VictoryCross

アトレチコ鈴鹿クラブ(JFL)のサポーターブログです。

JFL第2節 対 レイラック滋賀

みなさん、こんばんは。

 

アトレチコ鈴鹿クラブというチームがあります。

 

鈴鹿にチームができてから16年目です。

チーム名は3度も変わりました。

アトレチコ鈴鹿クラブという名前にチーム名が変わり、まだ3カ月です。

 

たくさんのトラブルがありました。

たくさんの問題がありました。

 

何度も終わったと言われました。

何度も・・・

いろんな人に・・・

 

今日、最後の最後まで「アトレチコ」と叫びました。

たくさんの人が一緒に応援してくれました。

世界が滲みました。

忘れて良いことを忘れました。

言葉が遅れて聞えてきました。

 

そのチーム名は、言葉ではない何かの祈りのように聞こえました。

 

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金曜日は病院に行くため休暇をとった。

(たいしたことないので大丈夫です)

 

大きな病院の待合で、のべ3時間待ち。

病院の長い待ち時間が全く苦にならない。

大分戦を思い出し、滋賀戦に想いを馳せる。

 

サポーターは自分のチームの選手を最高だと思っているかもしれない。

 

だけど世界中に言わせてもらおう。

うちの選手が最高だ!

ホントに!

 

土曜の練習を見に行く。

とても良い雰囲気。

とても良い緊張感。

とても良いリラックス。

こんな雰囲気の良い前日練習を見れたことがサポーターとして嬉しい。

 

今日の対戦相手は、レイラック滋賀(以下、滋賀と書きます)。

昨年3位。

J昇格の最有力チーム。

今シーズンもJリーガーをバリバリ補強したらしい。

もちろん優勝候補。

第1節も3得点で完勝しており、勢いも十分にある。

 

眠れぬ夜を過ごし、日曜の早朝を迎える。

7時には現地に行き横断幕の積み下ろしを始める。

じっとしていられない。

頭の中が試合の事で一杯になる。

 

ホーム開幕戦。

出せるだけの横断幕を全部出す。

 

「疾風勁草(堀河モデル)」は、布の劣化のため、新しいのを作成した。

「ニュー疾風に勁草を知る」(しっぷうにけいそうをしる)

意味は「困難が訪れたときにはじめてその人の真価が問われる」。

「勁草(けいそう)」は風雪にも耐える強い草のこと。

そこらへんに生えている草は、普段はどの草が強いかは分からない。

強い風(困難)が吹いたとき、はじめて強い草はどれか分かるという。

 

困難の多さは、決して誇りにできるもんじゃない。

だけど、困難を乗り越えてきたことは誇りに思う。

 

小雨のパラつく中で観客もたくさん来てくれた。

三重テレビさんもありがとうございます。

 

時間が迫る。

ピリピリした感覚。

耳に聞こえる音が、水の中で聞いているような感じになる。

集中。

 

大丈夫だ。

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 19人見拓哉・10中村健人

MF 14鈴木翔太・8有馬和希・25藤山恭輔・21濱名真央

DF 16堀江貴大・15藤武剛・2中村俊貴・27萩原大河

GK 30平吹楽

 

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試合開始。

 

鈴鹿は、4-2-3-1。縦に早く。

滋賀は、3-4-3。横に広く。

 

互いのやろうとしている狙いは全く逆。

どちらが強い部分を先に出せるか?

 

鈴鹿は、ただ縦に早いだけではなく、中村健人(10)を経由することで、精度が上がる。

中村健人は得点に絡むぞ。

カニシは試合前から思っていた(本当)。

 

まだ試合が開始し、落ち着かない時間。

鈴鹿にフワッとした感じは全く無い。

 

滋賀はワイドに。大きなロングボール主体。

しかしゴール前ではショートスルーパスで細かく裏に走る。

元Jリーガーが多いだけあって、確かに足元が上手い。

 

鈴鹿は縦にシンプルに攻める。

今年の鈴鹿は手数が少なく前に早い。

 

鈴鹿の右サイドから滋賀の攻撃。

外にクリアしても、ロングスローが飛んでくる。

鈴鹿の左サイドには、以前鈴鹿に所属し年間VictoryCross大賞を受賞したこともある菊島卓選手がいるので、滋賀は左右からロングスローの可能性がある。

簡単にタッチラインにクリアすると、セットプレイ並みのピンチになる。

 

センターバックの、「鬼俊貴」、中村俊貴(2)

サイドから攻めて、中に折り返す滋賀の攻撃。

俊貴の鬼の目が赤く光る(ナカニシ視点)。

フィジカルと高さに勝る滋賀に対して、俊貴が徹底的な迎撃を繰り返す。

迎撃の形であれば、俊貴のディフェンスを破ることなんてできない。

ピリピリした良い緊張感がディフェンスラインにいきわたっている。

アップダウン、左右のスライド、鈴鹿のディフェンスに乱れは無い。

よしよし。

良いぞ。良いぞ。

さすが俊貴だ。

怖い怖い俊貴が鈴鹿のゴール前に陣取っている。

 

サイドハーフの、「リトルマジシャン」、鈴木翔太(14)

前節の大分戦では、再三攻め込んだもののゴールを挙げられなかった。

翔太はゴールだ。翔太はドリブルだ。翔太は勝負だ!

いつも以上にビュンビュン飛ばしている翔太。

狙っている。誰が見ても狙っている。

よっしゃ!ゴールを狙え!

 

前半9分

濱名真央(21)が右でボールを受ける。

滋賀のマーク一瞬ズレる。

真央の高精度クロスボール!

滋賀でディフェンスの死角から、一歩前に飛び込んでくるのは・・・

スズーキ!ショーーーターーー!

頭でドンピシャに合わせる!

ゴーーーーーーール!!!1-0

 

なんと前半9分で先制。

翔太(14)のマークの死角から飛び込む動き。

真央(21)の超々高精度クロスボール。

見事!

素晴らしい!

会場アナウンスは濱名真央とアナウンスされたが、すぐに鈴木翔太に訂正。

ナイスゴール!

 

鈴鹿ゴールのすぐ後。

滋賀の思い切ったミドルシュート

ゴールキーパー平吹楽(30)が足で抑えるが、すぐにキャッチしない。

落ち着け、落ち着けと、周りに手で合図している。

慌てなくていい。落ち着け。

平吹!良い指示だ!

ゴールキーパーの、「リベロキーパー」、平吹楽(30)

昨年はシーズンのほとんどをベンチから阿波加選手のプレイを見ていた。

その時。その悔しい時。平吹は急成長したに違いない。

レベルアップした平吹は、周りに安心感を与えられるキーパーとなった。

その平吹がゴールを守ってるんだ!

自分の後ろにサポーターがいることを平吹は良く分かってる。

サポーターの声が平吹に届く。

だから平吹はゴールを決して許さない!

そしてこの試合、平吹からのロングキックで再三のカウンターのチャンスを生んだ。

時折の強風でロングキックの精度を欠く場面もあったが、1発決まれば1点物の平吹のキックは滋賀の脅威となったに違いない。

ドンドン狙っていこう。

平吹頼むぞ!

 

サイドから攻める滋賀を止めに行く鈴鹿

滋賀はファウルをもらうのも上手いので、どうしてもファウルが出てしまう。

滋賀のセットプレイは怖い。

フィジカルと高さが鈴鹿より勝っている。

開幕戦はセットプレイで滋賀は得点している。怖い怖い。

 

ボランチの、「剣闘士」、藤山恭輔(25)

髪の色を変えて精悍な感じになった藤山恭輔。

手足も長いので、外国人のように見える。モンテネグロ人?

いやいや、恭輔はもうすっかり鈴鹿人だ!

フィジカルの強い滋賀に対して、鈴鹿は小柄な選手が多い。

縦横無尽に走りつつ、高さと当たりで奮闘する恭輔。

中盤には必ず恭輔が出てくる。勇敢なプレイは周りを巻き込んでいく。

今シーズンは有馬(8)と恭輔(25)がボランチを組む。

互いに弱いところを補い、互いに良いところを出している。

マッシュアップ

混ぜることで化学反応を起こし、よりレベルの高いプレイに到達している。

恭輔と有馬の2人が生き物のように連動する。

有馬の展開力。恭輔の対人の強さ。

絡み合う鈴鹿の中盤に穴はない。

恭輔!戦え!がんばれ!

 

少しずつ雨が降りはじめた。

芝が重くなっていく。

ポールの転がるスピードが変わる。

鈴鹿の選手が見送ったボールが、滋賀に取られることが出てくる。

プレッシャーを感じながらの試合。

集中が切れれば、一気にやられる。

サポーターのチャントで雰囲気を作ろう。空気を作ろう。

キツイ時こそサポーターの力の見せ所だ!

 

ボランチの、「大先生」、有馬和希(8)

前後左右に激しく動いているが、同じボランチの藤山恭輔(25)と連動して、中盤に

全く穴ができない。

この、有馬と恭輔のナイスな連動は、滋賀に押し込まれる展開の中でとても助かった。

これで中盤にスペースができていたら、やられていたかもしれない。

滋賀はサイドに展開した後、マイナス方向への折り返しや、裏にショートパスを出してくる。

滋賀がパスで揺さぶるが、有馬が展開を完璧に読んでいる。

危ない所にいてくれる有馬。

その位置にズバッと入ってカバーしてくれる。

助かった。危なかった。

有馬ナイス!

 

雨の影響で芝が重く、球足が鈍くなる。

ロングボールが止まって、追いつかれてしまう。

最後までやり切らないと危ない。

 

トップ下の、「キャプテン」中村健人(10)

カニシはサポーターの仲間に鈴鹿の今年の良さを聞かれた。

カニシは迷わず「健人が前にいること」と答えた。

今年の鈴鹿は、左の鈴木翔太(14)、右の濱名真央(21)、前の人見拓哉(19)。そして、三好辰典(22)、熊谷誠也(24)らの一騎当千フォワードが、多方面から相手ゴールに迫る。

昨年はどうしても三宅海斗頼みになりがちで、相手は対応しやすく海斗自身も削られまくった。

攻撃の手の多い中で、健人が落ち着いて、相手に選択を迫る。

右が左か?正面か?そして健人自身もゴールを狙う。

今年の鈴鹿は?も!前線の健人にボールが渡った時に注目だ!

 

前半27分

右から攻める鈴鹿

鈴鹿は右の濱名真央(21)、萩原大河(13)が攻めて、左で決める展開が多い。

右からの攻撃を滋賀ディフェンスがカット。

そして、中盤にパスを出す・・・が、しかし!健人はコースを読んでいる!

滋賀のディフェンスのボールをカットし、落ち着いて、落ち着いて、落ち着いて、人見拓哉(19)へパス。

ドフリー!

