VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

第101回 天皇杯2回戦 対 ヴィッセル神戸

みなさんこんばんは。

 

昨日のヴィッセル神戸戦が終わってから,ノンストップで鈴鹿に帰ってきました。

ひとり無音で黙々と車を走らせていました。

 

強かったです。

当たり前かもしれませんが,本当に強かったです。

 

夜の高速で,ナカニシは,ずーーーっと何かを考えてました。

 

何考えてたのか?

今もよく分かりません。

 

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この試合はYouTubeで放送されています。

天皇杯という(ナカニシが知る限り),権利関係やライセンスが難しい大会において,YouTube放送するというのは,経費,手間,段取り,などなど大変なご苦労があったことと思います。

スタッフ,関係者,スポンサーの皆様に厚く御礼申し上げると共に,今後のご発展を祈ります。

 

このナカニシの狂気のブログを見る時間がある方は,それよりも,YouTube放送の方をぜひご覧ください。

こちらです。ぜひ,チャンネル登録をお願いします。

https://www.youtube.com/watch?v=xNPvzjNWI0Q

 

寺西裕一さんの名実況と,佐藤和馬選手のプロ並みの解説がとても良いです。

寺西さん,佐藤選手,お疲れさまでした。ありがとうございました。

 

YouTube放送が素晴らしいので,ブログは,ほぼ簡易版です。

 

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天皇杯2回戦。

鈴鹿天皇杯2回戦でJリーグチームと対戦するのは,これで5回目。

2011年。名古屋グランパス

2012年.ジュビロ磐田

2016年.ヴィッセル神戸

2017年.長野パルセイロ

全て敗戦だった。

 

2016年のヴィッセル神戸戦は,1対7で敗戦。

この柿本健太選手が取った1点は,今でも鈴鹿で最初で最後のJリーグからの得点となっている。

 

そして,今年の対戦相手は,2016年以来のヴィッセル神戸(以下,神戸と書きます)。

ミラ監督と同郷のイニエスタ選手。

佐藤和馬とチームメイトだった藤本憲明選手。

下部組織に在籍していた,和田篤紀と上田駿斗。

両チームには,いろいろな「縁」があるらしい。

勝ち上がればJリーグチームと夢の対戦ができる天皇杯は,お祭りみたいな感じがある。

いろんなところで取材などがされていて,チームのPRになるのは嬉しい。

だけど,ナカニシにとってはこの試合はお祭りじゃない。

この試合をしっかり戦って,敗戦の続くチームの立て直しと,JFLのリーグ戦に向けて勢いをつけたいということばかり考えている。

 

勝ちたい。

勝つ可能性は低いのかもしれない。

だけど,もしも,もしも,勝ったら大きな飛躍につながる気がする。

そして,選手たちが久しぶりに笑顔でスタンドに挨拶に来るだろう。

勝ちたい・・・。無謀な考えかもしれないけど,ナカニシはとにかく勝ちたい。

 

午後1時に試合会場に到着。

ノエビアスタジアムの巨大さにビビる。

何もする事が無いので,雨のスタジアム周辺をうろうろして雨に濡れながら,時間を過ごす。

 

徐々に仲間が集まってきた。

14時45分から横断幕掲出。

中に入ってまた驚く。めちゃくちゃ立派なスタジアムだ!

雨対策をしてきたけど,スタジアム内は全部屋根なので雨具がいらない。

風も無いので,横断幕の重りもいらない。

ほほー。凄い。

でも,横断幕の設置はいつもと勝手が違い,時間がかかってしまう。

 

開場。

サポーターの仲間とスタジアム内へ。

 

今日の試合は,ゴール裏でも全席指定席。

チケットをネットで購入した人,コンビニで購入した人,会員かなんかで買った人,みんなそれぞれにバラバラの席になる。

感染防除のため密を避けるので,(たぶん)自分の席から移動できない。

 

一か所ではなく,バラバラに着席する鈴鹿サポーター。

みんなでギュッと集まりたかったが,ルールは守らねば。

 

対面から,神戸サポーターの太鼓と手拍子の音が,ひと塊で押し寄せる。

 

鈴鹿も負けられない。

コールリーダー頼むぜ。

手が腫れて裏表逆になるまで,ずっと手拍子を叩き続けてやろう。

 

AGFでも,ノエビアスタジアムでも,サッカーをするのはおんなじだ。

サポーターのすることはおんなじだ。

選手たちにパワーを!

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いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 15菊島卓

MF 29坂本広大・8海口彦太・4橋本晃司・6西村仁志・19田村翔太

DF 35上田駿斗・17佐藤昂洋・39阪田章裕・2原広樹

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

鈴鹿のフォーメーションは4-2-3-1

神戸も4-2-3-1のように見えるが,前後にコンパクトなのと前線は自由に動き回るので4-4-2かもしれない。

 

最初の一発は鈴鹿から。

 

サイドハーフの,「スピードスター」,田村翔太(19)

タムショーのプレイは緩急の切り替えが素晴らしい。

スイッチが入った時の1歩目のスピードをぜひ見て欲しい。めっちゃ早いから。

試合開始から,両チームが様子を見ているなー,ロングボールでリスクを回避しているなー,と思っていたら,ガブッと噛みつくような猛ダッシュでパスをカットする。

そのままダダ―――っと走って,ピッタリ中に折り返し。

海口(8)がシュートを放つが惜しくもミートできず。

でも,田村のプレイで会場が「おっ」という感じになる。

これが鈴鹿の田村だ! 

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さらに右サイドハーフの,坂本「カットイン」広大(29)

サイドバックの原広樹(2),海口彦太(8),菊島卓(8)との細かい連携で,神戸の裏へ抜ける。

おっ,キレてるやん!

坂本の突破でコーナーキック獲得。

良いぞ!坂本!

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開始早々,鈴鹿の出足が鋭い。

前線からのプレスも効いていて,めちゃくちゃ良い感じ。

特に,両サイドハーフと変幻自在の海口(8)の動きが連動しているので,サイドで良い形を作れている。

 

サイドバックの,「両利きハイジャンパー」,上田駿斗(35)

カニシも期待の新星上田駿斗。

上田,名前を売るにはもってこいの舞台だ!やったろうぜ。

この試合の上田は,開始早々から非常に落ち着いたプレイを見せている。

競り合いにも,スピードでも後れを取っていない。

このプレイを見て大学出てすぐのルーキーとは思えないだろう。

そして,上田はロングスローもできるのか?!

左右両利き,空中戦も足元も上手い,そしてロングスローの飛び道具。

神戸さん,上田は返しません。うちの選手ですから。

上田!神戸に恩返ししてやろうぜ!

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前半の序盤は本当に(本当に)鈴鹿ペース。

鈴鹿はタッチのリズムが良く,スピードを活かしたまま前に進めている。

あれ?こんなの久しぶりの気がする。

 

ワントップの,「ゴールゲッター」,菊島卓(15)

それほど上背は無いものの,独特の「間」のある菊島。

何気にフリーになるのが上手い。

前半の序盤の橋本(4)からのクロスに対して,ヘディングで合わせる場面も惜しかった。

また,この試合の菊島は,下がりながらのディフェンスでも頑張っていた。

菊島,イケイケで行こうぜ。良いぞ!

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鈴鹿は前半からとても良い試合をしている。

ここ最近の試合の中で一番良いと思う。

前線からのディフェンスも,菊島(15),海口(8),田村(19),坂本(29)がスイッチのオンオフを共有していて,全員連動してプレスをかけに行っている。

 

徐々に神戸がボールを持つ時間が増えてきた。

鈴鹿の選手はボールを追っている。

しかし,届かない。神戸は少し余裕があるくらいにボールを扱う。

ズバッと通すときの,パススピードが速い。

それでもトラップして次のプレイにスムーズにつなげている。

まさに,止める蹴るの技術。

 

鈴鹿も神戸のスペースを突くために,奪ってから早いパスを出している。

しかし,このパスが前線で自分のものにできない。

トラップの一歩で寄せられて,球際でボールを奪われる場面が見られる。

 

トップ下の,「ネクスバンディエラ」,海口彦太(8)

海口の腕にキャプテンマークがある。よしよし。

前線からの守備で一番効いているのは海口のプレイ。

高い位置でボールを奪いカウンターというのは,鈴鹿の大きな得点パターンの一つ。

何度もボールにアクションする海口。

しかし,奪ってからも次が続かない。

神戸の中盤は,その一瞬でスペースを埋めていて,海口の次のプレイを潰しに来る。

また,前線にボールを出しても,そこも神戸はマークしている。

どこかでギャンブルでも良いので突破しなくては,次のプレイに続かない。

海口が頑張っているのはよく分かる。

ただ,時間か過ぎるにしたがって,神戸が鈴鹿に慣れてきて対応しているように見える。

海口。ガンバレ。 

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試合はそこまでアタリが激しく見えない。

神戸のパス回しは正確で,パススピードが速い。

鈴鹿は体をぶつけに行くタイミングが無く,足を止めて競り合いというより,走りながら押し合う形。

鈴鹿はボールを奪ったら両サイドハーフのスピードを活かし,早く前に出したいが,神戸の攻守の切り替えは早く,単発に終わっている。

 

センターバックの,「サンキュー」,阪田章裕(39)

初出場,初スタメンのベテラン坂田。

もちろん公式戦でプレイを見るのは初めて。

見た目は豪快で強引でオラオラ系の怖い顔をしているが,とてもプレイが丁寧で驚いた。

後ろを向きながらのディフェンスや,空中戦,足元,見事に安定している。

神戸のクロスボールを何度も頭で弾き返した。

阪ちゃん,サンキュー!

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試合前に2009年の鈴鹿初年度の選手がナカニシのところへ挨拶に来てくれていた。

彼らが言うには「大久保龍太」に似ているらしい。

なにが?どこが?似ているかは不明。

 

ティフェンスラインに不安は無い。

ゴールキーパーとの連携もいい。

しかし・・・

ゴールキーパーの,「男梅」,ファイヤー岩脇力哉(23)

このグラウンドに一番苦しんだのは岩脇かもしれない。

人工芝と天然芝のハイブリッドらしいが,岩脇が何度も足を取られて滑っている。

ゴールキーパーが足を取られたら,まさに失点に直結する。ヤバイ!

一度滑ってからは,かなり気を付けてキックしているが,その分遅くなり,神戸の攻撃陣に詰められる場面があった。

プレイを見ていると,かなり足もとを気にしている。

岩脇。足元気を付けて。

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前半の半ばを過ぎ,神戸のパスの回る時間が増えてきた。

ミスが少なく,精度が高く,鈴鹿は手が出せない状態になる。

神戸は徹底的にサイドで起点を作る。

センターバックが釣り出されると,精度の高いクロスボールを入れてくる。

また,サイドでもドンドン後ろから追い越していくが,全くオフサイドが掛からない。

パスのタイミングと走りのタイミングがぴったり。

1対1だと勝負できているが,選手間でパスを回すと少しずつ神戸のほうが上手い。

 

神戸はサイド,サイド。サイド。

鈴鹿は,カウンターを狙いボールを追う。

 

前半28分。

鈴鹿のディフェンスの裏にボールが出る。

トップスビートで裏に抜けられる神戸フォワードを捕まえきれない。

中にシュートのような鋭いクロス。

ゴールキーパー岩脇が手を伸ばす。

届く!と,ナカニシは思ったが,球のスピードがめちゃくちゃ速い。

岩脇の手をすり抜けて,中で決められる。

ド級のピンポイントのクロス。

失点。

0対1

 

一瞬と言えば一瞬だが,完璧に走り,完璧に合わせられた失点。

崩された。

悔しい。

 

1点がなんだ!

