ大久保が「闘将」なのか?
鈴鹿の試合を見に来てみろ!
大久保のプレイを見てみろ!
大久保龍太は誰よりも激しく闘っているぜ!

試合は一進一退。
前半半ばから,やや刈谷の攻め手が多い。
しかし,決定的な場面を作ることはできず時間が過ぎていく。

フィジカルが強くアタリが激しい刈谷に対して,鈴鹿の選手も一歩も引かない。
ディフェンス時にはどうしてもコーナーキックやファウルを取られてしまう。

蜂巣!頼むぞ!

鈴鹿のゴールを守る蜂巣良哉(1)。
蜂巣のコーチングの声が良く聞こえる。
ベンチからの種村コーチの指示に対しても,良く理解して対応している。
刈谷のセットプレイ時。ジャンプした最高到達点でキャッチする。
高い!
蜂巣高い!!
まだまだ前半。ハードな試合になるだろう。
蜂巣頼むぜ!
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試合は徐々に膠着。

鈴鹿の中心」原祥太郎(4)が存在感を発揮する。
セカンドボールへの反応。競合い。奪い合い。
東海に原祥太郎に勝る者無し!
競り合いの強さが際立ち,刈谷の攻撃を寸断する。
前線への鋭いフィードを竜二(22)が欲しがっている。
ボランチの祥太郎だぞ!
2012の年間victorycross大賞だぞ!
衆人よ刮目せよ!
これが祥太郎だ!

鈴鹿刈谷とも攻め手を欠き時間が過ぎる。

ここで前半終了。

刈谷サポーターさん,ディアブロッササポーターさん,鈴鹿のサポーターの仲間たち,そして本多隆悟選手からもお土産をいただきました。
(もっとあったと思いますが,すみません全部分かりませんでした)
みなさんありがとうございます。
そして,ナカニシの繰り出す最新の熱中症対策は,「THEかき氷マシーン(手動)」
子どもたちもたくさん集まり(サポーターに洗脳しつつ),喜んでもらえたかな?

応援は真剣に。
そして応援は楽しく。

みんなで心を合わせて,選手の背中を押そうぜ。

最後の最後。
試合終盤まで鈴鹿の選手の足は止まらない。
そしてサポーターの応援も止まらない。

さあ,行こうぜ!

後半開始。

鈴鹿の選手の体が軽い。
良い動きをしている。

鈴木から変幻自在のパスが出てる。
ボールも人も良く動いている。
鈴木(30)のところでゲームを作り始めた。
これは!

後半8分
(OUT)11青島誉 ⇔ (IN)8久保拓也

青島と久保が交代。

クボタク。
自分の全てをぶつけてこい。

後半開始早々,流れは鈴鹿に。

「ドリブルキング」伊藤竜二(22)。
春よりも体のキレが戻ってきた。
一試合走り続ける体力が戻ってきた。
鈴鹿の竜は頂点を目指す!
鈴木(30),徳地(28),祥太郎(4)。
鈴鹿の誇るパサーからのボールを欲しがる竜二。
良い形でボールが渡れば,一瞬で得点チャンスとなる。
竜二の持つボールは,竜二には見えるが相手には見えていない。

後半?分
(テンション上がってたので,何分か記録してませんでした)
後ろから来たボールを,ワンフェイクし身をひるがえして受ける竜二。
2人のディフェンスの間をすり抜ける。
あまりのキレの良さに,後ろからマークに来た刈谷ディフェンスにはボールが見えていない。
刈谷ディフェンスの足が引っ掛かり,ペナルティエリア内でファウル。
竜二がノっている時。それはファウルでしか止められない。
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PKを蹴るのは「ライオンハート」北野純也(10)。

祈るナカニシ。
信じろ。
北野を信じろ。
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ゴーーーーーーーール!!2-0


よっしゃ!
良く決めた北野!
そしてナイスドリブル竜二!