人見も落ち着いて、落ち着いて、落ち着いて、シュート!

ゴーーーーーーール!!!2-0

 

大チャンスを得た時に、人間ってあんなに落ち着くことができるんだろうか。

ナイスゴール人見!

ナイスプレイ健人!やっぱり点に絡んだね。

 

ワントップの、「人見ボンバー」、人見拓哉(19)

第1節続き、2節連続でゴールを決めた人見。

ゴール前での落ち着きは、大賢者のようだ。

点取り屋のフォワードだが、前線で体を張るだけでなく、濱名真央(21)と頻繁にポジションを変え、互いのマークを外す。

時にはボランチの位置まで下がり、体を張ってチームを守る。

人見は、ナカニシが見た中でもトップクラスのチームのために走ることのできる選手だ。

第1節では、ワントップを変えることなく最後までやりきった。

攻撃面だけでなく、ディフェンス面も含めて人見を変えた時の影響が大きい。

人見。キツイ時間帯が続くけど、頼む。がんばれ!

 

2点差になってから、より一層滋賀の圧力が上がった。

猛烈なフィジカルでセカンドボールの奪取していく。

ボールのキープ力も高く、支配率も圧倒的に滋賀。

鈴鹿は引いて守ったら必ずやられる。

ここで踏ん張らないと。

 

サイドバックの、堀江貴大(16)

滋賀は3-4-3のフォーメーションでサイドに人をかけて攻略してくる。

滋賀の高さ、速さ、そしてパス回し。

足の速い堀江が、最後の最後まで粘って、滋賀の攻撃の精度を上げさせない。

中村俊貴(2)、藤武剛(15)、萩原大河(13)との4人のディフェンスラインの中で、しっかりと役割を果たす堀江。

鈴鹿のディフェンスラインは、最後の最後まで乱れなかった。

そして、堀江は無理に上がらない。

攻めダルマのサイドハーフ鈴木翔太(14)が前線に飛び出すので、後ろから支えて、リスク管理をしている。

滋賀の怖いセットプレイにも存分に体を張る。

堀江負けてない!

がんばれ堀江!

 

滋賀は元Jリーガー多く、やはり体が大きい。

さらに、体の使い方も上手く、全てにおいて強いチーム。

試合は滋賀が推している。

ただ、鈴鹿は全く崩れていない。

 

何度も何度も滋賀のセットプレイが続くが、鈴鹿の選手たちに穴はない。

先に触り、先に動き、大きくクリアしていく。

なんとか踏ん張れ!

 

前半の終盤。

2-0で前半を終えるのと、2-1で終えるのは全く違う。

なんとか持ち堪えろ!耐えろ!

いや、いや、選手たちは耐えるなんて考えてない。

取るんだ!

点を取るんだ!

 

サイドバックの、「タイガーショット」、萩原大河(13)

ここまで滋賀にサイドを攻められていても、萩原は引いていない。

ずっと狙っている。前に飛び出すタイミングを狙っている。

運動量が豊富で、攻撃と守備と2人分動いている大河。

昨シーズンほとんど試合に出られなかった。

ベンチにも入ったことは稀だった。

今シーズン、ナカニシは大河が躍動するのを見るのが本当に嬉しい。

頑張って、頑張って、結果が出なくても折れない心を持った選手が、チャンスをつかんで活躍するのを見るのは嬉しい。

鈴鹿が押されている展開。

その萩原が狙っている。

守って満足する選手じゃない。

 

前半AT

濱名真央(21)、人見拓哉(19)とつなぐ。

ハーフライン付近で、人見のちょこんと触るパスを萩原大河がかっさらう!

独走。

60m近くをドリブルで独走。

滋賀のディフェンスが寄せて来るが、構わずシュートを放つ!

逆サイド側のサポーターにも良く見えるような、どえらいシュート!

これがタイガーショット

レインボーの糸を引くようなシュート!がゴールネットを揺らす!

ゴーーーーーーール!!!3-0

 

凄い!凄い!凄いのが入った!

なんと言う凄いゴールだ!

そして大きな大きな3点目だ!

喜びに沸く鈴鹿ベンチ。

そこに飛び込む萩原大河!

 

前半終了。

 

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ハーフタイム。

 

3点リードで前半を折り返すって記憶にない。

 

トイレに行きたいわけではないが、落ち着くためにトイレまで歩く。

落ち着け。

落ち着け。

まだ勝ってない。

油断するな。

喜ぶな。

勝ったと思うな。

 

自分自身の油断を排除する。

 

不安の芽が顔を出す。

心配。

大丈夫か?

 

0対0と思って戦おう。

 

さあ、サポーターの応援もがんばろうぜ!

 

雨が強くなってきた。

風も強く吹く。

 

グラウンドコンディションの悪化で、選手たちに悪い影響が出ないと良いが・・・。

(ナカニシはめちゃくちゃ心配しますが、だいたいそんなことにはなりません)

 

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後半開始。

 

滋賀はハーフタイムで2人交代。

3点を負うために、守備そっちのけの思い切った攻撃をしてくる。

 

後半開始から人見拓哉(19)が滋賀ディフェンスに圧力をかける。

少しでも滋賀陣内で時間を使いたい。

鈴木翔太(14)も走って走って前から押し込んでいく。

それでも鈴鹿はボールを奪えない。

滋賀の支配率が増していく。

カニシの感覚だと、後半のボール支配率は2対8で鈴鹿が不利だったと思う。

 

後半9分

滋賀に右鈴鹿の右サイドを突破される。

一度は跳ね返すが、セカンドボールを確保されてペナルティエリア内からシュートを打たれて失点。

3-1

 

まだまだ大丈夫!

全然、大丈夫!

慌てるな。

慌てるな。

サポーター!ホームの空気を作れ!

 

鈴鹿はここから崩れずに、またしっかりと地に足の着いたプレイを続ける。

 

センターバックの、「ジャイアン」、藤武剛(15)

藤武は、とても頭の良いディフェンダーだと思う。

前に出るのも、後ろに引くのもしっかりできる。

そして、ディフェンスラインの穴を塞ぐ動きが上手い。

後半、滋賀に徹底的に攻めたてられた。それでも鈴鹿は1失点で持ちこたえている。

中村俊貴(2)と藤武剛(15)のセンターバックにヒビは入らない。

万全のディフェンス。

百戦錬磨の2人。

1失点じゃビクともしない。

 

鈴木翔太(14)が思い切ったロングシュートを放つ!

相手を後ろに押し戻すために、少しでも前へ。

 

鈴鹿陣内に押し込んでくるため、滋賀のセットプレイが続く。

右から左からコーナーキックが飛び交う。

サポーターの場所から見ていても、明らかに滋賀の選手の方が体が大きい。さらに太い!

しかし、今年の鈴鹿はセットプレイのディフェンスがとてもうまい。

前節の大分戦でもそう思った。

鈴鹿のセットプレイ・・・良くなりましたよね?ホントに。

 

後半19分

(OUT)16堀江貴大 ⇔ (IN)18石川竣祐

 

石川が左サイドバックに入る。

前からの圧力に対して強い石川が入る。

さらに、石川は攻撃の際には自分でボールをキープできる。

さらにさらに、石川はボールをなかなか失わない懐の広さがある。

 

滋賀の圧力が続く。

ボランチの有馬(8)、恭輔(25)フル回転でセカンドボールに寄せる。

 

滋賀の圧力に、ゴールキーパー平吹がパスをミスする。

しかし、一瞬早く有馬(8)がカバーに入る。

今の鈴鹿は仲間のミスを周りでカバーできる連携の良さがある。

自分のプレイと同じように、仲間のプレイにも集中している。

良いよ良いよ!

 

そして、滋賀のコーナーキックからヘディングで合わせられるが、ゴールキーパー平吹楽(30)が片手1本でボールをはじき出す!超スーパーセーブ!

ナイス、ナイス、ナイス!

 

滋賀に勢いがある。

ディフェンスを突破する勢い。

なんとかゴールキーパーの平吹(30)が止めている。

 

しかし、滋賀が押せば押すほど、カウンターの申し子、濱名真央(21)が狙う。

 

サイドハーフ、「天才」、濱名真央(21)

カウンターの申し子、濱名真央ならば1人で3人のディフェンスでも勝負できる。

ゴールキーパーの平吹楽(30)が真央を見ている。

濱名にボールが入れば、一撃で決める!

そして、ついに濱名真央(21)が中盤でボールを受ける。

ダンスを踊るようなドリブルで、1人、2人、3人と交わす。

真央(21)から健人(10)へ。健人(10)から真央(21)へ。

ほんのわずかに合わないが、真央のカウンターの狙うプレイにより、滋賀が総攻撃に入れなくする。

真央!

前節同様、キツイ試合になったけど、頼むぞ!

がんばれ!

 

後半30分

(OUT)8有馬和希 ⇔ (IN)6小野寺亮太

 

攻守のリズムを作った有馬が交代。

代わりに入る小野寺は、昨年度VictoryCross大賞受賞者。

小野寺の試合をコントロールする力はチームナンバーワンだと思う。

小野寺の投入で、鈴鹿の支配率を増すことにより試合を安定させる狙い。

鈴鹿がボールを奪うが、中村健人(10)が落ち着かせる。

攻め急がなくていい。

小野寺も入ったことだし、落ち着いてボールをまわして、鈴鹿のリズムを作ろう。

 

それでも支配率は滋賀が優位。

鈴鹿はシュートまで持っていけない。

ずっと我慢のターン。

 

滋賀ボールのコーナーキックも何本目だ?

30本くらいコーナーキックをやられているように感じる。

 

鈴鹿の攻撃チャンスが少ない。

滋賀に1点を取られて3-2になったら、やられる。

ここで踏ん張るしかない。

小野寺亮太(6)が入プレッシャーの中で少しずつボールを動かす。

中村健人(10)は焦らない。

石川竣祐(18)も体勢十分。

藤武剛(15)の魂のスライディングが決まる。

ルーズボール鈴鹿の裏へ抜けてしまう。

滋賀のフォワードと、鈴鹿ゴールキーパー平吹楽(30)が1対1になるが、平吹の一歩目が早く、ゴールを許さない。

 

やられっぱなしの鈴鹿

コーナーキックが連続する。

押されている。

いつ失点してもおかしくない。

そんな時・・・。

 

控え選手がアップしているところから、控えのゴールキーパーの出口貴也(1)が、サポーターに「最後まで戦おう」と気合を入れる!

サポーター!

もっとくれ!

もっとパワーをくれ!

手を大きく回して、サポーターにアピールする出口!

 

出口ーーー!!!

上等だ!

出口の激で、火が付くようにチャントに力の入るサポーター!