鈴鹿の太鼓が火を噴く。

取り返せ!

取り返せ!

 

ボールを追う鈴鹿

余裕でパスを回す神戸。

 

神戸のゴールキーパーがかなり上がっている。

こんなに上がるゴールキーパーを,ナカニシは始めて見た。

神戸はサイドバックも上げに上げている。

ボールを奪えれば,サイドバックの裏も,スーパーロングシュートも,いろいろできる。

でも,できない。

ボールが奪えない。

 

神戸は徐々に押し上げてきている。

ゴールキーパーの岩脇(23)の好セーブで失点にはなっていないが,押し込まれる展開。

 

ボランチの,「セクシーフットボール」,西村仁志(6)

中盤の底でチームを支えるが,神戸は中-外-中で的を絞らせてくれない。

それでいて動けばスペースを作る。

ボールに触れられないが,走りながらコースを切り,周りフォローをする西村。

そして,チャンスの時には良く見えている!

左の上田(35)に見事な展開で,絶妙のチャンスを作る。

縁の下の力持ち西村。それこそがセクシーフットボール

ガンバレ!

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ここで前半終了。

 

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ハーフタイムにベンチメンバーのアップを見る。

特に点を取るための攻撃陣には一騎当千の試合を変えられる選手がいる。

このままだとズルズルいかれてしまう。

でも,このまま失点せず,後半の終盤まで1点差なら,交代した鈴鹿の攻撃陣がやってくれそうな気がする。

 

後半の終盤まで接戦に持ち込み,神戸にプレッシャーと焦りを生み,そして一発を狙う。

だから,後半の早い段階での失点は,なんとしてでも避けたい。

 

前半の鈴鹿は,直近の数試合のうちで一番動けていた。

悪くない。

やろうぜ!

運命をどけようぜ!

 

あーーー,何で声が出せないんだ!

 

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後半開始。

 

前半の終盤から同じ展開が続く。

鈴鹿は4ディフェンス4ミッドフィールダーの2列を作り,スペースをコンパクトにしている。

しかし,神戸のサイド攻撃とサイドチェンジで,縦にはコンパクトであるものの,左右には広がってしまっている。

 

センターバックの,「スカイハイ」,佐藤昂洋(17)

昂洋!

後半序盤の早いクロスに対して,左から中のニアサイドに鋭いスライディング!

昂洋のディフェンスでシュートを防ぐ。

切れ味が良い!昂洋良い!

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鈴鹿は田村翔太(19)のカウンターの一発を狙う。

ディフェンスも集中していて,何とか1点差以上離されたくない。

しかし。無情にも・・・

 

後半4分。

右サイドからのコーナーキック

高いボールが入る。

ゴールキーパーの岩脇が飛び出すが,その手より神戸の選手の頭が先に当たる。

ヘディングシュートが入ってしまう。

0対2

 

後半序盤の失点は避けたかった。

それでも鈴鹿の太鼓はより一層激しく叩かれる。

立ち上がれ!

立ち上がった戦おうぜ!

俺たちも共に!

 

2点リードだが,神戸のペースは落ちない。

前半は丁寧にサイドのタッチライン沿いを責めていたが,後半は中にクサビのパスを入れてくる。

外と中の波状攻撃に。

 

後半10分

(OUT)15菊島卓 ⇔ (IN)14北野純也

(OUT)35上田駿斗 ⇔ (IN)13蓮沼翔太

(OUT)29坂本広大 ⇔ (IN)11遠藤純輝

 

ミラ監督が早く動く。

パス回しに走っているので,消耗が激しいかもしれない。

でも,正直言うと,ナカニシはもうちょっと上田を見たかった。

 

体幹が抜群に強く,ボールを受けるのも上手い北野純也(14)。

北野は,2016年に神戸と対戦している。

北野!やったろうぜ!

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サイドバックの,「鬼神金剛」,原広樹(2)

広樹も2016年の神戸との対戦に出場している。

サポーターと共に長く共に戦う広樹がこの舞台に立っていることが嬉しい。

前半から少ない攻撃チャンスをものにするため,ディフェンスに張り付かず,精力的にアップダウンしている。良いぞ!

広樹!ここに立つだけで満足しちゃだめだ。

結果を出すぞ。

やったるぞ! 

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後半16分。

サイドではなく,中央からパスを回される。

神戸は沢山の選手が,ボールと共に動いている。

鈴鹿はマークについているものの,少しずつずらされている。

右の中間距離から,中に折り返し。

マークはついているが止められない。シュートを打たれて失点。

0対3

 

ボランチに入る,橋本晃司(4)

カニシには,今まで橋本のプレイがよく分からなかった。

どこが適正ポジションなのか?

何か得意なのか?

Jの経験が多いけどJFLなめてないか?

戦えるのか?

この試合,橋本が前半から良く走っている。

守備時には,ディフェンスラインまで下がってパスコースを作り,

攻撃時には,自らサイドに走ってクロスを上げている。

後半の劣勢時には体を張ってブロックしている。

テクニックはもちろん高い。

橋本。良いじゃないか。上手いじゃないか。

しかし,後半の時間が経つにつれて,さすがに動きが少なくなる。

橋本,ガンバレ!

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後半20分

(OUT)39阪田章裕 ⇔ (IN)3川里光太郎

 

ここで阪ちゃんが交代。

カニシは全然悪くなかった思う。ナイス阪ちゃん。

この試合3失点しているが,ディフェンスはよく頑張っている。

 

試合は蓮沼(13)が元気に左から攻めている。

左から中の北野(14)にボールを届けたい。

北野なら何とかしてくれる・・・蓮沼,北野に届けてくれ!

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後半28分

(OUT)19田村翔太 ⇔ (IN)33平墳迅

 

一撃必殺の平墳迅が入る。

ジン!シュート頼むぞ!

 

鈴鹿は全体的に疲れてきた。

ただ,交代選手の意気は高く,北野を中心に前へ前へ突き進んでいる。

3点入って終盤となり,神戸も選手交代を行ってきた。

フレッシュな選手の活躍次第で,まだこの試合は分からない。

 

鈴鹿はシュートまで持っていけない。

選手たちも何とか得点をと狙っているが,先に先に神戸がボールを動かすため,がっぷり四つにはならない。

 

途中から入った遠藤純輝(11)が,前に運ぼうとするが,神戸に止められる。

タイミングが合わず,ディフェンスラインを切ることができない。

なかなか前に進めない。

 

疲れの見えてきた鈴鹿だが,後半でも海口のプレイは衰えない。

激しく体をぶつけあいながらボールを運び,平墳(33)へ。

シュートを打ちたくて仕方のない平墳のシュートは,ブロックされるものの,シンプルで力強い攻めはとても良かった。

海口!平墳!良いぞ!

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後半残りわずかとなり,試合は膠着してきた。

両チームともに足が重く,リスクを考え攻撃に人数をかけない神戸。

神戸の中盤に止められ,前線に運べない鈴鹿

 

後半90分

右サイドを突破され何度かブロックするが,こぼれ球を詰められて失点。

0対4。

 

試合はアディショナルタイムに。

ゴール前で海口がナイスターン!

神戸もたまらずファウル。

残り時間わずかで,ゴール前のフリーキック

 

蹴るのは橋本。

わずかな助走でタイミングをずらしてキック!

ボールはポスト直撃!惜しい!

 

ここで試合終了。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

YouTubeの実況をしていただいた寺西さん,解説の佐藤和馬選手ありがとうございました。

YouTubeのスポンサーをしていただいたみなさん,ありがとうございました。

YouTubeはナカニシが見た時点で,23万回再生されていました。

23万回!えっ?

見ていただいたみなさん,ありがとうございました。

今後とも,鈴鹿ポイントゲッターズをよろしくお願いします。

 

この試合には,以前鈴鹿に所属していた選手もたくさん来てました。

初代VictoryCross大賞の久保田翔選手,元鈴鹿の10番(椎名の次)内田寛人選手,昨年までキャプテンを務めていたJFL昇格レジェンドの藤田浩平選手も来てくれました。

みなさん,応援ありがとうございました。

サッカーが人と人とを繋いでくれます。また会いましょう!

 

天皇杯2回戦。ヴィッセル神戸戦。

戦えていたかというならば,ナカニシは戦えていたと思います。

ただ,上手かったのは明らかに神戸の方でした。

 

この敗戦が,

Jリーグのチームと対戦したという思い出になるのか?

それとも,今後の自分のサッカー人生の糧になるのか?

それは,鈴鹿の選手次第です。

 

試合が終わった瞬間,ナカニシは,もう次の試合のことを考えていました。

この試合で,鈴鹿は強くなるきっかけをつかんだはずです。

次のソニー仙台戦では,鈴鹿の強さを思う存分に発揮しながら,

胸を張って堂々と勝利しましょう。

カニシはとても楽しみにしています。

 

試合が終わってから,片づけをして,車で鈴鹿に帰りました。

ずっと,何かを考えていました。

それが何か,やっぱり,まだわかりません。

ぼーっとしてただけかもしれません。

 

唯一,ナカニシがはっきり覚えているのは,

試合終了後,サポーターのスタンドに挨拶に来た選手たちは,

誰一人,満足した顔をしてなかったし,笑ってもいなかったということです。

 

うちの選手たちと共に戦えることは,サポーターとしての誇りです。

 

そして,次は笑顔を見たいですね。 

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第14節 6月26日(土)15:00 対 ソニー仙台@AGF陸上競技

JFL第15節 7月3日(土)16:00 対 奈良クラブ橿原公苑陸上競技場

JFL第16節 7月11日(日)18:00 対 ディアモ枚方@三交スポーツの杜鈴鹿

 

このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

JFL第12節 対 ヴェルスパ大分

みなさんこんばんは。

 

今日も負けました。

リーグ戦。6試合勝利無しです。

 

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試合のある週末が待ち遠しかった。

胃の中に砂利が入っているような重い感覚。

ノドの奥に異物があるような詰まり。

テレビを見ても,仕事をしていても,頭の中の何割かは,必ず試合の事を考えている。

 

どうすれば勝てるのかを考える日々。

サポーターはこんな時,どうしようもないほど無力だ。

ほんの少しでも勝率が上がるなら,なんでもやりたい。

 

試合の前日。

息が詰まるような気持ちで一日を過ごす。

全ての事が煩わしい。

 

試合の朝。

5時に目が覚める。

8時過ぎには三交スポーツの杜に到着。

試合開始まで約7時間。

ボランティアスタッフの集合時間より,はるかに早い。

ただ,もう家で待っていられない。

 

今日の対戦相手は,ヴェルスパ大分(以下,大分と書きます)。

昨年のJFL優勝チーム。鈴鹿のホームAGFで優勝を決められた。

 

試合の準備をする。

早く試合が始まって欲しい。

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選手たちのアップが終わる。

さあ,この時を待ってたぜ!

