また会おうぜ。山之内。

みなさんこんばんは。

最近，毎日更新してるので，「ナカニシさんヒマなんだな～」と思っているみなさんこんばんは。
実はネコの手も借りたいほど忙しいナカニシです。
ウソです。ネコの手は借りません。

やっまっのうち！
やっまっのうち！
やっまっのうち！

ＦＣ鈴鹿の山之内優貴選手が，Ｊ３の大分トリニータに移籍することが発表されました。

ナカニシが山之内選手を初めて見たのは，今年の春です。
なんとなく，鹿児島実業高校出身の九州男児と言うと，ゴツイ体で，怖くて，いかついイメージがありました。
山之内選手を見た時は，（正直なところ）細くておとなしそうに見えました。

選手登録の関係で，三重県選手権は出場できませんでした。
しかし，リーグ第２戦の常葉浜松戦でサポーターに鮮烈な印象を与えてくれました。
ゴール右４５度。ペナルティエリアから３メートルの位置でのフリーキック。
ドッカンシュートでもなく，カーブをかけたわけでもなく，ただただ，精密すぎるコントロールでゴール左隅を射抜いたシュートは，あまりの美しさに目を疑うほどでした。
本当にボールを蹴ったというより，弓を放ったようなシュートでした。
なんという・・・フリーキックだ！！！

リーグ第５戦のＦＣ刈谷戦。
この試合でもまた凄い仕事をしました。
常葉浜松戦のように，引き絞った弓が放たれるかのようなフリーキックは，刈谷ゴールを見事に射抜きました。

サポーターの仲間が動画をアップしてくれています（ありがとうございます）。
https://www.youtube.com/watch?v=6wpcmtwWb4M

その場にいたサポーターも観客も狂喜乱舞しました。
凄いプレイ，凄いフリーキック，そして凄い山之内に！

山之内選手の凄さはフリーキックだけではありません。

なんと言っても特筆すべきは，試合での存在感と，攻守ともに試合の流れに関わるプレイの多さです。
それは，山之内選手がとてもクレバーでゲームが良く見えているということに他なりません。

リーグ序盤で，サポーターも観客も相手チームも，みんなが分かりました。

『　鈴鹿の山之内は凄いぞ！　』

ナカニシが最初思った「体の細さ」は，本当は「柔軟なしなやかさ」でした。
ナカニシが最初思った「おとなしさ」は，本当は「人の話をよく聞く好青年」でした。

そして何よりみんなが嬉しかったのは，山之内選手が試合ごとにドンドン成長しているのを見ることができたからでした。

チームの前半戦のＭＶＰに選ばれ，東海リーグのベストイレブンにもなりました。

Ｊの舞台で闘えるのは良いことだと思います。
上のカテゴリーを選択するのは，選手として当たり前だと思います。
絶対にチャンスをつかみ取ってほしいと思います。

だけど，鈴鹿を離れるのが残念でなりません・・・。