ノドも何もかも全部潰して応援しようぜ!

出口!

鈴鹿サポーターの応援を見とけ!

 

後半43分

(OUT)10中村健人 ⇔ (IN)22三好辰典

(OUT)19人見拓哉 ⇔ (IN)24熊谷誠也

(OUT)14鈴木翔太 ⇔ (IN)7桑原海人

 

この終盤で、これは鬼手だ。

(鬼手とは=相手の意表を衝いて、肺腑をえぐる鋭い手のこと)

 

ディフェンスへの圧力が高い熊谷(24)。

ディフェンスの裏を狙いまくる危険なフォワード三好(22)。

前線でも抜群のボール奪取を見せる桑原(7)。

 

この3人は強い。

滋賀陣内で少しでも時間を使いたい鈴鹿としては、特に強力な3人。

 

後半はATへ。

 

ここまで良く粘った。

前線から圧力をかける三好(22)。

熊谷はコースを切り、パスカットを狙っている。

桑原はどの位置でもディフェンスが上手い。

 

大丈夫だ!

万全だ!

よっしゃ!

 

試合終了

 

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両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

ホーム開幕戦に向けて、スタッフのみなさんも大変だったと思います。

まだまだ、十分でない部分もあろうかと思いますが、とにかく無事に開幕戦を戦えたことに感謝いたします。

 

また、三重テレビ放送さんにも、とてもお世話になりました。

帰宅してからYouTubeを見たのですが、解説がもの凄く良かったです。

ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

 

寒い雨の中で、たくさんの人が、鈴鹿の応援をしてくれました。

ありがとうございました。

みなさん、風邪ひかないようにしてください。

 

試合終了後、今は滋賀に所属する以前鈴鹿で戦った選手たちが挨拶に来てくれました。

 

菊島卓選手、海口彦太選手、池末智史選手、坂本広大選手、です。

斎藤翔太選手は見かけなかったので帯同していなかったのかもしれません。

みなさん、頑張ってください。

また次は滋賀で対戦しましょう。

 

試合が終わって、笑顔の選手がサポーターの前に来ました。

COOLな感じの人見選手が勝利の舞を見せてくれました。

サポーターに檄を飛ばした出口選手も?とにかく元気でした。

タイガーショットの萩原選手もトラメガで話して勝利の踊りを見せてくれました。

 

みんなみんな笑顔でした。

楽しいしかない!

嬉しいしかない!

 

今日の試合のVictoryCross賞(MVP)は、萩原大河選手(13)です。

あの3点目は大きな追加点でした。

そして、タイガーショットの素晴らしさには感服しました。

ナイス!

大河!

次も頼みます。

 

帰宅してから横断幕を洗って、少し脱水して、コインランドリーで乾燥機にかけました。

 

今日の3ゴールを全部じっくり見ました。

それぞれ、20回ずつくらい見ました。

 

みなさんありがとうございます。

年度末のハードな時期ですが、ナカニシは来週も元気にお仕事出来ます。

 

明日はオフです。

明後日からは次の試合の準備が始まります。

 

開幕2連勝で浮かれている場合じゃありません。

次の試合に集中しましょう。

目の前の1試合に全力を尽くしましょう。

1試合、1ゴール、1プレイを、しっかりと戦っていきましょう。

 

でも、今日はもう一回YouTube見てから寝ます。

 

良い夢が見られそうです。

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第3節 3月24日13:00 対 ティアモ枚方たまゆら陸上競技

JFL第4節 3月31日13:00 対 ミネベアミツミFC@AGF陸上競技

JFL第5節 4月7日 13:00 対 高知ユナイテッド@春野陸上競技

 

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このブログに使用している写真は,アトレチコ鈴鹿クラブの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

JFL第1節 対 ヴェルスパ大分

みなさん、こんばんは。

 

今日は3月11日です。

東北の震災が発生した日です。

東北の震災は未だに大きな傷跡を残しており、さらに、今年発生した能登地震は、まだ本格的な復興が始まっていません。

 

震災の復興のためには、同情や願いではなく、現金と行動が必要です。

3.11 これからも、できること。| Yahoo! JAPAN / LINE (search311.jp)

ヤフーかラインで「3.11」と検索すると、1回の検索で10円が震災にあわれた人に届くようです。

1円も使わず、5秒でできる支援です。

 

今日もあとわずかとなりましたが、ぜひ、ヤフーからの支援をお願いします。

 

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金曜の仕事が終わり、もう試合の事で頭がいっぱいになっている。

 

土曜日に白塚で行われている試合前の練習を見に行く。

雰囲気は良い。

準備も良い。

練習試合を見ていてもワクワクするチームができている。

しかし、本番はどうだろう?

良い準備が本当に通用するのか?

良い雰囲気が結果に結び強くのか?

 

日曜の夜は1時間ごとに目が覚めて飛び起きる。

不安のまま日曜の朝を迎える。

 

4時30分に鈴鹿を出発し、伊丹空港から大分へ。

飛行機には、20人以上の鈴鹿サポーターが乗っている。

 

大分からはレンタカーで会場へ。

別府湾の絶景を見る。

帰路はどんな気持ちなのだろうと思うと、何を見ても落ち着かない。

帰路は美味しくご飯を食べられているだろうか?

 

対戦相手は、J3昇格の資格を持つヴェルスパ大分(以下、大分と書きます)。

J昇格資格を持つチームは、もちろん補強に力を入れており、大分も今シーズンの優勝候補の一角で間違いない。

 

カニシはアウェイで大分に勝った記憶が無い(昨年はホームでも負けている)。

強い。地力があり芯が強いチーム。

 

選手バスを迎える。

選手たちは、みんな締まった良い顔をしている。

戦う顔だ!

 

会場には、アトレチコ鈴鹿の新しいフラッグがたなびいている。

ただ、それだけのことで感慨深い。

このチームは新しくなった。

だけど、ナカニシの熱い想いは決して変わらない。

 

横断幕を掲出する。

このチームにはいろんな事があった。

鈴鹿は「問題のあるチーム」と言われ続けた。

鈴鹿は「ダメなチーム」と笑われた。

鈴鹿は「またチーム名変わるの」とバカにされた。

消滅するかと思ったこともしょっちゅうだ。

だけど、俺たちは運命をどけて、真っすぐ歩んできた。

胸を張ろう。

顔を上げよう。

俺たちの鈴鹿を見ろよ!

うちの選手たちのプレイを見てみろよ!

カニシは鈴鹿の選手たちに絶対の自信を持っている。

うちの選手たちのプレイに、恥ずべきことなんてなにも無い!

 

試合開始まであとわずか。

 

健人のキャプテンマークを海斗が巻く。

もう・・・こんなの勝つしかないだろ!

大分!

上等だ!

勝つぞ!

いくぜ!

 

本日のスタメン(以後敬称略)

FW 19人見拓哉・10中村健人

MF 14鈴木翔太・8有馬和希・25藤山恭輔・21濱名真央

DF 5平出涼・15藤武剛・2中村俊貴・27萩原大河

GK 30平吹楽

 

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試合開始。

 

鈴鹿は4-2-3-1。

そして大分も4-2-3-1。

 

試合開始から感じる大分の圧力。

特に大分のワントップは、高く太く強い。

これぞワントップという感じの選手。

そのワントップに気を取られると、2列目のテクニシャンが飛び出してくる。

 

フィジカルの大分。

スピードの鈴鹿

どちらがより強みを出せるかの主導権争い。

 

しかし。

 

前半3分。

大分のロングボールに対し、鈴鹿ディフェンスのクリアが浅くなる。

そのセカンドボールを拾われて、大分の展開。

折り返しをあっさり決められて失点。

0-1

 

鈴鹿ベンチ前まで喜びの輪が広がるような大分の歓喜

開幕戦。たくさんの観客。

大分は何としても勝利を挙げたいだろう。

 

セカンドボールを奪われてから一瞬で失点。

流れるようなパスまわしと、足元の技術で完璧にやられた。

強い。大分強い。

 

歓喜の会場の大歓声を打ち消すかのように、鈴鹿サポーターが全力のチャントを歌う。

すぐに選手たちが声を掛け合う。

ベンチからも指示が飛んでいる。

大丈夫。ここからここから。

 

しかし。しかし。なんと!なんとー!

 

前半4分。

失点からのリスタート。

一度もボールを大分に触れさせずにパスが回る。

左サイドの平出涼(5)から、サイドハーフ鈴木翔太(14)へ。

鈴木翔太から、2列目から飛び出した有馬和希(8)へ。

大分ディフェンスを有馬がギリギリまで引き付けて・・・つま先でボールを前に出す。

そのスペースにはキャプテン中村健人(10)が走っている!

健人だ!健人が来た!

健人から中へ走る人見拓哉(19)にパス。

人見は大分ディフェンス2人に挟まれている。

でも、健人から人見へのパスは、人見だけに合うパス。

絶妙!神業!スーパーパス!

(ナカニシの図解付き)

 

そのパスがふところに深く入り過ぎないように、①ステップで調整して、②大分ゴールキーパーの位置を見て、③賢者のように落ち着いて、ゴール右隅に流し込んだのは・・・。

今シーズン初ゴール。

アトレチコ鈴鹿としての初ゴール。

JFL初ゴール。

人見拓哉!!!番号19番!

ゴーーーーーーール!!!1-1

 

なんと、1分経たずに試合を振り出しに戻す。

歓喜鈴鹿サポーター!

よっしゃーーーーー!

いやいや締めろ!締めろ!

追いついただけだ。

1失点目のような攻撃をされると、大分に大量失点もあり得るぞ。

 

センターフォワードの、人見拓哉(19)。

怪我からのスタートで、最初のころの練習試合には出ていなかった。

鈴鹿フォワードはスピードタイプの選手が多い中で、身長が高くターゲットになれる人見へのサポーターの期待は大きかった。

人見は体全体でボールを扱うのが上手く、胸のトラップでパスしたり、頭も足も、右も左も全部ハイレベルにプレイができる。

ポストプレイもできるし、スピードも持っている。

そして何よりの特徴は、チームのために潰れ役をすることができるとても献身的なプレイヤーだ。

イケメンなのに、超イケメンなのにチームプレイが素晴らしい。

鈴鹿の前線には、濱名真央(21)、鈴木翔太(14)という一騎当千のクセの強い猛者がいる。

その左右と絡みながら、前線で存在感を出す人見。

フィジカルと高さでは大分優位。

その中で大分ディフェンスの間に食い込んだ人見は、鈴鹿にとって攻撃の大きな足掛かりとなった。

人見!ナイスゴール!