やったるぞ!!!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 18佐藤和馬

MF 11遠藤純輝・8海口彦太・4橋本晃司・6西村仁志・19田村翔太

DF 34野口遼太・20中村俊貴・3川里光太郎・13蓮沼翔太

GK 1月成大輝

 

試合開始。

 

鈴鹿のフォーメーションは4-1-4-1。

鈴鹿インサイドハーフの橋本(4)と海口(8)がボールを奪い,ショートカウンターを狙う。

また,早い両サイド遠藤(11)と田村(19)を走らせて大分のサイドバックの裏を取りたい。

大分は,ナカニシが見た感じだと4-4-2。

大分は鈴鹿のディフェンスラインの裏をスルーパスで狙っている。

 

サイドバックの,「最強の左」,野口遼太(34)

サイドから良く押し上げていて,ポジションも高い。

野口の位置から縦の遠藤(11),中の和馬(18)へ良い展開ができそうな感じ。

しかし,大分のセンターバックは,高く強い。

中への折り返しが,ヘディングでは押し返されてしまう。

鈴鹿はサイドから攻撃したいが,中で決めるフィニッシュの選手が足りない。

野口は前半,押し上げてチャンスを作った。

しかし,大分は野口の上がった裏を狙ってくる。

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良くミラ監督は,相手サイドバックの裏を狙うということを言う。

その為,鈴鹿はサイドに早い遠藤純輝(11)と田村翔太(19)を配置し,快速の2人で推進力を出そうとしている。

しかし,サイドバックの裏というのは,当然,相手も対応している。

松江戦の時(リモート観戦)に感じた。

対戦相手は,鈴鹿の狙いどころであるサイドバックの裏を十分に警戒している。

そして,逆に鈴鹿サイドバックの裏を狙っている。

 

センターバック左側の,「鬼俊貴」,中村俊貴(20)

鈴鹿のディフェンスラインは高く,要所で飛び出して,アンカーの西村を良く支えている。

大分の攻撃は,サイドにこだわらず,中も外もスルーパス一発で裏を狙う。

鈴鹿サイドバックがワイドに高い位置を取るため,サイドバックの裏または,サイドバックセンターバックの間を狙われる。

しかーし。

中村俊貴(20)が良く見えている。

大分フォワードと並走して,シュートを打たせない。

フィジカルが強く,押し負けすることなく,さらに足も速い。

俊貴が裏に出るパスに対して良くフォローしている。

俊貴!頼むぞ!

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鈴鹿のワントップに張っている,「雑草魂」,佐藤和馬(18)

良い意味で曲者の和馬がトップにいるというのは,試合前からワクワクしていた。

高さでは大分ディフェンスに上を行かれているが,地上戦での体の使い方は十分に勝負できている。

そして,海口(8)や田村(19)からのスルーパスに素早く反応。

残念ながらオフサイドだったが,タイミングが合えば1点物のプレイを随所に見せる。

これはいける!和馬,点とるぞ!

しかし,和馬の飛び出しは,最後まで大分ディフェンスラインを切り裂くことができなかった。

決定的な場面でオフサイドにかかる。

紙一重とはいえ,パサーとのタイミングが合わなかった。そして和馬自身もタイミングが合わせられなかった。

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中盤の橋本晃司(4)

ボランチの位置ではないため,おそらく海口と共にインサイドハーフ

一度引退しての復帰だけあり,まだコンディションが十分でない様子。

足もとは上手いのだが,まだまだ周りとタイミングが合わない。

この試合でも,さすが橋本!と唸るプレイは見られなかった。

 

試合は一進一退。

大分は,鈴鹿ディフェンスの裏をシンプルに狙う。

鈴鹿は,ボールを奪ってからの手数が多く,足を止めてパスを回すので,スピードが上がらない。

鈴鹿がコネコネとパスを回しているうちに,大分に球際をやられて奪われてしまう。

なんというリズムの悪さだ。

 

サイドハーフの,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

鈴鹿の推進力を生み出すはずの純輝が,前に進めない。

大分は鈴鹿サイドハーフをしっかりと止めるため,サイドバックがそれほど上がってこない。

前に走れば無敵の純輝だが,大分は人数をそろえて待ち構えていて,球際でアタックしてくる。

パス交換で打開を図りたいが,スピードに乗るボールが出てこず,純輝は左で固定砲台のように足が止まってしまう。

本来ならハイスピード電撃作戦が得意なはずが,足を止めてパスを出す純輝。

前半にカットインからのシュートを放つが,大分ディフェンスはガードしているためシュートコースが無く,枠の外へ。

鈴鹿自慢のサイドハーフが孤立させられている。

ミスというか,大分の圧力でバスミスが多く,連携のネットワークが作れない。

 

支配率では,鈴鹿と大分が五分に見えるが,鈴鹿はとてもやり難そうにプレイしている。

サイドは攻略できず,パスも出ない。

前線で圧力をかけてボールを奪っているが,オフサイドで点にならない。

大分はディフェンスがしっかり残って,手数が少なく効率的に攻めてきている。

 

鈴鹿はアンカーの西村(6)が頑張っているが,スタンドから見ると,明らかにスペースが大きく,大分よりコンパクトではない。

鈴鹿はサイドが大きく開いている。

インサイドハーフも高い位置をキープしている。

サイドバックも押し上げている。

みんな勝ちたい。めちゃくちゃ勝ちたい。

早く点を取って楽になりたい。

その分,前がかりになって,スペースが開き,攻撃から守備への切り替えが遅くなっている。

 

センターバックの,「男前の先輩」,川里光太郎(3)

センターバックの川里(3)や俊貴(20)が,前半から何度も大きな声を出している。

おそらくディフェンスの形があまり良くないのだろう。

裏に突破され,早いクロスボールを入れられたり,大きな大分フォワードに狙われたり,何度も危ない場面がある。

川里のギリギリの守備で,何とかクリアしたボールもあった。

大分は鈴鹿のゴールに近づいてきている。

大分のコーナーキックの数は少ない。鈴鹿がクリアしているのではなく,きっちりシュートを打たれてしまっている。

川里。頼む。何とか守ってくれ。

必ず鈴鹿の攻撃のターンが来るはずだ。

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球際の激しい大分には,前半で3枚のイエローカードが出た。

決定機を手で引き倒したり,後ろからスライティングするなど,危ないファウルもある。

審判もコントロールできず,試合が荒れ始めた。

 

インサイドハーフの,「疾走する若武者」,海口彦太(8)

カニシは試合前,海口がこの試合のキーマンだと思っていた。

トップ下の海口からの攻撃は,鈴鹿の得点パターンのひとつだ。

この試合でも,海口は前線で見事にボールを奪っている。

カウンターで攻撃につなげたいが,大分の激しいディフェンスや,球際の激しさから,次が続かない。

また,ボール奪取だけでなく,後ろからのパスをつなぐ場面でも,鈴鹿は両サイドハーフが遠く,中盤で数的不利となってしまい,パスを潰される場面が目立つ。

海口の良いところが出ていない。

つまり大分は,鈴鹿の良いところを潰してきている。

大分のダブルボランチは,最後のまで海口から目を離さなかった。

海口。君はもう鈴鹿の中心選手だ。

そりゃ相手は対応してくるだろう。

ならば,その上を越えて行こう。

次なるレベルに到達しようぜ!

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ここで前半終了。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

ハーフタイムに言葉の無いナカニシ。

これは・・・思っている以上に良くない。

 

松江戦(リモート観戦)のブログで,パススピードが遅いと書いた。

これは選手たちのパス能力ではなく,『遅くさせられている』ように見えたためだ。

鈴鹿はリズムを作れていない。

松江戦にそっくりな試合に見える。

たまに田村(19)が,ククっとリズムを作るが,全体的に統一したリズム感が無いように見える。

 

また,スタンドから見ていても,スペースが大きく,鈴鹿はコンパクトに試合を展開できていない。

この試合,押されている感じはしない。

逆に,ここまでリズムが悪くても,鈴鹿の選手たちの頑張りで,良く持ちこたえている。

最後の最後で粘っている。

 

勝ちに餓えた選手たちは,1点取れば落ち着くはず。

なんとか1点を先に欲しい。

先制されれば,より一層バタつくように思う。

 

サポーターが声を出して雰囲気を変えたい。

ナイスプレイ!良いよ良いよ!ナイスチャレンジ!続けていこう!

・・・でも声は出せない。立ち上がることさえできない。

 

サポーターは無力だ。

だけど,応援で試合の何かが変わることが稀にある。と思う。

 

大丈夫。

落ち着いて。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

後半開始。

 

後半の序盤。

鈴鹿の攻撃のターンが続く。

遠藤純輝(11)が左サイドでボールを受ける。フォローに入る西村(6)にヒールパス!

西村から走り出した純輝(11)の前へ。

前で勝負したら純輝は抜けてくる。

純輝から中に走り込む海口(8)へ。

わずかに合わず,ボールは右サイドに流れる。

それを狙っていたのは田村翔太(19)。

田村のシュートは枠をわずかにそれるが,なんと中で詰めていた海口のところへ。

海口と大分ディフェンスが交錯するが,ゴールならず。

この試合で最も得点の匂いのする場面だった。

 

後半9分

鈴鹿の左の裏を狙うボールを,野口(34)がなんとか戻ってクリア。

大分は,変わらず鈴鹿のサイドの裏を狙っている。

野口のクリアは,大分ボールのコーナーキックへ。

ゴールキーパーの月成(1)が,パンチングでクリアするが,クリアボールを拾われて,もう一度クロスボール。

中で待つ大分の選手がドフリー!なんと!

ヘディングシュートはバーに当たり跳ね返るが,それを再び詰められ失点。

0-1

 

セカンドボールにプレッシャーをかけられず,選手全員がボールだけを見てしまい,中でドフリーにさせてしまっていた。

決して止められない失点ではなかった。ただ,鈴鹿が浮足立っていた。

無念。

 

そして。

後半13分。

サイドバックの蓮沼(13)が,田村翔太(19)の後ろを押し上げてポジションを上げる。

しかし,ボールを奪われてから,右サイドの裏を一気に駆け抜けられてしまう。

誰もカバーしていない。

大分のフォワードは足が早く,小細工なしで直線一気に鈴鹿のゴールへ。

ゴールキーパー月成(1)と1対1。月成!!!

これを決められ失点。

0-2

 

2失点共に,サイドバックの裏を抜かれることがきっかけとなった。

本来ならば,鈴鹿がやりたかったことをやられている。

各チーム共にしっかりと研究してきている。

 

ゴールキーパーの,「レーザービーム」,月成大輝(1)

月成のプレイは良く知っている。ずっと共に戦ってきた。

苦難も歓喜も一緒の時間を過ごした。

カニシの感想で言うならば,今日の試合の月成は本来の力を出し切れていない。

直撃のシュートも防いだ。

ハイボールもミスはない。

パス回しも問題ない。

「普通」にしっかりとゴールを守り続けた。

だけど,月成は普通のゴールキーパーじゃない。

もっともっともっと凄いゴールキーパーだ。

失点時のパンチング。月成ならもっと飛ぶはずだ。いやキャッチしていたと思う。

月成のキックが山なりに飛ぶ。月成のキックはこんな弾道だったか?

世界一のレーザービームはいつ発射されるのか?

いや違う。これは月成の100%ではない。

なんかプレイが小さく見える。

月成。出た試合で失点が多くてビビってんのか?

月成。失点はゴールキーパーだけの責任じゃない。

小さくまとまって,月成の良いところが出ないほうが心配だ。

大丈夫。月成がこんなもんじゃないことは,ナカニシだけじゃなく,サポーターみんなが知っているぞ。

大丈夫。また頑張ろうぜ。

大丈夫。また一緒に戦おうぜ。

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2失点。

鈴鹿はより攻勢を強めるが,大分は崩れない。

 

後半16分

(OUT)11遠藤純輝 ⇔ (IN)15菊島卓

(OUT)18佐藤和馬 ⇔ (IN)24川森有真

(OUT)4橋本晃司 ⇔ (IN)36日根野達海

 

鈴鹿は一気に3人を変える。

フォーメーションは4-1-4-1から,4-2-3-1へ。

 

そして,後半18分。

空中で野口がファウルを受け,痛めてしまう。

トレーナーが即座に×を出す。

おいおい。ノグさん大丈夫か?