前半はしっかり守ることに重点を置いていたため,サイドからの駆け上がりは少なめだった。
後半,選手たちは徐々にスタミナを奪われ消耗してくる。

単調になりがちな後半半ば。

鈴鹿の右サイドが猛然と牙をむく!
「ライトサイドキング」村田雅則(3)。
縦,縦,のスルーパスが多かった前半と比べて,右サイドから攻撃が活発に。
村田が走ると,久保も動く,徳地もフォローに,鈴木は少し下がってセカンドボールへ。ミドルを狙う位置の祥太郎。
もちろん北野はゴール前。竜二はファーサイドで待つ。

村田のサイド突破も今までとは変わってきた。
フォローがしっかり入っているので,ショートパスでより決定的なところまで侵入することを狙っている。
長短どちらも村田のクロスは鋭い。
そして今シーズンの村田はフリーキックのタッチが今までと違う。
なんと言うか,なんか良い感じで蹴っている。
村田!村田のプレイはワクワクするぜ!
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サイドバックの大村亮平(18)。
慣れないポジションながらも類まれなサッカーセンスで着実に良くなってきている。
カミソリのような猛烈なオーバーラップがあるわけではないが,前線を後ろから支えるビルドアップに間違いは無い。
大村の的確な,そして体を投げ出すような献身的なディフェンスにサポーターもわき立つ。
大村,全部見てるぞ!全部応援してるぞ!
ガンバレ!
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後半35分
(OUT)4原祥太郎 ⇔ (IN)7笠井大輝

鈴鹿の中心で体を張り続けた祥太郎が交代。
接触で少し痛めた様子。

笠井が攻撃的な位置に入り,鈴木がボランチに入った。
鈴木のボランチ中京大戦で確認。鈴木はボランチかなり上手い。

しかし,祥太郎がいない不安。

鈴鹿の流れなのだけど,得点に結びつかない。
鈴鹿の流れなのだけど,そんな時こそ刈谷のカウンターが怖い。
でも,カウンターを怖がっていては,点を取りに行けない。

どうする?

迷うな。信じろ。
そんな時は自分たちの後ろから,ちゃんと見ている鈴鹿の神を信じろ!

「神の子」榊親平(5)。
この試合,鈴鹿はかなりディフェンスラインを上げている。
刈谷は攻める時,足元ではなくディフェンスとディフェンスの間や,ゴールキーパーとディフェンスラインの間にスルーパスを通してくる。
そんな時,最後の最後にボールを止めるのは必ず榊親平。
派手なプレイをしているわけじゃない。
凄いゴールを決めるわけじゃない。
危ないと思った時,必ずそこに榊がいる。絶対に。

特にこの試合,最初から最後まで榊のディフェンスのプレイは安定していた。
まずはしっかり守るため,外にも釣り出されず,前の守備を祥太郎(4)と大久保(15)に任せ,裏へのフォローとカバーリングに集中していた。

神の子と呼ばれる男。
ディフェンスに集中したら・・・そりゃ凄い。

後半の終盤。

刈谷の怒涛の攻めも少し落ち着いてきている。

途中から入った久保拓也(8)そして笠井大輝(7)。
2人とも頑張っている。
貪欲に動いている。

そうだシーズンは短いぞ!
悔いのないようにチャンスをつかみとれ!

We are SUZUKA!

最後までやりきるぞ!

後半ロスタイム
(OUT)22伊藤竜二 ⇔ (IN)16井上皓紀

鈴鹿の選手の足は止まらない。
鈴鹿の選手の集中はキレない。

さあ共に行こう。

試合終了。



最後まで激闘を繰り広げた両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさん,お疲れ様でした。ありがとうございました。

久しぶりのホームゲームにたくさんの人が応援に来てくれました。
ありがとうございました。

試合前のパブリックビューイング,ハーフタイムの物産展,いろいろな方のご協力をいただきました。
全ての方にきちんとお礼が言えていませんでした。申し訳ありません。みなさんありがとうございました。

サポーターの仲間たち,ありがとう。お疲れ様でした。

事実上の首位,矢崎バレンテが2試合少ないので暫定となりますが,FC鈴鹿は暫定首位です。
そして北野純也選手(10)は,現時点で得点王です。

しかーし,まだまだリーグ戦は半分も終わっていません。
連勝している時こそ,しっかりと締めていきましょう。
調子の良い時こそ,自分たちの悪いところを探しましょう。

春より何倍も強くなっています。
ただ,まだまだまだまだ鈴鹿は強くなる。
そして,まだまだ強くならなきゃいけない。



さて,毎度おなじみvictorycross賞ですが,いろいろ悩みました・・・。

竜二も良かった。徳地も良かった。鈴木も良かった。村田も良かった・・・。

が,しかし中盤の存在感はやはり際だっていました。
鈴鹿の中心」原祥太郎選手に送りたいと思います。
祥太郎選手,まだまだ激闘は続きます。
よろしくお願いします。
ハラショー!ガンバレ!
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今夜は良い気分で寝ます。

わかりますか?

自分たちの試合が,たくさんの観客の「元気のもと」になっているということを。

よっしゃー!勝ったぞ!

明日から元気に働くぞー!

ではまた。