今後ともよろしくお願いします。

 

大分は鈴鹿の右サイド(萩原大河のほう)を攻めてくる。

鈴鹿は左サイド(鈴木翔太のほう)から攻める。

そのため、攻撃の糸口が互い違いになっている。

 

そんな中で、怖いのは1点をやられた大分のセカンドボールの奪取からの攻撃。

鈴鹿の中盤が果敢にアタックする。

 

ボランチの、「モンテくん」、藤山恭輔(25)

練習試合でも目立っていたのは、恭輔のボランチの存在感。

対人の強さは抜群。

高さ、強さ、しつこさ、粘っこさ、運動量、さらにノーファウルの上手さ。

ボランチの恭輔が鈴鹿の中盤の勢力図を変えた。

練習を見た事のある人なら知っていると思う。練習後に鈴木翔太(14)や三好辰典(22)と恭輔が1対1の練習をしていることを。そしてそれがほとんど恭輔の勝利で終わることを。

エグい!強い!めっちゃ強い!

中盤の対人の激しい所を恭輔がアタックしまくっている。

恭輔が強く体を張ることで、周りの有馬(8)と健人(10)がフォローして、ルーズボールを回収していく。

恭輔が周りの選手に叫ぶ声が聞えている。

「俺がいく!俺がいく!!!」

かっこいい!恭輔かっこいいぞ!

恭輔、大分の圧力で押されたら失点してしまう。

止めてくれ!

 

大分は、鈴鹿の右サイドから人数をかけて攻めてくる。

鈴鹿は防戦のため、攻撃の切り口のひとつである萩原大河(13)のオーバーラップが機能していない。

萩原大河(13)がもがいている。

この日のために、この時のために、昨年悔しい思いをしながらトレーニングを積んできた。

前に出られない。大分の圧力を耐える展開。

 

サイドバックの、「ディフェンスマイスター」、平出涼(5)

昨年までセンターバックだった平出の左サイドバック起用に、ナカニシはめちゃくちゃ驚いた。

最初、「平出はセンターバックでしょ」と、思っていたが、平出の引き出しは予想以上に多かった。

楽々と左サイドバックに順応し、以前よりそのテクニックを存分に発揮するようになった。

右から攻める大分に対して、鈴鹿ディフェンスは右にスライドしていく。

平出も中央によって、逆サイドまでの大きなスペースを見ている。

鈴鹿は右サイドを攻められて、センターバックを引っ張り出されて、中への折り返しでやられる感じは無い。

なぜかというと、そこには平出がいるから。

鈴鹿ディフェンスのスライドしながらの守備は、見事に整っている。

そして、そのキーマンは左サイドバックの平出だと思う。

何らが言いたいかというと、「ごめんなさい。平出の左サイドバックは大当たりです」ということ。

平出がんばれ!

 

大分の攻勢に対して、鈴鹿ボランチだけでなくディフェンスも中盤まで積極的に前に出て早め早めに抑えている。

左から平出(5)が、ボランチの位置まで上がってフォローしている。

どこにいても上手い平出。

 

圧力を受けながらも、決定機を作らせない鈴鹿

全員が良く連動していて、スキが無い。

しかし、ボール支配率は大分優勢。

鈴鹿はロングボールを跳ね返した後のセガンドボールが奪えない。

 

サイドハーフの、「リトルマジシャン」、鈴木翔太(14)

大分が鈴鹿の右サイドを攻めるため、鈴鹿の左にはスペースができていることが多い。

そのスペースでボールを受けてカットインしまくる翔太。

サイドからのクロスボールなんて狙っていない。

ファーストチョイスは自分のゴール。

攻め攻めの鈴木翔太(14)は、大分に一番脅威を与えていたと思う。

しかし、大分も何とか鈴木翔太を止めるため、後方からの危険なタックルで潰しに来る(イエローカードが出た)。

この試合、鈴木翔太は左サイドから脅威を与え続けた。

得点の匂いがプンプンする。

今年の鈴木翔太は、点取りそうだぞ!14点くらい。

 

大分はワントップが大きくて高い。

鈴鹿ディフェンスが競り合ってクリアボールが短くなると、2列目が出てくる。

1失点もそれだった。

セガンドボールの奪い合い。しかし、鈴鹿の分が悪い。

 

ベンチから大きな声が出ている。

コーチ陣からバンバン指示が出ている。

みんなで戦っている。

サポーターも共に戦うぞ!

 

ボランチの、「大先生」、有馬和希(8)。

有馬はボランチと言われるポジションだけど、守備的ミッドフィールダーではない。

有馬のプレイは決してディフェンシブに偏っておらず、攻守のかじ取り役という感じがふさわしい。また、攻撃も守備も、右も左も、全部にバランスを取っている。

大分の強い圧力に対して、鈴鹿が守りに入れば押し込まれて必ずやられる。

しかし、それをいなしつつ、攻撃の手をチラチラ見せることで、大分に深入りさせないようにしている。

「虚」と「実」を使い分けて、大分を揺さぶる有馬。

同じ中盤の藤山恭輔(25)が暴れ牛のごとく大分を潰すので、そのフォローでボールを上手く回収する。

有馬のボール保持から、前線でタクトを振るう中村健人(10)へ。

この試合、何度もそんな場面があった。

「恭輔と有馬」の息も合っていて、恭輔+有馬でひとつの形ができているような感じ。

守備に引き過ぎない。前は常に狙っている。

強い恭輔(25)に任せる部分は任せる。

有馬自身は1センチでも前へ出る事を狙う。

今年の有馬は昨年よりも5倍くらい成長している。

期待大だ。やるぞ。

 

鈴鹿と大分の試合はがっぷり四つ相撲というより、互いに左まわしを取った状態で膠着している。

ここから十分の体勢になかなか持っていけない。

シュートの数も減ってきた。

 

センターバックの、「ジャイアン」、藤武剛(15)

カニシは、最初に藤武を見た時に、パワーゴリゴリのディフェンスだと思った。

名前もゴツイし、顔もいかついし、体つきも良い。

ゴリラみたいなハードなディフェンスと思った。・・・が、しかし。

藤武のプレイは、とても繊細で、止まらずに流れ続ける小川のようなプレイ。

カバーリングの視野の広さ。足元の性格で柔軟なボールタッチ。

北斗の拳で言うと次兄のトキ。清流のようなプレイ。

その藤武がリーグ初戦から、長年鈴鹿にいた選手のような連携の良いプレイをしている。

右の中村俊貴(2)、左の平出涼(5)、そして藤武で3バックを形成しているようだ。

藤武。頼むぞ。

この試合勝つぞ!

 

鈴鹿も大分も攻撃の中心は左。

鈴鹿から見ると右サイドが受けて、左サイドが攻める。

試合開始から、だいたいそんな感じで時間が過ぎる。

ほんの少しのフィジカルの差で、大分がボールを確保することが多い。

フィジカルだけでなくテクニックも高く、大分からボールを奪うのは至難の業。

 

バランスは大分に傾いている。

ゴールキーパーの平吹楽(30)が一撃必殺の大きなキック放つが、弾き返される。

そして、弾き返されたボールを確保できない鈴鹿

 

サイドバックの、「アイオブザタイガー」、萩原大河(13)

昨年、ほとんど試合に出られなかった萩原が、今シーズンの練習試合ではキラキラ輝いていた。

カニシは、萩原がチャンスを掴んだことが嬉しい。

しかし、チャンスは掴むだけじゃだめだ、結果を出してこそのチャンスだ。

大分のサイドプレイヤーは、体格的に萩原の倍くらいの体をしている。

それに対して、果敢にタックルで止める萩原。

押し倒されて、這いつくばりながらもボールを渡さない。

攻撃に出るチャンスはなかなか無いが、今はまずディフェンスから。

センターバックの右の中村俊貴(2)とのマークの受け渡しもスムーズ。

萩原が鈴鹿の右サイドを支える。

大丈夫。大丈夫。

萩原大河の目は、虎の目を失っていない。

最後の最後まで狙い続けろ!

大河!がんばれ!

絶対に結果出すぞ。

 

ボール支配率は大分だが、鈴鹿のチャンスも十分にある。

ただ、大分はミスが極端に少なく、テクニックにもたけている。

 

鈴鹿は、中村俊貴(2)、藤武剛(15)、藤山恭輔(25)のゴール前のトライアングルが強く、ゴール前で大分にスペースを使われていない。

 

試合は膠着して来た。

点が入る気もするし、ずっと点が入らない気もする。

 

前半終了。

 

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強豪の大分に対して、鈴鹿は十分に戦えている。

しかし、大分は強く上手い。

1失点目のような失点を、完全に防ぐのは難しい。

もっと鈴鹿のボール支配率を上げて、大分の攻撃チャンスを減らすしかない。

 

試合は膠着して来た。

こんな時に怖いのは、ミスとセットプレイ。

 

鈴鹿は、ずっとセットプレイが弱い。

攻撃も守備も。

相手にはセットプレイで取られて、こちらは点にならない。

セットプレイ勝負だと、フィジカルに勝る大分には分が悪いか?

 

まだ、どうなるか分からない。

 

さあ行こう。

選手の応援を精一杯やり切ろう。

 

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後半開始。

 

前半同様、右から攻める大分。

喰らいつく右サイドバックの萩原大河(13)。

絶対にここは通さない。

絶対に負けない。

虎の咆哮が聞こえる。

 

試合は拮抗している。

どちらが点を取ってもおかしくない。

 

だいたい右サイドハーフの、「ダンシングサンダー」、濱名真央(21)

「新入団の注目選手は誰だ?」

そう聞かれたらナカニシは迷わず答える「濱名真央だ!」。

ドリブルというより、ダンスをするような大胆なステップ

独特のリズム。細身だがムチの様なしなやかな体。

腰が強く当たり負けしない。

鈴鹿の試合を見るならば、濱名真央から目を離さないほうが良い。

すんごいから!

その真央が、大分のディフェンスに積極的に仕掛ける。

左の鈴木翔太(14)。右の濱名真央(21)。

鈴鹿には大クセの2人の選手がサイドから狙っている。

後半、真央が狙っている(最初から最後までずっと狙ってたけど)。

飛び出せば、迷い無くシュートまで持っていく。

シュート力も高く、ちょっと遠くても十分に狙える。

公式戦の真央もとても良い。

大分に脅威を与え続けている。

真央真央真央!

がんばれ!

 

鈴鹿ベンチから指示が出ている。

加藤コーチの声が試合会場に響く渡る。

今年の鈴鹿はベンチワークにも注目して欲しい。

すんごいから!

 

大分は選手がポジションを変えている。

ひょっとしてフォーメーションを変えたのかもしれない。

 

大分のハイプレッシャーが鈴鹿ディフェンスにのしかかる。

ディフェンスラインで、藤武(15)が体を張る。

誰よりも早く俊貴(2)がボールに触る。

 

ゴールキーパー平吹からの一閃が大分を狙っている。

鈴木翔太(14)が、ゴールラインギリギリをドリブルで突破。

あわやゴールのシーンだったが、わずかにラインを越えていた様子。惜しい!