 

(OUT)34野口遼太 ⇔ (IN)2原広樹

 

広樹(2)が右に入り,蓮沼(13)が左へ。

 

サイドバックにポジションを映した蓮沼翔太(13)。

前方の菊島(15)に良い形でボールを入れたいが,菊島の走るコースを消すかのように大分の中盤がパスコースを切っている。

しかし,蓮沼はもともと中盤の選手名だけに,展開力がある。

前方の菊島(15)にパスが通らなければ,前方の川森(24)にボールを出している。

後半2失点してから,やっと相手の裏を狙ってボールを入れられるようになってきた。

蓮沼。何とか1点取ってくれ。

そうすれば何かが変わるはずだ。 

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ボランチの,「セクシーフットボール」,西村仁志(6)

ずっとアンカーで大分を止めていたが,なかなか大変だったと思う。

西村の1アンカーの両サイドは常に狙われ続け,さらにサイドのフォローまで走って走って走りまくった。

後半の選手交代から,日根野(36)が入り少し落ち着く。

大分のフィジカルは強く,ボールへの寄せも早い。

綱渡りのような展開を,良くさばいている。

西村。疲れているだろうけど,何とか反撃の時まで待っててくれ。

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サイドハーフの,「スピードスター」,田村翔太(19)

今,鈴鹿で一番試合に緩急が付けられるのは田村。

少し静かだなーと思っていたら,いきなり稲妻のように動く。

そのディフェンスも,走ってボールを取りに行くというより,瞬間的に距離を詰めてバクッと食らいつく感じ。

前半,なかなか前に走れなかった。

後半序盤,田村翔太が良く目立っている。

川森(24)から田村に展開して,シュートを放つ!

俊貴からのロングパスをキッチリ収めて,大分に仕掛ける。

田村翔太が大分ゴールに近づく。

タムショー!1点頼む。

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後半2得点の後,大分は無理に攻めてこない。

鈴鹿ディフェンスはセンターライン付近までポジションを上げて,攻勢に出ている。

しかし,鈴鹿攻撃陣は,前線に張り付いてしまっているため,スピードが出せず,放り込むだけになってしまう。

かといって,中盤は圧力がキツく,ボールを保持てぎない。

手詰まりの感じがする。

 

後半33分

(OUT)8海口彦太 ⇔ (IN)14北野純也

 

北野が入る。

北野!鈴鹿を救ってくれ!

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フィジカルが強く,球際の寄せも早い大分。

しかし,北野は,そのプレッシャーをものともせずに進む。

引っ張られようが,タックルされようが,ゴールに向かって突き進む北野。

体の芯が強く倒れない。

北野から田村(19)へ。

田村が持ち込んだところで,大分がペナルティエリア内でハンド!

 

キッカーは田村翔太(19)

タムショー。この試合1点で何かが変わる。頼む。

しかし,田村(19)のPKは大分ゴールキーパーに阻まれる。

悔しい。

 

サイドバックの原広樹(2)が,かなりポジションを上げている。

ペナルティエリアの少し外からミドルシュートを放つ。

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北野純也(14)が,大分の中盤で存在感を出す。

北野,ナイスだ!

 

中村俊貴(20)のロングスローで得点を狙う。

俊貴,頼む!

 

日根野のプレイを始めて見たけど,とても落ち着いていて,良い選手だと思った。

良く試合が見えていて,ルックアップしているのでミスが少ない。

また試合に出て,攻撃参加するプレイも見てみたい。

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ATは5分。

だけど,もう鈴鹿には得点の匂いがしない。

どうした?

どうした?

どうしたんだ?

 

ここで試合終了。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

 

この試合のマッチスポンサーをしていただいた,勢洲建設様ありがとうございました。

勝てなくてすみません。

伊賀くノ一さんのダンスチームも来てくれました。

可愛いダンスありがとうございます。

 

沢山の応援をしていただきましたが,勝つことはできませんでした。

試合が終わってから,ずっと考えていました。

あんまり考え過ぎて,帰路の車中で嘔吐しそうになりました。

 

大分は2得点したからはペースを落としましたが,全体的にガツガツとプレイしていました。テクニックや形ではなく,ゴールを奪うために前に前に進んでいました。

確かにファウルはしていたし,カードも出ていましたが,リスクを冒してでも勝つという強い気持ちが前面に出ていました。

鈴鹿は残念ながら・・・全然ダメでした。

普通にプレイしたら十分に勝利することも可能だったでしょう。

しかし,ミスが多いだけでなく,ミスをしないために消極的になり,大分ゴールに迫る場面はほとんどありませんでした。

なんか綺麗で上手いけど,全然怖くないサッカーに見えました。

2018年。東海リーグの天王山アウェイ刈谷戦で0対3で負けました。

あの試合のことを思い出しました。

 

 

カニシは敗戦時に,こちらからは選手に話しかけません。

何を話していいのか分からないからです。

どんな顔をしていいのか分からないからです。

 

だから,誰とも話したくなくて,下を向いて黙々と片づけをしていました。

そうしたら,

これまでほとんど話したことの無い選手が帰る時に,ナカニシに「すみません」と言いました。

カニシは顔を上げてから,なんて返事をしたのか覚えていません。

 

また,駐車場に車を取りに歩いていたら,あっちから帰る車が来ました。

その車が止まって,選手が窓から顔を出して何か言いました。

その時,選手が何を言い,ナカニシが何を答えたのか,覚えていません。

 

鈴鹿の選手はみんな頑張っています。

本当に命がけで頑張っています。

勝ちに餓えています。めちゃくちゃ餓えています。

それでも結果が出ません。

 

選手がキツイ時こそ,サポーターが支えたいと思います。

なんにもできませんけど,そのつもりでいます。

 

さあ,体を休めてから次だ!

この試合の悔しさを晴らすには,次の勝利しかない。 

 

ではまた。

 

(今後の試合)

天皇杯2回戦 6月16日(水)18:00 対 ヴィッセル神戸ノエビアスタジアム神戸

JFL第14節 6月26日(土)15:00 対 ソニー仙台@AGF陸上競技

JFL第15節 7月3日(土)16:00 対 奈良クラブ橿原公苑陸上競技場

 

このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください(選手を除く)。

JFL第11節 対 松江シティ

みなさんこんばんは。

 

今日は松江シティと試合がありました。

カニシは自宅のパソコンで,その試合を見ていました。

声も出せない,応援もできない,試合会場に行くこともできない。

何もできないのが悔しくてなりませんでした。

 

試合後にブログで書いた通り,AGFのグラウンドの草取りと地ならしをしてきました。

17時から始めて18時30分に終わりました。やってた時間は90分間です。

それは今日戦った選手たちと同じ時間です。

 

90分間。ナカニシが何を考えていたのか分かりますか?

「疾風に勁草を知る」

鈴鹿サポーターが大事にしている言葉です(意味はネットで調べてください)。

さて?

今,このチームの勁草はいったい誰だろう?

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

(今日のブログは,ネット観戦ですので省略版です)

 

試合当日。

朝から体を動かしていないと落ち着かない。

ソワソワしながら,試合開始を待つ。

 

今日の対戦相手は,松江シティ(以下,松江と書きます)。

2018年にJFLに一緒に昇格した昇格同期チーム。

地域CLではコテンパンに負けた。その時の試合をよく覚えている。

 

松江は,前節FC大阪に勝利している(鈴鹿FC大阪に負けている)。

松江の強さを知っているナカニシには,決してそれは意外ではない。

松江は強い。

選手が変わっても,チームの背骨が変わっていないように感じる。

 

試合の時間が近づく。

ネットで試合を見るのが怖い。

ちょっと昼寝して,ふと目覚めたら勝ってたというのが本当は良い。

 

だけど,鈴鹿からでも想いを届けたい。

選手たちにパワーを届けたい。

松江と鈴鹿で離れているけど,サポーターも共に戦うぞ。

 

オラーーーーー!!!

気合入れろ。ナカニシ!

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 24川森有真・11遠藤純輝

MF 19田村翔太・8海口彦太・4橋本晃司・15菊島卓

DF 34野口遼太・17佐藤昂洋・3川里光太郎・13蓮沼翔太

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

鈴鹿のフォーメーションは4-4-2。

松江はいつもの3-4-3。

 

試合は開始直後から鈴鹿にピンチが。

なんとかゴールキーパーの岩脇力哉(23)が防ぐが,何度も危ない場面が続く。

 

松江は,3-4-3だが,ディフェンスの3バックのラインは低い。

しかし,それでもコンパクトなのは,4人のミッドフィールダーと3人のフォワードの間隔が狭いため。

特に,4人のミッドフィールダーは,攻守の切り替えが早く,攻撃でも守備でも数的優位を作り出している。

対する鈴鹿は,2トップと2サイドハーフが攻めて,4バックと2ボランチが守る形。

攻撃と守備でパッカリ割れていて,それぞれのつながりがとても悪い。

 

鈴鹿のディフェンスはラインが高いため,再三ディフェンスの裏に落とされている。

センターバックの佐藤昂洋(17)も川里光太郎(3)も裏へのケアは早いため,危ない場面は少ないが,ずるずるラインを下げられ,より攻撃の起点が低くなってしまっている。

 

松江の中盤は,4人がラインを作る感じなので,海口彦太(8)橋本晃司(4)にはそれほどきついプレッシャーがかかっていない。しかし,鈴鹿ボランチの位置取りが低く,攻撃につなげる精度も悪い。

 

前半の半ばまで見て感じる。

これは力を出し切れていない。

 

鈴鹿はロングパスで3バックの裏を取りたいが,もともと3バックは深く守っている上に,3バックの左右は広く開いているので,余裕をもって対応されている。

また,松江は少し時間をかければ,サイドハーフが戻って来るので,松江にとって数的有利を作り出せる。

前述の通り,鈴鹿はボール奪取の位置が低く,攻守の切り替えが遅いため,松江のサイドハーフは十分に戻れている。

 

試合のペースはゆっくり。

いや,鈴鹿はゆっくりさせられている。

裏を狙いたいが,展開が遅く,松江はしっかり準備している。

 

鈴鹿はディフェンスラインでパスを回すが,そこから先が出ない。

松江の3トップは深入りしないが,鈴鹿のディフェンスからボランチへのパスコースを切っている。

鈴鹿はクサビのパスを入れられず,消去法的にサイドバックに渡して,そこからロングボールを蹴って跳ね返されるという単調な攻撃になってしまう。

 

しかし。

前半44分。

蓮沼(13)からフワリとしたクロスボールが中に入る。

(たぶん)遠藤純輝(11)が中で競り合う・・・それを詰めたのは川森有真(24)

ゴーーーーーーール!!!1-0

 

嫌な試合展開の中で,値千金の川森ゴール。

ナイス!

有真ナイス!

 

ここで前半終了。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

川森のゴールはナイスだったが,岩脇の好セーブが無ければ,3失点でもおかしくない展開だった。

鈴鹿のパスは精度が悪い。

単純なパスミスではないものの,受け手のスピードを殺してしまうパスも多い。

走る相手には,少し前に出して前へのスピードを上げたいが,それが合わない。

右足で蹴りたいのか?左足で蹴りたいのか?