 

試合は膠着している。

セットプレイとミスが鍵となる。

鈴鹿のセットプレイは・・・あまり期待できなかった。昨年までは!

 

後半10分

中盤で中村健人(10)が奪い、既に走り出している濱名真央(21)へ。

濱名真央の単騎ドリブル。

大分ディフェンスが付いてくるが、真央のドリブルに足が出ない。

真央が中にパス。

有馬和希(8)が2列目から飛び込んでくる!

有馬がなんとここでヒールパス!

フリーの藤山恭輔(25)がミドルシュート

大分ゴールキーパーがスーパーセーブで弾き出し、コーナーキックに。

惜しい。ものすごく惜しい。

頭を抱える恭輔。

 

サポーーーターーー!

ため息をつくな!

ガッカリした顔を選手に見せるな!

選手のハートを冷やしちゃいけない。

ここまで持ってきてシュートを打ったプレイを讃えよう。

ナイスナイス!

良いよ良いよ!

続けていこう!

次は決まると信じよう!

 

そして、後半11分。

絶好のチャンスを外した後のコーナーキックを蹴るのは中村健人(10)。

先に言っておこう。今年の鈴鹿のセットプレイは違う!全く違う!

健人の狙い通りの所へ、フリーで走りこんでくる藤武剛(15)。

藤武の頭にドンピシャで合わせる超絶コントロールの健人のキック。

藤武が頭でそらしたボールは、大分ディフェンスに当たる・・・。

ドーーーーーーン!

平出のシュート!!!

ゴーーーーーーール!!!2-1

 

ゴールの歓喜で、どこにいるのか分からなくなる平出。

先日生まれた健人の子どもへ贈るゆりかごダンス。健人。改めておめでとう。

セットプレイで選手が迷い無く動いている。

そのため、次のボールへの反応が早い。

ナイスゴール平出(5)。

ナイスヘッド藤武(15)。

ナイスキック健人(10)

そして、加藤コーチありがとう。

 

鈴鹿は逆転したものの、残り時間は30分以上。

ここから地獄のような戦いが始まる。

 

フォワードの、「キャプテン」中村健人(10)

中村健人が上手いということは、鈴鹿市民全員が知っている(たぶん)。

でも、健人自身は昨年、前目のポジションでもあまり点が取れなかった。

しかーし!今年の健人は凄いよ。本当に凄い。

テクニックに磨きがかかったうえに、ゴールを貪欲に狙っている。

濱名真央(21)、人見拓哉(19)の前線の新加入選手により、パスの出し手だけでなく、受け手としてゴールも十分に狙っていける。

実際に、健人は練習試合でも2ゴールを挙げている。

ハイプレッシャーの続く大分との一戦。

鈴鹿の得た2点に絡む中村健人

さらに、後半は中盤の支配力を増すため、運動量も爆増している。

健人は下がり過ぎない。

健人が下がると、鈴鹿全体が引いてしまう。

前目に影響力を残し、鈴鹿の追加点の圧力をかける。

健人。頼むぞ。

大分の地で、絶対に勝つぞ!

 

鈴鹿は引いて守らない。

引いたらやられる。

同点にされたら、逆点まで一気に持っていかれる。

 

鈴鹿は、ワントップの人見(19)に預けて、攻撃の「間」を作る。

体を張る人見がここでボールを受けないと、鈴鹿は後ろに下がってしまう。

踏ん張れ人見拓哉!

 

セガンドボールの激しい奪い合い。

鈴鹿は守りに入らない。

サイドバックの萩原大河(13)のポジションは高い。

左のサイドハーフの、鈴木翔太(14)はゴリゴリ狙っている。

 

大分に鈴鹿ゴール前の絶好の位置で、フリーキックを与えてしまう。

鈴鹿サポーター!

止めろ!

声で止めろ!

 

ゴールキーパーの、「リベロキーパー」、平吹楽(30)

大分のゴール前のボールに対して、平吹がボールに飛びつく。

手で取るというより、噛みつくように顔から行ってる。

ナイス!楽!

昨年、シーズン初めはスタメンで出ていたが、阿波加選手にポジションを奪われた。

ゴールキーパーは1人しかいない。だから平吹は試合に出られない。

平吹はベンチからずっと阿波加のプレイを見ていた。

その悔しい時間をどう過ごしたのか?

悔しい想いをどうやって消化したのか?

その答えが平吹の今年のプレイに出ている。

自分の尖った個性を残しつつも、ゴールキーパーとしての貫禄を増した。

自分を鍛え上げた者の自信。

プレッシャーを飲み込んだ者のオーラ。

サポーターの誰かが言っていた。「楽が大人っぽくなりましたね」

平吹は悔しかった時間を忘れない。

試合に出たくて仕方なかった悔しさを忘れない。

だからこその背番号30番。

大分との試合は大詰めに入った。

鈴鹿は押されている。

しかし、サポーターみんなが思っていることは、平吹のキック一閃で追加点が入るかもしれない・・・という希望。

サイドハーフが、平吹のキックからのカウンターを待つ。

平吹。

がんばれ。

レベルの上がったNEW平吹を見せてやれ!

大分の攻勢。

鈴鹿のカウンター。

前線で人見拓哉(19)が競り合っている。

人見ほど高さを持つフォワードがいないので、前線でのタメが欲しい鈴鹿は、なかなか交代させれない。

 

後半26分

(OUT)8有馬和希 ⇔ (IN)6小野寺亮太

(OUT)13萩原大河 ⇔ (IN)18石川竣祐

 

鈴鹿のボール支配率を増すため、小野寺(6)が入る。

小野寺の技術は攻守に渡って問答無用に効く。

小野寺頼むぞ。

そして、押し込まれている右サイドバックに、高さも早さもある石川が入る。

石川頼むぞ。

 

鈴鹿は押しこまれているが、カウンターをバリバリ狙っている。

濱名真央(21)のボールカットから、鈴木翔太(14)がドリブルで仕掛ける。

翔太のカットイン!

切り返し、切り返し、さらにもう一発、高速の切り返し!

惜しくもゴールならないが、劣勢を一発で跳ね返す、翔太の突入だった。

 

大分は右サイドを攻略できず、少し戻してアーリークロス鈴鹿ディフェンスとゴールキーパーの間に放り込んでくる。

鈴鹿ディフェンスは、自陣のゴールに向かって守備をするので、クリアしにくい。

大分逆サイドからフリーでヘディングシュート!

しかし、視野の外から飛んできた大分の選手にもかかわらず、鈴鹿ゴールキーパー平吹には、よく見えている。

落ち着いている平吹。間接視野も広い。

 

試合はバードタックルも多くなってきた。

激しく削られる選手も出て来た。

 

大分の選手交代が続く。

足の速い選手が入って来た。

鈴鹿ベンチから警戒の声が出ている。

 

残り15分。

時計が進むのが遅い。

止まってるんじゃないか?

何度、時計を見ても進まない。

 

後半34分

(OUT)14鈴木翔太 ⇔ (IN)7桑原海人

 

ボールを持って前線に運べる桑原が入る。

負けない桑原ドリブルでの突進は、この時間帯で強い。

 

鈴鹿センターバック、「鬼俊貴」、中村俊貴(2)

前半は大分のプレッシャーでパスをカットされる場面もあった。

しかし、見事に立て直し、後半は特に大分の猛烈な攻勢を押し返している。

やはり、こんなピンチの中のピンチの時に、俊貴の力は大きい。

押し負けない。競り合い無敵。足も速く守備エリアも広い。

鈴鹿はゴール前がコンパクトで、とても整っている。

俊貴の「ディレイ!」という声が響く。

鈴鹿は態勢を整えている限り、ディフェンスは崩れない。

カウンターのカウンターが怖いが、全選手が攻守の切替が早い。

俊貴。この試合絶対勝とうぜ!

頼むぞ!

 

中盤の藤山恭輔(25)を中心に、鈴鹿の選手の運動量が落ちない。

逆に大分はサイドから攻めなくなってきていて、少し運動量が落ちてきたように見える。

そのため、中へのクロスボールに競り合い、鈴鹿のクリアが浅くなったところを徹底的にセガンドボールを狙う。

 

鈴鹿は小野寺(6)がセカンドボールによく寄せている。

少しでも鈴鹿の時間を作りたい。勝負を焦らなくて良い。

 

後半37分

(OUT)5平出涼 ⇔ (IN)16堀江貴大

 

冷静でテクニックのある堀江が入る。

鈴鹿は少しでも自ボールにして時間を使いたい。

自ボールの時間こそが、最大のディフェンス。

 

残り5分。

時間が経たない。

ATはどれだけだ?

 

残り4分。

もうナカニシは声が出ない。

祈っている。

勝たせてくれ。

なんとか。なんとか。

 

残り3分。

大分は選手交代でディフェンスを下げて攻撃陣を増やしてきた。

大分の選手交代の間に、ベンチから藤山恭輔(25)が呼ばれる。

交代ではなく、詳細な指示が入っている。

 

残り2分。

俊貴の魂のヘディングクリア。

 

ATは5分。

5分!

がんばれ。

がんばれ。

 

残り6分。

落ち着け!

引きすぎるな!

 

残り5分

このタイミングで小野寺(6)が絶妙なスルーパスを桑原に出す!

桑原(7)の全力ダッシ!

わずかに長く得点にならない。

惜しい!

 

残り4分。

健人(10)が前線からプレスをかける。

人見(19)が、桑原(7)が、大分ディフェンスが前にボールを出せないようにコースを切る。

ベンチからも大きな声。

 

残り3分

鈴鹿はロングパスの精度が無い。

ミスが怖いので、無理に繋がない。

大きくクリアするだけで十分。

 

残り2分。

大分は5人が前線に並んでいる。

俊貴(2)、全部まとめてなんとかしてくれ!

カニシは立っていられず、這いつくばりながらアトレチコと叫ぶ。

 

残り1分。

藤武(15)がドリブルで動いて時間を取る。

 

残りわずか。

濱名真央(21)が蹴り出す。

大分陣内の深いところまでボールを転がしスローイング。

1秒。1秒で良い。時間を稼げ。

 

良い敗北なんてない。

勝たなきゃみんな笑わない。

泥だらけでも、課題だらけでも、カッコ悪くても、勝たないと選手たちは笑わない。

 

頼む。

頼む。

頼む。

いろいろあった。

無いものだらけだった。

鈴鹿はダメなところばっかりだ。

それでも鈴鹿に来てくれた選手たちに。

今日だけは笑顔になって欲しい。

勝たせてくれ!

彼らを笑わせてやってくれ!

 

・・・・・試合終了。

 

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試合が終わって、笑顔の選手がサポーターの前に来ました。

みんな笑ってました。

みんなみんな笑顔でした。

 

みんなで万歳を3回やって、

「さあ行こうぜー」っていつもの歌を歌いました。

有馬選手が勝利のダンスをしてくれました。

出口選手が不思議な踊りをしてくれました。

もう、笑ってるのか、泣いてるのかよく分かりませんでした。

 

両チームの選手のみなさん,スタッフのみなさんお疲れさまでした。

開幕戦勝利、ありがとうございました。

 

たくさんの人が、鈴鹿の応援のため大分に来てくれました。

みんなの応援は選手に届いていると思います。

ありがとうございます。

 

お土産もたくさんいただきました。

ヴェルスパ大分のサポーターさんたちからもいただきました。

ありがとうございます。

カニシは空港で美味しくいただきました。

 

ヴェルスパ大分には、以前鈴鹿にいた、日根野達海選手と、佐藤隼選手が所属しています。

試合後に、少しお会いしました。

敗戦後なので悔しそうでしたが、2人とも「また鈴鹿で!」と気合を入れていました。

ヴェルスパ大分のみなさん、日根野選手と佐藤隼選手をよろしくお願いします。

 

さて、今シーズン1発目のVictoryCross賞の発表をします。

知らない人に説明しますと、VictoryCross賞というのは、ナカニシが選ぶその試合のMVPです。

この試合のMVPは・・・。

2得点に絡んだ大活躍!

中村健人選手(10)に送りたいと思います。

なんか今年は、健人選手の大大大活躍が期待できる気がしてます。

中村健人選手にご注目ください。

 

試合会場から出るバスを見送りました。

勝利に興奮していたナカニシは、なぜか住田コーチと思いっきりハグしてました。

住田コーチすみません。

突然ハイテンションのおっさんが抱き着きに来てビックリしたことでしょう。

選手もスタッフも笑顔でした。

良かった。良かった。

 

帰路。

カニシは、何も食べていなかったので、空港までの道中で「資さんうどん(すけさんうどん)」を食べました。

ゴボウのてんぷらのうどんが良いそうです(Nカメラマンが言ってた)。

ウマイ!
本当に美味しかったです。

 

シーズンは、30試合あります。

たった1試合に勝っただけです。

たったそれだけですが、この勝利で鈴鹿はまた強くなった気がします。

 

今夜までは浮かれさせてください。

明日からは、次の試合に向けて気合を入れていきます。

 

勝っちゃった(ニンマリ)。

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第2節 3月17日 13:00 対 レイラック滋賀@三交スポーツの杜

JFL第3節 3月24日13:00 対 ティアモ枚方たまゆら陸上競技

JFL第4節 3月31日13:00 対 ミネベアミツミFC@AGF陸上競技

 

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このブログに使用している写真は,アトレチコ鈴鹿クラブの使用許可とJFLの確認を得て掲載しています。そのため,他での利用は絶対にしないでください。

さあ行こうぜ明日めざし、何度でもくじけても。さあ行こうぜ夢めざし、歩みを止めずに

みなさん、こんばんは。

 

カニシの金曜日の仕事が終りました。

 

もうすでにナカニシは、盗んだバイクで走り出したいほどのテンションになっています。

(盗みませんので大丈夫です)

 

明日は土曜日。

そして明後日の日曜日が開幕戦です。

 

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昨シーズン末にオーナーが変わりました。

それから激動のシーズンオフでした。

 

チーム名変更。

商標登録、登記、JFLとの協議。

いろんな手続き。

フロント体制の大転換。

キックオフパーティ。

スポンサー。

行政。

協会。

 

そして、2月17日には三浦泰年監督の辞任がありました。

斎藤登新監督は2週間前に鈴鹿に来たばかりです。

 

前オーナーの会社から派遣されていた社員もいましたが、全員辞めてしまいました。

フロントスタッフも大幅に入れ替わりました。

ホームページ、Webチケット、ファンクラブ、ボランティア募集なども全て白紙から構築し直しでした。

 

 

 

もう、チームはめちゃくちゃでした。

 

 

 

この混乱の中で、また全てが圧倒的に遅れていく中で、チームの実情をご理解し、辛抱強く待ってくれた鈴鹿サポーターの仲間には本当に感謝しています。

 

トレーナーもいませんでした。

練習会場もありませんでした。

スタッフも足りませんでした。

ユニフォームや練習着にはスポンサーが付いていませんでした。

いろいろな信頼関係もこれから構築していきます。

 

カニシが自分で言うのもなんですが、

鈴鹿ほど混乱しているチームは無いんじゃないでしょうか。

そして、鈴鹿ほど混乱を乗り越えるチームも無いんじゃないでしょうか?

 

今シーズンはJFLの最初の1年目のように、一番下からスタートするチームだと思います。

最初から作り直しだからです。

 

 

 

しかーーーし!

 

 

 

カニシはどんな時でも選手と共にあります。

どんなことがあっても,選手が全力でプレイすることに変わりはありません。

 

一番下からのスタート?

上等だ!ベイビー!

やってやるぜ!

ここから上昇していくのは痛快じゃないか!

 

世界を変えるのに3分もいらない。らしい。

鈴鹿は、今、目の前にある困難な状況を必ず変えてみせる。

今日より明日。明日より明後日。

どんどん良くなってみせる。

 

どんなことがあっても,選手はひとりで戦っているんじゃない。

 

スタッフ,スポンサー,関係者,家族,そしてサポーター。

 

みんなで戦おう。

 

そして、勝って、みんなで笑おうよ。なっ。

 

日曜日に君たちと共に戦えることが,ナカニシは嬉しくてならない。

 

君たちとサッカーができる事が嬉しくてならない。

 

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開幕戦。

前半45分で、ノドを潰すつもりで声を出します!!!

後半45分は、魂で叫びます。

 

現地参戦のみなさん、kiikカフェでパブリックビューイングのみなさん、YouTubeで観戦のみなさん、鈴鹿を応援していただいている全てのみなさん。

 

共に戦いましょう。

共に応援しましょう。

共に歌いましょう。

 

さあ行こうぜ,明日めざし。

何度でも,くじけても。

さあ行こうぜ,夢めざし。

歩みを,止めずに。

 

勝つぞーーーーーーー!!!

 

ではまた。大分で!

 

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(今後の試合)

JFL第1節 3月10日13:00 対 ヴェルスパ大分@レゾナックA

JFL第2節 3月17日 13:00 対 レイラック滋賀@三交スポーツの杜

JFL第3節 3月24日13:00 対 ティアモ枚方たまゆら陸上競技

 

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練習試合 対 大阪学院大学

みなさん、こんばんは。

 

チケット、ファンクラブ登録、ポスターやチラシ、ユニフォーム、タオルマフラーなどなど、全てが遅れています。

本日、フロントに確認したのですが、来週の月曜より順次リリースが出るようです。

ただし、チケットなどは試合会場での受け渡しになったり、グッズの一部は開幕戦に間に合わないものもあるようです(詳細不明)。

 

また、開幕戦の集客に向けて、「ポスター大作戦」なども考えていたのですが、そんなことですので、こちらも間に合いません。

 

カニシが謝ることではないのかもしれませんが、

新体制の最初の一歩目が遅れてしまい、楽しみにしていたたくさんの方にご迷惑をおかけして、大変申し訳ありません。

 

新体制への急激な移行に伴う引継ぎや、担当フロントの人員配置など、全く十分でないことが原因と思います。

サポーターの仲間がチームの事務所を通りかがったところ、日付が変わるころまで電気が付いていて作業をしていたようです。

遅れていることの言い訳にはできませんが、フロントも一生懸命頑張っているようです。

 

みなさん、申し訳ありません。

遅れてごめんなさい。

軌道に乗ったら、必ず良いものができるはずです。

もうしばらくお待ちください。

 

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本日は、大阪学院大学さんと練習試合が行われました。

大阪まで、25人くらいのサポーターが観戦に来ていました。

ちょっと多くてビックリです。

 

ほとんどのサポーターは知らないかもしれませんが、大阪学院大学と言えば、10年ほど前に鈴鹿で大活躍した村田雅則選手の母校です。

村田選手~。元気かい?

 

会場はスタンドなどありませんが、大阪学院大学の方がベンチを設置していただき、とても良い環境で観戦させていただきました。

ありがとうございます。

 

さて、リーグ開幕戦まであと1週間。

そろそろ開幕スタメンも見えてきます。

が!ナカニシのブログでは練習試合の内容は書きません。

でも、言いたくて仕方ないので、ナカニシ眼に捉えた今日の感想5点です。

 

1点目。「今日は良い」ではない「今日も良い」。見事!萩原大河(13)

 

2点目。強い!早い!1対1最強伝説!。奮闘!藤山恭輔(25)

 

3点目。疾風怒濤の突進が止まらない。前進!桑原海人(7)

 

4点目。今日も今日とてサポーターの目を奪う。豪胆!濱名真央(21)

 

5点目。ゴールキーパーは守備だけじゃない。一閃!平吹楽(30)

 

大阪学院大学は選手個々の能力が高く、相当強かったです。

開幕前に良い練習試合ができました。

 

大阪学院大学のみなさん、ありがとうございました。

今シーズンのご健闘を祈っております。

 

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本日の練習試合時に、サポーターと話をしていました。

 

最近のサポーターの話題は、YouTubeの事が多いです。

選手の配信している、kiikやランクルFC

そして、サポーター女子のやっているA&A'sなどです。

(kiik)

kiik lienéternel - YouTube

ランクルFC)

ランクルFC - YouTube

(A&A's)

A&A's - YouTube

このYouTubeに関してナカニシは大賛成、大感謝、大応援です。

 

このYouTubeを選手たちがどんな気持ちでやっているか考えてみてください。

アトレチコ鈴鹿クラブという耳慣れないチーム。

新入団選手がどんな選手かもわからない状況。

たくさんの人にチームの事を知って欲しい。

たくさんの人に試合に来て欲しい。

・・・いろいろな想いの結晶だと思います。

 

コロナの時期に、岩脇力哉選手のしていたインスタライブも、チームや新入団選手の事を知って欲しいという想いから始まったものでした。

 

そんな中で、ナカニシが思っていたことがあります。

それが「鈴ランblog(すずらんぶろぐ)」です。

FC鈴鹿ランポーレ『鈴ランblog』 (ameblo.jp)

これは、もう15年近く前に、無名の中の無名だったFC鈴鹿ランポーレの選手たちが、チームのことや、選手の事を知ってもらいたくて始めたブログです。

ふざけているように見えますが、当時の選手たちは一生懸命にチームの宣伝をして、1人でも観客を増やそうと活動していました。

 