体の半身パスがずれる。それでワンテンポ遅れる。

前に前に突進してくる松江と比べると,明らかにパススピードが遅い。

 

たぶんスタンドで見ていたら気が付かないだろうけど,ネットで全体を見ていると,松江の選手が攻撃時に前に前に動いているのに対して,鈴鹿の攻撃時には,2トップとサイドハーフぐらいしか走っていない。

それが,全体的に体が重たそうに見えている要因だと思う。

 

これは悪い。

良くない鈴鹿が出ている。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

後半開始。

 

後半開始直後は鈴鹿ペース。

ハーフタイムにベンチから指示が出ているのか?

野口遼太(34),蓮沼翔太(13)のサイドバックが押し上げたり,中に入ったりして動きを出している。

また,ボランチの海口が(8)少しポジションを上げ,橋本(4)が少し下がった感じになっている。

 

しかし,後半11分。

松江ディフェンスラインで回され,ズバリとクサビのパスが入る。

鈴鹿はそのパスコースを切れていなかった。

松江は難なく右から左に展開。

鈴鹿は中盤の人数も足りず,橋本(4)もパスを引っ掛けられない。

左45度の角度からほぼフリーでシュートを打たれる。

失点。1-1

 

鈴鹿の攻撃陣は,前半と変わらず狙っているディフェンスの裏が取れない。

松江の3バックはラインが低く,間隔も広い。

3バックの横が狙われることは想定済みなのだろう。

 

後半は,右サイドの菊島卓(15)が何とか突破しようとトップの川森(24)と共に,スペースを探している。

菊島の足ならば,一閃でゴールを狙えるが,松江のディフェンスにはそれだけのスペースが無い。

 

しかし,試合が同点という感じがしない。

鈴鹿は相変わらず攻撃時のスピードを上げられない。

ゆっくりと攻めて,ゆっくりと守っているように見える。

 

後半21分

(OUT)4橋本晃司 ⇔ (IN)6西村仁志

(OUT)24川森有真 ⇔ (IN)18佐藤和馬

 

西村と和馬が入る。

2人はこの試合をベンチからどう見ていただろう。

試合の流れを変えられるはずの2人。

頼むぞ。

 

カニシは試合を見ているだけで,汗がしたたり落ちる。

頼む。

みんなの笑顔が見たい。

松江から笑いながら帰ってきて欲しい。

 

前半かなり走っていた田村翔太(19)がトップ下に入った様子。

海口も少しポジションを上げたので,ひょっとして,鈴鹿は4-1-4-1なのかも。

田村翔太(19)は良い動きで,松江の中の動きを切っている。

カニシは何度も何度も言うが,海口彦太(18)はトップ下が良い。

 

体が強く,駆け引きの上手い和馬(18)が前線で粘れば,左の遠藤(11),右の菊島(15)もチャンスができる。

やっと良い形になってきた。

前を向いてボールを運べるようになってきた。

 

前半に比べて,明らかに攻撃の起点が高い鈴鹿

選手たちが動き始めた感じがする。

これを最初からやって欲しかった・・・。

 

松江のカウンターにも対応できている。

西村仁志(6)のカバーも良く機能している。

 

後半42分

(OUT)19田村翔太 ⇔ (IN)29坂本広大

 

後半AT

(OUT)11遠藤純輝 ⇔ (IN)33平墳迅

 

後半の半ば以降は,がっぷり4つの試合になったが,互いに決め手を欠く。

選手たちにも疲れの色が見える。

 

ガンバレ。

ガンバレ。

ガンバレ。

 

ここで試合終了。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

松江シティには,鈴鹿JFL昇格に導いてくれた,泉宗太郎選手が在籍しています。

残念ながら出場はしませんでしたが,頑張っていることと思います。

泉選手,また鈴鹿で会いましょう。サッカー頑張ってください。

 

鈴鹿はリーグ戦で,5試合勝利がありません(天皇杯を除く)。

今までちゃんと書かなかったのですが,和田篤紀(10)が怪我で欠場してから勝利がありません。

このチームは,和田篤紀がいなかったら勝てないのか?

他の選手はその穴を埋められないのか?

 

カニシは鈴鹿の選手の力を知っています。

その力が他チームと比べて劣っているとは思えません。

でも,今はその力が存分に発揮できているとも思えません。

 

こんな偉っそうなブログを書いていますが,

カニシには,どうしたら勝てるのかという答えはありません。

サポーターにできるのは,選手たちが少しでも良いプレイができるよう,グラウンド整備をすることぐらいです。

 

グラウンドの草を抜きながらサポーター同士で話をしてました(3m以上の間隔)

「この場所からリンタロウがシュートを打ったら決まる!」

「このデコボコを埋めたら純輝がドリブルで切り裂いてくれる」

「カズマゾーンは丁寧にならしとかなきゃ」

「月成はこのへんまで出てくるから」

「広樹,ここからクロス上げてくれ」

「力哉,これでもうイレギュラーしないぞ」

・・・などなど。

 

こんな時こそ,頑張りましょう。

選手がキツイ時こそ,サポーターが盛り上げていきましょう。

 

「疾風に勁草を知る」

 

勁草は誰なのか?

カニシは信じています。

うちの選手たちはこんなことではへこたれない。

全員が勁草です。

 

選手は,早く家に帰ってサッサと寝ろ!

疲れを癒したら,次の準備だ。

控えの選手たち,ゴリコリ出てこい。押しのけろ。切り開け。

さあ,次は俺たちの三交スポーツの杜鈴鹿だ!

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次の試合,鈴鹿一丸で全身全霊で取りに行くぞ!

 

試合をパソコンで見ながら,悔しくてなりませんでした。 

カニシの全力の応援ってこの程度か?

もっと出るぞ!

もっと念を出すぞ!

勝つ!!!!!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第12節 6月13日(日)15:00 対 ヴェルスパ大分@三交スポーツの杜鈴鹿

天皇杯2回戦 6月16日(水)18:00 対 ヴィッセル神戸ノエビアスタジアム神戸

JFL第14節 6月26日(土)15:00 対 ソニー仙台@AGF陸上競技

AGFの芝生を良くしよう

みなさんこんばんは。

 

以前ブログにも書きましたが,ナカニシは3月に心臓の出術をしています。

今日はその出術後の3か月検診で,休暇を取って病院に行っていました。

いろいろ検査して,現在,24時間心電図を装着しています。

胸に電極がいっぱいついているので,ロボット刑事みたいでカッコいいのですが,結果が良くないとまた入院になるのが怖くて,自分で脈拍をずっと気にしています。

 

そんな状態ですが,病院の後にAGFの管理事務所に行って,いろんな話をしてきました(心電図付き)。

 

今日はナカニシがAGFに行った理由をブログに書きます。

 

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さて,

鈴鹿ポイントゲッターズの試合は,AGF陸上競技場と,三交スポーツの杜鈴鹿で行われます。

ところが,AGF陸上競技場は,春から芝の具合が悪く,デコボコになっていました。

鈴鹿市の担当の方も手配をしていただき,芝への穴あけ(エアレーション)などなど,いろんなことを行ってくれました。

◇4月11日の芝生と西村仁志選手の足(芝が茶色)

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◇5月29日の芝生と小澤司コーチ(芝が緑色) 

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前回のHonda戦では,グラウンドに緑が戻ってきました。

鈴鹿市のスポーツ課のご担当者の方,AGFの管理事務所の方,芝の管理をされているスポンサーの日本グリーンさん,たくさんの方にご尽力いただきました。

ありがとうございました。

 

しかし,そのHonda戦では,相手方のシュートがイレギュラーし,岩脇力哉選手が体で止めるという危ないシーンがありました。

カニシは,ボランティアスタッフの際に芝を近くで見たのですが,いろいろ手を尽くしていただいても,まだデコボコとかなりの雑草が残っています。

 

そこで!

 

『第1回AGFの芝を良くしよう大会!』

日程:6月5日(土)と6日(日)の2日連続開催

時間:17時からだいたい1時間程度。

場所:AGF陸上競技

準備:マスク,軍手,土がついても良い服装,強い気持ち

内容:草取り,穴埋め,デコボコならし。

 

土日のAGFにはガッチリ他の予約が入っているため,それが終わる17時から開始します。

また,次のAGF開催のソニー仙台戦に間に合わせるには,直前ではなく,このタイミングで養生をせねばならないので,急な発表ですみません。

お時間が空いていて,手伝っていただけるサポーターの方がいましたら,土日どちらかでも,短時間でも大歓迎ですので,ぜひご協力ください。

 

なお,作業の前後には体温測定とセラ水による消毒を行い,作業中は各自3m以上のソーシャルディスタンスを確保しますので,ご協力お願いします。

 

なお,この作業はナカニシがやりたいと言い出して,鈴鹿市スポーツ課。AGFの管理事務所。鈴鹿ポイントゲッターズフロント。フロント経由で日本グリーンさん。そしてVictoryCrossのオオヤマ代表と協議し,実現に至りました。

少しでも良い芝で選手にプレイして欲しい。それでやろうと思ったことです。

 

無理して参加する必要はありません。

カニシは一人でもやりますが,もし,ご協力可能な方が見えましたら,よろしくお願いします。

 

芝が良くなって,

選手たちの怪我が少しでも減ったら・・・

ドリブルがやり易くなったら・・・

選手たちが気持ちよくプレイできたら・・・

カニシは大変満足です。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

次の松江戦は,ナカニシは参戦できません。

でも,心はずっと最大級の「念」をドバーーーッと松江に送っています。

90分間+ATの最後の1秒まで,ずっと祈り続けています。

 

みんなガンバレ!

頼むぞ!

勝つぞ!!!

 

でもね。試合のスイッチを入れるまではリラ~ックスだよ~ん。

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第11節 6月5日(土)13:00 対 松江シティ@県立浜山公園陸上

JFL第12節 6月13日(日)15:00 対 ヴェルスパ大分@三交スポーツの杜鈴鹿

天皇杯2回戦 6月16日(水)18:00 対 ヴィッセル神戸ノエビアスタジアム神戸

JFL第14節 6月26日(土)15:00 対 ソニー仙台@AGF陸上競技

2021 JFL第10節 対 Honda FC

みなさんこんばんは。

 

このブログは,かれこれ13年前の2009年に始めました。

当時,鈴鹿が所属していた東海2部リーグは,メール配信や動画配信は全く無く,Twitterもまだ普及しておらず,応援しようにも試合結果や内容を知るすべがありませんでした。

選手たちの素晴らしさを発信し,サポーターを増やしたい。

そう思って始めたのがこのブログの最初です。

だから少しでも選手のイメージがつかめて,興味を持ってもらえるよう,選手たちにニックネームをつけたりしました。

 

今,Twitterによるリアルタイムの情報発信,ネットでの動画配信,チームからのメール配信など,いろいろな形で試合結果や内容を知ることができます。

このブログに長々書かなくても,みんな今日の試合のことを知っています。

だけど,今夜もナカニシは5時間くらいかけてブログを書きます。

 

今,試合会場でサポーターは声を出せません。

選手たちに気持ちを伝えることができません。

このブログは選手たちに伝えたかったナカニシの気持ちです。

少々恥ずかしいですが,選手達が見てくれると嬉しいです。

 

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

金曜日の仕事が終わる。

コロナ禍の中でナカニシの仕事にも大きな影響が出ている。

金曜の夜は,妻ノリコが晩御飯にトンカツを作ってくれた。

さすが,ナカニシの自慢の妻。

 

日曜の試合は,土曜の1日中緊張しているので眠れなくなる。

今回の試合は,土曜の試合のため,金曜の仕事の疲れでスッと寝てしまう。

 

朝,5時に飛び起きる。

(年寄りだから朝早いのではありません)

 

朝ご飯用に,妻ノリコが準備していたトンカツを食べる。

妻ノリコは徹底してトンカツを押してくる。

さすがのナカニシも,トンカツととんこつラーメンを朝5時から食べられない。

勝つ!カツ!