試合を見に来てもらうためには、試合会場に足を運んでもらわねばなりません。

それは、決して簡単なことではありません。

 

そんな中で、YouTubeという媒体を使い、まずネット上で興味を持ってもらうというのは、チームの盛り上げ方のひとつではないかと思っています。

YouTubeで試合を見た人、YouTubeで選手たちの普段の姿を見た人が、少しでもチームに興味を持ってもらえたら、そして試合会場に来てくれたら・・・

本当に嬉しいことです。

 

ということで、ナカニシは選手たちのYouTubeを応援しています。

ご覧いただいた方は、ぜひチャンネル登録と高評価と拡散をお願いします。

 

みんな~配信がんばって~。

更新を楽しみにしています。

 

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毎夜、毎夜、横断幕のミシン縫いとペンキ塗りをしています。

アウェイ用の選手の小断幕、そして17mの大横断幕です。

カニシの準備は着々と進んでいます(いや、ちょっと遅れてるかも)。

 

練習試合は見ているだけです。

だけど、公式戦は共に戦います。

開幕戦から、100%のバリバリの全力応援をします。

 

さあ、アゲていきましょう。

 

みなさん、アトレチコ鈴鹿クラブをよろしくお願いします。

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第1節 3月10日13:00 対 ヴェルスパ大分@レゾナックA

JFL第2節 3月17日 13:00 対 レイラック滋賀@三交スポーツの杜

JFL第3節 3月24日13:00 対 ティアモ枚方たまゆら陸上競技

 

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サポーターズミーティングへのご参加ありがとうございました

みなさん、こんばんは。

 

サポーターズミーティングの始まる前、ナカニシは三交スポーツの杜の体育館にいました。フットサルの試合を見るためです。

体育館で試合をするのは・・・ヴェルデラッソ松阪というチームです。

 

このチームには、2014・2015シーズンに鈴鹿で活躍した鈴木雄太選手が所属しているのです(ナカニシも最近知った)。

鈴木雄太選手は、鈴鹿を退団後に海外サッカーで活躍していましたが、現在は日本に帰ってきているようです。

 

しかーし、鈴木雄太選手の試合開始は13時。サポーターズミーティング開始が13時30分と時間が被ってしまいます。

やむなく、ナカニシはウォーミングアップする鈴木雄太選手を見ながら、「がんばれー」と心のエールを送っていました。

※サポーターズミーティング終了後、ちゃんと再会しました。てへ。

 

時が流れていろいろ(ホントにいろいろ)変わっても、選手たちが鈴鹿で汗を流して全力でサッカーに取り組んでいたことに、なんの変わりもありません。

 

彼らの残した想いは、鈴鹿の地にちゃんと根付いています。

なっ!

 

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本日はアトレチコ鈴鹿クラブのサポーターズミーティングを行いました。

今シーズンの応援について、サポーターが熱く語り合う大事な会議です。

 

カニシは、だいたい30人くらいかな~、と思っていたのですが、60席の会議室がほぼ埋まる満員御礼のミーティングとなりました。

ありがたいです。

感謝。感謝。

めちゃめちゃたくさん話したので、内容の詳細は割愛しますが、こんな話をしました。

1 情報共有

2 サポーター組織について(VictoryCrossとは?)

3 サポーター活動について(コール、横断幕、フラッグ)

4 ボランティアスタッフについて

5 チームへのお願い

6 楽しく応援しよう

7 SNS等の情報発信の注意

 

だいたいこんな内容です。

約1時間、しゃべり倒しましたので、一言一句覚えている訳ではありませんが、詳細を知りたい方が見えましたら、試合会場などでナカニシか、大山代表(班長)まで、お問い合わせください。

 

サポーターズミーティングと合わせて、昨年の会計帳簿の確認もお願いしました。

昨シーズンは、みなさんのご寄付をいただき平治煎餅さんからお土産を多数購入していますので、その会計報告も行いました。

また、今シーズンのアウェイ時に持参する際の「お土産代」についても、22,185円のご寄付をいただきました。

ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

アウェイ時のお土産代の寄付については、これ以降も絶賛受け付けています。

試合会場などで、ナカニシにお声がけください。

 

サポーターズミーティングでは、いくつかのご意見をいただきました。

その中でも、今後継続して考えていきたいのは「距離感」です。

サポーターがSNS等に情報をアップすることでチームに迷惑をかけたり、選手との距離が近すぎて選手の負担になったり、いわゆる「距離感」や「線引き」に関してご意見をいただきました。

この点に関しては、どこまでがOKで、どこからがNGかというと、一概に決めにくいところです。

選手とサポーターの関係性(千差万別)というだけでなく、職場の人とか、個人的な付き合い等もありますので、現場では判断が難しい部分です。

以前、三浦知良選手がいた時と比べてもセキュリティは違いますし、斎藤新監督の意向も影響してくると思います。

この件に関しては〇✕が難しいので、ナカニシからもチームと相談して、ルールの確認を行っていきます。

 

サポーターとして、たくさんの観客の方たちの「お手本?」というと言い過ぎかもしれませんが、いろいろなルールについては、率先してきっちり守っていきたいと思います。

 

また、SNSというツールの怖さと、その影響についての話もしました。

SNSの投稿ひとつで、人を傷つけたり、応援の気持ちを冷ましたりします。

逆に楽しい発信で、アトレチコ鈴鹿クラブに興味を持ってもらうこともあります。

SNSは便利なものではありますが、使用には注意するよう、みんなに話しました。

 

サポーターズミーティングを締めた後、参加者特典?のナカニシの新入団選手紹介講演会を行いました。

(こちらの方が、みんなワクワクしてた気がする・・・)

カニシの見た新入団選手の印象ですので、もちろん詳細は書けませんが、一言で言うならば、「乞うご期待ください」ですね。

 

サポーターズミーティングにご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

サポーターズミーティングに参加できなかったみなさん、またスタンドでお会いしましょう。

今シーズンも、サポーターは元気に楽しく応援していきます。

 

アトレチコ鈴鹿クラブを愛する全てのみなさん、今後ともよろしくお願いします。

 

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話はコロッと変わりますが、

今日の早朝、だいたい7時ごろからナカニシはとある倉庫にいました。

何をしていたかというと、新断幕の作成です。

 

昨年までは、オーナーが変わるとチームカラーも変わるかもしれないので、大断幕の作成をストップしていました。

 

そして今シーズン、ありがたいことに、鈴鹿は引き続き緑と青がチームカラーとなりましたので、緑と青の布を40mも購入して、大断幕を作り始めています。

ちなみに、サイズが大きすぎてアウェイには持っていけません。

お披露目の時をお待ちください。

 

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来週からは、2次キャンプが始まります。

カニシの見た感じ、ここまでチームは順調に来ていると思います。

ここから、斎藤登新監督がどのような采配を取るのか?

果たして、予想が難解すぎる開幕スタメンをどう選ぶのか?

開幕が楽しみです。選手たちには期待しかありません。

 

しかし、フロントの混乱は続いています。

まだ、新体制となってから間もなく、いろいろ不具合もあります。

スタッフもがんばっていますが、絶対的に人手が不足しています。

いろいろな事が遅れていますし、ユニフォームなどの販売もまだです。

 

サポーターズミーティングではその話も出ました。

カニシも改善のための話を、フロントとしています。

 

でも。

今はキツイけど。

不具合も多いけど。

カッコよく空を飛ぶんじゃなくて、地に足をつけて一歩一歩進んでいきましょう。

泥に汚れるかもしれませんが、根を張るには足を地につけるしかありません。

 

今日より明日。

今年より来年。

一つ一つガッチリと積み上げて、必ず良くしていきましょう。

 

大丈夫。

大丈夫。

何度でも立ち上がります。

そのたびに強くなります。

 

みなさん、アトレチコ鈴鹿クラブをよろしくお願いします。

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第1節 3月10日13:00 対 ヴェルスパ大分@レゾナックA

JFL第2節 3月17日 13:00 対 レイラック滋賀@三交スポーツの杜

JFL第3節 3月24日13:00 対 ティアモ枚方たまゆら陸上競技

 

キックオフパーティとサポーターズミーティング

みなさん、こんばんは。

 

今日のブログを書くにあたりまして、まず最初に2月17日に監督を辞任された三浦泰年監督に、感謝を申し上げたいと思います。

監督、2年半、お世話になりました。

ありがとうございました。

 

今後も、ナカニシは鈴鹿で汗を流す選手たちの応援をしっかりとやっていきます。

 

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昨夜、アトレチコ鈴鹿クラブとして初の公式行事、キックオフパーティが開催されました。

参加いただいた全てのみなさん、ありがとうございました。

そして、準備をしていただいたスタッフ、関係者のみなさん、ありがとうございました。

 

正直に申しまして、ナカニシの想像していた約10倍は盛大でした。

国会議員、県会議員、市議会議員、たくさんのスポンサー、もっとたくさんの支援者のみなさん、スポーツ協会関係者、サッカー協会関係者、VictoryCross顧問、サポーターのみんな・・・。

開始時点ではナカニシの目測で250人ほどだったと思います(その後もうちょっと増えてた)。

ビックリしました!凄い!

 

選手たちと歓談できる時間もあり、ナカニシはとても楽しかったです。

選手たちは、前日の監督辞任により、もっと混乱しているかと思いましたが、サッカー選手としてしっかりと礼儀正しくサポーターに接してくれていました。

うちの選手たちは大丈夫です。

(うちの選手たちは最高です)

 

そしてなんと、後任の監督が挨拶をされていました。

斎藤登(サイトウノボル)新監督、チームと選手たちをよろしくお願いします。

 

オーナーの話、国会議員の方の話、サッカー協会の方の話、監督の話、スポンサーの方の話、などなど

みんなそれぞれに良い話でした。

なんかもう普通に良くて、(波乱が通常状態の)ナカニシは不安になるほどでした。

 

最後の集合写真が、チームや選手からネットにアップされていますが、この舞台に上がり切れず、カメラの後ろで見ている人やスマホ撮影している人が山ほどいます(あと写真に写るのが恥ずかしかったみたい)。

 

たくさんの人が、アトレチコ鈴鹿クラブを支えてくれています。

 

感謝感謝の夜でした。

 

みなさんありがとうございました。

 

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そんな中で、鈴鹿に新入団情報がありました。

 

人見拓哉(ヒトミタクヤ)背番号19 FW 身長/体重 175cm/66kg

 

そして、キックオフパーティのパンフレットには、さらに2人の選手が紹介されていました。

 

菅野佳陽(カンノヨシアキ)背番号20 GK

森田夢生(モリタイブキ)背番号26 右SB

 

菅野選手はトライアウトからの合格、森田選手は練習生からの入団です。

おそらく森田選手がチーム最年少になると思います。

 

人見!、菅野!、森田!