勝つ!カツ!

勝つ!カツ!

勝つ!カツ!

勝つ!カツ!

 

7時過ぎにAGFに到着。

ボランティアスタッフの準備を進める。

 

今日の対戦相手は,Honda FC(以下,ホンダと書きます)

昨年はヴェルスパ大分が優勝したが,それまではホンダが4連覇ぐらい?していた。

カニシの中では,未だにJFL最強のイメージ。

JFLにはフィジカルとカウンターで押すチームも多いが,ホンダはタイプが全く違う。

スピードとパスとテクニックと連携のチーム。

 

試合の準備に,三重高校のサッカー部の生徒さんが来てくれている。

その生徒さんたちを指揮するのは,鈴鹿のレジェンド榊親平コーチ。

朝から,榊親平に久しぶりに会って,大変ご機嫌のナカニシ。

 

トンカツも食べた。

榊に会った。

ヒルが卵を産んだ。

たくさんのサポーターの仲間がこの場所に集う。

 

さあ・・・

 

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 9藤沢ネット・11遠藤純輝

MF 15菊島卓・8海口彦太・6西村仁志・19田村翔太

DF 34野口遼太・3川里光太郎・17佐藤昂洋・13蓮沼翔太

GK 23岩脇力哉

 

試合開始。

 

鈴鹿のフォーメーションは4-4-2っぽい4-2-3-1。

ホンダは4-3-3か4-1-4-1(たぶん)。

両チーム共にディフェンスラインはかなり高い。

そして,ホンダは中盤を厚くしている。

極々狭いエリアからどう展開するかがポイントとなる。

 

ボランチにはいっている,「ネクスバンディエラ」,「若大将」,海口彦太(8)

カニシの思う,この試合の最大のポイントは中盤だった。

鈴鹿がディフェンスラインを高く保ってコンパクトにしても,中盤から自由にスルーパスが出れば鈴鹿ディフェンスの裏をやられてしまう。

いかに,中盤を自由にしないか,いかに中盤のパスコースを切るのかが大事。

今日の海口は体のキレもよく,中盤のチェックも相当早い。

前列の,田村(19),遠藤(11),菊島(15)の前線からの守備に対して,要所でボール奪取している。

鈴鹿の得点パターンのひとつは,海口のボール奪取からのショートカウンターだ。

前半の海口は,ボランチながらも前へ前へのディフェンスで,鈴鹿攻撃陣を押し上げていた。

良い。疲れも体の重さも感じない。

海口!ガンバレ。

攻守のキーマンは海口だ!

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試合は五分と五分。

カニシの目では,ちょっと鈴鹿優位。

鈴鹿優位の大きな要素は・・・田村翔太!

 

サイドハーフの,「スピードスター」,田村翔太(19)

左サイドだけど,前線では縦横無尽に動き回るタムショー。

後ろからのボールをピッタリと足元に収めて,前に持っていく。

ボールを止めるという基礎的な技術が高く,球際を狙うホンダの後の先を取る。

田村のドリブルから遠藤純輝(11)へ。

田村が起点となり逆サイドの菊島卓(15)へ。

藤沢ネット(9)が粘ってからの田村翔太。

特に前半の鈴鹿の多彩な攻撃は,完全に田村翔太が中心だった。

うーん。凄い。どう見ても凄い。

前半の序盤には,コールキーパー岩脇からのパスを,自分一人で持ち込み,自らシュートまでもっていく。

ドリブルしながらも周りが良く見えているナイス選手。

田村。今は鈴鹿の時間帯だ。

何とか前半で得点を頼む。

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攻撃の回数は両チームともに同じくらい。

しかし,どちらも崩し切れていない

1.2.3人目まで連動して,「ボール」も「人」も動くホンダ。

それに対して,前線の選手の個人技で得点を狙う鈴鹿

両チームの持ち味を出した展開となる。

 

サイドバックの,「右のダンディズム」,蓮沼翔太(13)

本職が中盤の蓮沼は,ホンダの攻撃や2列目の抜け出しをよく見ている。

ディフェンスラインを下げすぎず,中に絞ってコースを空けていない。

そして,攻撃時には,サイドバックの位置でゲームを組み立てるようなプレイを見せる。

この試合,中盤のプレッシャーが激しく,ゲームメイクは到底できない。

右サイドの蓮沼が少し押し上げて,疑似中盤を作っている感じ。

蓮沼からは前方の菊島(15)だけでなく,一気にネット(9)や純輝(11)へボールが出ている。

今日も蓮沼は淡々とプレイを積み上げている。

慌てない。ミスしない。試合が良く見えている。

でも,蓮沼が一撃を狙っているのは分かる。

ハスの一撃がどこで出るのか?

蓮沼頼むぜ!

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ワントップ気味に前線に張るのは,「重戦車」,藤沢ネット(9)

鈴鹿のクリアボールをネットが懐に入れて,ホンダの波状攻撃を止めている。

実際,背中に相手を背負い,何度もファウルを受けてホンダ優位の試合の流れを切った。

ネットはディフェンスにも献身的に走る。

ホンダディフェンスに圧力をかけることでパスコースを限定し,海口(8)や西村(6)がディフェンスしやすいように頑張っている。

ホンダの中盤から前線には,それほど背の高い選手がいない。

ただ,ネットには長身のディフェンスがべったりとマークについており,自分自身のプレイはとてもやり難そうにしている。

ただ,ネットは攻撃でも献身的。

周りを使い,何とかホンダのディフェンスを剥がそうとしている。

ネット!最強の証明をしてやろうぜ!

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前半の半を過ぎると,ホンダに徐々に押されてきた。

鈴鹿は左の田村翔太(19)を中心に攻撃に出るが,決定的なところまでいかない。

ホンダは徹底的にボールを繋いでくる。

ゴールキックコーナーキックともにショートでつないでボールを確保する。

競り合いに強く,高さもある鈴鹿とは,その部分では勝負してこない。

あくまでホンダの狙うのは,ショートパスとスルーパスからの崩し。

 

サイドハーフの,「馬王」,菊島卓(15)

この試合の菊島は,とても我慢のプレイだったと思う。

右から大きな展開を狙うものの,なかには食い込むことができず,クロスボールも中で合わせられなかった。

逆に,攻撃的な選手である菊島なのに,相当下がってディフェンスに関わる時間のほうが多かったかもしれない。

前半のホンダの攻撃は,鈴鹿の左サイドからが多かった。

左サイドは田村(19)が攻撃に出ているため,カウンター時に数的不利になることがあった。

右サイドは菊島がバランスを取っていたため,数的不利で崩されることは無かった。

本当はフォワードの位置でプレイしたいだろう。

菊島。その爆走はちょっと我慢だ。

菊島,ガンバレ!

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フォワードの,「ハートのエース」,遠藤純輝(11)

前半の最大のチャンスは,左サイドを突破した田村翔太(19)の折り返しを純輝がシュートしたシーンだった。

完全に崩したナイス攻撃だったが,純輝のショートは惜しくもバーを直撃してゴールならず。本当に惜しい!

カニシの視点では,ネット(9),田村(19),純輝(11),菊島(15)中で,一番フィニッシュを打つのは純輝だと思っていた。

そして,前半の純輝は猛然とゴールに向かっていた。

しかし,ホンダディフェンスも固く,そして本田の中盤は戻りながらのディフェンスが上手く,マークが外れることはほぼ無い。

走るスペースも,一歩を踏む時間の余裕もない。

そんなハイプレッシャーの中でも,純輝ならやってくれる感がビンビンしている。

純輝。頼む。

エースの力を見せてくれ。頼む。

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前半の終盤。

ホンダの支配率が徐々に上がる。

1.2.3のパスコースが切れなくなってきた。

海口(8),西村(6)も中盤の底に張り付いて,バイタルエリアをカバーするので精一杯。

ホンダのミドルシュートは,ゴールキーパーの岩脇の目前でイレギュラーし,危ない場面もあったが,何とかしのぐ。

 

このまま前半は0対0で後半につないでほしい。

気温は28度を超えている。

暑くなってきた。

選手交代がカギ。選手交代のタイミングがカギになる。

 

ここで前半終了。

 

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ベンチに戻る選手たちを見るナカニシ。

なんか凄く疲れているように見える。

ホンダにボールを回されまくった。

コンパクトに保つために,攻守のアップダウンも激しかった。

 

選手たちは疲れている。

やはり交代がカギか。

 

鈴鹿の交代の選手層は厚い。

大丈夫。良いタイミングで入りさえすれば,試合の流れを変えられる。

 

ホンダのショートパスからの流れるような攻撃。

鈴鹿の個人技を生かした早い突破。

それぞれに持ち味を出していたと思う。

来場したお客さんも,見ごたえるある前半だったんじゃないかと思う。

 

ただ,ホンダはまだここから先がある。

風向きもホンダの追い風になる。

 

先が全く分からないが,0対0で終わる試合ではないと思う。

 

ただ,ただ,サポーターは選手を信じて応援するのみ!

 

さあ,後半行くぞ!

 

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後半開始。

 

後半開始直後は,鈴鹿が押し,ホンダが受ける展開。

しかし,5分経過後には,ホンダが圧倒的に押し始めてきた。

 

前半のホンダの攻撃は,左サイド中心だったが,後半は両サイド共に深く鈴鹿陣内に入り,中に折り返してくる。

鈴鹿センターバックの佐藤昂洋(17)を中心に高さで負けていないが,ホンダは単純に中に放り込むのではなく,鈴鹿のサイドとセンターの間に2列目から入ってきて,そこでもショートパスをつないでくる。

ホンダはロングパスがほとんどない。徹底的にショートパスで主導権を奪う。

そして,ホンダと対戦すると,いつも思うのだが「止める+蹴る」が教科書のように上手い。

 

センターバックの,「スカイハイ」,佐藤昂洋(17)

ホンダの攻撃に対して,引いて守りたくなるところだが,昂洋は恐れず前に出てホンダの攻撃を切っている。

昂洋のプレイは,ディフェンスの際に「守る」のではなく「迎撃」のような感じ。いうなれば攻撃的な守備の選手。

ルーパスに対しても,ヨーイドンで裏に走られるが,昂洋自身もマークをハズすことなく十分に対応できている。

しかし,前半に足を痛めたような感じがするのが気になる。

この試合,暑さだけでなくホンダのパス回しで,かなり走らされている。

どこかで足が止まれば,そこからやられる。

昂洋!頼む!ゴールを守ってくれ。

 

鈴鹿も守っているばっかりではない。

菊島(15)の突破から,中に早いパスを折り返し。

ネット(9)がホンダゴールキーパー前に走り込むが,わずかに合わない。

惜しい!

 

先に動いたのはホンダ。

ホンダは前線を2人変えてきた。

鈴鹿を押し込んで,支配率が上がったため,それに対応する選手を入れてきた様子。

 

鈴鹿も遅れて対応する。

後半15分。

(OUT)15菊島卓 ⇔ (IN)4橋本晃司

(OUT)9藤沢ネット ⇔ (IN)24川森有真

 

橋本がトップ下に入り,川森のワントップ。

鈴鹿は中盤を厚くして4-2-3-1へ。

しかし,この交代で中盤を厚くしてもホンダは止まらない。

 

サイドバックの,「最強の左」,野口遼太(34)

この試合で野口がサイドを深く進入した場面は,ほぼ無かった。

それほどまでにホンダの支配率は高く,上がれば確実に裏を取られてしまう。

逆にホンダが押し込んできた後半,野口の左からホンダのサイドの裏を狙いたい。

しかし,支配率を奪われた鈴鹿は,逆に野口か中に絞らねばならず,その分,サイドハーフの純輝(11)や田村(19)がサイドの守備に下がってきている。

そのため,前線に残るのはワントップの川森だけとなり,ホンダのサイドの裏を狙いたくても,誰も走る人がいない。

後半の野口は,3バックのようなポジションでホンダの攻撃に耐え続けた。

悪魔の左を展開する余地がない。

必ず鈴鹿のターンが来る。

野口,何とか持ちこたえてくれ。

 

後半も半ばを過ぎる。

鈴鹿のディフェンスは固く,ギリギリではあるものの,ホンダに決定的な場面を作らせていない。

 

前線の川森(24)はワントップでボールを受ける。

川森は孤軍奮闘ながらも,味方の上がるタイミングを作るためながら,良い場所でファウルを獲得している。

 

みんなギリギリの戦い。

そして,とうとうサイドハーフの純輝(11)や田村(19)の足が止まってきた。

パスに対して,届くと思ったボールに純輝(11)が届かない。

 

さらに,前半痛めていた(と思う)昂洋も,足を気にしている。

交代のタイミングはまだか?

ホンダ優位の流れが変わらない。

 

センターバックの,「男前の先輩」,川里光太郎(3)

ホンダのラストスルーパスを何回川里が止めただろう。

最後の最後でスライディングで飛び込んでくるのは川里だった。

じりじりとディフェンスラインが下がり,ホンダが鈴鹿ゴールから近いところでボールを回す。

何度もシュートを打たれるが,昂洋(17),川里(3)のセンターバックが体を張って,シュートをストップする。

もう,最終ラインがむき出しの状態。

それでも,鈴鹿ディフェンスは崩れない。川里がいるから。

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しかし,ここでアクシデント。

サイドバックの蓮沼(13)が足を痙攣させて,交代の準備をする。

そして,ボールがアウトになった際に,なんと川里も倒れ込み,グラウンド中央で足を伸ばしてもらっている。

2人いっぺんに足を痙攣させて倒れているにもかかわらず,主審は気が付かず試合をスタート(選手が痛めてグラウンドに倒れているのに,試合をスタートする主審は全くダメだ)。

無理やり川里と蓮沼は起き上がり,足を引きずりボールを追うが,そのためさらに足を痛めてしまう。

(ちなみに,足の痙攣というのは,熱中症の初期症状の一つです)

 

後半34分

(OUT)13蓮沼翔太 ⇔ (IN)35上田駿斗

(OUT)3川里光太郎 ⇔ (IN)20中村俊貴

 

ここで想定外のディフェンス2人が交代。

カニシの見た感じだと,同じくセンターバックの昂洋(17)も足は本調子ではない。

そして,さらにホンダの攻勢が強まる。

 

ボランチの,「バランサー」,西村仁志(6)

走って走って走りまくっている西村が,中盤の底で体を張っている。

西村のポジションが空けば,間違いなくやられるため,自由に動くこともできない。

その分,海口(8)が走り,コースを消すが,ホンダのパスは引っかからない。

満身創痍で体を張る西村。

西村。何とか堪えてくれ。

西村。ガンバレ!

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カニシの頭の中を,「引き分け」という言葉が何度もよぎる。

いやいや,引き分けを狙いに行ったら,その時こそやられてしまう。

こんなに頑張っている選手たちに申し訳ない。

押し戻さなくては。

攻撃することが,何よりのディフェンスになる。

 

後半39分。

ホンダのゴールキーパーから長いボール。

それを鈴鹿の裏へ出される。

佐藤昂洋(17)が足を伸ばす・・・

届く!普段の昂洋なら絶対届く。昂洋自身も届くと思っただろう。

しかし,ボールに足がわずかに届かない。

裏に抜けたボールは,途中交代のホンダフォワードがゴールキーパーの岩脇と1対1になり決められる。無念。

0-1。

 

ゴールキーパーの,「男梅」,岩脇力哉(23)。

前半のグラウンドのイレギュラーへの対応も素晴らしかった。

後半のホンダのミドルシュートも全部止めた。

バックパスがバウンドしていても,落ち着いて蹴り出した。

そして,風下の後半では低空のキックで前線に確実にボールを送った。

派手さはないが,コツコツと無骨な男らしいプレイ。

失点時。ホンダのフォワードと1対1になりながらも,シュートに反応して触っている。

でも,触れたからこそ,力哉は悔しかっただろう。

試合後に,ナカニシが片づけをしていたら,下を向いて帰る力哉に会った。

力哉,シャキッと行こう!

ナイスプレイだったぜ! 

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後半40分

(OUT)19田村翔太 ⇔ (IN)18佐藤和馬

 

ディフェンスが2人故障で交代という緊急事態ではあったが,この試合の鈴鹿の選手交代は後手後手に回ってしまっていたように思う。

残り5分での和馬の投入。もっと早く投入していたら,試合の流れを変えられたかもしれない・・・と思ってしまう。

 

試合時間は残りわずか。

しかし,ホンダに焦りは全くない。

支配率を確保しているホンダは,時間稼ぎをする必要もなく万全の逃げ切り。

鈴鹿の選手は疲れている。

 

ここで試合終了。

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

試合設営を手伝っていただいた,三重高校サッカー部のみなさんと榊親平コーチ,ありがとうございました。名古屋リゾート&スポーツ専門学校の学生さんもお手伝いに来てくれました。みなさん,ありがとうございました。

 

また,試合会場では鈴鹿高校ストリートダンス部の「NO LIMIT」さんが踊ってくれました。

とてもカッコいいダンスでした。拍手。

高校生のダンスっていいですね。鈴鹿フェスティバルが中止となって,発表の場の無いダンスチームがこういう場で踊れるって良いことだと思いました。ちなみにナカニシも鈴鹿フェスティバル10年連続出場10年連続入賞のダンスチームで踊っていた時代もありました。

 

そして,なんと,高知ユナイテッドのYouTubeのアナウンサーをされている,大西さんがスタジアムDJをしてくれました。

明日のマルヤス岡崎と高知との試合でこちらに来ていたとはいえ,オファーを受けていただき,とてもありがたかったです。鈴鹿の会場に良い声を響かせてくれてありがとうございました。

 

今日の試合は負けました。

ハッキリ言って,ホンダさんはやはりホンダさんでした。強かった。

 

試合後に,うなだれている佐藤昂洋(17)の姿がありました。

失点時の自分のプレイを責めているのが分かりました。

試合後にアップされた選手のコメントでは,自分に責任があると書いてありました。

自分は批判も受け入れると書いてありました。

https://suzuka-un.co.jp/news/40729/

昂洋!鈴鹿サポーターが全力を尽くした選手を批判なんかするか!

鈴鹿サポーターが願っているのは,下を向いて帰ってきた昂洋の笑顔を見ることだ。

そのためにやり返せ!

サッカー選手ならプレイでやり返せ!

それができないヤツなのか?

ここでビビッて引くヤツなのか?

大先輩の阪田にポジション取られてベンチから試合を見るのか?

足は大丈夫なのか?

昂洋!サッカー選手としてのプライドは自分で取り戻せ!

さっさと寝て,次の勝利のための準備をしろ。

 

負けたのは選手だけではありません。

共に戦うサポーターも一緒に負けました。

だから,一緒に勝利をつかみましょう。

体を休めて,怪我を癒し,次の試合に勝つために動き出しましょう。

そして,勝つことに餓えろ!

 

カニシは,選手がキツイ時だからこそ,次に向けてより一層,全力応援します。

より元気に,より前向きに,もっともっと熱く応援します。

 

今日は終わった。 

次!勝つぞ!!!!!

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第11節 6月5日(土)13:00 対 松江シティ@県立浜山公園陸上

JFL第12節 6月13日(日)15:00 対 ヴェルスパ大分@三交スポーツの杜鈴鹿

天皇杯2回戦 6月16日(水)18:00 対 ヴィッセル神戸ノエビアスタジアム神戸

JFL第14節 6月26日(土)15:00 対 ソニー仙台@AGF陸上競技

 

このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください(選手を除く)。

第101回 天皇杯1回戦 対 FC刈谷

みなさんこんばんは。

 

天皇杯にはたくさんの思い出があります。

これを話しだすと,ナカニシはとても長くなるので話しません。

ただ,全ての天皇杯の選手のプレイをはっきりと覚えています。

 

そんな中で,一番印象に残っている天皇杯の思い出はというと,柿本健太選手のゴールです。

2016年にヴィッセル神戸戦で柿本が決めたゴールは,今もナカニシの宝物です。

 

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天皇杯1回戦。

 

前日の夜から全く眠れないナカニシ。

対戦相手はFC刈谷(以下,刈谷と書きます)。

今シーズンの初対戦では勝利したものの,刈谷の怖さは良く知っている。

特に地域リーグの激闘を知っているサポーターは,刈谷と聞くだけで嫌な予感がするだろう。

何度も勝ったけど,何度も負けた。

コテンパンにやられた日もあった。

 

刈谷との試合前の夜。

カニシは緊張で全く眠れない。

ずっと選手達の事を考えている。

カニシが全部の緊張を背負うから,選手たちはリラックスして欲しい。

「絶対に勝たなきゃならない!絶対絶対!」

と固くならず,いつも通りに試合に入って欲しい。

大丈夫。みんな大丈夫だ。

選手たち心を整えて,と延々と祈る。

 

深夜3時までは,時計を見ていた。

知らない間に寝ていて目が覚めたら,朝5時だった。

 

朝5時からとんこつラーメンを作るナカニシ。

前回の刈谷との対戦前に,23号線沿いのラーメン屋さんのとんこつラーメンを食べて勝利した。

 

願。ジンクス。祈り,念,パワー。

なんでも出すぞ。何でもやるぞ。

噛み締めすぎて,まだ奥歯の治療中だけど,今日奥歯が砕け散ってもいい。

(このあたりクレイジーなので引かないでください。例えの話です。) 

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さあ!

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 9藤沢ネット・15菊島卓

MF 11遠藤純輝・8海口彦太・6西村仁志・19田村翔太

DF 34野口遼太・35上田駿斗・3川里光太郎・26今井那生

GK 23岩脇力哉

 

※注意。

この試合は無観客試合で行われています。

そのため,ナカニシには内容が全く分かりません。

チームTwitterを転記させていただきます。

「※」のところは,ナカニシが追記した部分です。

 

前半kickoff!

前半1分 初スタメン上田しっかりヘディング勝てています!

前半3分 攻め込まれ相手にCKを与えます

前半3分 最初の相手のCK

前半3分 失点 0-1 ただ今の失点は相手のCKをニアサイドで先に触られ,そのままゴールに吸い込まれました。※公式記録ではオウンゴール

前半4分 川里からラインコントロールの声がとぶ!

前半5分 深い位置まで攻め込まれる展開が続く

前半6分 風下のピッチ相手の時間が続いています

前半7分 さぁ田村がいく!

前半8分 相手は左サイドを中心に攻めてきます

前半8分 ファールでいったん流れが止まります

前半9分 鈴鹿はDFラインからつないでいきます

前半10分 なかなかボールが繋がらない展開だが,ここから!

前半11分 野口から落ちつけの声

前半12分 鈴鹿はDFラインから丁寧につなぐが相手もしっかり守備の対応をしてきます

前半12分 田村のクロスを菊島がシュート!惜しい!