がんばれーーーーー!!!

 

現在の所属選手です。☆が新入団です。

おそらく、この布陣で開幕に突入だと思います。たぶん。

 

GK:☆出口貴也(1)、☆菅野佳陽(20)、平吹楽(30)

CB:中村俊貴(2)、山下宇一(3)、☆庄司景翔(4)、平出涼(5)、☆藤武剛(15)

右SDF:萩原大河(13)、石川竣祐(18)、藤山恭輔(25)、☆森田夢生(26)

左SDF:桑原海人(7)、☆堀江貴大(16)

CMF・DMF:小野寺亮太(6)、有馬和希(8)、前田柊(28)☆関知哉(23)

OMF:中村健人(10)、鈴木翔太(14)、☆濱名真央(21)、☆北原大奨(17)

FW:☆福元友哉(9)、☆人見拓哉(19)、三好辰典(22)、☆熊谷誠也(24)、三宅海斗(27)、

 

27人の精鋭たちです。

みんながんばれ!

 

カニシは30倍のパワーで応援します(当社比)。

 

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そして、キックオフパーティの翌日は、京都産業大学さんと練習試合でした。

 

近所のコイン駐車場に車を入れて、グラウンドまでの急な坂道を登り(びっくりするほど急な坂道だった)、綺麗な人工芝のグラウンドで試合をさせていただきました。

 

京都産業大学さんは、関西リーグでも特に強豪の名門です。

そして、そのサッカー部を率いるのは、2016年シーズンの鈴鹿の中心選手だった、吉川拓也監督です。

元気に大学生を指導する吉川監督(元選手)に会えて、ナカニシも嬉しかったです。

吉川監督、頑張ってください。

 

この試合も、練習試合ですので、ナカニシはフォーメーションや内容は書きません。

なので、厳選の5点のみ感想を書きます。

 

1点目。平出涼(5)最高。そこには平出がいるんだよ。

 

2点目。虎になった萩原大河(18)。恐るべし!そして見るべし!

 

3点目。人見拓哉(19)のプレイを始めて見た。なにこれウマッ!上手い!

 

4点目。三好辰典(22)とても良い。凄く良いぞ。焦らずに。大丈夫!

 

5点目。熊谷誠也(24)は何にも悪くないよ。OKOK!

 

鈴鹿のコーチからの元気な声が、選手たちに良く届いていました。

神の声です。素晴らしかったです。

 

選手たちもバリバリの元気です。

元気過ぎるぐらいです。

 

この試合の得点シーンでナカニシは白飯が食べられます。

それほど良い内容でした。

 

本当は全力でブログを書きたいのですが書けないので、この京都産業大学のマッチレポート講演会は、日曜日のサポーターズミーティング時にさせていただきます。

 

京都産業大学さん、練習試合ありがとうございました。

 

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今週の日曜日は、サポーターズミーティングです。

 

「2024VictoryCrossサポーターズミーティング」

日時:令和6年2月25日(日) 13時30分から

場所:三交スポーツの杜鈴鹿のメインスタンド第一会議室

内容:チャント、横断幕、遠征、情報共有などなど。

参加:だれでも参加大歓迎

第一会議室は、正面入り口を入って左側です。

(ナカニシの手作りの看板立てています。)

ぜひ、みんなで応援を盛り上げていきましょう。

ご参加お待ちしています。

よろしくお願いします。

 

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開幕戦に向けて、横断幕を作っています。

先日、名古屋の大塚屋さんで、40mの青と緑の布を買いました。

さてこれがどうなることでしょう?

 

雨の湿気で思うようにペンキが乾かず、ちょっと焦っているナカニシでした。

 

サポーターは楽しい!

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第1節 3月10日13:00 対 ヴェルスパ大分@レゾナックA

JFL第2節 3月17日 13:00 対 レイラック滋賀@三交スポーツの杜

JFL第3節 3月24日13:00 対 ティアモ枚方たまゆら陸上競技

 

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(おしらせ)

「2024VictoryCrossサポーターズミーティング」

日時:令和6年2月25日(日) 13時30分から

場所:三交スポーツの杜鈴鹿のメインスタンド第一会議室

内容:チャント、横断幕、遠征、情報共有などなど。

参加:だれでも参加大歓迎

 

練習試合 対 ソニー仙台

みなさん、こんばんは。

 

今日は、45分4本(90分の試合を2試合分)のトレーニングマッチを見ました。

プレイ時間は約180分。

体感の時間として長かったです。

でも、その間、ナカニシはずっとワクワクしていました。

「楽しくて仕方がない!」

 

今年からアトレチコ鈴鹿クラブと言う名になりましたが、チーム名が変わって、過去の苦労が全部無くなったわけではありません。

ここまで、山あり谷ありでしたが、確実に「谷」の方が多かったように思います。

何度も何度も、谷底に叩きつけられました・・・。

 

これからも山も谷もあるでしょう。たぶん。

いろんな事が起きるでしょう。たぶん。

でも、ナカニシはこれまでどおり、鈴鹿の地で汗と涙を流す選手たちと共にありたいと思います。

その部分は、たった唯一のナカニシの変わらない矜持(プライド)です。

 

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鈴鹿を退団した選手の移籍先が決まりました。

 

川﨑大翔選手がレイジェンド滋賀に移籍しました。

川﨑大翔選手 移籍先決定のお知らせ | ATLETICO SUZUKA CLUB (atletico-suzuka.com)

レイジェンド滋賀と言えば、ナカニシの「心のbrother太鼓師」がコールリードをしていたチームです。

また、2012年末の鈴鹿の選手大量退団の際にも、たくさんの選手がレイジェンドに移籍した縁のあるチームです。

レイジェンドのみなさん、サポーターのみなさん、川﨑選手をよろしくお願いします。

キレキレの左とスピードを持つ素晴らしい選手です。

サッカーテニスでナカニシに圧勝するテクニックもあります。

川﨑選手、頑張ってください。鈴鹿から応援しています。

 

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そして、ついに新入団選手が発表されました。

 

北原大奨(キタハラダイスケ)FW 身長/体重 178cm/66kg

関知哉(セキトモヤ)MF 身長/体重 167cm/66kg

 

北原選手と関選手は、トライアウト1次合格者です。

鈴鹿を選んでいただき、そして鈴鹿に入団してくれてありがとうございます。

 

北原選手、関選手、ようこそ鈴鹿へ。

全力で応援します。共に頑張りましょう。

 

 

未発表も含む、現在の所属選手です。☆が新入団です。

 

GK:☆出口貴也(1)、平吹楽(30)

CB:中村俊貴(2)、山下宇一(3)、☆庄司景翔(4)、平出涼(5)、☆藤武剛(15)

右SDF:萩原大河(13)、石川竣祐(18)、藤山恭輔(25)

左SDF:桑原海人(7)、☆堀江貴大(16)

CMF・DMF:小野寺亮太(6)、有馬和希(8)、前田柊(28)☆関知哉(23)

OMF:中村健人(10)、鈴木翔太(14)、☆濱名真央(21)、☆北原大奨(17)

FW:☆福元友哉(9)、☆未発表(19)三好辰典(22)、☆熊谷誠也(24)、三宅海斗(27)、

 

現在25人です(未発表含む)。

たぶん、あと何人か入団すると思います。

みんながんばれ!

 

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さーて!

本日は、ソニー仙台との練習試合でした。

現地に到着して、鈴鹿サポーターが一番ざわめいたのは、この芝!

これ人口芝じゃなくて、本物の芝。

それが、あっちにもこっちにもグラウンドに敷き詰めてあります。

さらに、ゴールキーパー前も全く荒れていなくて・・・

なんじゃここは!!!

異世界に転生したのか!!!

それほどサッカーの環境が整っていました。

Jグリーン。凄い。凄すぎる。

1面で良いので、鈴鹿にいただけないでしょうか?

 

ソニー仙台さんはここでキャンプをしていたそうです。

かなり良い仕上がりのように見えました。

 

練習試合なので、フォーメーション、メンバー、内容は書きません。

恒例のナカニシの感想5点です。

 

1点目。濱名真央(21)・・・恐るべし!!!

 

2点目。トップ下の中村健人(10)はキラキラしている。やっぱり最高。

 

3点目。萩原大河(13)の動きに注目。良いぞ良いぞ!

 

4点目。桑原海人(7)のゴラッソ。ナカニシの目に光るものが。

 

5点目。みんな良い。スタメンの予想が難しすぎるよね?

 

カニシの感想ですが、今シーズンの練習試合の中では、一番収穫があったのではないかと思います。

課題も修正点もたくさん出たことと思います。

ナイス練習試合でした。

 

ソニー仙台さん、良い会場で試合させていただきありがとうございました。

公式戦での対戦を楽しみにしています。

ちなみに、ソニー仙台の17番の選手は、大学サッカー部の監督で元鈴鹿冨士祐樹さんの教え子とのことです。

冨士監督、あなたの指導した選手は元気に頑張ってましたよ。

サッカーが人と人とを繋いでくれますね。

 

 

そして、ナカニシは今日の選手たちの頑張りを、ブログに書きたくて仕方がありません。

その発散できないモヤモヤが溜まっているので、明日はkiikカフェで今日の試合の事をしゃべり倒します。

12時30分に行きますので、お時間ある方はぜひkiikカフェへ。

 

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今日、Jグリーンで三重高校の徳地監督と偶然会いました。

徳地監督は、現役時代に鈴鹿でプレイした名ボランチです。

 

徳地監督に聞かれました。

「ナカニシさん、サポーター何年目ですか?」

 

カニシは今シーズンで鈴鹿サポーター16年目です。

でも、16年が長いと感じたことは一度もありません。

16回目の1年目。そんな感じです。

 

どんな時も(ドン・ドン)、俺らはここに(ドン・ドン)。

さあ前を向いて走れ鈴鹿

夢の先へ。ラーララーラララー。

 

ではまた。

 

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(今後の試合)

JFL第1節 3月10日13:00 対 ヴェルスパ大分@レゾナックA

JFL第2節 3月17日 13:00 対 レイラック滋賀@三交スポーツの杜

JFL第3節 3月24日13:00 対 ティアモ枚方たまゆら陸上競技

 

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(おしらせ)

「2024VictoryCrossサポーターズミーティング」

日時:令和6年2月25日(日) 13時30分から

場所:三交スポーツの杜鈴鹿のメインスタンド第一会議室

内容:チャント、横断幕、遠征、情報共有などなど。

参加:だれでも参加大歓迎

 

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