前半13分 広いサイドに展開,野口から対角の菊島へ!

前半14分 奪った後のボールが落ち着かない展開が続きます

前半15分 遠藤のクロスからネットのシュート!惜しい!

前半15分 野口からの指示がよく出ています!

前半16分 岩脇から非常にいいフィードが出ています

前半16分 相手も堅い守備でなかなかゴール前まで入らせてもらえません

前半17分 鈴鹿がボールを少しづつ保持していきます

前半19分 相手陣の深い位置まで行くもそこからの1歩がなかなかいけない

前半20分 相手はピッチを広く使う

前半21分 相手のCK

前半21分 守備陣集中だ!

前半22分 下がるなの声がベンチから飛ぶ!

前半23分 川里がボールを運ぶ

前半24分 飲水タイムです

前半25分 飲水タイム終了です。さぁいくぞ!!!

前半25分 相手は奪った後,手数をかけずにゴール前まで迫ります。

前半26分 深い位置まで攻め込む!

前半27分 しかし相手のDF陣に防がれます

前半28分 純輝が下りてゲームを作る

前半29分 ネットが後ろから倒される

前半30分 野口のシュートはゴールの上へ

前半31分 ボールを落ち着かせられない展開が続きますが、しっかり修正の声をかけ続けています

前半32分 右サイド菊島のクロスは直接ゴールラインをわります

前半34分 川里が体をはって守備

前半35分 丁寧につなぐ

前半36分 鈴鹿のプレスを相手もかいくぐってきます

前半37分 相手のシュート岩脇がナイスセーブ

前半37分 マイボールにできない時間が続きます

前半38分 なかなか煮え切らない展開が続きます

前半39分 難しい時間帯が続くがここからだ!

前半40分 藤沢にイエローカード

前半40分 相手のクロス岩脇がしっかりキャッチ

前半41分 菊島から海口のシュート惜しい!

前半42分 危ない位置でボールを奪われるも海口がファールで止める

前半43分 ペナルティエリアから8mの位置から相手のFK

前半43分 壁がふせぐ!

前半44分 なかなかボールを前に進められません

前半45分 AT2分です。

前半45分 ゴーーール!!! 1-1

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ただ今のゴールは上田から中に入った田村に。それを田村が右足で振りぬきゴールしました!

前半終了

 

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ハーフタイムに選手交代

(OUT)26今井那生 ⇔ (IN)13蓮沼翔太

 

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後半開始

後半1分 海口がボールを追う!

後半1分 前半とは変わり風上に位置しています

後半2分 岩脇からの長いボールに菊島が反応

後半3分 後半は入りから鈴鹿がいく!

後半4分 相手がDFラインの裏に走るもオフサイド。ナイスDFライン

後半5分 ネットが体を張ってファールを獲得

後半6分 ゴーーール!!!2-1

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ただ今のゴールは海口のボールカットから菊島につなぎ最後遠藤が冷静にゴールに流し込みました!ナイス純輝!!

後半7分 鈴鹿の勢いが増す!田村のシュートは枠の外

後半8分 深いところまで攻め込まれる。相手のミドルシュートは上田が頭でブロック

後半8分 上田が倒れ試合が中断。大丈夫か駿斗!

後半9分 上田が立ちあがる。一人少ない鈴鹿。集中

後半10分 相手がボールを左右に大きく動かします

後半11分 決定的なピンチ岩脇気迫のセービング!!!

後半12分 相手のCK。上田がピッチに戻ります

後半13分 菊島が走り蓮沼、遠藤とつなぎコントロールシュートは惜しくもポスト

後半16分 ネットががっちりキープ長いボールに野口、最後は相手がギリギリ戻る

後半18分 選手交代

(OUT)11遠藤純輝 ⇔ (IN)18佐藤和馬

(OUT)9藤沢ネット ⇔ (IN)24川森有真

後半19分 川里がしっかり競り合います

後半20分 相手のセンターライン付近からのFK

後半20分 岩脇しっかりキャッチ

後半21分 和馬が頑張る!

後半21分 左サイド深い位置までじわじわ攻める

後半21分 そこから右に展開、防がれるがやり直す

後半22分 鈴鹿ボールも人も動き出します

後半22分 田村が行くがファールを取られる

後半23分 川里が体を張っています!!ナイス守備!

後半24分 後半飲水タイムです

後半25分 川森が追う!!

後半26分 上田は負けない!

後半26分 上田も体を張って守備!ナイス駿斗!

後半27分 彦太のカットから菊島のドリブルからのシュートは惜しくもキーパー正面

後半29分 鈴鹿がボールを保持します

後半30分 相手の縦に速いカウンターも岩脇が冷静に対応

後半31分 彦太のインターセプトから川森のミドルシュートも惜しくもゴールならず

後半32分 選手交代

(OUT)19田村翔太 ⇔ (IN)4橋本晃司

後半32分 頼むぞ橋本!!!

後半33分 ゴール前あぶない!

後半33分 上田が体を張った対応

後半33分 橋本が相手の裏へ野口に落としてファール獲得

後半34分 キッカーは橋本

後半35分 西村のミドルシュートは相手に当たりCK獲得

後半35分 CKキッカーは橋本

後半35分 相手がクリアー拾われたボールを和馬が止める

後半36分 アフタータックルが多くなってきました。落ち着こう!

後半37分 ゴール前決定的なチャンスを岩脇がスーパーファインセーブ

後半38分 ナイスだ力哉!!

後半38分 選手交代

(OUT)8海口彦太 ⇔ (IN)14北野純也

後半39分 深い位置和馬が粘る

後半40分 北野が体を張ってファール獲得

後半41分 右サイド深い位置でスローイン

後半42分 北野がCK獲得

後半42分 ファーサイドへのボールを野口が拾い北野と崩すがファールを取られる

後半43分 川森が走る!!!

後半43分 いい守備からの攻撃が続く!野口がファールを獲得!

後半44分 北野が追う!橋本が拾う!

後半45分 後半AT5分です。

後半45分+1 上田が体を張って守備!集中力は全く切れません

後半45分+2 途中交代の北野がプレスにどんどん走ります!!

後半45分+2 長いボールの展開が続きます

後半45分+3 鈴鹿がボールを保持

後半45分+4 相手も攻撃を仕掛けてきます。集中

後半45分+5 さぁノータイムだ!切らすな!

試合終了!!

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

運営をしていただいた三重県サッカー協会のみなさん,コロナで大変な中での運営お疲れさまでした。

FC刈谷には,以前鈴鹿にいた田中貴大選手が所属しています。

この試合にも出場していましたが途中交代しました。

田中選手,サッカー頑張ってください。また,ホーム鈴鹿戦で戦いましょう。

 

この試合は無観客試合だったため,横断幕の掲出はスタッフの方にお願いしました。

鈴鹿の横断幕掲出に協力いただいたみなさん,ありがとうございました。

また,無観客で配信も無いため,応援するサポーターに向けて,ほぼ1分ごとに試合の様子をTweetしていただきました。ありがとうございました。とても感謝です。

普段はTwitterをほぼ放置しているナカニシですが,今日ばかりは釘付けで見ていました。

 

 

今日の鈴鹿は2対1で勝利しました。

天皇杯2回戦は,ヴィッセル神戸と対戦します。

しかーーーし!!! 

次の試合は神戸ではありません。

次の試合は,Honda FCです。

今日の試合の終わりの笛は,次の試合の始まりの笛です。

Honda戦の始まりです。

 

勝利の後こそ,切り替えなくてはならないのかもしれません。

選手たち,ここで喜んでちゃだめだ!まだまだ先は長いぞ!

そして,Hondaに勝つ!!!

・・・

・・・

・・・

でもね。今夜だけは祝杯を挙げさせてください。

ホッと一息つかせてください。

明日からは,また鬼のナカニシに戻ります。

 

今日は暑かったですね。

みんなよく頑張りましたね。

課題も修正もあるでしょう。

でも良いところもたくさんあったと思います(見てないけど)。

 

選手のみなさん,お疲れさまでした。

ゆっくり休んでください。

そして,天皇杯1回戦の勝利おめでとう。

ナイスゲーム!

ナイスプレイ!

ナイスゴール!

(見てないけど)

 

前日寝てないナカニシは,眠くて仕方がありません。

今から寝ます。

たぶん,夢で今日の試合を見ると思います。

夢で逢いましょう

 

ではまた。

 

(今後の試合)

JFL第10節 5月29日(土)13:00 対 Honda FC @AGF陸上競技

JFL第11節 6月5日(土)13:00 対 松江シティ@県立浜山公園陸上

JFL第12節 6月13日(日)15:00 対 ヴェルスパ大分@三交スポーツの杜鈴鹿

天皇杯2回戦 6月16日(水)18:00 対 ヴィッセル神戸ノエビアスタジアム神戸

 

このブログに使用している写真は,鈴鹿ポイントゲッターズの使用許可を得て掲載しています。そのため他での利用は絶対にしないでください。

リラ~ックス

みなさんこんにちは。

 

明日の天皇杯一回戦は,無観客試合で配信もありません。

現在,ナカニシは試合前の昂ぶりを抑えられず,じっとしていられなくて,どうしていいのやら分からない状態です。

(特に書くことはないのですが)ちょっと落ち着くために,ブログを書こうと思います。

 

明日の決戦に向けて,サポーターは念を送る準備をしましょう。

三交スポーツの杜の方角は確認しましたか?

 

そして,選手たちはリラ~ックスです。

まだ,GOのスイッチを押すのは早いです。

試合までリラ~ックス。

心を整えて。

サッカーを楽しみましょう。

 

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さて,

まん延防止と,緊急警戒宣言で,外出は極力控えているのですが,それでもお買い物には行かねばなりません。

カニシ家の基本的なお買い物は,もちろんスポンサー様であるイオンモール鈴鹿で行います。

 

イオンモール鈴鹿さんを歩いていると・・・。

 

おやっ?

青と緑の匂いがするぞ?

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イオンモール鈴鹿さんの一角に,鈴鹿ポイントゲッターズの常設展示が行われていました。場所は,ムラサキスポーツの前らへんの階段のところです。

スペースはそんなに大きくありませんが,常設なので人の目に触れる機会も多くなると思います。イオンモール鈴鹿さん,ありがとうございます。

みなさん,またイオンモール鈴鹿さんに行かれた際には,ぜひご覧ください。

 

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そして,前述のとおり,爆発しそうなくらい煮えたぎっているナカニシは,心を落ち着かせるために,小横断幕を作っていました。

阪田選手と,橋本選手の物です。

下書きをして,これからペンキで塗ります。

2人ともがんばれー。

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明日は天皇杯1回戦です。

 

先日の三重県選手権決勝でやったような,サポーター横断幕の掲出は行いません。

横断幕も,フラッグも,サポーターも,現地には入れません。

選手たちの背中を押すことはできませんが,みんなみんなが,息を飲み,力を込めて,全力で応援しています。

みんなの想いが,選手たちに届きますように。

 

カニシも明日は全力バリバリの応援をします。

 

勝つぞ!!!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

天皇杯1回戦 5月23日(日)13:00 対 FC刈谷@三交スポーツの杜鈴鹿

JFL第10節 5月29日(土)13:00 対 Honda FC @AGF陸上競技

JFL第11節 6月5日(土)13:00 対 松江シティ@県立浜山公園陸上

JFL第12節 6月13日(日)15:00 対 ヴェルスパ大分@三交スポーツの杜鈴鹿